会津若松市で新選組の歴史を辿る!歴女必見の観光スポットをご案内☆

幕末から明治へと時代が移りゆく中、旧幕府軍と新政府軍が激戦を繰り広げた戊辰戦争。福島県会津若松市はその戊辰戦争の激戦地として知られ、会津戦争が行われた場所なんです。新選組は会津戦争の際に旧幕府軍側で戦ったと伝えられており、会津若松市周辺には新選組ゆかりの観光スポットがたくさんあります。今回は会津の地で新選組の歴史を辿る観光スポットをご紹介していきたいと思います。歴女の皆さんは必見ですよ!

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この記事の目次

会津藩と新選組ってどんな関係性なの?

激動の幕末を駆け抜けた新選組。
映画やアニメなど様々な形で今も愛され続け、歴史好きな方の中でも高い人気がありますよね。新選組というと「池田屋事件」や「八・一八の政変」などで京都のイメージがありますが、福島県会津若松市も新選組の足跡が多く残る場所なんです!
会津藩と新選組の関係は会津藩が京都守護職という役職に就いていた時期まで遡ります。

新選組の前身である壬生浪士組(みぶろうしぐみ)は京都守護職御預(きょうとしゅごしょくおあずかり)であり、のちに起きる「八・一八の政変」での活躍を認められ、会津藩主である松平容保(まつだいらかたもり)から新選組という名前を与えられるんです。

その時から、新選組と会津藩は深い関係にあったんですね。

「金戒光明寺」

ちなみに、会津藩がまず京都で陣を置いたのが「金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)」であり、この場所から新選組と会津藩の関係がスタートしました。今も「金戒光明寺」には会津藩殉職者の墓があるので、一度お参りしてみてはいかがでしょうか?紅葉が綺麗な場所なので筆者一押しの季節は秋です♪

京都で新選組の歴史を辿るのも楽しいですよ♪
【浄土宗大本山・くろ谷 金戒光明寺】
住所:京都市左京区黒谷町121
電話番号:075-771-2204

新選組も戦った激戦地「母成峠」

ここからは、福島県会津若松市周辺で新選組の歴史を辿っていきたいと思います。

まずご紹介するのは「母成峠(ぼなりとうげ)」です。
この母成峠は戊辰戦争の際に新政府軍と旧幕府軍が激突した地であり、土方歳三(ひじかたとしぞう)や斎藤一(さいとうはじめ)を初めとする新選組もこの戦いに参加していたと言われています。東軍(旧幕府軍)慰霊碑には新選組隊士6名の名前が刻まれており、新選組が好きな方には一度足を運んでいただきたい観光スポット♪
【母成峠 古戦場】
住所: 福島県耶麻郡猪苗代町蚕養
電話番号:0242-62-2048(猪苗代観光協会)

新選組殉職の地「如来堂」

次に紹介するのは、新選組殉職の地として知られる「如来堂(にょらいどう)」。母成峠の戦いに敗れた新選組は、北に向かう土方歳三と会に留まることを決めた斎藤一らの二手に別れることになりました。

城下に侵攻した新政府軍は「如来堂」に立てこもる新選組隊士達を攻撃し、激しい戦いを繰り広げます。この際に新選組隊士のほとんどが討ち死にしたと伝えられていますが、実際には斎藤一など7名が生き残ったとも言われているんです。

この地で新選組隊士達は何を思ったのか。物思いにふけってみるのもいいかもしれませんね♪
【如来堂】
住所:福島県会津若松市神指町如来堂

今も刀傷や銃痕が残る「旧滝沢本陣」

からぶき屋根に覆われる「旧滝沢本陣」は、江戸時代に参勤交代の休憩所として使用されていた場所。戊辰戦争時には、駐屯所として使用され、新選組の土方歳三や斎藤一もこの「旧滝沢本陣」から母成峠へと出陣したと記されています。建物内には戊辰戦争時の銃痕や刀傷が残り、歴史をダイレクトに感じられる場所です。

新選組に対して特別な思いを持って足を運べば、普段以上に楽しめるかも♪
「旧滝沢本陣」は白虎隊で有名な観光地である飯盛山(いいもりやま)のすぐ側にありアクセス抜群♪

飯盛山にはさざえ堂や白虎隊記念館など多くの観光スポットがあるので、一緒に回ってみることをオススメします。
【旧滝沢本陣】
住所:福島県会津若松市一箕町滝沢122
電話番号:0242-22-8525

新選組三番隊隊長が眠る「阿弥陀寺」

新選組三番隊隊長 斎藤一は、幕末最強の剣客集団と言われた新選組の中でも無敵の剣と称されていました。その斎藤一が眠る場所が会津若松市にある「阿弥陀寺」です。

土方歳三らが北上を続けた後も、最後まで会への忠義に厚かった斎藤一。新選組ファンなら一度訪れたいスポットです。紅葉が綺麗な場所でもあるので、幕末の時代に思いを馳せながら参拝してみては?

会津若松市内でも有名な観光地である七日町のすぐ側にあるので、七日町と「阿弥陀寺」を合わせて観光して見てください♪
【阿弥陀寺】
住所:福島県会津若松市七日町4-20
電話番号:0242-23-7398

新選組副長!土方歳三も湯治した「東山温泉」

こちらの東山温泉は新選組副長の土方歳三が湯治したと言われている場所。
土方歳三は宇都宮の戦いで足を負傷し、その傷を癒すため会津若松の地で3ヶ月療養したと伝えられています。

この歴史ある温泉街で土方歳三は何を考えていたのか…そんなことに思いを馳せながら温泉に浸かってみてください。日頃の疲れを癒すのも観光の醍醐味なので、温泉でまったりしちゃいましょう♡
【東山温泉】
住所:福島県会津若松市東山町湯本滝ノ湯110
電話番号:0242-27-7051(会津東山温泉観光協会)

新選組局長・近藤勇が眠る「天寧寺」

日本各地にある新選組局長・近藤勇の墓。福島県会津若松市にもあるのをご存知でしたか?

東山温泉のすぐ側にある「天寧寺(てんねいじ)」というお寺に、土方歳三が造ったとされる近藤勇の墓があります。このお墓には近藤勇の遺体の一部が埋葬されていると伝えられていますが、実際には何も埋まっていないという説もあり、正確なことは分かっていません。

しかし、土方歳三は会津戦争の後、函館の地で命を落とします。日本各地に近藤勇のお墓はあれど、土方が参拝することができたのはこの会のお墓のみ。そう考えると、激動の時代を生きた2人の関係性が感じられて、より一層楽しめそうですね♪
【天寧寺・近藤勇の墓】
住所:福島県会津若松市東山町石山天寧208
電話番号:0242-26-3906

会津で新選組の歴史をたどる旅

aumo編集部
今回は会津若松市周辺で新選組の歴史を辿る観光スポットを紹介してきました。ファンには必見のスポットばかりでしたね。

幕末最強の剣客集団と称され、まさに激動の時代を生きた新選組。その儚くも美しい歴史に触れ、あなたも新選組のファンになること間違いなしです♪
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※掲載されている情報は、2022年02月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年4月25日

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