通常は非公開、期間限定というだけあって意外とご存知ない方が多いです。また「春の京都=桜」のイメージが強いので、皆さんの関心度が桜の名所へ集中しやすいようです。
実際目と鼻の先には「銀閣寺」や「哲学の道」があり、桜の季節にはほとんどの人が「哲学の道」を歩かれます。それゆえ哲学の道は大変な人混みなんですが、哲学の道から一本中に入った道沿いにある法然院や霊鑑寺は思いの外ゆったりしていることが多いんです。
霊鑑寺と法然院との距離は500~600mほどです。個人差はあるにせよ徒歩10分もかからない距離なので、是非両方行ってみてください。その際は、両方の公開期間が重なる日にちを選んでお出かけくださいね。
今回は霊鑑寺と法然院のみピックアップしての紹介ですが、実際にこの2つを採り入れた筆者お薦めのコースが「蹴上インクライン→南禅寺→永観堂→霊鑑寺→法然院→銀閣寺→哲学の道」と巡るコースです。筆者もよく訪れているコースで、
京都の春を満喫するのに本当にお薦めです。
残念ながら霊鑑寺と法然院の2018年春季特別公開は終了していますが、秋にも特別公開があります。椿のような華やかさはありませんが、しっとりとした紅葉の季節も大変趣深いものがあります。
そして上記コースは、春だけでなく秋も大変おすすめです。まだ先のことのように感じられると思いますが、紅葉シーズンはお花見シーズン以上に賑わう
京都ですから、是非とも早めにプランニングしたいですね。
写真は霊鑑寺(右)と法然院(左)でいただいた御朱印です。