「日本の美と技」を世界に発信!酒田市『加藤木工』加藤さんが伝統技術で地域貢献
酒田から世界へ。日本の伝統技術を世界に挑戦し続ける木工職人、加藤さん。本記事では、そんな加藤さんの魅力を、一般財団法人酒田DMO協力のもと、慶應義塾大学の学生団体SKIPチームがインタビューしました。加藤さんが日々大切にされている考えや、歩んできた人生を伺うと、新たなチャレンジをしてみようと前向きな気持ちになり勇気づけられるでしょう。
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提供:一般財団法人 酒田DMO
この記事の目次
加藤さんの仕事場にお邪魔してみると、多くの木材や木製の小物が目に飛び込んでくる。室内の端にはパソコンと繋がった2つの大きなマシンが稼働を続けている。加藤さんの人生を紐解けば、加藤さんがこの技術を使いこなしている理由がわかるだろう。
加藤さんは、山形県酒田市の木工職人です。伝統的な技術と最新技術を組み合わせて、木製の小物や家具作りを手がけています。パリの展示会に出品し「日本の美と技」を世界に発信すべく、精力的に活動をしている方です。
「酒田の職人と伝統工芸を守っていきたい」と話す加藤さんの活動が、この言葉を裏付けている。職人の減少により、伝統技術が伝承されないことが多くの地域で問題となっている中、加藤さんの活動からは解決の糸口が見えてくるかもしれない。
加藤さんは、山形県酒田市の木工職人です。伝統的な技術と最新技術を組み合わせて、木製の小物や家具作りを手がけています。パリの展示会に出品し「日本の美と技」を世界に発信すべく、精力的に活動をしている方です。
「酒田の職人と伝統工芸を守っていきたい」と話す加藤さんの活動が、この言葉を裏付けている。職人の減少により、伝統技術が伝承されないことが多くの地域で問題となっている中、加藤さんの活動からは解決の糸口が見えてくるかもしれない。
50年前から続く酒田市の木材加工屋に生まれ、酒田市で育った加藤さん。「古くて時代にそぐわない」と思っていた学生時代は、IT系に興味を持っていました。PCを使用した授業が受けられることから、高等専門学校で電子工学や半導体の製造を学んだ。
卒業後は高専生時代の学びを活かし、東京でサラリーマンとして最新技術を学びながら働いていた。
加藤さん「職人である父親の影響で、職人が儲からない理由が気になったんです。そこからセールスプロモーションやお金の管理が必要だと考え、企業の中で企画や経理などを担当していました。そこでは4億のお金を動かしていたこともあります。その後も一眼レフの設計など、さまざまな業種を経験しました。
しかし、サラリーマン時代に病に倒れ、サラリーマンを辞めるという決断を下しました。」
順風満帆に見えたサラリーマン生活が突如として日常ではなくなる。しかし、そこでも挑戦をやめないのが加藤さん。
加藤さん「セカンドライフとして「古びた町工場を拠点として酒田市を盛り上げる」という大きなチャレンジに挑戦することを決意しました。今までの経験から、1人で企画も経理もできることが自身の強みにもなりました。」
そういって大きな挑戦を始めた加藤さんは、現在、伝統的な船箪笥(ふなだんす)と、子どものおもちゃを連想させる猫型こけし「ねこけし」を組み合わせるというユニークな発想で日本の伝統技術を世界に発信しています。
Instagramにも力を入れており、投稿をきっかけにパリの展覧会に出品。今では、全国各地での展覧会を控えているそうです。
企画や経理、さらにはデジタル技術の運用など1人で何役も担い、今までの人生で吸収してきた全ての知見をフル活用して世界を相手にチャレンジし続けている加藤さんは、とてもかっこよかったです。
卒業後は高専生時代の学びを活かし、東京でサラリーマンとして最新技術を学びながら働いていた。
加藤さん「職人である父親の影響で、職人が儲からない理由が気になったんです。そこからセールスプロモーションやお金の管理が必要だと考え、企業の中で企画や経理などを担当していました。そこでは4億のお金を動かしていたこともあります。その後も一眼レフの設計など、さまざまな業種を経験しました。
しかし、サラリーマン時代に病に倒れ、サラリーマンを辞めるという決断を下しました。」
順風満帆に見えたサラリーマン生活が突如として日常ではなくなる。しかし、そこでも挑戦をやめないのが加藤さん。
