限定5室の贅沢ヴィラ。四季彩るバリ×和モダンの『別邸 ラ・松廬』で休日ステイ
これは大変だ。人に教えたいような、本当は教えたくないような、そんなジレンマを感じるほどに魅力的なリゾートと出逢ってしまった。400㎡の広大な敷地に、平屋建ての客室、プール、ブロアバス、そして温泉露天風呂をも備えた贅沢なヴィラ。東京から約2時間でアクセスできるこの楽園に、休日トリップをしてきた。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
提供:ラ・松廬
この記事の目次
旅先でありながら、完全プライベート。
”ヴィラ”や”離れ”スタイルの宿を、かつてこれほどまでにありがたく思う時代があっただろうか。
ビーチリゾート巡りを趣味としていた筆者たち夫婦も、そのうちの一組。
「今まで通りの旅が難しくなった今、沖縄やハワイに代わる避密のリゾートはないだろうか」
探し求めた末に、見つけてしまったのだ。とっておきの贅沢ヴィラを。
そこは東京から約2時間の、風光明媚な鴨川市。
5邸限定の平屋建ての客室は、およそ400㎡の敷地に、ラグジュアリープール、ブロアバス、温泉露天風呂に庭園完備というラグジュアリーさ。
まさに”夢のような”おこもりステイを叶えてくれる空間で、非日常の休日を過ごしてきた。
”ヴィラ”や”離れ”スタイルの宿を、かつてこれほどまでにありがたく思う時代があっただろうか。
ビーチリゾート巡りを趣味としていた筆者たち夫婦も、そのうちの一組。
「今まで通りの旅が難しくなった今、沖縄やハワイに代わる避密のリゾートはないだろうか」
探し求めた末に、見つけてしまったのだ。とっておきの贅沢ヴィラを。
そこは東京から約2時間の、風光明媚な鴨川市。
5邸限定の平屋建ての客室は、およそ400㎡の敷地に、ラグジュアリープール、ブロアバス、温泉露天風呂に庭園完備というラグジュアリーさ。
まさに”夢のような”おこもりステイを叶えてくれる空間で、非日常の休日を過ごしてきた。
すみません、道に迷ってしまって。
そう告げたら、「分かりづらかったですよね。大丈夫でしたか?」と柔らかい笑顔でスタッフが迎え入れてくれた。
今回宿泊する『別邸 ラ・松廬(しょうろ)』は、一見しただけでは入口が分からない。
それもそのはず、ここは、大型温泉旅館『鴨川館』内を通ってしかアクセスすることのできない、完全プライベートな離れなのだ。
玄関で出迎えてくれたスタッフは、私のスーツケースを持ったまま、軽快な足取りで『鴨川館』のフロントを進んでいく。どこへ行くのだろう、と思った刹那、あっと声が出た。
意外な場所に、避密リゾートへのエントランスがあったからだ。
一歩足を踏み入れるとたちまち客の賑わいが消え、辺り一面が静謐に包まれた。
なるほど、ここが『別邸 ラ・松廬』のロビーか。
そう告げたら、「分かりづらかったですよね。大丈夫でしたか?」と柔らかい笑顔でスタッフが迎え入れてくれた。
今回宿泊する『別邸 ラ・松廬(しょうろ)』は、一見しただけでは入口が分からない。
それもそのはず、ここは、大型温泉旅館『鴨川館』内を通ってしかアクセスすることのできない、完全プライベートな離れなのだ。
玄関で出迎えてくれたスタッフは、私のスーツケースを持ったまま、軽快な足取りで『鴨川館』のフロントを進んでいく。どこへ行くのだろう、と思った刹那、あっと声が出た。
意外な場所に、避密リゾートへのエントランスがあったからだ。
一歩足を踏み入れるとたちまち客の賑わいが消え、辺り一面が静謐に包まれた。
なるほど、ここが『別邸 ラ・松廬』のロビーか。
