神奈川の秘境ユーシン渓谷!ユーシンブルーの魅力、アクセス方法を徹底解説!
「ユーシン渓谷」を皆さんはご存知ですが?美しい“ユーシンブルー”がフォトジェニックなスポットだと、大注目のスポットなんです!その神秘的な姿を見たい人も多いはず♪今回は、実際に訪れた筆者が「ユーシン渓谷」の魅力、そしてアクセス方法をご紹介します!※平成30年1月から、歩行者を含め通行止めとしています。(神奈川県庁HP「玄倉林道の歩行者を含めた通行止めについて」より)詳しくは、本文中URLをご覧ください。
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この記事の目次
先ほど、最近話題の「ユーシン渓谷」とご紹介しましたが、そもそも「ユーシン渓谷」はどのような場所なのでしょうか?
「ユーシン渓谷」とは、神奈川県足柄上郡山北町にある玄倉川にある渓谷のこと。「丹沢の秘境」と呼ばれるほど、その美しさはとっても魅力的!秘境と聞くだけでなんだかわくわくしてしまいますよね♪
「ユーシン渓谷」とは、神奈川県足柄上郡山北町にある玄倉川にある渓谷のこと。「丹沢の秘境」と呼ばれるほど、その美しさはとっても魅力的!秘境と聞くだけでなんだかわくわくしてしまいますよね♪
名前の由来については諸説ありますが、大正時代に森林管理小屋の番人だった小宮兵太郎氏が「谷深くして水勢勇まし」という意味から「湧津(ゆうしん)」と名付けたといわれています。
その美しい“ユーシンブルー”を1度見てみたいと、観光客も増えてきている人気の「ユーシン渓谷」ですが、実はほとんど観光地化されていません!玄倉林道の入口にはゲートが設置してあり、自転車を含む車両は通行できないので歩いて行くしかないのです。そこもまた、“秘境”という感じがして冒険心をくすぐられますよね♪
なんといっても魅力は渓谷の美しすぎる水!そこはまるで中国の「九寨溝(きゅうさいこう)」のようで、エメラルドグリーンが目を惹きます。この水の色は「ユーシンブルー」とも呼ばれ、その神秘的な色は見る者を魅了します。
ところで、この透き通るような「ユーシンブルー」は、なぜこのような色になっているか…。それは、水に含まれるマグネシウムの微粒子が影響しているからと言われています。
一方、ダムの水には光の赤色波長を吸収する粒子があり、そのため吸収されない波長の光が散乱することによって青く見える「チンダル現象」というものではないかとも言われているのですが、その真実は未だ定かではありません。その点でも、なんだか神秘的な気持ちにさせてくれます。
新緑の時期は、葉の緑が水に反射し、“ユーシンブルー”がより一層映えるのです。
お天気がいい日はキラキラと水が輝きとても綺麗です。
お天気がいい日はキラキラと水が輝きとても綺麗です。
筆者のおすすめは紅葉の秋!「ユーシン渓谷」へ向かうまでの道も、たくさんの紅葉が見られます。
また、“ユーシンブルー”と紅葉のコラボも美しい!
ハイキングコースもあるので、ハイキングで紅葉を楽しむのおすすめです♪
過去に「【秋のユーシン渓谷】知る人ぞ知る隠れた紅葉名所へ!」という記事も書いているので、見てみてくださいね。
また、“ユーシンブルー”と紅葉のコラボも美しい!
ハイキングコースもあるので、ハイキングで紅葉を楽しむのおすすめです♪
過去に「【秋のユーシン渓谷】知る人ぞ知る隠れた紅葉名所へ!」という記事も書いているので、見てみてくださいね。
この“ユーシンブルー”はいつも見られるわけではないんだとか…!せっかく訪れたのに美しい景色が見られないなんてもったいない!そこで今回は、美しい“ユーシンブルー”を見られる条件を2つ紹介します。
曇りでも見られますが、晴れの日の方がより美しいブルーに♡
写真を撮る際にも、晴れの日の方が映える写真が撮れることでしょう!
