上野広小路アメ横の「たぬき小路」路地裏にひっそりと佇む「とん八亭」創業、約70年、時代と共に街は変化しているが、変わらず昔ながらの味を受け継ぐお店の入口を開けるとカウンター席が5席とテーブル席が10席。薄い草色の壁紙が貼られてて、少し和風で機能的な雰囲気。カウンターに店主、ホームに奥様の二人三脚。ミシュランのビブグルマンに載ったことのあるとんかつ屋さんらしい。お昼時にいくと既に満席!10分くらい待ってやっと店内へ。平日限定のランチもあるようでしたが、1番人気のロースカツ定食を注文。お値段は1,800円と妥当なラインごはんとキャベツはおかわり可能上野界隈に広がった低温とんかつの名残ラードでじっくり低温で時間をかけて揚げ、ほどよい衣、比較的薄い衣でサクサク肉は絶妙は火加減でピンクを少し残し切った表面から肉汁が溢れ輝く全く臭みなく。最近のとんかつは衣が主役か?に対し、この店のとんかつは豚肉が主役!肉が厚い分だけ、肉の繊細な食感がより明確に感じられる。肉の味が重視した古典的な豚カツ。特に脂身はジュワッと甘みが口に広がり香ばしい香りと、肉厚なカツジューシーなのに脂っこくなく、さっぱりなのに旨味が濃く、最高に美味い!味噌汁も豚の角切りが入って味は濃い目だが美味しい。辛口の豚カツソースも良いが、岩塩も良く合う、醤油派の方もいるようです私は岩塩派です!ご飯も美味しくとても満足でした。ご馳走さまでした。
投稿日:2020年8月17日