オレンジとブラウンを基調にした、ぬくもりのあるロビー。
インテリアは軽妙なミッドセンチュリーモダン風でありながら、書斎さえ連想させる上質な空気に、思わず唸ってしまう。
空間デザインの美しさに舌を巻いているうちに、チェックインも完了。
インテリアは軽妙なミッドセンチュリーモダン風でありながら、書斎さえ連想させる上質な空気に、思わず唸ってしまう。
空間デザインの美しさに舌を巻いているうちに、チェックインも完了。
ロビーからエレベーターで下に降り、外に出てみると…そこに広がっていたのは、バリ風の屋根付き回廊。
「へえぇぇ…」
めくるめく空間七変化に圧倒されたのか、声にならない声を洩らす夫。
「へえぇぇ…」
めくるめく空間七変化に圧倒されたのか、声にならない声を洩らす夫。
「当館は瓦をデザインモチーフとして設計されているんです」とスタッフが教えてくれた通り、通路の傍らには瓦を使ったオブジェや照明が。
バリ風にも和風にも見える、多国籍な空間に気持ちがふわふわと浮き立ってくる。
まるで、このまま夢の中へと歩いていくよう。
バリ風にも和風にも見える、多国籍な空間に気持ちがふわふわと浮き立ってくる。
まるで、このまま夢の中へと歩いていくよう。
アプローチを十数歩進んだだろうか。
こちらになります、と案内されたのは、バリ風の門構えが”ザ・リゾート”な「花」。
(夏みかんが成ってんだけど…!えヤバいんだけど!)
今風に言うと「テンアゲ」となるのかもしれない。
予想外の光景に、在りし日のギャルが胸の中に蘇る。
こちらになります、と案内されたのは、バリ風の門構えが”ザ・リゾート”な「花」。
(夏みかんが成ってんだけど…!えヤバいんだけど!)
今風に言うと「テンアゲ」となるのかもしれない。
予想外の光景に、在りし日のギャルが胸の中に蘇る。
内なるギャルを諫めつつ、これは夏みかんですか?と聞くと、そうらしい。
「無農薬の天然物なので、自然の酸っぱさですが、食べることもできますよ」と気さくに笑いながら教えてくれた。ここに泊まるほどの客層が、もいで食べることはあるのだろうか(内なるギャルを持て余した筆者は別としても)。
「無農薬の天然物なので、自然の酸っぱさですが、食べることもできますよ」と気さくに笑いながら教えてくれた。ここに泊まるほどの客層が、もいで食べることはあるのだろうか(内なるギャルを持て余した筆者は別としても)。
ちなみにヴィラの玄関から門を振り返ると、こんな様子。
見る角度によって、バリっぽさ、いわば”バリ度”が変わるのが不思議だ。
見る角度によって、バリっぽさ、いわば”バリ度”が変わるのが不思議だ。
▲玄関の水盆からは、とぽとぽ…と心地よい水音が
鍵を差し込んで回したら、いよいよ今晩の客室とご対面。
全5室のヴィラは、それぞれに内装の趣が異なるのだとか。
さあ、いったいここにはどんな空間が待っているのだろう。
鍵を差し込んで回したら、いよいよ今晩の客室とご対面。
全5室のヴィラは、それぞれに内装の趣が異なるのだとか。
さあ、いったいここにはどんな空間が待っているのだろう。
ガチャリ、と音を立ててドアが開いた。
まず目に飛び込んできたのは、正面のプール。
(待って待って待ってプールなんだけど!ヤバいんだけど!!)
内なるギャルが私の肘を掴んで揺すり、これ見よとばかりに叫ぶ。
ギャルが表に出てこぬよう、細心の注意を払いながら感想を述べたら
「いややっぱり、プール付きってすごいですねえ」
となった。オトナって無難だ。
まず目に飛び込んできたのは、正面のプール。
(待って待って待ってプールなんだけど!ヤバいんだけど!!)
