マスターカードの請求には為替レートが関わる?手数料なども知ろう
マスターカードと言えば、世界シェアNo.2の国際ブランドです◎そのため、国内はもちろん海外旅行でマスターカードを利用する人は多いのではないでしょうか。その際に気になるのが請求金額です。これには、為替レートと基準レートが関係するようです。そこで、為替レートとはどのようなものか、そして海外でのクレジットカード決済のメリットなどを解説します♪
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この記事の目次
海外での支払い方法は、現金もしくはクレジットカード決済の2種類あります。どちらにもメリット・デメリットがありますが、実はクレジットカードの方がメリットは多いと言われています◎
海外でのクレジットカード決済には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
海外でのクレジットカード決済には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
まず1つ目のメリットは、手数料が抑えられることです。現金両替の手数料は、一般的に2.0〜10.0%かかると言われています。一方、クレジットカード決済の手数料は2.0%程度です。
つまり、クレジットカードで支払った方が、手数料は抑えられるのです◎
特に長期滞在する場合や高額な買い物をする場合は、総額に大きな差が出るのでクレジットカード決済がおすすめですよ!
つまり、クレジットカードで支払った方が、手数料は抑えられるのです◎
特に長期滞在する場合や高額な買い物をする場合は、総額に大きな差が出るのでクレジットカード決済がおすすめですよ!
2つ目のメリットは、カード付帯サービスです。例えば、「海外旅行保険」付きのクレジットカードなら、現地でケガや病気になったときなどに補償を受けられます。わざわざ保険に加入する必要がないので、便利かつお得ですよね◎
また、24時間日本語で対応してくれる「サポートデスク」が設置されている場合もあります。現地で何か困ったことがあったときに相談できるので、海外旅行に慣れていない人にも安心のサービスです♪
さらに、「空港ラウンジ利用」の特典が付いている場合は、空港での待ち時間を快適に過ごせますよ!
また、24時間日本語で対応してくれる「サポートデスク」が設置されている場合もあります。現地で何か困ったことがあったときに相談できるので、海外旅行に慣れていない人にも安心のサービスです♪
さらに、「空港ラウンジ利用」の特典が付いている場合は、空港での待ち時間を快適に過ごせますよ!
3つ目のメリットは、出費を確認しやすいことです。現金だと、レシートを1枚1枚保管して確認する…という地道な作業になるので、手間がかかりますよね。その結果、支払いの管理が面倒になってしまうかもしれません。
しかし、クレジットカードならネットで簡単に利用明細がチェックできます♪
出費が一目でわかるので、現地でのスケジュールやお土産の予算などがスムーズに立てられますね!
しかし、クレジットカードならネットで簡単に利用明細がチェックできます♪
出費が一目でわかるので、現地でのスケジュールやお土産の予算などがスムーズに立てられますね!
「為替レート」とは、外国為替市場における外貨との交換比率のことです。それでは、「基準レート」とはどういったものなのでしょうか。
為替レートは、秒単位で変化します。この常に変化する為替レートから、他国の通貨に換算するのですが、これには大変な手間がかかるのです。
そのため、Visaやマスターカードなどの国際ブランドでは、換算しやすく「基準レート」を設定しています♪
ちなみに、為替レートは秒単位で変化しますが、基準レートも1日単位で変化します。
この基準レートをもとに、クレジット会社は円換算し、手数料を乗せてカード保有者に請求書を送るのです☆
そのため、Visaやマスターカードなどの国際ブランドでは、換算しやすく「基準レート」を設定しています♪
ちなみに、為替レートは秒単位で変化しますが、基準レートも1日単位で変化します。
この基準レートをもとに、クレジット会社は円換算し、手数料を乗せてカード保有者に請求書を送るのです☆
次は、より具体的に基準レートが使われるシーンを見ていきましょう!「お店などでのカード決済」と「キャッシング」2つの例をあげて解説します♪
また、レートは変動しているので、換算されるタイミングも気になるところです◎
カード会社によるレート換算日についてもご紹介しますね。
また、レートは変動しているので、換算されるタイミングも気になるところです◎
カード会社によるレート換算日についてもご紹介しますね。
海外のお店などでクレジットカード決済した場合、最終的な請求金額を計算するために基準レートが使われます。計算方法としては、以下のようになります。
1.海外での利用額×基準レート=日本円(利用金額)
2.海外での利用額×基準レート×海外事務手数料利率=海外事務手数料
3.日本円(利用金額)+海外事務手数料=請求金額
1.海外での利用額×基準レート=日本円(利用金額)
2.海外での利用額×基準レート×海外事務手数料利率=海外事務手数料
