『ホープス』で叶う理想の暮らし！10坪弱の土地でこだわりの住まいができるまで

東京都北区に暮らすAさん一家。夫婦と8歳の子ども、そして猫1匹という家族構成です。限られた10坪ほどの敷地を前に、「狭さ」「古さ」「これからの家族の暮らし」という3つの課題を見つめ直し、思い切って住まいの建て替えを決意しました。

選んだのは、3階建てのスキップフロア住宅（※1）。限られた土地でも開放感と暮らしやすさを両立できる提案で、Aさん自身も「思い描いていた以上だった」と語る住まいです。

ここからは、そんなAさん一家が“10坪弱の空間で理想の暮らしをどう実現したのか”、その体験談を詳しく紹介していきます（※2）。

※1：スキップフロアとは、1フロアの中に複数の床段差を持つ構造のこと
※1：“ホープス 公式HP”参照
※2：すべて個人の感想です

家づくりの始まりは、長年暮らしてきた私の実家で感じた“暮らしづらさ”でした。10坪にも満たない小さな土地に建つ家は、年月とともに少しずつ不便が増えていきました。

梅雨の時期にはカビのにおいが漂い、天井裏ではネズミやハクビシンの気配。さらに、洗濯機は1F、干す場所は3Fの屋上という動線で、将来的にこの暮らしを続けていくことに不安を感じていました。

家族が増え、暮らし方も変わる中で見えてきた“住まいの限界”。その現実を前に、私たち夫婦は新しい家づくりに向けて歩み始めました。

「この土地に、新しい家を建てよう」そう決めてから、私たち夫婦は住宅展示場をいくつも巡りました。各社にプランを出してもらう中で、思いがけないショックを受けることになります。

「こんなに狭くなるの！？」提案された間取りはどれも部屋が小さく、私たちが思い描いていた暮らしとはかけ離れていました。何社に相談しても似たようなプランばかりで、納得できる一案に出会えません。

いっそのこと、別の場所へ引っ越すことも考えましたが、幼い子どもがいる私たちには現実的ではありませんでした。こうして、私たちの家づくりは一度立ち止まることになったのです。

時間をおいて、改めて建築会社を探し始めたときのこと。もっと違うプランを提案してくれるところを探して、私の目に留まったのが、設計に強く狭小住宅を得意とする設計施工会社『ホープス』でした。

「同じ要望を伝えても、違う答えを出してくれるかもしれない」そんな小さな期待を胸に、私たち夫婦は相談へ向かいます。

打ち合わせの席で、担当者が最初に口にしたのは、「希望する家ではなく、希望する“生き方”“暮らし方”を教えてください」。

その言葉に、私たちは思わず顔を見合わせました。“生き方”“暮らし方”を聞かれたのは初めて。それまでのどの会社とも違うアプローチに、心が大きく動いたのを覚えています。

さらに驚いたのは、その後のワークショップでの提案内容でした。想像していた以上に、私たちの理想の暮らしを深く読み取ったプランで、見た瞬間に「まさにこれだ」と思えるほど。ここから家づくりが一気に前へ進んでいきました。

「打ち合わせのたびに、“これが欲しかったんだ”って思う瞬間があったんです」そう夫がうれしそうに話していたように、ホープスとの打ち合わせが始まってからは、私たちも毎回の提案を楽しみにしていました。

限られた土地を最大限に生かすために採用されたのは、スキップフロア構造。フロアごとに少しずつ高さを変えながら、空間をつなぐデザインです。

階段を上るごとに、光の入り方や視線の抜け方が変わり、狭さを感じさせない開放的なつくり。それでいて、生活動線はしっかりと整理され、どの場所にも“暮らしやすさ”が行き届いています。

「自分の部屋がほしい」と相談した夫には、書斎を兼ねた小さな“秘密基地”のような空間が用意されました。今ではほとんどがリモートワークとなり、集中できるこの場所のおかげで、毎日の仕事もスムーズに進んでいるのだそう。

一方で、私が特に気に入っているのは、家事動線と収納のバランス。洗濯、料理、片付けがスムーズにこなせるよう、細かなところまで考え抜かれた設計で、本当に助かっています。

土間の雰囲気もお気に入りです。和モダンなテイストが空間を引き締めてくれて、家に帰るたびにほっと落ち着けます。

新しくできた家に引っ越してから4か月。家族それぞれが、自分らしい居場所を見つけながら暮らしています。

リビングで団らんを楽しむのはもちろん、ロフトで本を読んだり、階段の途中で猫と遊んだりと、どの場所にも“好きな時間”がある暮らしです。

心配していたスキップフロアの階段も、実際に暮らしてみると想像以上に快適でした。一度に1階分を上がるのではなく、半階ずつ上がっていくつくりのため、「思ったよりずっと楽なんですよ」と私たち夫婦は、思わず微笑んでしまいます。

玄関にはマスクや鍵など “すぐ使うもの” をまとめて置き、無駄な上り下りを減らすようにしています。暮らしていくうちに自然と使い方がととのっていき、今ではとても心地よい住まいになりました。

これまでの家づくりを振り返る中で、私たちはよく「いい家ができたね」と話しています。打ち合わせのたびに感じたワクワク感や、完成直前に流行したコロナの影響をほとんど受けずに済んだことも、今となってはいい思い出です。

続けて「もしホープスに出会っていなかったら、今も家は建っていなかったかもしれない」と夫は笑います。家ができる前から友だちを呼ぶのを楽しみにしていた子どもも、今は新しい家でのびのびと過ごしていて、猫も家じゅうにお気に入りの場所を見つけて快適そう。

次はビニールプールを出したり、冬は外でコタツを出したり、これからもこの家でたくさんの思い出が増えていく予定です。

※すべて個人の感想です

本記事では、10坪という限られた敷地で理想の住まいを建てたAさんの体験談を紹介しました。

ホープスは、狭小地や変形地での設計を得意とし、敷地条件を生かした空間づくりや、暮らし方、生き方をていねいにヒアリングしたうえで提案を行うことを強みとする設計施工会社です。

スキップフロアを採用した新居では、空間のつながりや動線、収納計画などが家族の生活に合わせて設計され、夫婦と子ども、猫がそれぞれのスタイルで暮らしています。狭小地での家づくりを検討している方は、Aさんの事例をぜひ参考にしてみてください。