いつかは行きたい憧れ旅。奥日光の珠玉のリゾート「ザ・リッツ・カールトン日光」へ

「ザ・リッツ・カールトン」グループ初の温泉施設を備えたホテルとして、オープン前から話題を呼んだ「ザ・リッツ・カールトン日光」。このご時世であってもなお、土日は満員を記録するほどの盛況っぷりだそうですが、実際体験した感想はいかに?今回は母と娘の二人旅の様子をお届けいたします。
提供:ザ・リッツ・カールトン日光
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この記事の目次

いざ奥日光へ。「ザ・リッツ・カールトン日光」へは東武日光駅からアクセス

Aya.Fujimatsu
2022年3月某日。
春の訪れも間近な都心から、未だ凜とした空気を残す栃木県の東武日光駅へとやってきました。
今回の旅のテーマは「母娘のリゾート旅」

兼ねてより母と希望していた二人旅でしたが、せっかくなら「料理が美味しいところがいい」、「街中は疲れるから、自然を身近に感じられる場所がいいな」、「それも、のちのちまで幸せな記憶として残る宿で」という風に要望は増えていき、旅先を決めあぐねていた折、今回の「ザ・リッツ・カールトン日光」への取材をご提案いただいたのでした。

北千住から東武特急けごん号に乗れば、2時間足らずで到着するアクセスの良さにまず驚きです。
Aya.Fujimatsu
さあ、駅前のロータリーから発車する東武バスに乗り込んで、一路「ザ・リッツ・カールトン日光」を目指しましょう。ここからは約40分の道のりです。

バスがいろは坂の急カーブをなぞる度、車窓の風景は次第に白く染まっていきます。
Aya.Fujimatsu
車内モニターに流れる「ザ・リッツ・カールトン日光」のイメージムービーを眺めれば、期待はいやが上にも高まるばかり。

「ザ・リッツ・カールトン」といえば、世界30か国にて100を超えるホテルを展開する、ラグジュアリーホテルブランドの代名詞です。取材とはいえ、そんな格式高いホテルへ足を踏み入れて良いものかーー。

期待だけでなく緊張までがピークに達したところで、車内アナウンスがホテル前停留所への到着を告げました。
下車すれば世界に冠たる珠玉のリゾート「ザ・リッツ・カールトン日光」は、すぐ目の前です。

【15:30】奥日光の大自然に抱かれた「ザ・リッツ・カールトン日光」へ到着

ザ・リッツ・カールトン日光
いろは坂を登り切った先には、標高約1,300mに中禅寺湖と男体山を望む風景明媚な奥日光の地が広がります。
この地に建てられた「ザ・リッツ・カールトン日光」は、世界的なホテルグループ「ザ・リッツ・カールトン」にとって日本で5つ目となる施設であり、初の温泉施設を有したことで話題を呼びました。

さあ、それでは人生初となる「ザ・リッツ・カールトン」のホテルへと、一歩踏み出しましょう。

和モダンの粋を極めた空間には、新旧の魅力が入り混じる

Aya.Fujimatsu
石造りのエントランスと打って変わり、内部には、木の温もりが息づく和モダン空間が広がっていました。

空間に象徴的に光るこのアートは、前身の「日光レークサイドホテル」(東武鉄道グループ)から受け継いだ襖絵をそのまま利用したものなのだそう。

よく見れば、そこに描かれているのは大名行列の様子でしょうか。
徳川将軍家とゆかりの深い日光ならではの意匠を感じます。
Aya.Fujimatsu
さらに奥へと足を進めると、ロビーラウンジは外資ホテルのダイナミズムと和の侘び寂びが見事に調和した空間となっていました。このホテルは、「奥日光の自然と調和する邸宅」をデザインコンセプトにしているそう。

実はこちらの「ザ・ロビーラウンジ」で当ホテルで記憶に残るようなアフタヌーンティーを頂いたのですが、あまりに良すぎて別記事としてしたためてしまったほど。
その時の様子は是非こちら、もしくは以下リンクからご覧ください。
あわせて読む
日光旅に至福の食体験を。ザ・リッツ・カールトン日光で絶景を望むアフタヌーンティー
更新日:2022年7月11日