3.日本円(利用金額)+海外事務手数料=請求金額
海外でキャッシングをする場合も、カード決済と同様に、最終的な請求金額を計算するために基準レートが使われます。計算方法としては、以下のような流れになります。
1.利用額を日本円に換算する
海外での利用額×基準レート=日本円(利用額)
2.支払利息を計算する
日本円(利用額)×金利÷365×返済までの日数=支払利息
3.利用額と支払利息、手数料の合計が請求金額になる
日本円(利用額)+支払利息+ATM手数料=請求金額
1.利用額を日本円に換算する
海外での利用額×基準レート=日本円(利用額)
2.支払利息を計算する
日本円(利用額)×金利÷365×返済までの日数=支払利息
3.利用額と支払利息、手数料の合計が請求金額になる
日本円(利用額)+支払利息+ATM手数料=請求金額
海外でクレジットカードを利用した場合、日本円に換算されるタイミングは利用日とは限りません。多くの場合、利用データが決済センターに届いた時点の基準レートが適用されます◎
そのため、換算のタイミングは利用日の2〜4日後になることがほとんどです。利用日の基準レートを使用するわけではないことを覚えておいてくださいね♪
そのため、換算のタイミングは利用日の2〜4日後になることがほとんどです。利用日の基準レートを使用するわけではないことを覚えておいてくださいね♪
国際ブランドの主要3社が公表している「基準レートの調べ方」は、公式サイトから確認できます。換算のタイミングはクレジットカードを使用した日の数日後ではありますが、あたりをつける程度に請求金額を割り出せるでしょう♪
各ブランドの基準レートの見方について解説します☆
各ブランドの基準レートの見方について解説します☆
マスターカードは、公式サイトの「Mastercard Currency Converter」というページから入ります。日付・通貨・金額など、赤い☆印が付いている必要項目を埋めましょう。
CALCULATEボタンをクリックすると、指定した日付の基準レートが表示されます♪
CALCULATEボタンをクリックすると、指定した日付の基準レートが表示されます♪
Visaは、公式サイトの「Exchange Rate」というページから入ります。マスターカード同様に、日付・通貨・金額などの必要項目を埋めていきましょう♪英語表記なので分かりづらい場合は、以下を参考にしてください。
1.「Card currency」は「Japanese Yen(JPY)」を選択
2.「Transaction currency」に渡航先の現地通貨を入力
3.「Amount」に「1」を入力
4.「Bank Fee」に「0」を入力
5.「Date Requested」は日付を選択
その後「Calculate exchange rate」をクリックすると、基準レートが大きく表示されますよ☆
1.「Card currency」は「Japanese Yen(JPY)」を選択
2.「Transaction currency」に渡航先の現地通貨を入力
3.「Amount」に「1」を入力
4.「Bank Fee」に「0」を入力
5.「Date Requested」は日付を選択
その後「Calculate exchange rate」をクリックすると、基準レートが大きく表示されますよ☆
JCBは、公式サイトの「Base rate」というページから入ります。Visaやマスターカードと違って、確認したい日付をクリックするだけでOKです♪
レート表の見方は簡単です!まず右側にある通貨の欄から、日本円の「JPY」を見つけましょう。その行の「Sell」部分が、基準レートになりますよ。
レート表の見方は簡単です!まず右側にある通貨の欄から、日本円の「JPY」を見つけましょう。その行の「Sell」部分が、基準レートになりますよ。
海外でクレジットカードを利用すると、手数料がかかります。この手数料を「海外事務手数料」と言います☆
カード会社によってその金額は異なるので、あらかじめチェックしておいた方が良いでしょう♪
カード会社によってその金額は異なるので、あらかじめチェックしておいた方が良いでしょう♪
海外でクレジットカードを利用すると、各カード会社は日本円に換算しなければなりません。通常より手間がかかるので、海外事務手数料として請求金額に上乗せしているのです。以下は、各社の手数料です。
・楽天カード…1.63%(Visaやマスターカードの場合)、1.6%(JCBの場合)、2.0%(アメリカン・エキスプレスの場合)
・オリコカード…1.63%(Visaやマスターカードの場合)、1.6%(JCBの場合)
多くのクレジットカード会社では、1.6~2.0%程度の海外事務手料の設定をしています☆
・楽天カード…1.63%(Visaやマスターカードの場合)、1.6%(JCBの場合)、2.0%(アメリカン・エキスプレスの場合)
・オリコカード…1.63%(Visaやマスターカードの場合)、1.6%(JCBの場合)
多くのクレジットカード会社では、1.6~2.0%程度の海外事務手料の設定をしています☆
海外では、キャッシングの利用もおすすめです◎
キャッシング枠のあるクレジットカードを持っていれば、現地のATMで現金を引き出せますよ!