写真を撮る際にも、晴れの日の方が映える写真が撮れることでしょう!
雨の次の日も、通常より綺麗な“ユーシンブルー”が見られないかも…。
せっかく訪れたのに“ユーシンブルー”が見られないなんて悲しい!2つの条件に注意して行くことをおすすめします♪
せっかく訪れたのに“ユーシンブルー”が見られないなんて悲しい!2つの条件に注意して行くことをおすすめします♪
・東名高速大井松田IC、または御殿場ICより国道246号を進む
・「清水橋」交差点を曲がったら丹沢湖方面へ
・その後、丹沢湖南岸の道を玄倉方面へ
到着したら、玄倉バス停付近の旧丹沢森林館等の駐車場をご利用ください。ただし、駐車場の数には限りがあるのでご注意を!
「ユーシン渓谷」に向かう玄倉林道は、ゲートがあり車やバイクなどが通行禁止になっているので、そこから歩いて約2時間半ほどで「ユーシン渓谷」に到着します。
・「清水橋」交差点を曲がったら丹沢湖方面へ
・その後、丹沢湖南岸の道を玄倉方面へ
到着したら、玄倉バス停付近の旧丹沢森林館等の駐車場をご利用ください。ただし、駐車場の数には限りがあるのでご注意を!
「ユーシン渓谷」に向かう玄倉林道は、ゲートがあり車やバイクなどが通行禁止になっているので、そこから歩いて約2時間半ほどで「ユーシン渓谷」に到着します。
・JR「谷峨(やが)駅」、または小田急線「新松田駅」から富士急湘南バス「西丹沢自然教室」行きに乗車
・「玄倉(くろくら)」で下車
JR「谷峨駅」から約20分、小田急線「新松田駅」からは約45分で、「ユーシン渓谷」最寄りのバス停である「玄倉」に到着します。そこから2時間半ほど歩くと目的の「ユーシン渓谷」です!
車、電車・バスでもおよそ6㎞の道のりをハイキングする必要があるので、服装や時間に気を付けてくださいね。
・「玄倉(くろくら)」で下車
JR「谷峨駅」から約20分、小田急線「新松田駅」からは約45分で、「ユーシン渓谷」最寄りのバス停である「玄倉」に到着します。そこから2時間半ほど歩くと目的の「ユーシン渓谷」です!
車、電車・バスでもおよそ6㎞の道のりをハイキングする必要があるので、服装や時間に気を付けてくださいね。
一般車が通行禁止されているゲートから「ユーシンロッジ」までは往復約18.7km、歩行時間は約7時間かかります!ただし、「玄倉ダム」で”ユーシンブルー”を堪能して帰るのであれば、4時間半ほど。
今回は「玄倉ダム」までの道のりをご紹介します!「玄倉ダム」までは3つのトンネル、「ユーシンロッジ」までは8つのトンネルをくぐります。トンネルがたくさんあり冒険気分です♪
今回は「玄倉ダム」までの道のりをご紹介します!「玄倉ダム」までは3つのトンネル、「ユーシンロッジ」までは8つのトンネルをくぐります。トンネルがたくさんあり冒険気分です♪
道は舗装されている道から始まりますが、じゃり道で歩きにくいところも。
森林の中を歩いていきます。まるでそこは映画の世界。写真をパシャパシャ撮りたい方は、時間に余裕を持っていくと良いかもしれません♪
夏は新緑がとても綺麗です。
瓦礫が危ない箇所にはこのようにトンネルのようなものもあります!
