【最新】Netflixで見たいおすすめホラー14選！洋画・韓流・邦画から紹介

Netflixではサスペンス、スプラッタ系、心霊系など幅広いジャンルのホラー作品を見られることはもちろん、一番の特徴といえるのが話題必死のオリジナル作品を楽しめることでしょう。中にはドラマ仕立てになっており一回見て終わりではなく、シリーズとして継続的に楽しめる作品もあります。王道ホラーから少しニッチなホラーなものまで幅広い作品数があるのもNetflixをオススメする理由です。

あらすじ
「21世紀最高のホラー」「現代ホラーの頂点」と呼び声高い『ヘリディタリー継承」。この映画は祖母の死を境にして残された家族が壊れていく様子が描かれています。その祖母は生前から怪しげなオカルトにのめり込んでおり、娘を除いてはその祖母の死を憐れむ人はいませんでした。しかしその祖母の死後、家族に不可解な現象が起こり始めます。祖母が残した「何か」はやがて恐怖の連鎖を生み、残された家族を地獄へといざない始めるのでした。

見どころ
今作の見どころは五感に訴える恐怖です。幽霊や血しぶきといった目に見える怖さというより、何が起こっているのかわからないけども不穏さや不気味さが常に付きまといます。その不快な感覚を生み出す仕掛けは劇中で使われている「音」にあります。娘のチャーリーが口で鳴らすクリッカー音は、次に何かが起こる恐怖の象徴として扱われており、クリッカー音が鳴るたびに「何かが起こる」と感覚的に訴えられるのです。今作を手掛けたアリ・アスター監督によれば『これはホラー映画ではなく、家族が苦難を乗り越える感動作である』らしく、ホラー映画という枠に当てはめない見方をすると違った楽しさがあるでしょう。

概要

あらすじ
アメリカの田舎町で突如として原因不明の霧が発生。デイビットはその霧を不可解に思いながらも息子を連れて近所にあるスーパーマーケットに出向くのでした。次第に濃さを増す不気味な霧。いつしかスーパーマーケットはパニックに陥った人々の混乱と恐怖で缶詰め状態に。様々な憶測が飛び交う中、スーパーマーケットは霧によって外の世界から完全に切り離されます。この霧はこれから始まる絶望のほんの一端に過ぎないのでした。霧の原因はなにか、外の世界はどうなっているのか極限状態に追い込まれた人間の心理をリアルに描いたホラーSF映画です。

見どころ
ミストの原作者であるスティーブンキングの作品の特徴は見終わったとの「後味の悪さ」。絶望の後には希望があるとの淡い期待を簡単に裏切ってくるその意図はミストのラスト15分を見れば理解できるでしょう。見てる側を落胆させるこの裏切りこそミストという映画が公開から時間が経っても面白いといわれる由縁でもあり、途中目を伏せたくなるような描写はあれどもなんとかエンディングまで見て頂きたい理由です。見た人すべてをやきもきさせる衝撃エンディングが待ち構えています。霧という日常にある現象をホラーコンセプトとしている点も一層怖さを引き立てます。

概要

あらすじ
年齢から職業まで何の共通点もない6人の男女が集められたのは四方を壁に囲まれた無機質な部屋。誰が何の目的で作ったかわからないその部屋を脱出する方法は、とにかく出口のある部屋へ移動を続けることでした。しかし誤った部屋を選べばそこに待ち受けるのは必死のトラップの数々。終わりの見えない密室で死と隣り合わせの極限状態に次第にメンバーは豹変していく。

見どころ
最近日本版リメイクが放映されて話題を集めたCUBE。終始同じ部屋で物語が進むという斬新な設定と密室からの脱出というシンプルなコンセプトに詰まった作り手の仕掛けの奥深さは公開から20年以上経った今でもホラージャンルにおける普及の名作です。次に何が起きるか読めない展開のハラハラ感とストーリーが進むごとに明かされるcubeの謎は見ていて飽きない緊張感を与えてくれます。また「人は理解できないものに恐怖を覚える」という映画監督の アーニー・バーバラッシュのアイデアが色濃く反映されており、私たちの恐怖真理をつく作品でもあります。

概要

あらすじ
主人公ダニーは妹と両親を失った過去から重い心理的傷を負っていました。恋人クリスチャンはそんな彼女を重荷に感じるも別れを切り出せずにおりぎくしゃくした関係が続いていました。あるときスウェーデン留学生の友人から地元の祭りがあるから来ないかと2人は誘われます。その地元の祭りとはホルガ村という小さな村の真昼に行われる90年に一度の夏至祭だったのです。白い衣装に身を包み、笑顔で温かく迎え入れてくれた村人たち。広い自然に牧歌的な空気の中、その祭りは次第に理解を超えた様相を呈していく。

見どころ
ミッドサマーを手掛けたのは「ヘレディタリー/継承」を世に放ったホラー界の新星アリ・アスター監督で、レディタリーが暗く暗澹たる雰囲気でしたがミッドサマーのビジュアルは真昼、お花畑という牧歌的なシチュエーションと対照的です。劇中でも舞台となるホルガ村の住人は笑顔を浮かべておりホラーであることを感じさせないのですが、徐々に出てくる変貌ぶりがギャップとなり恐怖を際立たせるからくりがあります。目を伏せたくなるような描写がありながら劇中には数々の伏線が散りばめられており、怖いけどリピートしたくなる仕掛けにも注目です。Netflixでは通常版とディレクターズカット版の2種類をからお楽しみください。