まずは、海外キャッシングのメリットからチェックしていきましょう♪
キャッシング枠のあるクレジットカードを持っていれば、現地のATMで現金を引き出せますよ!
まずは、海外キャッシングのメリットからチェックしていきましょう♪
キャッシングと言うと、高い利息をイメージしてしまうかもしれません。しかし、基本的に利息は日割りで計算されるので、返済日さえ気をつければそれほど大きな負担にはなりません。
むしろ、現金両替やクレジットカード決済にかかる手数料より安くなるケースもあります!実際、手数料がお得であることから、海外ではキャッシングを上手に利用する人が多いですよ。
むしろ、現金両替やクレジットカード決済にかかる手数料より安くなるケースもあります!実際、手数料がお得であることから、海外ではキャッシングを上手に利用する人が多いですよ。
海外キャッシングをする場合は、現地のATMを利用します。以下は、ATMの基本的な操作方法です♪
1.クレジットカードを挿入する
2.言語を選択する
3.4桁の暗証番号を入力する
4.「WITHDRAWAL」を選択する
5.「CREDIT」を選択する
6.引き出したい金額を入力または選択する
7.現金・カード・レシートを受け取る
機械によっては、カードを挿入してすぐに受け取るケースもあります。その場合は、盗難などを防ぐため、すぐにバッグにしまいましょう◎
また、言語の選択画面において、もし日本語がない場合は英語を選んでおいた方が分かりやすいですよ!
1.クレジットカードを挿入する
2.言語を選択する
3.4桁の暗証番号を入力する
4.「WITHDRAWAL」を選択する
5.「CREDIT」を選択する
6.引き出したい金額を入力または選択する
7.現金・カード・レシートを受け取る
機械によっては、カードを挿入してすぐに受け取るケースもあります。その場合は、盗難などを防ぐため、すぐにバッグにしまいましょう◎
また、言語の選択画面において、もし日本語がない場合は英語を選んでおいた方が分かりやすいですよ!
海外キャッシングをすると、返済すべき主な金額は「キャッシング利用額+利息」です。利息は日割り計算されるので、少しでも早く返済すれば低く抑えられるでしょう◎
そのため、お得に海外キャッシングを利用したい場合は、返済日を待たず繰上返済することをおすすめします。ただし、繰上返済の条件や方法は、カード会社によって異なるのであらかじめ確認しておくと良いですね♪
そのため、お得に海外キャッシングを利用したい場合は、返済日を待たず繰上返済することをおすすめします。ただし、繰上返済の条件や方法は、カード会社によって異なるのであらかじめ確認しておくと良いですね♪
マスターカードをはじめ、主要な国際ブランドの基準レートは、それぞれの公式サイトから確認できます☆
円換算をしたい場合は、為替レートをもとにした「基準レート」を参考にしましょう!ただし、アメリカン・エキスプレスとダイナースは公表していないので注意してくださいね。
また、海外旅行の際は、手数料も気になるところです◎
カード会社の海外事務手数料をチェックして、少しでも手数料の低いカードを選ぶのもアリです♪
レートや手数料をあらかじめ把握して、よりお得に海外旅行を楽しみましょう!
円換算をしたい場合は、為替レートをもとにした「基準レート」を参考にしましょう!ただし、アメリカン・エキスプレスとダイナースは公表していないので注意してくださいね。
また、海外旅行の際は、手数料も気になるところです◎
カード会社の海外事務手数料をチェックして、少しでも手数料の低いカードを選ぶのもアリです♪
レートや手数料をあらかじめ把握して、よりお得に海外旅行を楽しみましょう!
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※掲載されている情報は、2022年08月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。