グルメも“日本再発見”が気分♡古くて新しい「へしこ」が万能だった件
aumoをご覧のグルメ好きの皆さま、こんにちは。このコーナーでは、グルメに関する噂やルーツを求め、全国を行脚するグルメ界のビッグネーム(?)『Oya 地 Mens(おやじめんず)』がトリビアをご紹介!今回は、いま何かと流行りの“日本再発見”をキーワードに、奥深き食の世界を紐解きます♪テーマとなる食材はズバリ、「へしこ」。詳しい説明は本文に譲るとして、奥深い和食の世界を開拓したい女子、日本酒好きの女子、一風変わった食に目がない女子、全員スクロールして読むべし!
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ところでみなさん、「へしこ」って知ってますか?
主に酒の肴として名が知られているため、日本酒好きの女子のなかには聞いたことがある人もいるかもしれません。
実はこちら、一言でいうと“魚のぬか漬け”!
ぬか漬けと言えば、一般的にはたくわんなどの野菜の漬物を想像しますよね?
北陸には、魚のぬか漬け文化なるものが存在するそうなんです!
主に酒の肴として名が知られているため、日本酒好きの女子のなかには聞いたことがある人もいるかもしれません。
実はこちら、一言でいうと“魚のぬか漬け”!
ぬか漬けと言えば、一般的にはたくわんなどの野菜の漬物を想像しますよね?
北陸には、魚のぬか漬け文化なるものが存在するそうなんです!
そもそも漬物が漬けられた理由は、冷蔵庫のない、長期保存ができなかった時代の生活の知恵でした。
その後、冷蔵庫が普及し、野菜の漬物のように食文化として残ったものもあれば、魚の漬物のように一部しか残ってない漬物もある…という訳。
その理由は、期間の長さ。
魚の漬物は、漬け込むのに半年から長いものでは2年とかかるそう…!
時間と手間が恐ろしくかかることが、廃れていった理由のひとつと推測されているのだそうです。
その後、冷蔵庫が普及し、野菜の漬物のように食文化として残ったものもあれば、魚の漬物のように一部しか残ってない漬物もある…という訳。
その理由は、期間の長さ。
魚の漬物は、漬け込むのに半年から長いものでは2年とかかるそう…!
時間と手間が恐ろしくかかることが、廃れていった理由のひとつと推測されているのだそうです。
して、気になるそのお味は?
魚の“ぬか漬け”というだけあって、「へしこ」の味はやはり塩辛さがベース。
けれどもその好みは千差万別で、年配の方の中には「塩辛なくなければへしこじゃない」という人もいれば、若い人の中には「塩辛すぎるのは嫌い」という人もいるのだそう。
また、北陸地方でも少しずつ製法や呼び方に違いがあり、石川県の「こんか漬け」、福井県を中心とした「へしこ」などが代表的なものとして知られています。
とくに県民からも“美味しい”との評価が高い福井県美浜町の「へしこ」は、ふつうは塩と糠だけで漬けるところを、日本酒も加えて漬けていたという文献が残されているのだそうな…。
日本酒のまろやかさが加わったぬか漬け、なんだか想像するだけで美味しそうですよね。
魚の“ぬか漬け”というだけあって、「へしこ」の味はやはり塩辛さがベース。
けれどもその好みは千差万別で、年配の方の中には「塩辛なくなければへしこじゃない」という人もいれば、若い人の中には「塩辛すぎるのは嫌い」という人もいるのだそう。
また、北陸地方でも少しずつ製法や呼び方に違いがあり、石川県の「こんか漬け」、福井県を中心とした「へしこ」などが代表的なものとして知られています。
とくに県民からも“美味しい”との評価が高い福井県美浜町の「へしこ」は、ふつうは塩と糠だけで漬けるところを、日本酒も加えて漬けていたという文献が残されているのだそうな…。
日本酒のまろやかさが加わったぬか漬け、なんだか想像するだけで美味しそうですよね。
“魚”、“塩辛い”とくれば、日本酒に合わない訳はない!
先の章でもご紹介したとおり、日本酒好きには割と名が知れている「へしこ」ですが、美浜町の「へしこ」を食べれば、そのイメージが覆されることは間違いなし。
美浜町のへしこは、塩辛さが少ないことと、旨みが深いことで、食べた人が一様に驚く味なんです。
地元でもっともスタンダードなのは「焼きへしこでご飯」という食べ方。
へしこの糠が焦げる芳ばしい匂いは、食欲を一気に掻き立てるともっぱらの評判!
