上野公園の美術館で恐怖体験!?「怖い絵展」に密着☆
上野公園の美術館で開催されている「怖い絵展」。美術館が公園内にあることも相まって、多くの方が訪れています。その待ち時間は、なんと最大210分待ち!11月からは閉館時間も延長し、比較的並ばずに入場出来るようになったんです!
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この記事の目次
上野公園内の「上野の森美術館」で開催されている「怖い絵展」。
日没が早い冬の公園にひっそりと飾られている「怖い絵展」という文字と共にいくつかの絵を使ったポスターは、入場前から私達になんとも言えない緊張感を与えます。
日没が早い冬の公園にひっそりと飾られている「怖い絵展」という文字と共にいくつかの絵を使ったポスターは、入場前から私達になんとも言えない緊張感を与えます。
チケットは音声ガイド付きのものはピンク、無しのものは黄緑と2種類あるんです!
この写真のチケットに採用されている絵は、『レディ・ジェーン・グレイの処刑』。
これは、メアリ1世よりも先に即位し、イングランド最初の女王を宣言したレディ・ジェーン・グレイが、中年の司祭によって首置き台へと優しく導かれているシーンを生々しく描いた作品なんです。
しかし、チケットに描かれているのはこの作品のごく一部。実際はレディ・ジェーン・グレイと中年の司祭以外に、円柱にすがりつき背中を見せて泣く侍女やジェーンが身に着けていた宝石類を持ち失神しかける侍女など、想像するだけでも震えが止まらないような描写を描いた作品です。
実際にこの作品の前に立ったら、思わず足がすくんでしまう事間違いなし!
この写真のチケットに採用されている絵は、『レディ・ジェーン・グレイの処刑』。
これは、メアリ1世よりも先に即位し、イングランド最初の女王を宣言したレディ・ジェーン・グレイが、中年の司祭によって首置き台へと優しく導かれているシーンを生々しく描いた作品なんです。
しかし、チケットに描かれているのはこの作品のごく一部。実際はレディ・ジェーン・グレイと中年の司祭以外に、円柱にすがりつき背中を見せて泣く侍女やジェーンが身に着けていた宝石類を持ち失神しかける侍女など、想像するだけでも震えが止まらないような描写を描いた作品です。
実際にこの作品の前に立ったら、思わず足がすくんでしまう事間違いなし!
やはり、気になるのは「怖い絵展」の中!実際に足を運んだ筆者がちょっぴりご紹介しちゃいます♪
全体としては、
1章「神話と聖書」
2章「悪魔、地獄、怪物」
3章「異界と幻視」
4章「現実」
5章「崇高の風景」
6章「歴史」
上記のように、6章のジャンルごとに区別されて展示されているんです!
1つ1つの章で全く雰囲気の異なる怖さを味わえるのも、大好評の秘密かもしれません◎
全体としては、
1章「神話と聖書」
2章「悪魔、地獄、怪物」
3章「異界と幻視」
4章「現実」
5章「崇高の風景」
6章「歴史」
上記のように、6章のジャンルごとに区別されて展示されているんです!
1つ1つの章で全く雰囲気の異なる怖さを味わえるのも、大好評の秘密かもしれません◎
初めにご紹介したいのは、2章「悪魔、地獄、怪物」に展示されている絵の1つであるヘンリー・フューズリの『悪魔』。
一旦目にしたら、開けた口が閉じないほどの不気味さに襲われるこちらの絵。
作家・ドイツ文学者である中野京子氏は下記のように、この作品の怖さを語っています。
「眠りはある意味、こま切れの死だ。疑い続けねばならない―眠っている間、何か怖ろしいことが我が身の上で営まれているのではないか、と。眠りのそんな恐怖の一面を、妖しくエロティックに表現して強烈なインパクトを与えるのが、フューズリの『夢魔』である。」
(引用 : 怖い絵展公式サイト、中野京子's eye、中野京子、http://www.kowaie.com)
この欲望か、悪魔かという1枚のキャンパスから問いかけられる怖さは、私達をまるで地獄の世界へと導いているかのような錯覚へと陥らせてしまうのです!そんな、独特な世界観もまさにこの「怖い絵展」ならでは◎
一旦目にしたら、開けた口が閉じないほどの不気味さに襲われるこちらの絵。
作家・ドイツ文学者である中野京子氏は下記のように、この作品の怖さを語っています。
「眠りはある意味、こま切れの死だ。疑い続けねばならない―眠っている間、何か怖ろしいことが我が身の上で営まれているのではないか、と。眠りのそんな恐怖の一面を、妖しくエロティックに表現して強烈なインパクトを与えるのが、フューズリの『夢魔』である。」
(引用 : 怖い絵展公式サイト、中野京子's eye、中野京子、http://www.kowaie.com)
この欲望か、悪魔かという1枚のキャンパスから問いかけられる怖さは、私達をまるで地獄の世界へと導いているかのような錯覚へと陥らせてしまうのです!そんな、独特な世界観もまさにこの「怖い絵展」ならでは◎
次にご紹介したいのは、4章「現実」で展示されている絵の1つであるウォルター・リチャード・シッカートの『切り裂きジャックの寝室』。
19世紀末にイギリスで連続発生した猟奇殺人事件の正体不明の殺人鬼「切り裂きジャック」の寝室を描いたこちらの作品。一見、薄暗い誰もいない寝室を描いたように捉えられるこの作品、意味を知るとじわじわと怖さが襲いかかってくるんです!