ウェルカムドリンクで“リゾート時間”に身体をリセット

Aya.Fujimatsu
「ザ・ロビーラウンジ」の中でも本棚に囲まれた書斎のような一角に通され、チェックイン手続きを行います。
ウェルカムドリンクとしてサーブされたスパークリングドリンクには北限の柚子といわれる宇都宮産の「宮ゆず」が使われており、その爽やかな喉越しに旅の疲れが癒えていくよう。
Aya.Fujimatsu
ふと目を見遣れば、窓の向こうには中禅寺湖の絶景
非日常風景とスパークリングドリンクのリフレッシングな風味が相まって、リゾートタイムに身体が馴染んでいくのを感じます。

ここで一泊二日を過ごせるなんて、始まる前から夢のようです。

客室は湖を望むバルコニー付きの「中禅寺湖ビュー ダブル」

Aya.Fujimatsu
チェックインを終えたら、いよいよ客室へ。
案内するスタッフの洗練された物腰に惚れ惚れとしていたら、あっという間に到着してしまいました。

今回宿泊させていただいたのは、4階の「中禅寺湖ビュー ダブル」のお部屋
ルームキーはさくらの木を使用しているとあって、ディテールまで有機的なニュアンスで統一されていることに驚きを禁じ得ません。

それでは、いよいよルームツアーへと参りましょう。
Aya.Fujimatsu
入り口にまず見えるのは、栃木県の伝統工芸でもある鹿沼組子からインスピレーションを受けたとされる美しい細工
直線的なインテリアに一種小粋なアクセントを添えます。
Aya.Fujimatsu
57㎡の空間には、ベッドルーム、バスルーム、縁側ラウンジ、ウォークインクローゼットが完備。
高い天井にナチュラルな色使い、リラクシングな風合いのフローリングなど、心安らぐテイストで統一されています。
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空調の調節や照明の調光、カーテンの開閉などは全てベッドサイドテーブルのラジボタンで行います。

ちなみにこのベッドの寝心地が、驚くほど良かった…。
普段は硬めのマットレスを好む筆者ですが、こちらは柔らかいのに沈み込まない絶妙な寝心地。
例えるなら、掛け毛布を100枚くらい重ねたような?
この夜いつも以上に熟睡したことは、もちろんいうまでもありません。

シンメトリーの設計が心地よいバスルーム

Aya.Fujimatsu
ベッドサイドテーブルの位置から後ろに振り向くと、そこにあるのは引き戸付きのパウダールーム兼バスルーム
正面のチェストには、ヘアドライヤーやミラーが収納されていました。
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鏡は照明を周囲に配したハリウッドミラータイプ。
ダブルシンクとなっており、二人同時に身支度できるのが嬉しいポイントです。

さらには、奥に見えるのがバスルーム
シャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディローション・ソープは英国王室御用達の「Asprey(アスプレイ)」製。
広々としたバスタブの脇には、ヒノキの香りが愉しめるバスソルトまでご用意がありました。

今回の宿泊では筆者はバスルームではなく温泉を利用しましたが、中禅寺湖を望みながらプライベートバスを愉しむのもとっても心地良さそうです。
ちなみに、縁側ラウンジとは障子を閉めて隔てることができるため、「ガラス張りのお風呂って気恥ずかしい」という方でもご安心を
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シンク下の引き出しには、歯ブラシやヘアブラシ、コットンにマウスウォッシュといったアメニティがずらり。
もう一方のシンク下も同様です。
居室同様、機能性と審美性が両立したアシンメトリーデザインはお見事。
建築好きであれば、いつまでも検分したくなる空間のように感じました。

