【京都】京都市京セラ美術館へ！リニューアルされた空間で芸術を堪能

京都市美術館からリニューアルされて生まれ変わった京都市京セラ美術館。

85年余り親しまれてきた建物は、デザインを活かしつつも現代的になり、また新しい魅力の美術館へと進化しました。開館時間は10時から18時で、入館は閉館の30分前まで。休館日は月曜日ですが、祝日の場合は開館となります。
平日でも多くの人が来館されていました。

こちらの京都市京セラ美術館は、京都の北の方に位置しており、自然に囲まれた緑の多い場所に建っています。
ここは京都市京セラ美術館のすぐ隣の駐輪場になります。近隣や地下にも駐車場がありますので、そちらを利用されると良いかと思います。

公共交通機関を利用される場合は、電車なら地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約8分。
京阪電鉄「三条駅」より徒歩約16分。

市バス利用の場合は、「岡崎公園、美術館、平安神宮前」下車すぐ。
「岡崎公園ロームシアター京都、みやこめっせ前」下車すぐ。

京都市京セラ美術館の企画展やスケジュールもこのように掲示されていますので、期日を確認の上、来館されるといいかと思います。

ではいよいよ京都市京セラ美術館の館内へ入っていきます。
現在コロナウイルス感染予防のため、まず入り口外で、予約の皆無を確認する方がおられ、入り口には消毒用アルコールの用意がされています。
そこから進んでいくとサーモグラフィーによる体温チェックがあり、いよいよ館内へ。入ってすぐにこのような配置案内が書かれています。
こちらの京都市京セラ美術館は、リニューアルされた際に、入って右手には明るく開放的なカフェ。左手にはグッズや書籍が並べられたミュージアムショップも入ったので、美術館のみならずこちらで楽しむこともできるようになっています。

なんといっても、カフェやミュージアムショップは、美術館の入館料なしで利用することができるんです。白くて映える空間は、話題になり人気ですので、こちらのみ利用される方々もとても多いようです。

京都市京セラ美術館では、少し前までは、京都市在住の方限定の予約制という形を取っておられたようです。しかし現在は京都市民、京都市外のすべての方が来館可能となりました。

それによって京都市京セラ美術館の展示の予約は必須ではなくなりましたが、混雑状況によっては、すぐに見ることができない場合もあるようですので、念のため事前予約をしてから来館されることをおすすめします。

事前予約は京都市京セラ美術館のウェブサイトから、もしくは電話でも対応可能なのでぜひ。電話の場合は、前日までの対応となりますのでご注意くださいね。こちらは30分刻みの予約で、その時間内に来館し、このチケットカウンターで購入します。
その際、どの展示を見るのかによって、料金が変わってきますので、確認してくださいね。

京都市京セラ美術館のチケットを購入したら、まず大きな階段を上がっていきます。

その上は広く大きなホールになっており、天井がとても高い吹き抜けの空間は、白を基調としていて、とても開放感があります。

こちらのホールから、各展示場の入り口へと進むことができます。

こちらのホールにあるこの螺旋状の白い階段は、ひときわ目を惹きます。

京都市京セラ美術館といえば！というほど、よく写真でも目にする、有名な映えスポットでもあります。

この日も次々と、階段に立っている写真を撮る人たちで列ができていましたよ。

こちらは京都市京セラ美術館のメイン展示となる、「コレクションルーム」となります。

この展示ブースを見るのは、入館料に含まれていますので、チケットがあれば入ることができます。こちらでは、京都の四季に合わせて、日本画の名品を中心に展示されています。年に4回の展示替えがあるそうで、季節感にあふれた作品を飽きることなく見ることができます。作品たちの見応えも十分あり、ゆっくり時間をかけて、多くの作品を堪能してみては？
そのほか、「ザ・トライアングル」という新設の展示ブースもあり、現代美術に触れたり、企画展シリーズも開催されています。