加藤さん「セカンドライフとして「古びた町工場を拠点として酒田市を盛り上げる」という大きなチャレンジに挑戦することを決意しました。今までの経験から、1人で企画も経理もできることが自身の強みにもなりました。」
そういって大きな挑戦を始めた加藤さんは、現在、伝統的な船箪笥(ふなだんす)と、子どものおもちゃを連想させる猫型こけし「ねこけし」を組み合わせるというユニークな発想で日本の伝統技術を世界に発信しています。
Instagramにも力を入れており、投稿をきっかけにパリの展覧会に出品。今では、全国各地での展覧会を控えているそうです。
企画や経理、さらにはデジタル技術の運用など1人で何役も担い、今までの人生で吸収してきた全ての知見をフル活用して世界を相手にチャレンジし続けている加藤さんは、とてもかっこよかったです。
職人人口の減少に対して、加藤さんは「職人としての仕事が世界に通用するということを僕が証明することで、若者に興味を持ってもらいたい」と、若い世代へのアプローチについて教えてくれました。
地元の高校生と共に船箪笥を作るといった取り組みも活発に行っており、自身で色を塗ってオリジナルの『ねこけし』を作る体験が若い世代の方に人気。
学生時代から伝統芸術に触れることで、地元に誇りを持つ学生が増えそうです。
地元の高校生と共に船箪笥を作るといった取り組みも活発に行っており、自身で色を塗ってオリジナルの『ねこけし』を作る体験が若い世代の方に人気。
学生時代から伝統芸術に触れることで、地元に誇りを持つ学生が増えそうです。
加藤さんの趣味は、ものづくりの様子やプロダクトを見ること。何も考えずに見るつもりでも、ついつい仕組みやロジックなどを考えてしまうそうです。「好き」を仕事にする、ステキな職人さんです!
本記事では、酒田市で木工職人をされている加藤さんの人生や考え方、伝統文化に携わることの魅力をお届けしました。
インタビューをさせていただき「人生、何も無駄なことはないのだ」と実感しました。加藤さんは紆余曲折の人生全てからさまざまなことをボーダーレスに吸収され、到来したチャンスをもれなく掴み取って挑戦を続けていらっしゃる方です。
加藤さんにインタビューした後「これからも色々なことにチャレンジしてみよう!」と前向きな気持ちになりました。木工雑貨や伝統技術に興味のある方は、ぜひ加藤木工を訪れてみてください。
インタビューをさせていただき「人生、何も無駄なことはないのだ」と実感しました。加藤さんは紆余曲折の人生全てからさまざまなことをボーダーレスに吸収され、到来したチャンスをもれなく掴み取って挑戦を続けていらっしゃる方です。
加藤さんにインタビューした後「これからも色々なことにチャレンジしてみよう!」と前向きな気持ちになりました。木工雑貨や伝統技術に興味のある方は、ぜひ加藤木工を訪れてみてください。
加藤木工
庄内平野・出羽三山・鳥海山
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住所
酒田市北今町 7-47
酒田から世界へ。「日本の美と技」を世界に発信!
公式サイト
詳細を見る
SKIP(Silicon Valley Keio International Program)は、1956年(※)に設立された慶應生とスタンフォード生の国際交流団体です。毎年9月に約15名のスタンフォード生を日本に招き、企業訪問やショートトリップをイチから企画して交流しています。
2023年9月の交流で、神奈川県葉山町を訪問した際の学びから、場所や物といった従来の観光資源に加えて、日本人の「人」としての魅力に着目し、人に会いに行く観光サービス「ひとログ」を提案し、活動しています。
※“SKIP Instagram公式情報”参照
2023年9月の交流で、神奈川県葉山町を訪問した際の学びから、場所や物といった従来の観光資源に加えて、日本人の「人」としての魅力に着目し、人に会いに行く観光サービス「ひとログ」を提案し、活動しています。
※“SKIP Instagram公式情報”参照
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※掲載されている情報は、2024年03月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。