【一度は訪れたい絶景】青く輝く宝石。大理石の洞窟「マーブルカテドラル」に息を呑む

南米のパタゴニアに位置するチリにある湖、ヘネラル・カレーラ湖。
チリとアルゼンチンの両国にまたがる国際湖で、アルゼンチンではブエノスアイレス湖と呼ばれている。

ヘネラル・カレーラ湖は石灰分を含んでいるため乳白色を帯びており、空の色が反射してターコイズブルーに輝く。

そんな2つの国をまたがる美しい青の湖の中央部に、大理石でできた洞窟「マーブルカテドラル」は現れる。

「マーブルカテドラル」とは、日本語で“大理石の聖堂”という意味。

マグマによって溶かされた石灰岩が再び固まってできた大理石が、流れるように優美なマーブル模様をつくり出しているのだ。
長い年月もの浸食によって削られてできたその姿は、ぼこぼこした部分やギザギザした岩肌を作り出し、まるで彫刻作品のようである。

洞窟の内部は息を呑む美しさ。
白い大理石の岩肌に、湖の色が反射して映し出されるブルーは、湖面の揺らめきによって変化する。

人数が揃えば、洞窟の内部までを探検することができるボートツアーが開催されるのだそう。是非とも、神秘的なブルーに包まれてみたいものだ。