週末限定列車でタイムスリップ|湯けむりNEOネオン号で温泉&スナック街へ

軽井沢駅とスナック連なる温泉街の1つである戸倉駅を繋ぐ湯けむりNEOネオン号。筆者はスナック初体験でしたが、月に1回行きたくなるほどハマってしまいました。本記事では湯けむりNEOネオン号での旅行体験記とともに、戸倉上山田温泉でのスナック巡りをおすすめしたい理由を紹介します。湯けむりNEOネオン号は毎週土曜日限定で運行する列車で、気軽に予約できるので、今週末の旅行プランとして検討してみてください。

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提供:一般社団法人 信州千曲観光局
この記事の目次

軽井沢と温泉&スナック街を結ぶ『湯けむりNEOネオン号』とは?

一般社団法人 信州千曲観光局
軽井沢駅と戸倉駅を結ぶ「湯けむりNEOネオン号」。約1時間の鉄道旅を終えて到着した先には、スナックがずらりと立ち並ぶ、昭和レトロな街並みが広がっています。

"スナック=熟年の方々の遊び場"というイメージがありましたが、20代から楽しめることを実感。スナック未経験の方も慣れている方も、戸倉上山田温泉街で温泉巡りだけでなくスナック巡りも楽しんでみてください。

湯けむりNEOネオン号の概要

運行日程毎週土曜日
列車時刻軽井沢駅 14:15発ー戸倉駅着 15:14着
金額1,500円(税込)


チケットに含まれるもの
  • 軽井沢駅-戸倉駅 湯けむりNEOネオン号乗車料金
  • 15:25戸倉駅発 上山田温泉方面行きほっとバス1回乗車料金
  • 千曲市で使える300円クーポン
※イベント列車運行日、貸切列車運行日は一般乗車はできません

詳細はこちら▶️▶️▶️信州千曲観光局公式HP

戸倉上山田温泉街はスナックの街だった

aumo編集部
戸倉駅に着くと澄み切った空気の中山々が見えたり、少し街を歩くと外湯や足湯、さらに名物のスナック街があったりと他の街では体験できないような感覚を味わえます。

戸倉上山田(とぐらかみやまだ)温泉街は、軽井沢から電車で1時間とアクセスも良く、脱定番旅行を検討している方や若い方にもおすすめしたい街です。「湯けむりNEOネオン号」は事前予約が必要なので、LINEの友だち追加をして申し込みをしてみましょう!

LINE友だち追加で簡単予約▶︎▶︎▶︎申し込み方法はこちら

湯けむりNEOネオン号で軽井沢からレトロ街に辿り着く

aumo編集部
土曜日限定、さらに14:15の1本のみ軽井沢駅から発車している「湯けむりNEOネオン号」。軽井沢駅の新幹線出口を出て左側に進むとローカル線が走っていて、「湯けむりNEOネオン号」もそちらから発車しています。

チケットは事前購入が必要で、スマホの画面を駅員に見せれば改札を通れます。実際の車両は青1色の外観が目印で、2両編成とコンパクト。

車内は清潔感のある雰囲気

aumo編集部
車内に入ってみると椅子のみの席だけでなく、テーブルがついた席も完備されていました。清潔感のある空間でゆったりできる広々スペース。お手洗いがついているのもうれしいポイントです。

電車内からスナック感覚!たまらない昼飲み体験

aumo編集部
電車旅の醍醐味はなんといっても移動中もお酒を楽しめること。軽井沢駅構内や駅近くのアウトレットで軽井沢高原ビールを買っておけば、たまらない昼飲み体験を満喫できます。移動中は揺れが少なく、缶が倒れることはなかったです!
aumo編集部
足元を見てみるとコンセントも用意されていて、大切な思い出の1枚を充電切れで撮り損ねてしまう心配もありません。
一般社団法人 信州千曲観光局
車内からの景色は自然に溢れていて、浅間山や千曲川などの風景を眺めながら快適なひとときを過ごせます。車窓からのビュースポットも近くを通るときには、アナウンスが流れ、電車の動くスピードが遅くなるため、焦らずにカメラをパシャリ。

