「ご覧ください」の正しい使い方は?今さら聞けない意味を徹底解説!
今回は「ご覧ください」の意味や使い方について徹底解説!「ご覧ください」は「見てください」という意味の敬語で、プレゼンをするときに使う方も多いと思います。正しい使い方や類語についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください!
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この記事の目次
「ご覧ください」は「見てください」という意味の敬語です。「見る」の尊敬語である「ご覧になる」と「くれる」の尊敬語の「くださる」が合体した言葉となっています。
職場や学校で、プレゼンテーションをするときに使う方も多いと思います。知っているようで知らない正しい使い方や、より丁寧な表現、類語についても解説するのでぜひ参考にしてみてください。
職場や学校で、プレゼンテーションをするときに使う方も多いと思います。知っているようで知らない正しい使い方や、より丁寧な表現、類語についても解説するのでぜひ参考にしてみてください。
「ご覧ください」は用意した資料を見てほしいときをはじめ、相手に何かを「見る」ことを促すときに使います。
以下では「ご覧ください」を使用した例文をご紹介します。様々なシーンで使われる言葉なので、ぜひ参考にして使用してみてください。
以下では「ご覧ください」を使用した例文をご紹介します。様々なシーンで使われる言葉なので、ぜひ参考にして使用してみてください。
- ・ 資料の〇ページをご覧ください。
- ・ 館内はご自由にご覧ください。
- ・ 実物をお持ちしたのでどうぞご覧ください。
- ・ 添付ファイルをご覧くださいますようお願い致します。
「ご覧ください」は、上司やお客様に使用して良いのか迷う方も多いと思います。尊敬語で構成された丁寧な表現なので、一般的には使って良いとされています。
しかし、人によっては少し失礼だと捉える場合もあります。以下で、より丁寧な表現や言い換えの言葉をご紹介します。ぜひ相手やシーンによって使い分けてみてください。
しかし、人によっては少し失礼だと捉える場合もあります。以下で、より丁寧な表現や言い換えの言葉をご紹介します。ぜひ相手やシーンによって使い分けてみてください。
「ご覧ください」を使うと失礼に思われそうで不安!という方は、ぜひ以下の表現を参考にしてみてください。文の始めや語尾に少し言葉を付け加えるだけで、より柔らかく丁寧な印象になります。
以下では「ご覧ください」という言葉を使わずに表現できる類語をご紹介します。
- ・どうぞご覧ください。
- ・ご覧くださいませ。
- ・ご覧くださいますようお願いいたします。
以下では「ご覧ください」という言葉を使わずに表現できる類語をご紹介します。
「ご覧ください」という言葉を使わなくても、他の言葉で同じような意味が表現できます。それぞれ様々なシーンで使うことができるため、多様なバリエーションを使い分けたい!という方はぜひ参考にしてみてください。
- ・ご確認ください。(何かを確かめてほしいとき)
※上司やお客様には使わない方が無難 - ・ご参照ください。(参考として、他のものと照らし合わせて見てほしいとき)
- ・ご一読ください。(ある程度完成したものに目を通してほしいとき)
- ・ご高覧ください。(かなり目上の方に対して見てほしいとき)
- ・ご査収ください。(資料の中身をよく確認して受け取ってほしいとき)
- ・ご笑覧ください。(自分の仕事や作品を見てもらうときにへりくだった言い方をするとき)
「ご覧ください」という言葉を使う際には、いくつか注意するべきポイントがあります。一般的によく使われている言葉が実は間違っていたり、丁寧さを意識するあまり意図が伝わりきれなかったりする可能性があるので、ぜひ確認してみてください!
よく間違った使い方をされる例として「ご覧になられる」という言葉があります。こちらは「見る」の尊敬語である「ご覧になる」と尊敬語の「られる」が続いているため、二重敬語となってしまいます。
間違った例文として「よろしければご覧になられますか。」「ぜひご覧になられてください。」などが挙げられます。それぞれの正しい言い方は「よろしければご覧になりますか。」「ぜひご覧ください。」です。
間違った例文として「よろしければご覧になられますか。」「ぜひご覧になられてください。」などが挙げられます。それぞれの正しい言い方は「よろしければご覧になりますか。」「ぜひご覧ください。」です。
丁寧さを意識しようと思い「よろしければご覧ください」「ご覧いただけましたら幸いです」という表現を使う方も多いかもしれません。しかし、これらは「時間があれば見てほしい」「都合の良いときに見てほしい」というニュアンスを与えてしまう可能性があります。よって確実に見てもらえるとは限りません。
目上の方には丁寧さを意識することは必要ですが、意識しすぎると意図が伝わらない原因にもなってしまいます。相手に絶対に見てほしいときには、こういった言葉の使用は避けるようにしましょう!
目上の方には丁寧さを意識することは必要ですが、意識しすぎると意図が伝わらない原因にもなってしまいます。相手に絶対に見てほしいときには、こういった言葉の使用は避けるようにしましょう!
今回は「ご覧ください」の意味や使い方についてご紹介しました!「ご覧ください」はビジネスや学校で使う機会が多いと思います。相手によって言葉の受け取り方が違ったり、意外と知らない誤用があったりするので、正しい使い方を身につけましょう。言葉遣いによって印象は大きく変わるため、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
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