この季節に散歩するなら鎌倉!ということで、臨済宗大本山円覚寺に鎌倉散歩で訪れました。円覚寺へは、北鎌倉駅からが近く、神社•仏閣巡りをするにも、鎌倉から北鎌倉へ巡るより、北鎌倉で降りて、路線の多い鎌倉駅の方まで向かうルートの方がおすすめです!円覚寺は広大な敷地にいくつもの寺院?があったりするので全て見て回ろうとすると、思ったより時間が必要ですまた、境内を巡るには拝観料500円が必要です。
【神奈川】紅葉もいっしょに♡鎌倉の神社仏閣を巡ろう!
鎌倉には素晴らしい神社仏閣が無数に点在します。どこに行こうか迷ってしまいますよね。そこで、これからの時期必見!紅葉と合わせて楽しめる神社仏閣を厳選して1日で回れるよう、順番にご紹介します♪
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この記事の目次
円覚寺は、鎌倉観光雑誌などには、頻繁に取り上げられる、鎌倉有数の巨刹。紅葉の時期は総門辺りから、北鎌倉の秋の風物詩とも言われる色鮮やかなカエデが楽しめます。
広い境内を進むと、凛とした空気を感じます。迫力のある印象的な三門は、夏目漱石の『門』の舞台にもなっています。
仏殿には巨大なご本尊、「宝冠釈迦如来(ほうかんしゃかにょらい)」が鎮座しています。
遠くから見ると険しい表情にも見えましたが、近づくと慈しみをたたえた美しいお顔で、その瞳には吸い込まれそうなほどの魅力を感じました。
仏殿内を見上げると圧巻の白龍図が。文化勲章受章者の前田青邨さん監修、守屋多々志揮毫さん作の「三爪の龍図」です。
円覚寺にちらほら見られる三角形のマークは「三つ鱗」。鎌倉幕府の執権家、北条家の家紋です。そんな所も見つつ、紅葉と合わせて、歴史も感じて頂けたらと思います。
国宝に指定されている梵鐘(ぼんしょう)。
正安3年、北条貞時が国家安泰を祈願して寄進されたとされる鐘。
(※“公式ホームページ”参照)
正安3年、北条貞時が国家安泰を祈願して寄進されたとされる鐘。
(※“公式ホームページ”参照)
円覚寺の御朱印です。
11月中旬から12月中旬と予想されます。カエデやイチョウが見ごたえありです♪
円覚寺から歩くこと10分弱。
総門。別名、「巨福門(こふくもん)」。額の「巨福山」の文字は第十代住職一山一寧によるもので巨の字が勢い余って一点加わり、百貫の重みが増したということで百貫点と呼ばれています。注目して見てみてください。
総門。別名、「巨福門(こふくもん)」。額の「巨福山」の文字は第十代住職一山一寧によるもので巨の字が勢い余って一点加わり、百貫の重みが増したということで百貫点と呼ばれています。注目して見てみてください。
三門は安永4年建立。
下層に仁王像や門扉がない簡素な造りで、禅の世界を体現しています。
高さ20mを誇る二重門は見るものを圧倒します。
下層に仁王像や門扉がない簡素な造りで、禅の世界を体現しています。
高さ20mを誇る二重門は見るものを圧倒します。
ご本尊の地蔵菩薩坐像は室町時代に造られ、釈迦仏が多い禅寺の本尊としては珍しい例だそう。仏殿の内部は、天井や壁面に華麗な彫刻が施されていますのでお見逃しなく!
文化11年建立で、国の重要文化財に指定されている法堂天井画(はっとうてんじょうが)、「雲龍図」。
画は、なんと80畳分!
縦10m、横12mという迫力ある大きさです。中国では天下を治める者を意味する五爪(ごそう)の龍が描かれています。
写真は見やすいように、180度回転させていますが、本来は堂内に入ると逆さまの龍が目に飛び込んできます。
画は、なんと80畳分!