中禅寺湖の絶景を前に、時の流れを忘れてしまう縁側ラウンジ

Aya.Fujimatsu
ベッドルームの奥には大きな窓から日光が射し込む、サンルームのような縁側ラウンジが
デッキに出てみれば、中禅寺湖はすぐ目の前。

デッキのソファに腰掛け奥日光の雄大な自然に没入すると、日常の憂いもどこか遠くへと消え去ってしまいそうです。

ミニバーにウェルカムフルーツなど、サービスももちろん充実

Aya.Fujimatsu
リビングスペースとしても快適なこの縁側ラウンジには、ミニバーとしての和風チェストが設えられていました。
取り揃えられている飲食料は、煎茶や紅茶などのティーセットをはじめとして、ワインやウォッカ、果実酒にウィスキー、日本酒といったアルコール類、炭酸飲料やネクタージュースなどのソフトドリンク類、さらにはチョコバーやジャーキーのスナックなどなど。
もちろん、湯沸かし器やネスプレッソのコーヒーメーカーなども完備されており、一日中巣篭もりしていても飽きそうにないラインアップです。
Aya.Fujimatsu
さらに木箱入りのウェルカムフルーツには、この季節ならではのとちおとめまで。
いちご名産地の栃木らしい、キュートなおもてなしに心がときめきました。

シックでラグジュアリーなだけでは終わらない、こうした頬の緩む心遣いも「ザ・リッツ・カールトン日光」の魅力ですね。

【18:00】「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」で贅を極めたディナータイム

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見飽きることのない奥日光の絶景が夜の群青に沈みゆく頃。
「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」へとディナーへやってきました。

緊張しながらもエントランスを抜けると、そこは鹿沼組子のモチーフが印象的な緩やかなスロープが出現。
陰影すら一種のアートのようで、記念に一枚パシャリ。
スタッフの案内のまま進んでいくと、天井にエントランスからの鹿沼組子のモチーフが続くダイニングへと出ました。
赤を基調としたインテリアは、どこか雅でエキゾチックな雰囲気が漂います。

ナチュラルウッドにブラウンを配し侘び寂びを効かせた「ザ・ロビーラウンジ」とはまた異なるムードかもしれません。
Aya.Fujimatsu
▲足利市「ココ・ファーム・ワイナリー」の北海道産葡萄を使用した栃木県産ワイン
母と二人、白ワインで乾杯したら宴の始まりです。
キレのある味わいによって口の中が爽快にクリーンアップされたら、次第に会席への思慕も、募る募る。

今夜こちらでいただくのはなんと、「栃木県産黒毛和牛のすき焼き」なのです。

ザ・リッツ・カールトン・会席・すき焼きと三拍子揃えば、もはや“楽しみ”以外の感情を失ってしまうのも無理はないでしょう?

焦る気持ちを抑えながら、待つこと10分弱ーー。
Aya.Fujimatsu
ご覧ください、この、テーブルにずらりと並べられた逸品料理たち。
カメラを引いても収まりきらないこのボリュームに、母は「こんなに食べきれるかな?」と嬉しい悲鳴をあげています。

会席の詳しい内容は以下の通り。
  • 【先付け】大滝日光山女魚炙り 燻製キャビア 栃木県産 自然薯 独活 空豆 マイクロハーブ
  • 【御造り】季節の海鮮盛り合わせ 日光醤油「誉」
  • 【鍋物】とちぎ和牛「匠」
    [季節野菜]白菜 茸 葱 春菊 韮 玉葱 
    [日光食材]日光豆腐 油揚げ 湯波 蒟蒻
     日光御養卵
  • 【酢の物】栃木県産 椎茸 春菊 牡丹海老 いくら 床井柚子園の柚子ジュレ
  • 【食事】日光うどん
  • 【デザート】栃木県産 苺のパンナコッタとグラニテ ヨーグルトのソルベ ピスタチオ

※今回は撮影のため、全ての料理を一度にご提供いただいております。
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それでは、早速先付けから頂いていくことにしましょう。
Aya.Fujimatsu
口に入れた刹那、まず感じられるのは燻製キャビアと山女、独活(うど)の馥郁たる香り
その瑞々しさ、香ばしさ、生っぽさといったら、まるで雨上がりの森林を歩いている感覚なのです。

時間の経過とともに、皮と一緒にすり下ろされた自然薯が舌の上で主張を強め始めると、今度は苦味とえぐみがほのかに顕れてきます。なんだかまるで、春の芽吹きを彷彿とさせる一品。
Aya.Fujimatsu
続いては、酢の物を頂戴してみました。
これが酸っぱい物好きの筆者としてはもう、大ヒット。