こんな風に、柱を使ってフォトジェニックな写真を撮ることもできます♡
まず1つ目のトンネルがこちらの「境隧道(さかいずいどう)」。バス停「玄倉」からは、徒歩約1時間40分ほど。トンネルを目標としていると、結構歩くことがわかります。
こちらのトンネルも、光と影を上手く使ってフォトジェニックな写真が撮れるようです☆
「境隧道」からさらに30分歩いたところにあるのが、「新青崩隧道(しんあおくずれずいどう)」というトンネルです。こちらのトンネルは、300m以上ありながらも一切の照明がありません!中は真っ暗!ライトが必須です。スマホのライトでは光が弱いので、懐中電灯やヘッドランプがいいでしょう。
3つ目のトンネルが「石崩隧道」です!バス停「玄倉」からここまで、は2時間ちょっとといったところでしょうか。
トンネルの中はまるでダンジョン!ここを抜ければ“ユーシンブルー”が見られる「玄倉ダム」はもうすぐです♪
お疲れさまでした!目的の“ユーシンブルー”が見られる「玄倉ダム」に到着です!
“ユーシンブルー”の青さは、ほとんどこのダムの貯水量で決まるんだとか。水が多ければコバルトブルー、少なければエメラルドグリーンに近くなるようです。
“ユーシンブルー”の青さは、ほとんどこのダムの貯水量で決まるんだとか。水が多ければコバルトブルー、少なければエメラルドグリーンに近くなるようです。
ダムの水をご覧ください!とっても綺麗なコバルトブルー!これが”ユーシンブルー”と言われている水です。
綺麗な“ユーシンブルー”を見れば、ここまでの疲れも吹っ飛ぶはずです♪
ぜひ写真に収めたいですね。
ぜひ写真に収めたいですね。
照明のないトンネルの中は、真っ暗!懐中電灯などのライトは必須です。
筆者が訪れた際は、スマートフォンのライトを使用しましたが、暗闇の中落としたら大変なので、懐中電灯をおすすめします♪
筆者が訪れた際は、スマートフォンのライトを使用しましたが、暗闇の中落としたら大変なので、懐中電灯をおすすめします♪
ユーシン渓谷への道は、舗装がされていません!でこぼこ、じゃり道も多々あり歩きにくい箇所もたくさんあります。登山とまではいきませんが、スニーカー、ランニングシューズなど歩きやすい靴で行くことをおすすめします!
気温の変化が激しく、紅葉が美しい秋などは大変冷え込みます。
歩いているとだんだんポカポカしてきますが、体温調節のできる装備が必要でしょう。
歩いているとだんだんポカポカしてきますが、体温調節のできる装備が必要でしょう。
「ユーシン渓谷」は、日照時間が限られています。夕暮れ時は急に暗くなるため注意が必要!
林道内は照明もないので、余裕を持って戻れるように予定を組みましょう。
林道内は照明もないので、余裕を持って戻れるように予定を組みましょう。
「ユーシン渓谷」までの道のりは長いですが、お手洗いがほとんどありません!お手洗いがあるのは、出発点である「バス停玄倉」と、片道約3時間40分の「ユーシンロッジ」のみ。
先にお手洗いを済ませておくことをおすすめします!
先にお手洗いを済ませておくことをおすすめします!
途中から、電波が途絶えてしまうので、スマートフォンで地図を確認したり、連絡したりすることができなくなります。気を付けましょう!
林道では、石が落ちてくることがあります。崖の真下など、危険な場所では気を付けましょう。
「ユーシン渓谷」の魅力からアクセスまでをご紹介いたしました。秘境というだけでなんだか冒険心がくすぐられる「ユーシン渓谷」。キャンプ場や熊木ダム、温泉など、まだまだ見どころはたくさんあります。みなさんも是非、“ユーシンブルー”を見て、癒されてみてはいかがですか?
平成30年1月から、歩行者を含め通行止めとしています。(崩壊した斜面の対策は平成31年度末までかかる見込みであり、その間は通行止めを継続します)
(神奈川県山北町役場HP「ユーシン渓谷内林道について」より)詳しくは、下記URLをご覧ください。
平成30年1月から、歩行者を含め通行止めとしています。(崩壊した斜面の対策は平成31年度末までかかる見込みであり、その間は通行止めを継続します)
(神奈川県山北町役場HP「ユーシン渓谷内林道について」より)詳しくは、下記URLをご覧ください。
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※掲載されている情報は、2024年07月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。