【参加無料】オンラインで伝統文化を学ぼう!子ども向け「能・狂言体験教室」
能や狂言といった伝統文化に触れる機会が減っている今日。オンラインで親子一緒に学べる体験教室に参加してみましょう!参加費は無料、パソコン1つで能や狂言の歴史から実演、体験までまるっと学べます!今回は、能や狂言についての簡単な知識や無料オンライン教室についてご紹介します!
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提供:一般社団法人京都能楽会
この記事の目次
「能(のう)」や「狂言(きょうげん)」は、日本を代表する伝統的な舞台芸術です。能と狂言を合わせて、「能楽(のうがく)」と呼びます。
室町時代に成立したといわれる能楽は、今日まで650年以上にわたり伝承されてきました。ユネスコ無形文化遺産にも登録され、日本のみならず海外でも高く評価されています。
室町時代に成立したといわれる能楽は、今日まで650年以上にわたり伝承されてきました。ユネスコ無形文化遺産にも登録され、日本のみならず海外でも高く評価されています。
能は謡(歌・セリフ)と囃子(楽器)に合せて演じられる歌舞劇で、多くの曲で演者が能面という仮面をつけているのが特徴です。登場人物は人間だけでなく神や鬼、妖怪や幽霊などこの世のものではないものも登場し、また、演者は様式化された動きで感情を表し、物語が進みます。
つまり「能」は、歌やセリフ、楽器、踊りで構成される"和製ミュージカル"のようなもの。物語とともに音楽や舞踊も楽しめる、エンターテインメント性満載の歌舞劇(かぶげき)です。
狂言は、中世の庶民の日常生活を明るく描いた、セリフが中心の喜劇です。能と異なり、ほとんどは面をつけずに演じられ、笑いを通して人間の普遍的なおかしさを描きだします。
「狂言」はセリフとしぐさを中心としたコミカルな対話劇。吉本新喜劇のような庶民の日常をテーマにしたものも多く、現代で言う"コント"ともいえるでしょう。
能の起源は、遠く奈良時代までさかのぼります。能の源流と言われているのは、大陸から渡ってきた「散楽(さんがく)」という民間芸能です。
「散楽」の中には器楽や歌謡、舞踊、物真似、曲芸、奇術などバラエティーに富んだ芸の数々があり、多くの人に演じられ愛されていました。しかし、散楽は平安時代になると廃止されてしまったのです。
「散楽」の中には器楽や歌謡、舞踊、物真似、曲芸、奇術などバラエティーに富んだ芸の数々があり、多くの人に演じられ愛されていました。しかし、散楽は平安時代になると廃止されてしまったのです。
すると、役者たちは各地に分散し、寺社の保護を受けながら芸を演じたり各地を巡ったりして芸を続けました。
やがて散楽は日本風の呼び方で「猿楽(さるがく)/申楽(さるごう)」と呼ばれるようになりました。
さらに、時代とともに単なる物真似から様々な世相を風刺する笑いの台詞劇として発達していきます。これがのちの「狂言」です。
やがて散楽は日本風の呼び方で「猿楽(さるがく)/申楽(さるごう)」と呼ばれるようになりました。
さらに、時代とともに単なる物真似から様々な世相を風刺する笑いの台詞劇として発達していきます。これがのちの「狂言」です。
南北朝の頃、大和猿楽から14世紀後半を代表する名手「観阿弥(かんあみ)」が誕生しました。観阿弥は、将軍の支援を得ながら、物真似主体の芸風に歌舞の要素をとり入れ芸術として芸を高めました。
そして、息子の「世阿弥(ぜあみ)」により芸は一層優美な舞台芸術に高められ、今日まで伝わる「能」が確立されたのです。
※"公益社団法人 能楽協会 公式HP"参照
そして、息子の「世阿弥(ぜあみ)」により芸は一層優美な舞台芸術に高められ、今日まで伝わる「能」が確立されたのです。
※"公益社団法人 能楽協会 公式HP"参照
能のストーリーは主人公である「シテ」を中心とした歌舞劇です。シテは死者や亡霊、神などこの世の者ではなく、脇役(ワキ)は僧侶や武士であるパターンが主流。
シテが生前の罪の意識や現世への未練を想い、舞うシーンが能の曲の注目シーンです。
狂言のストーリーは、主従関係や聟舅(むこしゅうと)など、現代にも通じる比較的身近な題材を扱っているのが特徴です。そのため、初めて鑑賞する方にもおすすめ。
滑稽で楽しいコメディが多いなか人間の悲哀を描いた作品もあり、能以上に幅広いテーマが扱われます。
シテが生前の罪の意識や現世への未練を想い、舞うシーンが能の曲の注目シーンです。
狂言のストーリーは、主従関係や聟舅(むこしゅうと)など、現代にも通じる比較的身近な題材を扱っているのが特徴です。そのため、初めて鑑賞する方にもおすすめ。
滑稽で楽しいコメディが多いなか人間の悲哀を描いた作品もあり、能以上に幅広いテーマが扱われます。
ここまで、能や狂言についての歴史やストーリーを追ってきました。
「能や狂言についてもっと詳しく知りたい!学びたい!」と思った方に朗報。なんと、オンラインでおうちから学べる能・狂言体験教室が2021年10月2日(土)に開催されます!
「『お家で楽しもう!!オンラインde伝統文化教室』能・狂言コース」では、能や狂言についてより詳しく学べるだけでなく、実演や体験を通して伝統文化をより身近に感じられます。
参加費は無料!親子で気軽に体験学習ができるチャンスです。
詳しいイベント概要は記事の最後にあるのでチェックしてみてください!
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オンライン教室の流れ
- 1. 概要説明
- 2. 能と狂言の違いについて
- 3. 能を見てみよう(能の実演)
- 4. 能の謡をうたってみよう
- 5. 狂言を見てみよう(狂言の実演)
- 6. 狂言のしぐさをやってみよう
- 7. 質問コーナー
日本人ならぜひ知っておきたい、日本の伝統芸能「能」と「狂言」。その歴史や伝統をオンラインで学べるチャンスです!
芸術の秋にぜひ、親子で「『お家で楽しもう!!オンラインde伝統文化教室』能・狂言コース」に参加してみてください!
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イベント名 | 「お家で楽しもう!!オンラインde伝統文化教室」能・狂言コース |
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日程 | 2021年10月2日(土)第1部:14:00~/第2部:16:00~ 各回約60分 |
定員 | 各回100組(先着順) |
対象 | (1)小中学生 (2)関西広域連合菅内(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、徳島県)在中の方 ※未就学児ならびに高校生以上の方は不可 |
出演団体 | 一般社団法人京都能楽会 |
お申し込み方法 | 専用ホームページよりお申し込み ※応募締め切り2021年9月25日(土) |
備考 | 参加にはzoomにアクセスできる端末と通信環境が必要です。 参加者に能・狂言が学べる漫画をプレゼント! |
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※掲載されている情報は、2021年09月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。