【奈良の美しい歴史スポット】咲き誇る青紫の花と歴史を感じる時間

奈良県橿原（かしはら）市は日本国はじまりの地ともいわれ、最初の都と呼ばれる藤原京があった場所。
大阪・京都から電車、車で1時間ほどで訪れることができます。

神話と伝説が残る神社仏閣、日本最古の歌集・万葉集に詠まれたスポットがたくさんあり、歴史めぐりが楽しめます。

橿原市の住宅街の中に残されている本薬師寺跡。

万葉集や日本書紀にも登場する、大和三山など美しい山を見渡すこともできる場所。

平城京遷都でここにあった薬師寺（やくしじ）は、奈良市西ノ京に移されました。

元々はここに薬師寺があったことから、本薬師寺跡（もとやくしじあと）と呼ばれるように
なったそう。

古墳のような不思議な盛り山があったり、古代を感じることができます。

本薬師寺跡周辺に広がるホテイアオイ。

6月末頃に近所の小学生やボランティアのみなさまがが毎年、植え付けを行います。

青紫のこぶりのかわいらしい花
「ホテイアオイ」
８月下旬～１０月中旬ごろに順に花を咲かせます。


9月頃の満開の時期には 400,000株の花が咲くそう。

青い空に青紫の花が広がる光景はまさに絶景～！

古代ロマンにひたることができます。

17時過ぎくらいに訪れると、日没までの空の色の変化を眺めることができます。

大和三山の1つ畝傍山（うねびやま）に沈む夕日が美しいです。

水面に移る空のリフレクションもきれいです。


古代の人もこの景色を見ていたかと思うと情緒を感じますね。

ホテイアオイは8月下旬から10月初旬が見頃（例年の最盛期は9月頃）です。

ぜひ歴史ロマンスポットで空と夕日と共に楽しんでみては。