内なるギャルが私の肘を掴んで揺すり、これ見よとばかりに叫ぶ。
ギャルが表に出てこぬよう、細心の注意を払いながら感想を述べたら
「いややっぱり、プール付きってすごいですねえ」
となった。オトナって無難だ。
せっかくプールが見えているのだから、ここは室内の紹介を行う前に、プール含めた屋外設備の紹介からしたいと思う。このプールは、例年3月から海の日、秋分の日から成人の日の連休は温水プールとして加温される。
水深1.5m、全長5.5m×奥行き3.0mと2人客であれば申し分ない広さだ。
水深1.5m、全長5.5m×奥行き3.0mと2人客であれば申し分ない広さだ。
その奥には、バリ風ガーデンに挟まれたブロアバスが。
ガゼボの下、楽園のように咲き誇る花々を愛でながらのブロアバス。片手にお酒があったらなおのこと愉しいだろう。
ちなみにこことプールは、水着を着用する必要があるので、旅行バッグに真っ先に入れておくことをオススメする。
ガゼボの下、楽園のように咲き誇る花々を愛でながらのブロアバス。片手にお酒があったらなおのこと愉しいだろう。
ちなみにこことプールは、水着を着用する必要があるので、旅行バッグに真っ先に入れておくことをオススメする。
それでは室内に戻って、リビングの紹介から。
木組みの勾配天井が開放的なリビングは、全体的にバリ風インテリアでまとめられており、リゾート感満載!
天井に回るファンも、ラタンのひじ掛けの感触も、窓から見えるライトアップされたプールも、全てが非日常の極みである。
木組みの勾配天井が開放的なリビングは、全体的にバリ風インテリアでまとめられており、リゾート感満載!
天井に回るファンも、ラタンのひじ掛けの感触も、窓から見えるライトアップされたプールも、全てが非日常の極みである。
そして傍らには、高級宿お馴染みのミニバーカウンター!
電話・コンポ・iPad・メモ帳などもフル完備だ。
ちなみにコンポへのiPad接続ケーブルは、事前に申し出れば貸し出してくれるそう。
電話・コンポ・iPad・メモ帳などもフル完備だ。
ちなみにコンポへのiPad接続ケーブルは、事前に申し出れば貸し出してくれるそう。
▲カラフルなグラスとお酒のボトルが楽しげに並んで
こちらは4種のフレーバーを愉しむことができるネスプレッソマシン。
コーヒーブレイクが日々の日課になっている筆者たち夫婦にとっても、この設備はありがたい限り。
コーヒーブレイクが日々の日課になっている筆者たち夫婦にとっても、この設備はありがたい限り。
▲ソフトドリンク用の冷蔵庫は、どれを何本飲んでも無料
▲この冷蔵庫のペリエとアルコールは有料となっている(チェックアウト時会計)
ルームツアーに戻って、お次はリビング横の和室へ。
こちらの客室「花」の特徴は、全体をアジアンリゾートテイストで統一しながらも、和の要素をも融和させた”バリ風和モダン”。
リビングとひと続きに開放された和室であるけれども、見事に憩いの場として調和しているのだから、本当に「さすが」の一言に尽きる。
こちらの客室「花」の特徴は、全体をアジアンリゾートテイストで統一しながらも、和の要素をも融和させた”バリ風和モダン”。
リビングとひと続きに開放された和室であるけれども、見事に憩いの場として調和しているのだから、本当に「さすが」の一言に尽きる。
その証拠に、和室のかたわらには、ハイビスカスを模った置物。
おそらくはこんなディテールこそが、テイスト融和の秘密なのかもしれない。