展示ブースによって、別料金が必要となりますがこちらもおすすめです。

新しく生まれ変わった京都市京セラ美術館に併設されたこちらのカフェも、今若い人を中心に、とっても人気のスポットとなっています。

長く続く大きな窓に沿って、奥行きの長い、白くて明るい素敵なカフェです。こちらのカフェを利用する場合は、京都市京セラ美術館の入館料は必要ありません。入り口入ってすぐのところにあるので、こちらのみ気軽に利用することもできますね。ただ、かなりの人気で、かなりの確率で順番待ちになると思います。

筆者も昼過ぎに行きましたが、10組以上の順番待ち。でも明るいカフェで、写真も映えるということで、まだまだこれから人気が広まりそうな感じですね。

お席は、広く大きな窓に沿って、丸いテーブルが可愛いカフェ席やテーブル席、カウンター席もありました。

メニューも思った以上に豊富で、ランチメニューをはじめ、一品のお料理やサンドウィッチ類、ケーキセットやドリンクなどもそれぞれ種類も色々あります。
ケーキセットも種類が多くて、どれも美味しそうなので、迷ってしまうほど。
今回は、ケーキセットでプリンアラモードと梅ソーダを注文しました。

こちら梅ソーダは、炭酸と梅シロップが別々に運ばれてきて、自分の好みの濃さの梅ソーダを頂くことができます。この日はまだ暑かったので、すごくサッパリしたソーダがとても美味しく感じました。

京都市京セラ美術館には、もうひとつ入館料がかからずに楽しめるショップもあります。

美術館に入ってすぐ左手に見えるのが、「ミュージアムショップ」です。
こちらには、展覧会グッズ、美術書籍などもたくさん並んでいます。

京都の伝統文化を楽しめる限定商品や、オリジナルグッズの数々も。他には食器や木のもの、スイーツまで。

見ていて楽しい豊富なラインナップで、こちらをゆっくり見るだけでも楽しいかも知れませんね。そのほか、アートやカルチャーを様々な角度から楽しめるイベントも開催予定だそうなので、アート好きさんには楽しみな企画が見つかりそうですね。

ちょっとした雑貨屋さんのような雰囲気も素敵。

京都市京セラ美術館だけでなく、京都の思い出としても、何か記念に素敵なものを見つけてみるのもいいと思います！

ミュージアムショップのすぐ横にあるトイレ。

こちらもすごく綺麗で、トイレの数も多めなので安心ですね。

京都市京セラ美術館全体が白基調で、とにかく新しくて綺麗なので、気持ちよく過ごせるのも嬉しいポイントです。

京都市京セラ美術館は、建物や展示、美術館自体ももちろんとても素敵なのですが、来館される際には、是非とも建物の周りや周辺の散策をしてみてください。正面横から裏に回っていくと、緑がいっぱいの公園なような雰囲気になります。

ちょうど美術館の建物の裏側に、庭園が広がります。美術館の中からも見えますが、是非外へ出てみてください。庭園の真ん中の池に現れるのが、
京都市京セラ美術館としてリニューアルしたときに造られた「硝子の茶室　聞鳥庵（モンドリアン）」というものだそうです。

こちらはヴェネツィアやヴェルサイユ宮殿で展示され、日本に初めてお目見えした、期間限定のパブリックアートとのことです。こちらの庭園や美術館建物横の自然あふれる空間は、入館しなくても、入って見ることができます。

美術館に来られる際には、ぜひ裏側や周辺も回ってみてくださいね。

京都市京セラ美術館の真横には、京都でも有名な平安神宮があります。美術館の目の前が大きな大きな鳥居。
素敵なロケーションです。

本殿までも歩いてすぐなので、京都市京セラ美術館に行かれる際には、こちらに訪れて見るのもおすすめです。
今はまだ、気候の良い秋の時期でも人が少なく、美術館も周辺観光もゆったりと楽しむことができると思います。

京都への旅の折の、観光プランの参考にしていただければ幸いです。

京都市京セラ美術館のご紹介、いかがでしたでしょうか？

リニューアルして、明るく綺麗になり、見どころも増えた美術館。
カフェやミュージアムショップも出来たことで、より年齢問わず楽しめるスポットになったのではないでしょうか。
ステンドグラスや、季節ごとに京都の四季を楽しむようなアートに触れる時間を持てたらいいですね。
みなさん、ぜひ一度訪れてみてください。