【移住するなら北海道栗山町がおすすめ!?】クリエイターが惹かれる人気の理由とは
みなさんは北海道栗山町をご存知ですか?もしかしたら、あの日本ハムファイターズの栗山監督が自宅を構える町としてご存知の方もいるかもしれません。実はここ「くりエイトするまち栗山町」は自身の情熱や欲求をアウトプットしたくてやまない人たち、つまりクリエイターたちが数多く集う町で国内や北海道の移住先として注目を集めている場所なんです。北海道開拓の頃から今に至るまで創る/築くを中心に据えてきた栗山町とは?何かをクリエイトすることを仕事にしている人、志している人は必見です。ワーケーションや移住先としての北海道栗山町のおすすめポイントも紹介します。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
この記事の目次
昭和20~30年代、夕張を中心にした炭鉱街は、全国からやってきた炭鉱員で活気に満ち溢れていて、小林酒造の「北の錦」はそんな炭鉱員達から愛されて広まっていったそうです。
小林酒造の歴史は古く、明治11年(1878年)に小林伝四郎氏が札幌市で開業し、その後明治33年 (1900年)に本拠地を栗山町に移しています。
当時、零下を遥かに下回る中での酒造りを余儀なくされており、「寒すぎて発酵が停止する」と言われるほど過酷な環境が杜氏達を悩ませたそうです。
当時、零下を遥かに下回る中での酒造りを余儀なくされており、「寒すぎて発酵が停止する」と言われるほど過酷な環境が杜氏達を悩ませたそうです。
そんな折、二代目米三郎氏は、当時では未来のエネルギーとして期待されていた石炭での酒造りに目を付け、故郷の新潟県から多くの瓦職人を呼び寄せ煉瓦造りの蔵を造り、石炭の熱を利用した効率の良い大量の蒸米や発酵温度のコントロールを可能にし、延べ10年かけて「北の錦」の安定供給を実現したそうです。
栗山町は道央空知の南に位置する全国屈指の稲作地帯。北海道産米使用率100%にこだわる「北の錦」の製造を支えるのが他ならぬ栗山町のお米です。風土を感じる酒をテーマに、山里の恵、農の心を醸して造る日本酒は1度現地で味わって欲しい逸品です。
井澤農園は北海道栗山町で4代続く農園で、現在は、4代目の孝宏氏がご家族と共に運営されています。氏いわく、栗山町は土質が良く、気候にも恵まれ、北海道で作ることができる野菜のほとんどの種類が生産可能だとか。井澤農園はたまねぎ生産が主体であるものの、春には花壇用花苗、夏以降はかぼちゃ、じゃがいも、ズッキーニ、スイートコーンなど約120品種の野菜を栽培しているそうです。
井澤農園の自慢はたまねぎ。雪景色、サマーレッド、オホーツク222、北もみじ2000に加え、栗山町限定たまねぎ「さらさらレッド」「スマイルボール」など多くの品種を、「減農薬栽培」という化学肥料や農薬の使用量を通常の栽培方法の半分以下に抑え、有機肥料をたっぷり与えるやり方で栽培しています。栄養たっぷりで甘く、皮の色が濃いのが特徴だそうです。
そんなこだわりの野菜たちは、素材にこだわる全国の有名レストランのシェフの目に、いや舌にとまり、直接契約を依頼されることも多いそうです。自分たちの野菜を食べる人達が笑顔になったり、健康になったり、食卓が華やいだりすることを手助けする、「食べる人たちの親戚のような農家で在りたい!」という気持ちから、全国に「おいしいおすそわけ」をする、という気概をもって畑に出ているそうです。
豊かな自然に囲まれた栗山町の風土、文化、そして人に寄り添い、『栗山町の楽しいお店』を創っていきたい、という想いを胸に2018年にオープンしたこちらのお店では、地産の新鮮な野菜など北海道各地で採れた厳選食材を使った斬新でとにかく美味しいイタリアンをいただくことができます。
明るい店内。一面に広がる田園風景を見ながらの食事が楽しめます。
カジュアルに気張らず来てほしい、というオーナーの想いそのままに、笑顔が溢れる店内の雰囲気は最高でした。
カジュアルに気張らず来てほしい、というオーナーの想いそのままに、笑顔が溢れる店内の雰囲気は最高でした。
地産の素材を使った手の込んだ料理の数々。どれもこれも舌を巻く美味さでした。(アライグマをいただいたのは初めてでしたが、とても美味でした)
筆者が実際に訪問した3つをご紹介しました。いずれの作り手もアウトプットするものは違えど、質が素晴らしく、その根底には徹底したこだわりとそのものに対する雪をも溶かす情熱、どんな苦境にも屈しない、栗山プライドというべきものが存在することを実感しました。
その情熱はどこから来るのか、彼らの活動を支える町としての仕組みはあるのか、他にどんな「くりエイトする」作り手たちがいるのか、など興味は尽きませんが、また訪れる機会があれば改めてご紹介していきたいと思います。
地元農家の方々に歓迎会をしていただきました。本当に温かい心の方々ばかりで楽しく、美味しく、癒されました。
本記事や実際の体験を通じて、みなさん自身の気付きや再発見にもつながることを願っています。
本記事や実際の体験を通じて、みなさん自身の気付きや再発見にもつながることを願っています。
今回は本当に限られた一部の紹介になりましたが、数多くのクリエイターたちがワーケーションや移住先として栗山町に注目しているおすすめ理由の一端をご理解いただけたでしょうか?
北海道開拓の頃から今に至るまで創る/築くを中心に据えてきた栗山町とは?何かをクリエイトすることを仕事にしている人、志している人はぜひ一度足を運んでみてください。
北海道開拓の頃から今に至るまで創る/築くを中心に据えてきた栗山町とは?何かをクリエイトすることを仕事にしている人、志している人はぜひ一度足を運んでみてください。
- シェア
- ポスト
- 保存
※掲載されている情報は、2022年02月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。