おそらくはこんなディテールこそが、テイスト融和の秘密なのかもしれない。
和室を出てリビング奥へと進んでいった先には、照明がムーディに灯るベッドルーム。
高い天井からは天蓋が吊るされ、にわかにバリに来てしまったような錯覚に。
高い天井からは天蓋が吊るされ、にわかにバリに来てしまったような錯覚に。
▲ベッドは、寝返りをうっても余裕のありそうな特大サイズが嬉しい
景観を壊しがちな手荷物は、大きめのウォークインクローゼットにしまって。
これがまた、(表現は悪いが)学生時代に棲んでいたワンルームを思い起こさせるほど広いのだ。400㎡の贅沢を感じる。
ちなみに、右側のチェストには館内着(浴衣・丹前・作務衣・ガウン)、左側のラックにはバスローブが完備。
これがまた、(表現は悪いが)学生時代に棲んでいたワンルームを思い起こさせるほど広いのだ。400㎡の贅沢を感じる。
ちなみに、右側のチェストには館内着(浴衣・丹前・作務衣・ガウン)、左側のラックにはバスローブが完備。
▲筆者は浴衣スタイルをチョイス。足袋と和柄ポーチはお土産に頂いて良いそう
ベッドルームのさらに奥へと歩を進めると、パウダールームがお目見え。
4人同時に並んでもまだゆとりのありそうなビッグサイズに、目を見張る。
4人同時に並んでもまだゆとりのありそうなビッグサイズに、目を見張る。
▲タオル類はもちろん、ブラシ・歯ブラシ・シャワーキャップ・ボディータオル・スキンケアアイテム…といった充実のアメニティ
パウダールームの奥、つまりリビングからの最奥にはお待ちかねの温泉が!
洗い場は2つ分のシャワーが用意されており、夫婦やカップル、家族で入浴することができる。個室露天風呂付きの宿は数があっても、洗い場までこんなに広い宿はあまりないのではないだろうか。
洗い場は2つ分のシャワーが用意されており、夫婦やカップル、家族で入浴することができる。個室露天風呂付きの宿は数があっても、洗い場までこんなに広い宿はあまりないのではないだろうか。
▲アロマの香りに癒やされるシャンプー・トリートメントに、洗いあがりしっとりなボディーシャンプーまで
こちらが自家源泉の露天風呂。
温度調整が可能なので、ぬるめでゆっくり浸かってもよし、熱めで汗を流すもよし。
温度調整が可能なので、ぬるめでゆっくり浸かってもよし、熱めで汗を流すもよし。
▲ライトアップされた温泉は、ひときわアジアンリゾートの装い
ルームツアーを終えてリビングに戻ると、マジックアワーに浮かぶプールの、なんと美しいこと。さあ、間もなく夕食の時間だ。
部屋食なので、焦る必要もない。
リクライニングチェアに腰掛けて、しばしゆっくりして過ごそう。
部屋食なので、焦る必要もない。
リクライニングチェアに腰掛けて、しばしゆっくりして過ごそう。
約束の18時を回り、夕食があれよあれよという間に運ばれてきた。
スムーズにスピーディにセッティングが施され、和室が雰囲気の良いダイニングへと早変わり。
今夜は、千葉県産かずさ和牛のしゃぶしゃぶを中心としたメニューなのだそう。やったー!
スムーズにスピーディにセッティングが施され、和室が雰囲気の良いダイニングへと早変わり。
今夜は、千葉県産かずさ和牛のしゃぶしゃぶを中心としたメニューなのだそう。やったー!
▲見事な霜降りの「かずさ和牛」は、まさに隠れた絶品銘牛だ
久々のリゾート、しかも目の前には豪華な料理と美味しいお酒。
そうとなれば、気分が高揚しないはずはない。夫と二人、盛大に乾杯!
そうとなれば、気分が高揚しないはずはない。夫と二人、盛大に乾杯!
