【旅タイプ別】歴史、風景、食…どれが大事?好きを満たすオススメ観光地はここ

”好き”は元気の源です。”好き”を満たすには、日常のしがらみから離れ、自分の心のままに赴ける「旅」が一番です。さあ、大変な時期を乗り越えた今だから、”好き”をリチャージしに行きませんか?歴史、風景、グルメ…色々な”好き”があるけれど、その全てが揃うのが、山形です。

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この記事の目次

見どころがたくさん。4エリアから成る、風光明媚な山形の魅力

aumo編集部
ぶしつけな問いかけですが、「旅」って、あなたにとってどんな存在ですか?
非日常、気分転換、冒険、余暇…etc.
きっといろんな答えがありますが、自らの意思で旅をする限りは一様に、あなたが”歓迎するもの”であることに変わりはないと思うのです。

つまり、旅=好き。

そんな図式が成り立つのなら、旅行は自分の”好き”を満たす土地に行くのが一番です。
ところが、誰かと旅に出る際、両者の”好き”が一致するとは限りません。
だからこそ、人は様々な”好き”がまんべんなく揃う観光地に惹かれるのでしょう。
東京から北に約300km。
東北地方の日本海側に位置するここ山形県も、あまり知られていませんが実は、4エリアにわたって食・文化・景色のすべてが揃う、愛すべき観光地です。

かの俳人・松尾芭蕉は、「奥の細道」の全行程のほぼ1/3をこの山形県で過ごしたというのだから、その魅力は推して知るべし。

“母なる川 最上川”の源流部であり、温泉に恵まれた「置賜(おきたま)」
月山、蔵王、朝日連峰などの美しい山々に囲まれ、歴史の地「村山(むらやま)」
もっとも豊かな森林地帯の「最上(もがみ)」
広大な平野と新鮮な魚介が自慢の「庄内(しょうない)」

さあ、あなたの”好き”は、どのエリアにありますか?
大切な人と”好き”を満たす旅に、出てみてはいかがでしょう。

”歴史好き”なあなたへ。オススメは、悠久の時へと旅する山形

大正ロマンの薫りを感じる「文翔館」(村山地域)

aumo編集部
歴史好きの方にオススメしたい最初のスポットは、建物が完成した1916年から1975年まで、山形県県庁舎及び県会議事堂として使われていた「文翔館」
英国近世復興様式を基調としたこの美しい建物は、大正を代表する建築のひとつとして国の重要文化財に指定され、1986年からおよそ10年の歳月をかけて保存修復工事が行われたのだそう。
aumo編集部
▲手すりの細部まで装飾の施された中央階段
aumo編集部
▲当時は講堂の役割を果たしていたという正庁
内部は、まるで大正へタイムスリップしたかのような壮麗な雰囲気。
上に紹介したほか、警察部長室や知事室も一般公開されており、当時は限られた人しか立ち入れなかった県の重要機関の空気を肌で感じることができます。

歴史好きはもちろん、建築好きでも垂涎もののスポットと言えそう。
aumo編集部
もちろん、文化振興の目的で公開された「山形県郷土館」らしく、資料や展示から学べるコーナーも。
「銀行出納係」(旧会計課)では、当時のデスクワークを人形によって再現しており、現代人にとっては新鮮なインパクト。
aumo編集部
「山形の文学」(旧会計課)では、山形出身の作家にまつわる展示が。
近代短歌の歌人・斎藤茂吉や時代小説の匠・藤沢周平などの豪華な顔ぶれに、じっくり足を留めて読みたくなるはず。

芭蕉の句の舞台ともなった『立石寺』(村山地域)

aumo編集部
続いての歴史的スポットは、悪縁切りで有名な山形市の『立石寺(りっしゃくじ)』
860年に清和天皇の勅願により慈覚大師が開いた天台宗のお寺で、なんと、かの有名な松尾芭蕉の俳句「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の舞台ともなった場所なのだとか。
aumo編集部
▲夏には苔むす「せみ塚」も、冬には一面雪化粧
aumo編集部
『立石寺』の階段は、全1,015段。
”山寺”の呼び名通り、山内全体に多数のお堂が建てられているため、拝観がてら絶景を望むことができます。
上の写真は、”書写の法華経を奉納するお堂”である「納経堂」。

