豊田市美術館ってどんなところ？展覧会情報と筆者おすすめポイント◎

「豊田市美術館」とは愛知県豊田市に1995年に開館した美術館です。
近代以降の作品を展示している美術館です☆

こちらの美術館では展示しているアートだけでなく、美術館を構成する建物と庭園にも着目していただきたいです！建物は、美術館建築で名高い谷口吉生氏、庭園はアメリカのランドスケープ・アーキテクト、ピーター・ウォーカー氏が手掛けたんですよ♪
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

現在「豊田市美術館」では3つの展覧会が開催されています♪

1つ目は、「クリムト展 ウィーンと日本 1900」です。
2019年7月23日（火）～2019年10月14日（月・祝）まで開催しています。
オーストリア・ウィーンで活躍したグスタフ・クリムトム没後100年、そして、日本オーストリア間の友好を記念した展覧会です。筆者も訪れたのですが、クリムトが得意とした油彩画を始めとする多くの作品を見ることができ、ただアートに触れるだけでなく、クリムトの人生観を学ぶことができる機会でした♪

2つ目は「2019年度 コレクション Ⅱ」。こちらも、2019年7月23日（火）～2019年10月14日（月・祝）まで開催しています。

3つ目は「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」です。名古屋市と豊田市の4つの会場で行われる「あいちトリエンナーレ」は国内最大規模の国際芸術祭です。2019年8月1日（木）～2019年10月14日（月・祝）までの開催です。
（※"豊田市美術館 公式HP"、"あいちトリエンナーレ2019 情の時代 公式HP"参照）

「豊田市美術館」は年中豊田市民だけでなく、豊田市外からも多くの来館者で賑わいます。
車でお越しの方は近くに駐車場が併設されているので、心配ご無用◎

交通機関別に詳細をご紹介します！

東名高速道路を利用してお越しの場合は「豊田市美術館」の最寄りICは「豊田IC」です。「豊田IC」から降りたら、そこから約15分で着きますよ♪

他の自動車道をご利用の場合もご紹介します。東海環状自動車道を利用される場合は「豊田松平IC」から約15分、伊勢湾岸自動車道ご利用の場合は「豊田東IC」より約20分の距離です。

「豊田市美術館」には乗用車250台も止められる無料駐車場があります！よっぽどなことがない限り無料駐車場に止められますが、万が一混雑していたりする場合は、豊田市内のフリーパーキング加盟駐車場もご利用いただけますよ◎
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

「名古屋駅」から「豊田市美術館」最寄りの「豊田市駅」までは電車で約1時間です。

地下鉄東山線「伏見駅」で乗り換え、地下鉄鶴舞線豊田市選直通豊田市行きに乗り、終点「豊田市駅」で降車してください。
他にも、名鉄名古屋本線豊橋行きに乗り、｢知立駅｣にて乗換え、名鉄三河線猿投行き｢豊田市駅｣で下車することも可能です◎

「豊田市駅」から「豊田市美術館」までは徒歩約15分です。
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

「豊田市駅」より「豊田市美術館」までは徒歩で約15分ですが、もちろんタクシーを利用してもOK！
道が混んでいなければ、車で約5分の距離です。

「豊田市駅」には東口にも西口にもタクシー乗り場があります。乗車時間はどちらのタクシー乗り場からタクシーに乗っても大差ないですよ◎

次に、「豊田市美術館」の観覧料をご紹介します。

まず、常設展（髙橋節郎館含む）は一般で￥300（税込）、高校・大学生は￥200（税込）、中学生以下は無料です。
企画展／常設特別展は展覧会ごとで料金が異なります。例えば、「クリムト展」は一般￥1,600（税込）、大学生￥1,300（税込）、高校生以下は無料になります。見に行く予定の展覧会ページをご確認くださいね。
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

「豊田市美術館」をお得に利用する方法をいくつかご紹介します。

例えば、豊田市内在住、もしくは豊田市内の高校に通学している方はいつでも観覧無料です。
証明できるものを持っていくことをお忘れなく！
高校生だと美術館に行く機会もあまりないと思うので、無料であることを機に一度行ってみてくださいね♪
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