甘味を抜き去った柚子のジュース(正確にはジュレですが)に、ジャンボ椎茸や牡丹海老、いくらが泳いでいる感じとでも表現しましょうか。
とにかく「酸っぱくて最高!」なのです。
カドの立った刺激ではないのに、強烈に爽快。
Aya.Fujimatsu
酢の物の余韻に浸りながらも、続いてはお造りに手を伸ばします。
この日提供された海鮮は、ひらめ、ブリ、本マグロ トロ、赤貝、アワビの5種

口に運んでみて、唖然。
アワビは淡白な風味でありながらとろけそうだし、ブリは序盤の弾力と中盤以降の柔らかさのコントラストが絶妙だし、トロに至っては舌の上で消えてなくなってしまうし…。
この一皿に目眩く味覚のエンターテイメントが詰め込まれていました。
Aya.Fujimatsu
さて、クライマックスはなんといっても、とちぎ和牛「匠」を堪能するすき焼き
黄身の味の濃い日光御養卵に絡めて頂けば、もう美味しくて美味しくて……。

使い古された表現と知っていてもなお、“溶けてなくなる”としか形容できないほど、メルティな口当たりなのです。ふと気づけば、後に残ったのは、肉の旨味に割下の甘味のみという具合です。

具材も全て美味しいのですが、特に気に入ったのは湯波。
お肉に負けないくらい舌触りがよく、食後感も軽いため、ついつい食べすすめてしまう絶品でした。
Aya.Fujimatsu
食事の最後は湯波を練り込んで作られた日光うどんで締めましょう。
こちらのうどんは鍋に投入して煮るのかと思いきや、そのまま頂戴できる完成品でした。

卵を割ってひと口啜れば、湯波の柔らかで上品な風味と卵のクリーミーさが好相性!

最後まで期待を超え続けた食事に、母も筆者も大満足です。
Aya.Fujimatsu
コースの最後を締め括ったのは、デザートである苺のパンナコッタとグラニテです。
グラニテとは、フランス語で本来“ザラザラした”という意味をもち、転じてソルベ(氷菓)を表す言葉となったのだそう。

粉雪のように細やかなグラニテをお皿に振りかけてもらったら、美しい一皿の完成!
Aya.Fujimatsu
甘酸っぱいグラニテとまろやかなパンナコッタが口の中に広がっていくと、気分まで爽快に。
すき焼きの濃厚な甘みをリセットさせてくれる食後感に、夢中で食べすすめたのでした。

それに考案から提供に至るまで、きっと手間も時間も掛かっているはずなのに、食べ終える時は一瞬です。
もっと味わって頂かなくては、と思うけれど、美味しさのあまりペースが落とすことができません。

そんな時間を過ごしたのは実に久しぶりで、母と二人、このひとときに心から感謝しました。

【20:00】「ザ・バー」でリゾートの夜をもう少し愉しんで

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リゾートの夜をもう少し愉しもうと、母と別れて一人やってきたのはロビーラウンジに隣接する「ザ・バー」。ラグジュアリーホテルのバーだなんてちょっぴり緊張するものですが、意外にもおひとり様は多くいらっしゃるそう。

ジャズの音色が心地よく響くムーディーな空間は、まさに幼い頃に憧れた“オーセンティック・バー”という雰囲気。
密かに高揚を抑えつつもカウンターに着席し、メニューに目を通すと、ここにもフードが豊富に用意されていることに驚かされます。
特に人気のメニューは、季節ごとに内容の異なるパフェなのだとか。
Aya.Fujimatsu
▲「日光の星空」をイメージしたバーの壁面。およそ100本ものボトルがアートのようにディスプレイされている
お腹の膨れ具合からして流石にパフェは諦めたものの、パフェと同じくいちごを使用している「ストロベリーキングダム」を頂くことに。
自家製ほうじ茶麦焼酎といちごを使用したこちらのカクテルは、まさしく“大人のいちごジュース”という味わい