▲前菜は、里芋の木の芽、味噌田楽、姫サザエ磯煮、のど黒からなます、菜の花生ハム巻き、サーモン手毬寿司、からすみ大根
肉へと流行る気持ちを抑え、まずは前菜から。
のど黒からなますはシャキっとした食感の蓮根と、かす漬けされたのど黒のほのかな酸っぱさが、口の中で爽快なハーモニーを奏でる一品。
そのハズレのなさに、うんうんと頷きながら、菜の花生ハム巻きをパクリ。
途端に口の中で、やわらかあい、うすうい繊細な生ハムと、クリームチーズがとろけあう。
後に残った菜の花を味わえば、ほのかにクリーミーな味わいで”美味しい、これ”。思わず笑みがこぼれた。
肉へと流行る気持ちを抑え、まずは前菜から。
のど黒からなますはシャキっとした食感の蓮根と、かす漬けされたのど黒のほのかな酸っぱさが、口の中で爽快なハーモニーを奏でる一品。
そのハズレのなさに、うんうんと頷きながら、菜の花生ハム巻きをパクリ。
途端に口の中で、やわらかあい、うすうい繊細な生ハムと、クリームチーズがとろけあう。
後に残った菜の花を味わえば、ほのかにクリーミーな味わいで”美味しい、これ”。思わず笑みがこぼれた。
こちらは、サーモン手毬寿司。酸っぱい味を想像していたが、意外とお酢控えめのやわらかい味。春の空気をまとったようなふんわり柔らかい舌触りは、なんだか安心するなあ。
ほっこりしたのも束の間、続くからすみ大根のチーズのような食感にびっくり!噛みこむと、からすみがほろほろと砕け、塩辛さを残して消えていくのだ。なにこれ面白い!
会席の中では”前座”的位置づけの「前菜」だが、『ラ・松廬』のそれは食のエンターテイメントだ。
ほっこりしたのも束の間、続くからすみ大根のチーズのような食感にびっくり!噛みこむと、からすみがほろほろと砕け、塩辛さを残して消えていくのだ。なにこれ面白い!
会席の中では”前座”的位置づけの「前菜」だが、『ラ・松廬』のそれは食のエンターテイメントだ。
これは何だろう?ふたを開けてみると、好物の茶碗蒸しがお目見え。
ふるふると揺れるひとさじを口へ運んでうっとり。卵本来の味わいが引き立つ、シンプルな味付けだ。そうそう、こういう基本の茶碗蒸しが一番美味しいのだ。
さらに、金目鯛の塩焼きを大根おろしとともにひと口。大根おろしの甘みを乗せたやわらかな身が、舌の上でほどけていった。
なんだかもう、クライマックスを迎えてしまった感があるな、こりゃ。
ふるふると揺れるひとさじを口へ運んでうっとり。卵本来の味わいが引き立つ、シンプルな味付けだ。そうそう、こういう基本の茶碗蒸しが一番美味しいのだ。
さらに、金目鯛の塩焼きを大根おろしとともにひと口。大根おろしの甘みを乗せたやわらかな身が、舌の上でほどけていった。
なんだかもう、クライマックスを迎えてしまった感があるな、こりゃ。
「何言ってんの、しゃぶしゃぶ食べないと」
見上げれば、夫はいよいよメインへと手を伸ばしている。
見上げれば、夫はいよいよメインへと手を伸ばしている。
お肉をしゃぶしゃぶ、しゃぶしゃぶ。
たちまち色が変化して…
たちまち色が変化して…
筆者のお皿に投入!(夫よ、グッジョブ!)
やっぱりひと口目はたっぷりたれをつけていただきたい。
胡麻だれにこれでもかというほど肉をくぐらせ、パクリ!
「むあぁぁ」
自分史上、最高に変な声が出た。
まっさきにとろけ出す肉の甘み、絹のように柔らかい食感、酸味が効いた濃厚な胡麻だれ……ここが天国ですか?
胡麻だれにこれでもかというほど肉をくぐらせ、パクリ!
「むあぁぁ」
自分史上、最高に変な声が出た。
まっさきにとろけ出す肉の甘み、絹のように柔らかい食感、酸味が効いた濃厚な胡麻だれ……ここが天国ですか?
そんなに美味しいの?と後追いで実食した夫も、やはり悶絶。
「かずさ和牛」のポテンシャル、あなおそろしや。
じゃあじゃあ、ポン酢だれはどんな感じ!?心の急くままにいただいてみると
「むあぁぁあっ!」
自分史上、最高に変な声ランキングを更新した。
目の覚めるようなポン酢の酸っぱさと、肉の脂の甘みが絶好の相性なのである!