ぽつんと崖の上に佇む姿が、なんともドラマチックです。
aumo編集部
山頂付近に位置する「五大堂」から眼下を見渡せば、この吸い込まれそうなほどに美しい里山の風景が。
深呼吸すれば、自分という存在が山形の自然に溶け込んでいくような錯覚を得られるはず。

幕末から明治の変遷を感じる『旧鶴岡警察署庁舎(致道博物館)』(庄内地域)

旧鶴岡警察署庁舎
日本がグローバル化を遂げる幕末から明治初期にかけ、”日本人の大工や左官職人が見よう見まねで建てた西洋風の建築物”を「擬洋風建築(ぎようふうけんちく)」と言いますが、鶴岡市にある『旧鶴岡警察署庁舎(致道博物館)』もそのうちのひとつ。

この建物は、近代の黎明期となる1884年、初代山形県令・三島通庸の命により、明治新政府の威容を示すために建築されました。
車寄せやベランダ、上げ下げ窓といった外観に洋式建築が認められる一方で、よく見れば屋根の破風妻飾りなど日本独自の意匠も混在しており、この時代ならではの和洋折衷を見て取ることができます。

戦国ファンなら一度は巡礼したい『上杉神社』(置賜地域)

aumo編集部
戦国時代ファンお待ちかね!
こちらは、戦国最強の武将として呼び声高い上杉謙信を祀った『上杉神社』
米沢城本丸跡という立地や、境内の随所に見られる上杉氏ゆかりのモチーフ・展示物など、ファンにとっては思わず一日中滞在してしまいそうなほどに魅力の詰まったスポットでしょう。

一面銀世界のなか凛然とはためく毘龍旗は、上杉謙信が毘沙門天を厚く信仰していたことによる「毘」、合戦において全軍総攻撃を仕掛ける合図として不動明王を表す「龍」の軍旗を使っていたことによるものなのだとか。

モノクロ際立つ雪景色のほかにも、春・夏・秋とそれぞれ異なる趣があるので、ぜひお気に入りの風景を見つけてみて。
aumo編集部
▲神社境内の米沢城址。堀のある姿にかつての威光を見出すことができる
aumo編集部
▲向かって正面が本殿。1919年の米沢大火でほとんどが全焼したため、現在の建物は国からの援助金や市民の協力によって1923年に再建されたものだ

上杉家の遺品を中心として、武具や仏具、絵画などの重要文化財を展示した「上杉神社稽照殿」も敷地内に。
展示内容は時期によって異なりますが、運が良ければ、あの直江兼続が愛用したとされる「愛」の兜が見られるかも。
お目当ての資料がある場合は、参拝前に一度HPから確認をとってみてくださいね。

”写真好き”なあなたへ。オススメは、可愛い×のんびりが交差する山形

こんもりシルエットがまさに”トトロの木”『小杉の大杉』(最上地域)

最上郡鮭川村で観光客の視線を集めているのは、通称”トトロの木”と呼ばれる『小杉の大杉』
根回り6.3m、樹高約20m、枝張り17mと、目を見張るその大きさだけでなく、推定樹齢1000年(!)という御歳にも注目です。
手を広げ、一緒に写真を撮れば、まさに”隣のトトロ”感満載のファンタジックな一枚となるはず。

夫婦杉とも呼ばれ、縁結びや子宝にもご利益があるとされているそうなので、きちんと手を合わせても◎。

まるでタイムスリップしたかのような風情の『銀山温泉』(村山地域)

写真好きであれば、おそらくSNSで見かけることも多いであろう尾花沢市の『銀山温泉』
銀山川を挟んで木造建築の温泉旅館が立ち並ぶ景色は、ドラマ「おしん」のロケ地として使われたことをきっかけに人々の注目を集めました。
そもそもの歴史は、1689年に湯治場として開場したこと。1913年の大洪水により一度は街並みが壊滅したものの、見事に復興を果たし、現在の姿となりました。

盛衰を経てなお、静かに在り続ける銀山温泉の街並みは、誰しもがノスタルジーを感じる雰囲気。
雪のちらつく日にはまるでタイムスリップしたかのような錯覚が味わえます。時期を狙って、幻想的な一枚をカメラに収めてみてはいかが?