ひと口頂けば煎りたてのような香ばしいほうじ茶が鼻腔を満たし、後追いでいちごの酸味が広がっていきます。
Aya.Fujimatsu
二杯目はウィスキーのオンザロック。
光に透かしてみれば、「ザ・リッツ・カールトン」のシンボルであるライオンマークがお目見え!
こちらは四代目氷屋徳次郎の天然氷に、刻印機でプレスして作られたものなのだそうです。なんと芸が細かいでしょう。

さらに感動したのは、地域の方々とのコミュニケーションを大切にするため、氷の切り出しには「ザ・リッツ・カールトン日光」のスタッフも参加しているというお話

その地域とお越しになるお客様との接点としての役目を果たすホテルは、だからこそ地元に根ざした文化醸成を大切にしているのですね。このお話を通して、全てのステークホルダーを大切にするホテルの姿勢が垣間見えた気がして、この日「ザ・リッツ・カールトン」の本物としての在り方に強く心打たれたのでした。

【21:30】夜は日光湯元の源泉を引いた温泉でゆったり

Aya.Fujimatsu
ゆったりとお酒を愉しんだ後は、日光湯元から源泉を引いた温泉へ。
ラグジュアリーホテルなのに、客室備え付けの浴衣と丹前で館内を移動ができるのも、胸躍るポイントです。
Aya.Fujimatsu
▲手前にはフィットネススタジオ、奥にはスパトリートメントと温泉が備え付けられている
ザ・リッツ・カールトン日光
▲奥日光の威厳ある自然をコンセプトにした庭園は、内風呂からも愉しめる
「ラグジュアリーホテルの温泉って、一体どんな感じだろう?」
ワクワクしながら内部に足を踏み入れてみると、いわゆる“温泉風情”とはまた異なる、モダンでダイナミックな内装となっていました。
直線デザインに水盆やアッパーライトが映えるデザインは、なんだか“ネオ・ローマ”といった雰囲気です。

露天風呂に浸かり、粉雪のちらつく庭園を眺めていると思わず夢心地に。
まさか「ザ・リッツ・カールトン」で硫黄の香りを愉しめるとは思いませんでした。

内風呂・露天風呂・サウナにスパラウンジを備えるこちらの施設は、時間を過ごすには充分のコンテンツ量。
利用時間は5:30から23:00と早朝から愉しめる分、夜は少し早めにクローズしてしまうため、利用される場合にはご注意くださいね。

神秘的な雰囲気を帯びる、夜のホテルをパシャリ

Aya.Fujimatsu
温泉から上がった後は夜のホテルをちょっとだけお散歩。
しんと静まり返った館内で、照明の生み出す陰影だけが雄弁です。
Aya.Fujimatsu
お部屋に戻ったら美しい陰影がここにも出現していました。
こんなに静かな夜は、ふと思索に耽りたくなりますね。

何かに行き詰まった時、人生の節目を迎えた時、リトリートとしてひとりで訪れてみるのも良さそう。

そんなことを思い描いたところで、瞼が重くなってきました。
ふかふかのベッドで、ゆったりと就寝です。

【7:00】お目覚めは、栃木県の自然の恵を存分に生かしたモーニングで

Aya.Fujimatsu
朝を迎えると、窓の外には薄明のブルーとピンクに染まる中禅寺湖と男体山が!
母と二人、わぁっと声を上げて見入ってしまいます。
時間の経過とともに少しずつその色合いを変化させていく絶景は、いつまで経っても見飽きることがありません。

しかしながら、お腹が空いたのもまた事実。
ひと通りの身支度を終え、朝食会場へと向かうことにしました。
Aya.Fujimatsu
朝食は、ディナー会場と同様の「日本料理 by ザ・リッツ・カールトン日光」で提供されます。
夜は妖艶なムードであったのに対し、大きな窓から燦々と朝陽が差し込む朝は、清々しくヘルシーな雰囲気。

ホール中央には、シリアルや牛乳、プリンにヨーグルトといったメニューがずらりと並んでおり、その光景に思わず「朝だー!」とはしゃぎたくなります(笑)。
Aya.Fujimatsu
Aya.Fujimatsu
これだけでも充分に楽しめてしまいそうなラインアップですが、ひとまずはチェックイン時に選択した洋朝食のサーブを待つことに。

ということで、満を辞して登場したのがこちら!