甲乙つけがたいが、筆者個人的には、僅差でポン酢推しだ。
「かずさ和牛」のポテンシャル、あなおそろしや。
じゃあじゃあ、ポン酢だれはどんな感じ!?心の急くままにいただいてみると
「むあぁぁあっ!」
自分史上、最高に変な声ランキングを更新した。
目の覚めるようなポン酢の酸っぱさと、肉の脂の甘みが絶好の相性なのである!
甲乙つけがたいが、筆者個人的には、僅差でポン酢推しだ。
しゃぶしゃぶを完食するころには、満腹以上の満腹。
いやはや、ごちそうさまでした。
これ以上はもう入らない、と思ったのも束の間、爽快なライムのゼリーはするりと胃袋へと落ちていった。
今度こそ、ごちそうさまでした。
いやはや、ごちそうさまでした。
これ以上はもう入らない、と思ったのも束の間、爽快なライムのゼリーはするりと胃袋へと落ちていった。
今度こそ、ごちそうさまでした。
ところでこのヴィラ、夜の雰囲気もさぞかし美しいに違いない。
そう思った筆者はひとり、先ほどのロビーまで散歩に出てみることに。
アプローチに出て後ろを振り返ると、この通り。
ライトアップされた石門とグリーンが、日中にもましてエキゾチックだ。
そう思った筆者はひとり、先ほどのロビーまで散歩に出てみることに。
アプローチに出て後ろを振り返ると、この通り。
ライトアップされた石門とグリーンが、日中にもましてエキゾチックだ。
エレベーターでロビーへと上がると、ひと際静謐をたたえた空間がお出迎え。
格子状の壁面には、本や雑誌がディスプレイされており、宿泊者専用のライブラリーとなっている。
格子状の壁面には、本や雑誌がディスプレイされており、宿泊者専用のライブラリーとなっている。
(やっぱり夜も綺麗だなあ)
一目惚れしたロビーは、夜の闇に浮かぶとことさらに美しい。
一目惚れしたロビーは、夜の闇に浮かぶとことさらに美しい。
満足のうちに夜散歩を終え、客室に戻ると、仕事の電話が一本入っていた。
こういうこともあろうかと、持参していたPCを開いてみたが、これが案外悪くない。どうせなら、気になっていたフレーバーのコーヒーとお菓子をお供に作業してみよう。
贅を尽くした空間においては、仕事さえ捗ることに気付いてしまった。
ひとしきり仕事を終えたあとの露天風呂も、また格別。
とっぷり熱めのお湯を愉しみながら、夜が更けてゆく。
身体が芯まで温まったら、今夜はゆっくり眠れそうだ。
こういうこともあろうかと、持参していたPCを開いてみたが、これが案外悪くない。どうせなら、気になっていたフレーバーのコーヒーとお菓子をお供に作業してみよう。
贅を尽くした空間においては、仕事さえ捗ることに気付いてしまった。
ひとしきり仕事を終えたあとの露天風呂も、また格別。
とっぷり熱めのお湯を愉しみながら、夜が更けてゆく。
身体が芯まで温まったら、今夜はゆっくり眠れそうだ。
翌朝は、少し晴れ間の覗く曇り空。
夜の間に雨が降ったらしく、庭が一面の光を放っている。
その光景に惹かれて、サンダルをつっかけ出てみると、ほら。
夜の間に雨が降ったらしく、庭が一面の光を放っている。
その光景に惹かれて、サンダルをつっかけ出てみると、ほら。
雨に打たれた極楽鳥花が、より一層みずみずしく、鮮やかに。
遅まきながら、たった今、このヴィラの名前の由来が分かった。
「花」が咲き乱れているからだ!(激遅)
遅まきながら、たった今、このヴィラの名前の由来が分かった。
「花」が咲き乱れているからだ!(激遅)
庭を愛で、リビングに戻ると、朝食の時間。
チェックイン時に選択していた通り、夫用の和朝食、筆者用のアメリカンブレックファストがテーブルに広がっていた。
チェックイン時に選択していた通り、夫用の和朝食、筆者用のアメリカンブレックファストがテーブルに広がっていた。
▲和朝食全景。ディナー?と思うほどの豪華さである
▲アメリカンブレックファスト全景。卵料理は、オムレツ・スクランブルエッグ・目玉焼きから1つを選択
スクランブルエッグにケチャップをたっぷりかけて、いただきます。
夕食が絶品ならやっぱり、朝食も絶品。
ひと口いただいただけなのに、幾重にも折り重なったミルフィーユのような舌触りが、長く残る。そして、やがて消えていく。
ジャーマンポテトのキメの粗い舌触りと好対照だ。これはどうだろう、と手を伸ばしたソーセージは、音が立つほどクリスピー&ジューシー!