フォトジェニックなパフェが作れる『進化系さくらんぼ狩り』(村山地域)

山形を代表するフルーツと言えば”さくらんぼ”。
天童市の『王将果樹園』では、2021年6月平日、16時から「さくらんぼ&パフェワークショップ」を開催!自分で収穫したさくらんぼを使用し、オリジナルのパフェづくりに挑戦できちゃいます。
完成品を写真に撮ってSNSにアップすれば、山形旅のフォトジェニックな想い出に!

花の香る縁結び祈願『東北の伊勢熊野大社・薔薇の御朱印』(置賜地域)

熊野大社
バラ香る季節にぜひ訪れたいのが、”東北の伊勢”とも呼ばれる南陽市の『熊野大社』
隣接する『双松バラ園』と連動した特別企画によって、2021年6月1日から同年9月30日までの期間限定で”バラデザインの御朱印”を頒布するそう。
バラを愉しみながらの良縁祈願は、女子旅にもぴったり。お出かけの際は、”3羽すべて見つけると願いが叶う”と言われている本殿裏のうさぎも探してみてくださいね。

こんこんと湧き出るエメラルドグリーンの池『丸池様』(庄内地域)

最後にご紹介するフォトジェニックスポットは、飽海郡遊佐町(あくみぐんゆざまち)にある『丸池様(まるいけさま)』
ぽこぽこと絶え間なく水が湧き出るこの池は、見る角度によってエメラルドグリーンからグリーン、ブルー…といった風に、その色合いを微妙に変えていきます
動画で色合いの変化を撮ってもよし、写真で渾身の一枚を激写するもよし。
この機会に、水辺の絶景に思う存分癒やされて。

ちなみにこんないわれがあるそうなので、そっと池の中を覗いてみるのも面白いかもしれません。
”後三年の役で、鎌倉権五郎景正が敵に目を射抜かれ、三日三晩その敵を探し求め見事に討ち取ったあとにこの池で目を洗ったため、この池に住む魚は鎌倉景正に敬意を表してすべて片目であると言われています。”(山形庄内観光サイトより引用)

”グルメ好き”なあなたへ。オススメは、美食を掘り下げる山形

これを食べなきゃ始まらない!山形名物の『板そば』(全体)

そば処 庄司屋 本店
山形グルメの定番といえばまず、長い板の上に山盛りのそばを盛りつけた『板そば』
農業の共同作業後に分け合って食べた風習から誕生したのだそう。

江戸時代から続く山形市の老舗『そば処 庄司屋 本店』では、先祖伝来の手打ちそばの味を今でも守り続けています。
そば処 庄司屋 本店
目で楽しめるボリュームに、ひと口味わうごとに広がるそばの薫り、コシのある食感…。
普通のそばでは得られない、エンタメ感が満載です。

旅の仲間と膝を交えながら、ひとすすり。
思い出深いグルメのひとつになること間違いなし。

絶品・逸品・高級品!舌の上でとろけだす『米沢牛』(置賜地域)

aumo編集部
山形といえば、豊かな自然から採れた新鮮な食材。
肉だって、その例外ではありません。

米沢牛は、霜降りのきめ細やかさが自慢の山形産銘柄牛。
aumo編集部
米沢市の『米澤牛DINING べこや』では、古民家風の趣のなか、ステーキ、しゃぶしゃぶ、すき焼きといった絶品米沢牛グルメを堪能することができます。
aumo編集部
ぐつぐつと煮えたすき焼きから肉を取り出して卵に絡め、ぱくり。
脂の甘みが真っ先に溶けだし、後追いで肉の柔らかさ、割り下・卵液の濃厚な風味が口の中に広がります。

山形が誇る銘柄牛の味わいは、旅のハイライトになること必至。
忘れられない贅沢な時間となることでしょう。

実はワイン生産量第4位!お酒もたしなむなら『山形ワイン』 (全体)

aumo編集部
果物の名産地としても知られる山形。
日本のなかでも、ぶどうの生産量3位(2020年)、ワイン生産量第4位(2018年)とワイン産業が盛んなことはご存知でしたか?