"名湯の街"戸倉駅に到着

aumo編集部
「こんなに短く感じる1時間はある?」と思うほど、楽しい電車旅のひとときはあっという間にすぎ、目的地の戸倉駅に到着。観光客の多い軽井沢駅とは異なり、鳥のさえずりが聞こえるのどかな雰囲気です。
aumo編集部
駅に着くと戸倉上山田温泉と書かれた、大きなアーケードがお出迎え。この段階からレトロな雰囲気が伝わってきて、早速タイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。

戸倉駅に停車するほっとバス

「湯けむりNEOネオン号」には戸倉駅発、上山田温泉方面行きのほっとバス乗車券がセットになっています。到着は予定通り15:14でバスの発車時刻は15:25なので、駅に降りてスムーズにバスに乗れるシステムです。
一般社団法人 信州千曲観光局
バスからは千曲川や鮮やかな木々、歴史を感じる飲食店の数々が見られます。バスに揺られること約10分、『水と緑と潤いのある公園』がある上山田温泉公園駅に到着です。

カラコロの足湯を堪能

aumo編集部
バスを降りると早速見えたのが「カラコロの足湯」。朝の6:30から21:00まで好きな時間に楽しめます。透き通った温泉はきれいで、湯加減もちょうどよかったです。

飲める温泉を体験

aumo編集部
地元の方にとってはなじみが深いようですが、"飲泉"に初挑戦!竹の筒から流れ出る源泉を、手ですくっていただきます。程よい温かさでほんのり硫黄の香りがしましたが、嫌な風味ではなく不思議な味わいでした。

恋しの湯物語も読める

aumo編集部
すぐそばに、紙芝居のようなものを発見。「恋し(小石)の湯物語」が書かれており、この街に長く知られている伝説とのこと。
aumo編集部
すぐ隣には「しあわせの赤い石」という「恋しの湯物語」にまつわるモニュメントも発見。「千曲市ふれあい福祉センター」や「大正橋」にも同様に赤い石があり、物語を知った上で巡る旅は思い入れもひとしおでした。

7つの外湯と2つの足湯を巡れる名湯の街

一般社団法人 信州千曲観光局
近くには日帰り温泉や足湯があり、気候によって無色になったり緑色になったり、白濁したりと色が変化。何度行っても飽きのこない温泉街で、7つの外湯を巡ると景品をもらえるスタンプラリーを楽しめます。

朝早くから夜遅くまで入浴できるので、1日にいろいろな温泉を回ってみるのもおすすめです。
一般社団法人 信州千曲観光局
一般社団法人 信州千曲観光局
千曲市には30を超える温泉旅館があり、ちょうどチェックインの時間だったので泊まる宿の温泉でひと風呂。独特な硫黄の香りとサラッとした温泉に浸っていると、忙しい日常から解放される感覚を味わえました。

ナイトハイクで名物のスナックを巡る

aumo編集部
日が暮れていよいよ、ナイトハイクする時間になりました。スナック街もネオンカラーに色付き始め、昼間は子どもたちの声が響いていた街も、スナックからの賑やかな声が聞こえるようになります。

地元の方からも愛される大人気スナック『ちびくろ&らぶ』

aumo編集部
早速1軒目のスナック、「ちびくろ&らぶ」に到着。恐る恐る入ってみるとやさしいママ2名が案内してくれました。
aumo編集部
店内はイメージ通りのスナックで、世代を感じるソファ席やカウンター席、そして香りからも昭和レトロな感覚を味わえました。早速ドリンクをオーダー!こちらのお店は飲み放題3,000円(税込)で、軽食がついてきます。

※ボトル、カラオケ別料金
aumo編集部
実際に行ってみて気づいたことは、戸倉上山田温泉街のスナックは女性ひとりでも入りやすい雰囲気であること。やや足を運びづらいイメージだったスナックの常識がガラリと変わり、フラッと立ち寄れる空間でした。
aumo編集部
お酒を飲まない方なども気軽に入れるお店もたくさんあり、昭和レトロな体験とママや地元住人との盛り上がりが絶えない時間は楽しさのあまり、あっという間に過ぎてしまいました。

せっかくなので2軒目も行ってみましょう!

2軒目の道中には射的も!?

aumo編集部
「ちびくろ&らぶ」を出て2軒目に向かう道中、令和の時代にはあまり見かけない射的スポットを発見。 周辺に3店舗あり、10発500円(税込)で遊べます。気軽に立ち寄って、縁日気分を味わってみましょう!