というのも、正体が未だ特定されていない犯人、切り裂きジャック。むろん、犯人探しは19世紀末から現在まで行われており、容疑者には王族から宮廷侍医などの社会的地位の高い人も多かったんです。ですが、実はこの絵を描いた画家・シッカートもその内のひとり!そして、近年米国のミステリー作家・コーンウェルは7億円もの私費を投じて調査し、シッカートを真犯人として名指ししたんです。そうです!これが真実だったら、つまりシッカート自身が切り裂きジャックであり、自身の部屋を書いた作品ということになるんです。
想像したら、なんとも背筋の凍るような恐怖感を覚えますよね...。
この時間差で感じる怖さを体感出来るのも「怖い絵展」ならでは!このような、様々な怖さを味わう事が出来るのは、ここ「怖い絵展」だけ!足を運ばないなんてもったい無いっ!
19世紀末にイギリスで連続発生した猟奇殺人事件の正体不明の殺人鬼「切り裂きジャック」の寝室を描いたこちらの作品。一見、薄暗い誰もいない寝室を描いたように捉えられるこの作品、意味を知るとじわじわと怖さが襲いかかってくるんです!
というのも、正体が未だ特定されていない犯人、切り裂きジャック。むろん、犯人探しは19世紀末から現在まで行われており、容疑者には王族から宮廷侍医などの社会的地位の高い人も多かったんです。ですが、実はこの絵を描いた画家・シッカートもその内のひとり!そして、近年米国のミステリー作家・コーンウェルは7億円もの私費を投じて調査し、シッカートを真犯人として名指ししたんです。そうです!これが真実だったら、つまりシッカート自身が切り裂きジャックであり、自身の部屋を書いた作品ということになるんです。
想像したら、なんとも背筋の凍るような恐怖感を覚えますよね...。
この時間差で感じる怖さを体感出来るのも「怖い絵展」ならでは!このような、様々な怖さを味わう事が出来るのは、ここ「怖い絵展」だけ!足を運ばないなんてもったい無いっ!
展示会の出口には、先ほど圧倒された作品のグッズや図録売り場があるんです。
ここでも分かる「怖い絵展」の魅力、それは思わず目を見開いてしまう程のグッズの種類の豊富さ!
その中でも筆者がオススメしたいのは、絵と共にその絵の意味が添えてある「読める怖い絵ポストカード」や家でも展示会同様のスリル感を楽しめる「ミニチュアキャンパス」!
なかなか購入出来ないこちらのグッズは、お土産として喜ばれること間違いなし◎
ここでも分かる「怖い絵展」の魅力、それは思わず目を見開いてしまう程のグッズの種類の豊富さ!
その中でも筆者がオススメしたいのは、絵と共にその絵の意味が添えてある「読める怖い絵ポストカード」や家でも展示会同様のスリル感を楽しめる「ミニチュアキャンパス」!
なかなか購入出来ないこちらのグッズは、お土産として喜ばれること間違いなし◎
【会期】
2017年10月7日(土)~12月17日(日)※会期中無休
【開館時間】
■11月16日(木)以降、曜日に関わらず毎日9:00~20:00
※入場は閉館の30分前まで
【チケット情報】
一般 当日券¥1600 前売券¥1400
大学生・高校生 当日券¥1200 前売券¥1000
中学生・小学生 当日券¥600 前売券¥500
小学生以下 無料
※価格はすべて税込み
音声ガイド貸出料金:550円(税込)
※お一人様1台につき
※耳の不自由なお客様へ、1部550円(税込)でスクリプトの貸出をしています。
2017年10月7日(土)~12月17日(日)※会期中無休
【開館時間】
■11月16日(木)以降、曜日に関わらず毎日9:00~20:00
※入場は閉館の30分前まで
【チケット情報】
一般 当日券¥1600 前売券¥1400
大学生・高校生 当日券¥1200 前売券¥1000
中学生・小学生 当日券¥600 前売券¥500
小学生以下 無料
※価格はすべて税込み
音声ガイド貸出料金:550円(税込)
※お一人様1台につき
※耳の不自由なお客様へ、1部550円(税込)でスクリプトの貸出をしています。
あまり知られていないイルミネーションスポット、上野公園!
ピンクと白の2色で演出されたイルミネーションは、想像以上のスケール☆あまり有名ではないからこそ落ち着いた雰囲気の中で楽しめるのが、何と言ってもここ上野公園のイルミネーションの魅力!
森美術館の「怖い絵展」を楽しんだ後は、イルミネーションで冬を満喫してみては...♡
ピンクと白の2色で演出されたイルミネーションは、想像以上のスケール☆あまり有名ではないからこそ落ち着いた雰囲気の中で楽しめるのが、何と言ってもここ上野公園のイルミネーションの魅力!
森美術館の「怖い絵展」を楽しんだ後は、イルミネーションで冬を満喫してみては...♡
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※掲載されている情報は、2022年02月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。