クレジットカードの海外利用は外貨決済がお得？決済の比較をしよう

海外でクレジットカードを使って買い物や食事などをすると、手数料も引かれていますよね？この手数料とはどのようなものなのか、まずは見てきましょう☆

カード決済でかかる費用を計算するときに、知っておきたい2つのポイントがあります☆

1つ目は「基準レート」です。海外通貨を円に換算する比率は、為替レートとVisaやMastercardなどの国際ブランドによって毎日決められています。

もう1つは「事務手数料」で、これは楽天やオリコなどのカード会社が事務処理をするときに計上する手数料です。クレジットカードの支払いにはこの2つの手数料が計上されていることを覚えておきましょう♪

基準レートは、それぞれの国際ブランドが用意しているページから確認できますよ。Visaであれば「Exchange Rate」というサイトからチェックできます。Mastercardは「Mastercard Currency Conversion Calculator」というページでそれぞれ必要項目を記入し、確認しましょう♪

なお、アメリカン・エキスプレスは、基準レートが公開されていません。そのようなブランドでは、実際に請求金額を確認するまで基準レートはわからないようです。

VisaやMastercardのような国際ブランドではなく、楽天やオリコ、三井住友などのクレジットカードを発行する会社に支払う手数料が海外事務手数料です。

海外事務手数料は為替レートに関係なく、カード会社によって一律に決められています。利率はカード会社によって異なりますが、1.6～2.0%に税率をかけた数値内であることがほとんどのようです☆

基準レートのように変動しないため、出費を低く抑えようと思ったら海外事務手数料の安いカードを選ぶ必要がありますね♪

海外での料金の支払いは、主に現地通貨での支払いとクレジットカード決済です☆

この2つの方法を比べるとクレジットカード決済の方がお得と言われていますが、それはどうしてなのか理由を見ていきましょう♪

日本国内での買い物の場合、現金支払いをする人の割合は海外と比べて多いようです☆
同じように海外での買い物も、現金で支払いたいという人が一定以上います。しかし、手数料の観点からするとあまりオススメはできません。

空港や旅行会社、両替所で手持ちの日本円を現地通貨に両替した場合、手数料は2.0～10.0%程度かかります。さらに、日本に戻ってきたときに余ったお金を日本円に両替するのにも、手数料が取られてしまうのです。

一方、クレジットカードの手数料は、高くてもせいぜい2.0%程度です。このことから両替した通貨の使用は、最低限にした方が良いと言えるでしょう♪

クレジットカード決済にする場合、お店によっては現地通貨と日本円のどちらにするかを尋ねられることがあります。馴れ親しんだ日本円で支払いたいという人もいるかもしれませんが、実はここに大きな落とし穴があるので注意が必要です！

現地通貨決済（外貨決済）を選択すると、基準レートや事務手数料をもとに、請求する日本円が換算されます。ところが、日本円決済を選択すると、買い物をしたお店の決めたレートで請求される危険があります。

お店の多くはレートが公開されていないことに加え、中には数十%も上乗せされて請求された…という報告もあるのです。

クレジットカードの手数料は良心的な数字ですし、公開されています。そのため、現地通貨決済の方が安心です♪

クレジットカードの外貨決済の方が、ほかの支払い方法と比べてもお得なのは解説した通りですが、最後に外貨決済をする上での注意点について見ていきましょう♪

支払い時に金額は必ず確認しましょう☆
金額の内容は、現地で決められている税とカード会社の手数料、そしてチップが加算されています。

チップについては、特に注意が必要です。店員が持って来る明細書にはチップについて記載する欄があるのですが、空欄のまま提出すると、店側が勝手に金額を書き足してしまうことがあるので必ず埋めてください。

サインや暗証番号を入力した後の返金は難しいので、通貨単位があっているか、内容に問題がないかは必ず確認するようにしましょう♪

後日にクレジットカード会社から明細書が届いたときに、現地での利用控えと金額に違いがないかを確認しましょう♪

中にはレンタカーの利用料金やホテル施設の身に覚えのないサービス料が、利用したお店やホテルから勝手に上乗せされているケースがあります。

また海外では、スキミングなどの犯罪が多発していることもあって、その被害に遭っていないかもしっかり確認しましょう。

外貨決済は、手数料がクレジットカード会社によって公表されていますし、法外なレートに換算される心配もありません。そのため外貨決済した方がお得な場合が多いようです♪

その際に、使った金額と請求額が合っているかをチェックして、何か問題があった場合は速やかにカード会社に連絡することが大切です☆