文句のつけようがない朝食だ。
パリパリっと音を立ててパン・オ・ショコラを頬張りながら夫の顔を見ると、特製納豆をかけたごはんに舌鼓を打っているところだった。
夕食が絶品ならやっぱり、朝食も絶品。
ひと口いただいただけなのに、幾重にも折り重なったミルフィーユのような舌触りが、長く残る。そして、やがて消えていく。
ジャーマンポテトのキメの粗い舌触りと好対照だ。これはどうだろう、と手を伸ばしたソーセージは、音が立つほどクリスピー&ジューシー!
文句のつけようがない朝食だ。
パリパリっと音を立ててパン・オ・ショコラを頬張りながら夫の顔を見ると、特製納豆をかけたごはんに舌鼓を打っているところだった。
新鮮なフルーツをいただきながら自然、意識は旅の締めくくりへと向かう。
「また来ようよ」
「次はどのヴィラがいい?」
弾む会話は、旅の成功の証。
「また来ようよ」
「次はどのヴィラがいい?」
弾む会話は、旅の成功の証。
滞在時間が名残惜しくて、最後にプールに入った気分でパシャリ。
3月にもなればプールは加温されるので、房総半島の暖かい気候に恵まれれば、楽しめるのかもしれない。
とっておきの避密リゾート、見つけた。
3月にもなればプールは加温されるので、房総半島の暖かい気候に恵まれれば、楽しめるのかもしれない。
とっておきの避密リゾート、見つけた。
ハワイや沖縄まで行かなくとも、近くにこんな素敵なリゾートがあったなんて!
今までこの宿を知らなかった自分が悔しいほど、はたまた若くしてこの宿と出逢った人が羨ましいほど、至れり尽くせりの時間を過ごすことができた。
コンフィデンシャルの粋を極めた、避密のリゾート、教えたいような教えたくないような。この記事を見たからには、ぜひいつか、訪れてみてほしい。
またとない贅沢なひとときが過ごせるはずだから。
今までこの宿を知らなかった自分が悔しいほど、はたまた若くしてこの宿と出逢った人が羨ましいほど、至れり尽くせりの時間を過ごすことができた。
コンフィデンシャルの粋を極めた、避密のリゾート、教えたいような教えたくないような。この記事を見たからには、ぜひいつか、訪れてみてほしい。
またとない贅沢なひとときが過ごせるはずだから。
別邸 ラ・松廬
太海浜/ホテル
13件
13件
住所
〒296-0043 鴨川市西町1179番地
アクセス
JR外房線 安房鴨川駅から1980m JR内房線 安房鴨川駅から1980m
宿泊時間
15:00(IN) ~ 12:00(OUT)
極上の時が流れる大人の隠れ家
公式サイト
詳細を見る
外部サイトで見る
※料金は提携サイトから提示された参考価格です
価格表示について
価格は提携サイトから提示されたもので、2名1室1泊合計の宿泊料金を反映しています。 詳細については、提携サイトを参照してください。
- シェア
- ポスト
- 保存
※掲載されている情報は、2021年05月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。