"僕、私、高校生じゃないよ！"という方にも朗報◎他にもお得に「豊田市美術館」を訪れる方法があるのでご紹介します。

お得な技1つ目は、タクシーに乗ること。豊田市美術館までタクシーをご利用になると、タクシー運転手から「企画展200円割引券」をいただくことができます。

個人タクシーなどでは割引券の取扱いのない場合もあるのでご注意くださいね。

ご本人のみに限りますが、以下の会員であれば、会員カードなどを提示すれば、企画展当日料金を値引きしてもらえますよ。

・t-FACE CLUB
・豊田市高齢者クラブ
・豊田市消防団員
・ミュージアムぐるっとパス

「豊田市美術館」におでかけされる前に会員カードの確認をお忘れなく！
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

「豊田市美術館」には年間パスポートがあります。年に3回以上「豊田市美術館」にて行われる企画展に訪れる予定がある方には年間パスポートの購入をおすすめします☆

1枚（1名様）￥3,000（税込）で、有効期限は購入日から翌年の発行日の属する月の末日までです。
購入したい場合は、美術館チケットカウンターにて申し込んでくださいね♪

「豊田市美術館」への年間パスポートを持っていると、「豊田市美術館」に何度も訪れることができるようになるだけでなく、様々な特典を受けられるようになります。

例えば、一緒に来館された方は観覧料金を団体料金に割り引いてもらえます。
他にも、豊田市内文化施設である、「豊田市郷土資料館」と「豊田市民芸館」の観覧料金を値引きしてもらえたり、「名古屋ボストン美術館」などの愛知県内にあるいくつかの美術館で観覧料金を団体料金にしてもらうことができたりしますよ◎
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

美術館巡りがお好きな方には、おすすめです！

「豊田市美術館」には、「ル・ミュゼ（味遊是）」というレストランが併設しています。
10:00～17:30（L.O. 17:00）までの営業で、美術館の観覧券を持っていなくても利用することができるレストランです♪お昼時にお腹が空いたり、午後小腹が空いたりしたときに利用してみてくださいね。

ガラス張りのレストランで、美術館のテラスと、市街地の景色を楽しめます♡
美術館で行われている企画展に合わせたメニューを展開しているときもあるので要チェックです！

「豊田市美術館」の楽しみは、絵画作品を展示した展覧会を回ることだけではありません。
併設しているレストランの料理を食べるのも1つですが、さらに上級者には「豊田市美術館」で開催されるイベントもチェックしていただきたいんです！

"ギャラリーツアー"や"ギャラリートーク"、"シンポジウム"など様々なイベントが「豊田市美術館」では開催されます。

"ギャラリーツアー"は木曜日を除く毎日午後2時（土日、祝日は11:00～、14:00～）に行われ、作品ガイドボランティアの方が展示されている作品について説明してくれます。

"ギャラリートーク"は展示室に飾られている1つの作品を作品ガイドボランティアの方とじっくりと読みとくプログラムです。専門的な知識がなくとも楽しめるイベントですのでお気軽に参加してくださいね。
現在予定されているのは、2019年10月6日（日）（13:00より40分程度）です。
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

他にも"シンポジウム"などのイベントも開催されているので、詳しくは公式HPをチェックしてみてくださいね♪

最後に、今後開催予定の展覧会をご紹介します。

2019年11月23日（土）～2020年2月24日（月・祝）まで予定されているのは、「岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ」。造形作家である岡﨑乾二郎氏の個展で、彫刻や、絵画、映像などと多ジャンルの制作をお楽しみいただけます☆

その次に、2020年3月20日（金・祝）～2020年6月21日（日）まで久門剛史氏の個展が予定されています。新進作家である久門剛史氏の国内初の個展です。イベントページを読んでいて、「豊田市美術館」がまた別の空間に感じられるようになるのではと想像しています。
（※"豊田市美術館 公式HP"参照）

前売り券の情報なども記載されているので、公式HPをチェックしてみてくださいね。

いかがでしたか？
街中にありながらも、落ち着いた雰囲気を味わえる豊田市美術館。独自の企画もあり、初心者さんにも楽しめる美術館ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね☆

愛知県民、特に西三河地方民は要チェック◎