先の章でもご紹介したとおり、日本酒好きには割と名が知れている「へしこ」ですが、美浜町の「へしこ」を食べれば、そのイメージが覆されることは間違いなし。
美浜町のへしこは、塩辛さが少ないことと、旨みが深いことで、食べた人が一様に驚く味なんです。
地元でもっともスタンダードなのは「焼きへしこでご飯」という食べ方。
へしこの糠が焦げる芳ばしい匂いは、食欲を一気に掻き立てるともっぱらの評判!
現地でへしこを食べるなら「活魚料理 味一休」と「喫茶オーロラ」がおすすめ!
「活魚料理 味一休」でいただける「へしこ茶漬け」はへしこ料理の王道です。
へしこの味がしっかりしていて、さらさらっと食べ進められるお茶漬けの清涼感と絶妙な塩梅♪
「活魚料理 味一休」でいただける「へしこ茶漬け」はへしこ料理の王道です。
へしこの味がしっかりしていて、さらさらっと食べ進められるお茶漬けの清涼感と絶妙な塩梅♪
続いてご紹介するのは「軽食・喫茶 オーロラ」。
こちらは食事も提供する“地方の喫茶店”の雰囲気ながら、実は体験学習の料理教師も務める、郷土料理の達人の女将さんが切り盛りするお店。
へしこにぎりやへしこ茶漬けといった昔ながらの食事も揃えながら、へしこサンドやへしこスパゲッティも用意しているところが特徴です。
とくに「へしこサンド」は、へしこに大葉、梅入りと梅なしが半々で出されており、食べ比べが可能。
程よい酸味と甘み、へしこの旨みがパンと好相性をなし、新たなる食の発見に驚くはず!
こちらは食事も提供する“地方の喫茶店”の雰囲気ながら、実は体験学習の料理教師も務める、郷土料理の達人の女将さんが切り盛りするお店。
へしこにぎりやへしこ茶漬けといった昔ながらの食事も揃えながら、へしこサンドやへしこスパゲッティも用意しているところが特徴です。
とくに「へしこサンド」は、へしこに大葉、梅入りと梅なしが半々で出されており、食べ比べが可能。
程よい酸味と甘み、へしこの旨みがパンと好相性をなし、新たなる食の発見に驚くはず!
そのまま食べても美味しく、大根と合わせて口に運べばまた違った味わいが楽しめる、へしこの刺身。
炙りにすると、また味わいが変化するのも一興!
焼きへしこは切り身をしっかりと焼くので、焼けた糠が香り立ちます。
日本の食文化の片隅に見つけるこのツウな味わい…この味わいを「美味しい」と感じる瞬間こそ、まさにオトナになった喜びをかみしめる瞬間、かもしれません。
一方、へしこ寿司はへしこと大葉などを合わせたさっぱりとしたもの。
同じへしこでも、いろんな味わいが楽しめるのがこの食材の奥深さですよね。
炙りにすると、また味わいが変化するのも一興!
焼きへしこは切り身をしっかりと焼くので、焼けた糠が香り立ちます。
日本の食文化の片隅に見つけるこのツウな味わい…この味わいを「美味しい」と感じる瞬間こそ、まさにオトナになった喜びをかみしめる瞬間、かもしれません。
一方、へしこ寿司はへしこと大葉などを合わせたさっぱりとしたもの。
同じへしこでも、いろんな味わいが楽しめるのがこの食材の奥深さですよね。
いかがでしたか?
“魚のぬか漬け”と一風変わった響きとは裏腹に、日本の食文化の成り立ちを感じさせる、知られざる逸品である「へしこ」。
そのままいただいても美味しく、燻って芳ばしい♡
日本の食文化に想いを馳せながら、そのオツな味わいを日本酒などとともに、心ゆくまで堪能してはいかがでしょうか?
“魚のぬか漬け”と一風変わった響きとは裏腹に、日本の食文化の成り立ちを感じさせる、知られざる逸品である「へしこ」。
そのままいただいても美味しく、燻って芳ばしい♡
日本の食文化に想いを馳せながら、そのオツな味わいを日本酒などとともに、心ゆくまで堪能してはいかがでしょうか?
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