“新虎さんぽ”第6弾は「まちと美術館のプログラム」で感性を揺さぶるアート巡り♪
虎ノ門ヒルズと新橋を結ぶ「新虎通り」を巡る、“新虎さんぽ”。第6回目の今回は「まちと美術館のプログラム」に参加してきました♪街のなかで学ぶ、現代アートとライフスタイルとの関わりが融合した貴重な体験をレポートします。
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提供:森ビル
この記事の目次
“新虎さんぽ”第6弾となる今回は、「まちと美術館のプログラム」を体験してきました。なんでも、アーティストの活動と街の融合を感じることができるんだとか。どんなプログラムなのか気になりますよね♡アート好きな方は必見です!
2018年1月から開始した、森美術館・森ビル(株)主催のラーニング・プログラム「まちと美術館のプログラム」。現代アートを学ぶ場所を、街や地域など身近なライフスタイルにつなげていきます。
今回参加したのは、アートが街を表現する~循環するコモンズたちの都市~、第1弾の「FURNITURE」の公開プログラム。明治から昭和にかけて、虎ノ門・西新橋エリアでは洋家具が盛んに生産されてきました。そんな洋家具と街とのつながりから、アートと街の関係性を模索します。
今回参加したのは、アートが街を表現する~循環するコモンズたちの都市~、第1弾の「FURNITURE」の公開プログラム。明治から昭和にかけて、虎ノ門・西新橋エリアでは洋家具が盛んに生産されてきました。そんな洋家具と街とのつながりから、アートと街の関係性を模索します。
「まちと美術館のプログラム」、第1弾3回目のツアーは「カザマビル」からスタート。ビルの外壁に描かれる大きなペインティングが目印です。
かつて虎ノ門・西新橋エリアで生産されていた洋家具「芝家具」をルーツに、現代の街との関わりを模索するアートを鑑賞します。ツアー形式で案内してくれるので、「芝家具」って何だろう?と思っていた筆者も安心◎どんな展示を観ることができるのか、ワクワク♪
かつて虎ノ門・西新橋エリアで生産されていた洋家具「芝家具」をルーツに、現代の街との関わりを模索するアートを鑑賞します。ツアー形式で案内してくれるので、「芝家具」って何だろう?と思っていた筆者も安心◎どんな展示を観ることができるのか、ワクワク♪
まず鑑賞したのは白木麻子さんの作品。明治から昭和にかけて、虎ノ門・西新橋エリアで生産されていた「芝家具」。そんな「芝家具」の当時を知る方から実際に話を聞き、制作されたんだとか。かけられているのは当時の家具店の分布図やそれぞれの家具店が行った仕事の設計図。
当時に思いを馳せながら作品を鑑賞しました♪
当時に思いを馳せながら作品を鑑賞しました♪
では、次の展示に向かって移動しましょう♪どんな展示を観ることができるのでしょうか?ワクワクします。周辺のお店を眺めながら向かうのも楽しい!オシャレで美味しそうなご飯屋さんもあるんです。帰りに寄り道してみようかな?なんて思えるのも”新虎さんぽ”ならでは。
辿り着いたのは碓井ゆいさんの作品。絵画を中心に制作する碓井ゆいさんが注目したのは、「芝家具」の椅子。椅子の断面を表現した作品からは、当時の制作過程と現在の虎ノ門・西新橋の風景を感じることができます。
つづいて訪れたのはホンマタカシさんの展示。こちらは、カメラを使わずに映す「カメラオブスクラ」の手法を使って制作した作品。「カメラオブスクラ」で映した虎ノ門・西新橋を鑑賞し、虎ノ門・西新橋の現在と過去に思いを巡らせます。
歴史的な連続性を感じるこの作品を観ながらしみじみ。当時の人々はどのような生活をしていたんだろう…?
歴史的な連続性を感じるこの作品を観ながらしみじみ。当時の人々はどのような生活をしていたんだろう…?
最後に訪れたのは中村裕太さんのワークショップの記録展示と建築リサーチャーの川勝真一さんによるリサーチアーカイブの展示。こちらの場所ではワークショップ参加者の成果の展示と「芝家具」の歴史を知ることのできる資料を鑑賞することができます。
工芸・焼き物で活躍する中村さんは、「芝家具」だと思われる貴重な椅子を参考に、ワークショップでその椅子の彫り物を制作。展示を鑑賞し、現代の家具にはない「芝家具」独特の形を掘り起こしたんだとか…。
工芸・焼き物で活躍する中村さんは、「芝家具」だと思われる貴重な椅子を参考に、ワークショップでその椅子の彫り物を制作。展示を鑑賞し、現代の家具にはない「芝家具」独特の形を掘り起こしたんだとか…。
また、制作過程の映像を観ることも。実際に制作してみることによって分かる「芝家具」の魅力があるのではないでしょうか。筆者もワークショップに参加してみたくなりました♪
当時「芝家具」に携わっていた方々の肖像や、家具屋の分布図を観ることも◎「芝家具」の歴史を学ぶことができますよ。
当時「芝家具」に携わっていた方々の肖像や、家具屋の分布図を観ることも◎「芝家具」の歴史を学ぶことができますよ。
いかがでしたか?
現代の生活と過去の生活。現代アートを通して、西新橋・虎ノ門の歴史を身近に感じることができました♪
数々の作品からたくさんのことを知れますね☆
現代の生活と過去の生活。現代アートを通して、西新橋・虎ノ門の歴史を身近に感じることができました♪
数々の作品からたくさんのことを知れますね☆
◆まちと美術館のプログラム「アートが街を表現する―循環するコモンズたちの都市―」
~第1弾「THE FURNIOTURE」公開プログラム◆
【開催日】
2018年8月30日・31日、9月1・6・7・8日
【会場】
八雲ビル、ササキビル、樋口ビル、カザマビル(東京都港区西新橋)
◎参加アーティスト
中村裕太、ホンマタカシ、碓井ゆい、白木麻子
◎主催
森美術館、森ビル株式会社
◎企画協力
川勝真一(建築リサーチャー、RAD)
~第1弾「THE FURNIOTURE」公開プログラム◆
【開催日】
2018年8月30日・31日、9月1・6・7・8日
【会場】
八雲ビル、ササキビル、樋口ビル、カザマビル(東京都港区西新橋)
◎参加アーティスト
中村裕太、ホンマタカシ、碓井ゆい、白木麻子
◎主催
森美術館、森ビル株式会社
◎企画協力
川勝真一(建築リサーチャー、RAD)
さらに、西新橋の「CURATOR'S CUBE(キュレーターズ キューブ)」を訪問しました♪
「CURATOR'S CUBE」とは、「キュレーション」をテーマにした展示を行う空間です。まだ評価の定まっていない才能を広く知らせることを目的としているため、面白い作品を観ることができるんですよ♪
「CURATOR'S CUBE」とは、「キュレーション」をテーマにした展示を行う空間です。まだ評価の定まっていない才能を広く知らせることを目的としているため、面白い作品を観ることができるんですよ♪
2018年9月7日から9月24日までのテーマは「Chairs」。様々な分野で活躍する人のエピソードとともに展示されているのは椅子!「毎日使う椅子、どんな思いで選んだんだろう…。」そんな思いを巡らせながら鑑賞してみましょう。
「CURATOR'S CUBE」では定期的に展示が行われています。感度高めの方にはすでに人気なんですよ!気になる方は今すぐチェックです♡
「CURATOR'S CUBE」では定期的に展示が行われています。感度高めの方にはすでに人気なんですよ!気になる方は今すぐチェックです♡
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※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。