【熊本】山鹿市のパワースポット！不動岩の雄姿を見よう

不動岩は、山鹿市の蒲生（かもう）にあり、岩の高さは約80メートル、根回りは約100メートルです。
山の中腹から頂上にかけて、三箇所から大きな岩が天に向かってそびえています。
其々が別々の地層帯で、数万年前に出来たという。
それほど気の遠くなる程の年月を経過している為か「さざれ岩」とも呼ばれています。

山鹿市から菊池市一帯は、およそ2千年の歴史が色濃く残る土地柄です。
その昔は、不動明を本尊とした、山伏の修行の場でした。
現在も、不動岩の付け根には、不動神社の拝殿があります。
こんな所にどうやって祭殿を造り込んだのだろうか？と不思議です。

不動岩は数億年以上もの長い年月をかけて「さざれ石」になります。
さざれ石は海底に厚く積み重なり岩盤に変化します。

古歌によると
「みいくさの 神の姿を仰ぐかな 平伏す岩は まつろえる神」
これは、威風堂々とした不動岩の「雄雄しくそそり立つ姿」が、まるで男性の力と美を彷彿とさせるではないか、と言う意味です。

此処からの眺めは最高です。
下から不動岩を仰ぎ見る時よりも高く感じますね。
山鹿市の市街地が一望でき、視線を投じれば、金峰山系のニノ岳、三ノ岳が見えます。
鳥居柱と稜線が交叉る処の左手には、薄っすらと普賢岳が見えます。

いかがでしょうか？
山鹿市と云うと温泉、惣門に千代の園酒造、八千代座、夢の湯、山鹿灯籠館などなど沢山の見所があります。
でもね、コレすら入口でしかありません。
是非、ディープなパワスポも訪れて下さい。