「珍獣屋」でジビエと昆虫食を食らう！予約必須の人気店へ潜入捜査

「珍獣屋」と聞くと、何となくどんなお店なのか察する方も多いのではないでしょうか。しかし、謎が多いのが「珍獣屋」。興味はあるけど踏み込めない！そんな方のためにどんなお店なのか紹介していきます。

こちらでは、「クマ」「イノシシ」「鹿」「ワニ」「ラクダ」「カンガルー」は当たり前。「ウーパールーパー」や「ウミガメ」、「オオグソクムシ」、「イルカ」など2度見してしまうような生き物の料理までいただけちゃうんです！

「珍獣屋」でしか食べられないような珍味が目白押し◎

※昆虫が多く出現しますので、苦手な方はご遠慮ください。

「珍獣屋」にはいくつかのルールがあるんです。これは入店の際に丁寧に説明をされ、食べログのページにも掲載されているので、利用される方はしっかり守りましょう！

• 12歳以下のお子様連れのお客様は入店不可
• ウーパールーパーの注文は前日に予約したお客様のみ
• お1人様ワンドリンク＆ワンオーダー制
• 無許可でのSNS等の動画撮影や音声配信などは一切禁止

今回訪問したのは「珍獣屋 渋谷店」。渋谷ハチ公前から渋谷百軒店の方へ進み徒歩約1分にありました。渋谷店は2019年4月にオープン。筆者はオープンして間もない6月に4人で訪問！オープンしてすぐは予約した方のみの利用となっていましたが、現在は予約なしでも利用できるのだそう。

ですが、タイミング次第みたいなので珍獣屋を目当てに訪問される方は要予約◎

1品目は「イルカのハラミ刺し」￥1,280（税込）。好奇心でイルカを注文！まさかの白、想像を超えたビジュアルに4人で驚いてしまいました。イルカのハラミには脂が乗っていて、エンガワに近いような味！ショウガと一緒に食べるともう少しサッパリとした味を楽しめます。

2品目は「コガネムシの唐揚げ」￥1,280（税抜）。店員さんにおすすめを聞いたところ"ゴキブリ"と聞いたので注文したところこの日は品切れでした。残念…。そこで、今回はコガネムシを注文しました！

レモンをかけて早速いただきます。食感はサクサクとしていてスナックを食べているよう。中は少し身が詰まっていて、虫独特の香りのようなものが鼻を抜けていきます。筆者だけ、どこかで食べたことのあるような味に感じました。どこで食べたのでしょう…（笑）

3品目は「クジラの心臓刺し」￥1,280（税込）。とにかく珍しい料理を食べたい！そんな気持ちから注文してみました。心臓はやはり赤かったです（笑）いざ実食、モツ系になると特有の臭みや味が印象的ですが、そんなことはなく美味しくいただきました！

4品目は「猪の網焼き」￥880（税込）。獣料理も食べたいねと注文しました。見た目も良く、塩で軽く味付けされています。さっそくひと口、イノシシと聞くと臭みなどが気になるところですが、そんなことはありませんでした！肉厚で噛み応えも良く大満足◎

5品目は「クロコダイルの指刺し」￥1,980（税込）。指の刺身がどうしても気になってしまい、即決したメニュー。どんな感じで出てくるんだろうとみんなでわくわくしていると、指がそのまま出てきました！酸味のあるタレに漬け込まれているんです。気になる食感は肉肉しく、他のものに例えようとしてもなかなか思いつきませんでした。

好奇心で飲んでみようと注文した「ゴキブリ酒」。ビジュアルのインパクトが強すぎる…。ゴキブリを漬けるとどんな変化があるんだろう…。いろいろ考えてしまいました（笑）味はレモンベースの甘めの果実酒でした！ゴキブリの味を感じようと試みましたが分かりませんでした。

飲み比べのような提供もできますとおすすめされ、「タランチュラ酒」を一緒に注文。瓶の中にはオレンジとムカデ、大きなタランチュラが漬けられています。友人は若干引き気味（笑）味は、濃いめの果実酒をストレートでいただきます。2杯飲み比べセットで￥980（税込）でした。

横浜"野毛"で誕生した「珍獣屋」。近年、店舗や姉妹店が続々と増えてきているんです！冒頭でも紹介したように2019年4月に「珍獣屋 渋谷店」、同年11月には姉妹店である「獣-KEMONO-」もオープンしました。

姉妹店である「獣」と「珍獣屋」の違いは何なんでしょうか。こちらは、「珍獣屋」で提供している"ゲテモノ料理"とは違い"ジビエ七輪と川魚の刺身の専門店"なんです！ライチョウなどを捌くパフォーマンスも楽しめて、見どころ満載◎

今回は謎多き「珍獣屋」の魅力をご紹介しました！単なるジビエ料理の専門店ではなく、ゲテモノまでをも楽しめる究極のお店。本来の食感や味を存分に活かした調理法で提供しているため、興味のある方は必見◎「珍獣屋」だけで食べられるようなジビエ料理や昆虫食はたくさんあるんです。