歌って飲んで笑い明かした2軒目「スナック&喫茶ジョイ」

aumo編集部
2軒目の「スナック&喫茶ジョイ」。ママは1人で先ほどのお店と比べて、こぢんまりとした空間が印象的でした。机の上には駄菓子が並んでいて、辺りを見渡すとレトロなポスターがずらり。本当にタイムスリップしたかのような体感を味わえます。
aumo編集部
懐かしいキャラクターのオブジェやミニサイズの公衆電話、ポストなど選りすぐりの"レトロ"が集結された棚に思わずテンションも上がってしまいました。
aumo編集部
こちらでも同様にお酒やカラオケ、ママとの時間を楽しめました。店内の雰囲気はどのスナックも似ていますが、ママや常連さんは異なるので、ハシゴをしてもその場その場で、また別の楽しい時間を満喫できます。
aumo編集部
「湯けむりNEOネオン号」の乗車特典の1つ、オリジナルステッカーもゲット!形として残る記念品をもらえるのはうれしいポイントです。
aumo編集部
1軒目、2軒目を通して"ヌマって"しまったスナック体験。女性1人では行きにくい、というイメージも払拭できたのはもちろん、足繁く通いたいなと思ってしまうほどどハマりしてしまいました。

「NEOネオン」のサイトには加盟店の料金体系が詳しく明記されているため、事前にチェックしてから伺えます。料金の不明瞭さによる不安も払拭でき、初心者の方も気兼ねなくスナックを満喫できます。

▶︎▶︎▶︎スナックリストはこちら

翌日は300円クーポンをお得に使おう

aumo編集部
「湯けむりNEOネオン号」のチケットは、千曲市で使える300円クーポンもセットになっていて、クーポン利用可能店であれば使えます。居酒屋やカフェなどの食事処だけでなく、お土産屋さん、アクティビティにも利用可能です。
aumo編集部
300円クーポンの使い道は前日スナックで出会った常連さんがおすすめしていた、『蕎麦料理処 萱』に決定。趣のある佇まいでお土産店も併設されているので、イートインだけでなくテイクアウトも可能です。

当日行った際には日本酒のテイスティングを行っており、車旅行では叶わないイベントも堪能できます。
aumo編集部
「千曲そば」にはとろろとくるみのタレ、そば汁がついていて、とくにくるみダレとの相性が衝撃的なおいしさでした。細切りの麺がよく絡み、そばの豊かな風味と喉越しのよさが印象的でした。味変して楽しめるので大盛りでもペロリといけそうです。

ほかにもそばアイスやそばプリン、千曲の名産である杏を使った限定スイーツも取りそろえていました!ランチでもカフェ、ディナーなどいつ行っても満足度の高いお店です。
aumo編集部
名残惜しいですが、とうとう戸倉上山田温泉を離れる時間。朝になると改めて自然の恵みを体感できます。のどかな雰囲気と澄んだ空気の心地よさは、喧騒な都会ではなかなか味わえません。
aumo編集部
「湯けむりNEOネオン号」には復路のチケットは含まれていないため、戸倉駅から軽井沢駅までの切符を購入して乗車。1時間に1本程度の頻度しか運行しておらず、事前に発車時間を調べてから移動するのがおすすめです。

月に1回は特別なイベントも開催

aumo編集部
月に1回参加したくなる理由、その1つが毎月どこかの土曜日に開催される特別イベントがあるため。「湯けむりNEOネオン号」の通常の運行はもちろんですが、スナック列車や芸者列車など多種多様なイベントが行われます

信州千曲観光局【長野県千曲市】公式Instagram信州千曲観光局公式X(旧:Twitter)で随時配信されているので、ぜひフォローしてチェックしてみてください。

どハマり注意の湯けむりNEOネオン号旅は行く価値あり

aumo編集部
本記事ではスナック街の楽しみ方から、軽井沢発の「湯けむりNEOネオン号」の鉄道旅、クーポンを使ったお得な楽しみ方まで、幅広く紹介しました。スナック初体験の筆者でしたが、週末の新しい楽しみ方の選択肢が1つ増えてよかったです。

いつ行っても飽きが来ないので、リピート確実!チケットはサクッと購入でき、1,500円(税込)とリーズナブルなのでふらっと足を運べます。脱マンネリ旅プランとしてぜひ検討してみてください。

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※掲載されている情報は、2024年05月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年12月2日

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