縦10m、横12mという迫力ある大きさです。中国では天下を治める者を意味する五爪(ごそう)の龍が描かれています。
写真は見やすいように、180度回転させていますが、本来は堂内に入ると逆さまの龍が目に飛び込んできます。
同じく堂内には「千手観音像」と「釈迦苦行像」が安置されています。
円覚寺、常楽寺の鐘と並ぶ、鎌倉三名鐘の一つ。創建当時から残る数少ない寺宝であり、国宝にも指定されています。
建長寺の御朱印です。
11月中旬~12月下旬と予想されます。
境内の最も奥にある半僧坊(はんそうぼう)の紅葉が有名ですが、境内各所でさまざまな木の紅葉が楽しめます♪
境内の最も奥にある半僧坊(はんそうぼう)の紅葉が有名ですが、境内各所でさまざまな木の紅葉が楽しめます♪
北鎌倉側から来る場合、正面から入りたい時は、本宮の横を通りすぎ、ぐるっと大回りして三ノ鳥居までいきましょう。
三ノ鳥居をくぐって左側が平家池。鶴岡八幡宮のシンボルとして親しまれる太鼓橋を挟んで右側が源氏池と、旗上弁財天社があります。
まずは、本宮(上宮)に参拝しましょう。
三ノ鳥居をくぐって左側が平家池。鶴岡八幡宮のシンボルとして親しまれる太鼓橋を挟んで右側が源氏池と、旗上弁財天社があります。
まずは、本宮(上宮)に参拝しましょう。
鎌倉の象徴である「鶴岡八幡宮」は、鎌倉時代から現在まで多くの人に親しまれてきました。常に、他県からも修学旅行生やツアー客など数多くの人が訪れます。
境内には江戸幕府11代将軍徳川家斉が造営した御本殿(本宮)をはじめ、源頼朝・実朝両公を祀る白旗神社、静御前の逸話で有名な舞殿、頼朝公が妻・北条政子の安産祈願のために造った参道、段葛(だんかづら)など歴史ある建物が数多く残されています。
境内には江戸幕府11代将軍徳川家斉が造営した御本殿(本宮)をはじめ、源頼朝・実朝両公を祀る白旗神社、静御前の逸話で有名な舞殿、頼朝公が妻・北条政子の安産祈願のために造った参道、段葛(だんかづら)など歴史ある建物が数多く残されています。
大銀杏ゆかりの素敵な絵馬は、祈と願の二種類があります。樹齢約1000年の大銀杏にあやかりたいものですね。
お社はパッキリした朱色で緑の中に映えます。
源氏の象徴である白いのぼり旗が並ぶ。
「旗上弁財天社」の絵馬には柔らかい表情で琵琶を弾く弁財天の姿が描かれています。
境内は自然豊かなため、野生のリスに遭遇することも!
鶴岡八幡宮の御朱印です。
11月下旬~12月上旬と予想されます。
カエデ、モミジ、イチョウの紅葉が源平池や柳原神池、鎌倉国宝館の周辺を彩ります。
カエデ、モミジ、イチョウの紅葉が源平池や柳原神池、鎌倉国宝館の周辺を彩ります。
江ノ電で、鎌倉駅から5分弱の旅♪
長谷寺庭園を抜けて観音堂へ。
このお寺は、天平8年の創建されました。ご本尊の「十一面観音像」は高さ約9mもあります。この像は楠の一木造りで創作されており、立ち姿が見ものです!康永元年に足利尊氏が金箔を施し、明徳3年には足利義満が光背を造って納めたと伝わるそうです。
長谷寺は、四季折々の植物が楽しめる花寺。鎌倉屈指のアジサイの名所として知られており、多くの種類のアジサイが見られる眺望散策路では、由比ヶ浜の海を見ながらアジサイの花を楽しめます!また紅葉の名所としても知られており、11月下旬頃から夜間特別拝観が開催され、ライトアップされた幻想的な紅葉もお楽しみいただけます♪
1年を通して様々な花を楽しめるのもこのお寺の魅力のひとつです。
1年を通して様々な花を楽しめるのもこのお寺の魅力のひとつです。
弘法大師参籠の地と伝わる弁天窟にある「窟内壁面」には、弁財天とその眷属である十六童子が彫られています。
何か神秘的なものを感じました!
何か神秘的なものを感じました!
境内には、インスタ女子が飛び付く、可愛らしいお地蔵さまスポットがいくつかあります♪
やさしい表情をした「良縁地蔵」は、高さ30cmもないので、お見逃しなく☆
やさしい表情をした「良縁地蔵」は、高さ30cmもないので、お見逃しなく☆
弁天堂の前にたたずむ、愛らしい表情に思わずこちらまで微笑んでしまう、「和み地蔵」。
これは、人の大きさほどもあるお地蔵さま。是非、隣に並んで写真を撮ってみてください☆
これは、人の大きさほどもあるお地蔵さま。是非、隣に並んで写真を撮ってみてください☆
鎌倉長谷寺の御朱印です。
11月下旬~12月中旬と予想されます。
池の周りにはカエデが配され、見頃には鎌倉唯一のライトアップも実施されます。
池の周りにはカエデが配され、見頃には鎌倉唯一のライトアップも実施されます。
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