そうときたら、試さずには帰れない!
お酒が飲めるグルメ好きさんは、東置賜郡高畠町の『高畠ワイナリー』での見学&テイスティングを旅プランに組み込んでみてはいかがでしょう。
aumo編集部
高畠町は、シャルドネ品種、デラウェア品種の出荷量が(市町村単位で)全国一位を誇る町
それらを使ってワインを生産する『高畠ワイナリー』もまた、国内外のコンクールで多数入賞するなど輝かしい成績を収めるワイナリーです。

店内には、オリジナルワインがずらりと並び、ワイン選びも会話の弾むアミューズメントに。
aumo編集部
迷った方は、人気No.1の「まほろばの貴婦人」を始めとするワイナリーオリジナルワイン6~8種類のなかから、気になった銘柄をテイスティング。
ワイン好きの方にはもちろん、初心者でも飲みやすいものが用意されているので、あれこれ飲み比べてみるのも楽しそうですね。

ちなみにドライバーやキッズ向けにはジュースの試飲もあるので、ひと安心。
aumo編集部
▲廊下からガラス越しに見える製造ライン。年間70万本ものワインがここで製造されるのだとか
また、ぶどう畑や製造ラインを見学することも可能。
食事のお供として普段何気なく愛飲しているワインが、どのように作られているのかを覗いてみても面白いかも。

行き帰りは『フジドリームエアラインズ』が快適&便利

aumo編集部
気になるのが、山形へのアクセス。
aumoとしてオススメなのが、名古屋から『フジドリームエアラインズ』を利用する方法です。

『フジドリームエアラインズ』は、名古屋(小牧)、静岡、神戸、福岡、松本を拠点に、全国17都市を小型ジェット旅客機で結ぶ地域航空会社。スムーズな地方間アクセスを提供してくれるエアラインなので、例えば名古屋名物をちょこっと楽しんだあとに、山形へ移動…なんていうちょっとした贅沢旅も可能。
aumo編集部
弾むようなポップな機体カラーに、機体カラーとヘッドカバーのカラーをリンクさせたという遊び心。
クルーの丁寧な接客。
『フジドリームエアラインズ』には、旅のはじまりとおわりを彩ってくれそうな気遣いが盛り沢山。

旅を快適に楽しめるよう、感染症対策も万全

とはいえ、「小型ジェット旅客機って”密”で危なそう…」と不安に感じた方もいるはず。

その心配は一切ご無用。
『フジドリームエアラインズ』では、空港はもちろん、機内でも徹底した感染症対策が講じられています。
ビニールカーテン設置・備品消毒されたチェックインカウンターを始めとして、チェックイン時の検温・手指の消毒・ソーシャルディスタンスの確保、
機内の細部に至るまでの消毒や、スタッフのマスク・手袋の着用…etc.
安心かつ快適な空の旅が提供できるよう、万全の体制が敷かれています。
特筆すべきは、高性能空気フィルターを用いた独自の換気システム
常に新鮮な空気が天井から流れ込み、古い空気は座席下へと排気されてゆくので、機内で循環してしまう心配はありません。
およそ3分間で機内のすべての空気が入れ替わるというから、これには驚き。

”好き”を満たして元気になろう。『フジドリームエアラインズ』で麗しの山形へ

aumo編集部
「いつもの旅先」から、「新しい旅先」へ。
山形には、誰もが笑顔になれるような”好き”がたくさん詰まっています。

さあ、大切な人を誘って、まだ見ぬ山形へ『フジドリームエアラインズ』で遊びに行きませんか?
”好き”を満たした分だけ、きっと元気になれるはず。

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※掲載されている情報は、2021年03月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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