「ザ・リッツ・カールトンブレックファスト 洋朝食」

Aya.Fujimatsu
▲「お好みの那須御養卵料理」の中からはクロックマダムを選択(写真左下)
  • 海老原ファームのグリーンサラダ フレンチドレッシング
  • オリジナルキューブ食パン クロワッサン デニッシュ
  • 栃木県産 苺ジャム 北海道産 発酵バター
  • 那須 瑞穂農場 黒毛和牛ローストビーフ
  • 大滝日光スモークサーモンのタルタル ビーツビネグレット
  • 海老と栃木県産 きくらげのスイートチリソース 水菜
  • 伊達鶏のフリット 春キャベツ ハニーマスタードソース
  • 栃木県産 ポロ葱 長芋 ベーコン 山葵ドレッシング
  • 栃木県産 ジャージーチーズとオリーブマリネ
  • 栃木県産 牛乳かん きなこ 季節のカットフルーツ
  • お好みの那須御養卵料理…スクランブルエッグ、目玉焼き、ポーチドエッグ、エッグベネディクト、クロックマダム、オムレツ(ハム、チーズ、トマト、キノコ、タマネギ、パプリカ)
朝からボリューム満点!
ジュエリーボックスに見立てた木箱で提供される朝食は、その名の通り光り輝いています。
シリアルでお腹を膨らませずにおいてよかった〜。

手始めに頂いたラディッシュに人参、水菜にフリルレタスなどがたっぷり入った野菜サラダは主役級の美味しさで早くもびっくり!
スイートチリソースが風味爽やかな海老、甘いハニーマスタードソースがからりと揚がった衣と好相性な鶏のフリット、あまりの美味しさに味覚の混乱が収まらなかったポロ葱といったふうに夢中で食べ進め、チーズがとろけるクロックマダムを頬張る頃にはもうお腹十五分目ほどに達していました。
お腹いっぱいのはずなのに全く重くないのは、一つひとつの素材が良いせいでしょうか。

この朝食をディナータイムに頂きたい、と所望するお客様がいらっしゃるそうですが、その理由も頷けます。

「ザ・リッツ・カールトンブレックファスト 和朝食」

Aya.Fujimatsu
▲「お好みで選択」からは黒千石納豆を選択(写真左)
母が選択した和朝食はこちら。
  • 海老原ファームのグリーンサラダ フレンチドレッシング
  • オリジナルキューブ食パン クロワッサン デニッシュ
  • 日光御養卵 茶碗蒸し 伊達鶏そぼろ餡掛け
  • 銀鮭塩焼き 辛子明太子
  • 那須 瑞穂農場 黒毛和牛ローストビーフ
  • 季節の御造り盛り合わせ 日光醤油「誉」
  • 栃木県産 鰻 日光豆腐揚げ出し
  • もずく酢 山芋とろろ クコの実
  • 栃木県産 舞茸 山菜お浸し 桜海老
  • 日光市産 田代さんの滋養米コシヒカリ 赤出汁 香の物
  • 栃木県産 牛乳かん きなこ 季節のフルーツ
  • お好みで選択…日光御養卵温度卵 黒千石納豆
何がすごいって、日頃語彙の豊富な母が「どれも美味しい」としか答えなくなってしまったこと。
特に、ボックス中央の一品料理のもずく酢や山菜のお浸し、伊達鶏のそぼろ餡掛けには感動したそうで、いまだに家庭内の語種となっています。

また、歯ごたえがあって上品な味わいの黒千石納豆も、“日常の納豆とは一線を画す”絶品だったとか。

読者の皆様は、どちらの朝食に心惹かれましたか?
こんなふうに、「ザ・リッツ・カールトン日光」には幸せな悩みがたくさん存在しているんですよ。

【9:00】中禅寺とともに育まれた奥日光の文化ならでは。ホテル館内にて座禅を体験

Aya.Fujimatsu
幸福感満点の朝食を終え、続いてやってきたのは「ザ・ライブラリー」
多彩なる歴史を育んできた奥日光の地らしく、ホテルの通年無料プログラムとして「座禅体験」のご用意があるのです。

奈良時代末期に創建された世界遺産「日光山輪王寺」の別院、日光山中禅寺立木観音の僧侶が手ほどきしてくれるとあって、短い時間で本格的な座禅の世界を覗き見ることができます。
Aya.Fujimatsu
無の境地に挑むこと20分。
筆者自身も忘れていたちょっとした怒りがフラッシュバックしてくることには驚きました。後で僧侶のお話を伺うと、自分自身に昇華されていない想いがあるのかもとのこと。
こうした過去の感情をクリーニングするためにも、座禅を続けることは有効だそうです。

ちなみに「いい音がするだけで、さほど痛くないですよ」と事前に伺っていた警策(僧侶が修行者の肩や背中を叩くための棒)は、しっかり肩に入って痛かったことをここにお伝えしておきます(笑)。

いつもと違った朝の過ごし方も、良い旅の想い出となりました。

※「座禅体験」は時期によって開催時間や開催場所が変わります。参加を希望される方は事前に一度オフィシャルウェブサイトからご確認をお願いいたします。

【11:30】旅の思い出にお土産をセレクト。正午のチェックアウトで二日目もゆっくり

Aya.Fujimatsu
退室の準備ができたら、チェックアウト時間となる12:00までお土産コーナーを物色。
気持ちが急かされることなくゆとりを持てるのも、嬉しい限りです。

日光ゆかりの“見ざる・聞かざる・言わざる”を「ザ・リッツ・カールトン」風にアレンジしたライオンのぬいぐるみは、思わず全部揃えたくなってしまうほどにキュート。
Aya.Fujimatsu
こちらは「ザ・リッツ・カールトン日光」を象徴する檜ベースの香りを持ち帰ることのできる、ルームスプレーやバスミネラル
Aya.Fujimatsu
「ザ・リッツ・カールトン日光」のロゴが入った期間限定バウムクーヘンと「シガレットバタークッキー -KEGON-」1,950円(どちらも税込)をお土産に頂戴しました。
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男体山や日光連山の山並みをイメージして作られたチョコバウムは、しっとりとした食感とフランス産ブロンド・チョコレート、ローストアーモンドの上品な甘味が絶品!
金粉がかかっているため、自宅用のお土産にはもちろん、大切な人への贈り物にも喜ばれそう。

一方のシガークッキーも、サクッと軽い歯応えが美味しくて、ついつい手が伸びてしまう定番のひと品です。

仕上げに、ホテルのレストラン「レークハウス」で地元食材をふんだんに使ったランチをいただき、一泊二日の母娘旅を大満足のうちに終えるのでした。その様子は、ぜひこちらもしくは以下リンクからご覧くださいね。
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静かな湖畔で美食はいかが?隠れ家の様な「ザ・リッツカールトン・日光」のレストラン
更新日:2022年7月11日

唯一無二の旅時間を過ごすなら「ザ・リッツ・カールトン日光」へ

Aya.Fujimatsu
国内でも屈指のラグジュアリーリゾートとして羨望を集める「ザ・リッツ・カールトン日光」。
その魅力はメディアやSNSでも広く伝えられている通りですが、実際に足を運ぶまで、まさかこれほど心揺さぶられる体験になるとは予期しませんでした。
奥日光の景観、館内の空間の美しさはもちろんのこと、折り目正しくもフレンドリーなスタッフの接客、筆舌尽くし難い絶品料理まで、五感で触れる全てが際立って洗練されているのです。そして、それらに触れた後は、自分自身の審美眼まで磨かれた感覚になるから不思議です。

滞在した時間がただ“ひとときの安らぎ”として終わるのでなく、その後の人生の価値観にまで影響を及ぼすものになるのだと知っていたなら、もっと若い頃に来ていたのに。

噂に違わず、「ザ・リッツ・カールトン日光」は人生のうちで一度訪れるべき珠玉のリゾートです。
本物に触れる体験をしたいなら、一日でも早く訪れてみてはいかが?
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※掲載されている情報は、2022年04月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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