概要

あらすじ
街を出るためにまとまった資金が必要だったロッキーは恋人と友人を引き入れ資金調達を企てます。それは盲目の老人が一人で暮らす家に強盗に入るというものでした。音さえ出さなければ上手くいく、ましてや相手は老人で計画は簡単に遂行されるはずだったのです。ロッキーは老人が超人的な聴覚の持ち主であることさらに異常者ともいえる秘密があることも知らずに、家に侵入するのですが。

見どころ
金銭目的で強盗を企てるロッキーとそのターゲットである盲目の老人は犯罪者と社会的弱者という関係であり、明らかにロッキーが悪者なのですがその立場がいつの間にか逆転しています。社会的弱者である老人が劇中一番残虐であるという設定こそ「ドント・ブリーズ」の怖さの神髄といえます。タイトルにあるように異常な聴覚力を持つ老人から逃げる唯一の方法は音を立てないこと。まさに息をも殺して逃げ続けなければならないという緊迫感に最初から最後まで楽しめることは間違いありません。

概要

あらすじ
舞台は1983年のアメリカインディアナ州。とあるアメリカの田舎町でウィル・バイヤーズが忽然と姿を消すという不可解な事件が起きます。警察官のジムホッパーはウィルの母親の要請を受け捜索にあたるも一行に彼を見つけることができずにいました。彼の友人であるマイクは親友の突然の失踪に独自捜索を行う中で不思議な力を操ることができる超能力者の少女イレブンと出会います。ウィルの失踪、とイレブンの出会いなんら関係の無い出来事はこれから町全体を襲う恐怖の始まりにすぎないのでした。

見どころ
ストレンジャーシングスの見どころはSFホラージャンルでありながらどこか懐かしいノスタルジックな演出が垣間見えることです。例えば少年らが自転車で駆けるシーンは『ET』を彷彿させたり、年齢の異なる男女が冒険をする姿は『グーニーズ』に類似した演出がされており、1980年代映画の冒険的な要素が色濃く反映されています。またダークファンタジーの世界観の中で友情や絆といったヒューマンドラマも展開されるので親子や家族でも楽しめるテイストです。作りこまれた1980年代のアメリカやノスタルジックな街並み、個性豊かなキャラクターも必見です。

概要

あらすじ
韓国屈指の最強心霊スポットとされる「コンジアム」。ある日この場所で学生が行方不明になったとのニュースが報じられました。学生らは行方不明になる直前自身のSNSによって内部の映像を投稿しており、その投稿は瞬く間に拡散され世間を賑わせます。人気YouTube「ホラータイムズ」を運営するハジュンはこの不可解な現象の解明とさらなるネタを求めてクルーを連れてコンジアムに向かうのでした。しかしそのコンジアムは決して好奇心などで踏み入れてはいけなかったのです。

見どころ
実在する心霊スポットをモチーフにしたホラー映画は近年ジャパニーズホラーでもトレンドとなっていますが、コンジアムも韓国で有名な心霊スポットでCNNが選ぶ世界7台心霊スポットにもランクインしているほど。コンジアムは撮影手法に特徴があり主幹撮影を取り入れることでリアルタイムで起こる緊迫感を表現しており、視聴者はまさにYouTubeを見ている感覚やライブ感を楽しめるようになっています。この映画は単に怖いというだけではなく、SNSへの執着は時として望まぬ結果を生むと言う現代社会の裏面を風刺したメッセージにも注目。韓国最恐との呼び声高いホラーを是非チャレンジしてみてください。

概要

あらすじ
都心のマンションで一人暮らしをするギミョン。ある時ドアロックのカバーが外れていることに気がつきます。不審に思った彼女はオートロックのパスワード変更し防犯対策を講じますがどうも違和感が拭えずにいました。その違和感は現実のものとなり、その日帰宅すると何者かがドアノブを荒々しく回し始めたのでした。身の危険悟った彼女は警察を呼ぶも具体的な被害がなく取り合ってもらえずギョンミンの周辺でも事件が起こり始め、直接真相を暴こうとするのですが。

見どころ
ドアロックはダイヤル式のオートロックで一般的な防犯グッズとして韓国では広く使われています。そんな生活にありふれたものが恐怖を招く要因となることが映画で起こることはもはや他人ごとではない、という恐怖を植え付けられます。一人暮らしであれば2倍、3倍の怖さを味わえるでしょう。また本当に怖いのは超常現象や幽霊ではなく、屈折した人間の性であることも映画を見ることでわかります。登場人物が全て怪しく見えるスリリングな展開と主人公に待ち受ける壮絶なラストは見応え抜群です。

概要

あらすじ
韓国北部の農村地域から謎の感染病が発生。その中ソグは娘スアンへの誕生日プレゼントとして別居中の妻に娘を合わせるため釜山行きの列車KTXに乗り込むのでした。しかし外が不穏な様子であることをスアンは感じていました。直後に発車した列車内で「不審者が侵入した」とのアナウンス。これが時速300kmの密室で起こる極限サバイバルを告げる合図だったのです。

見どころ
新感染では韓国映画初の試みであるてLEDリアプロジェクションを撮影に取り入れています。これにより時速300kmで走る列車の車窓風景をリアルに演出し、列車独自のスピード感を与えることに成功しました。また韓国映画が得意とする特殊メイクのクオリティーやアクションだけではなく父親と娘の熱い親子愛といったヒューマンドラマにも注目です。高い撮影技術と個性あるキャラクターたちによる泣けるストーリー展開、韓国のゾンビ映画は受けないというレッテルを吹き飛ばしたアクションホラーとなっています。

概要

あらすじ
交通事故で家族を失った過去を持つヒョンスは古びたマンショングリーンホームに引っ越してきました。苦しみの過去から逃れるため死ぬことを考えていた彼でしたが、自らの欲望によって奇形に姿を変えた化け物と対峙することで無情にも生きる道を選ばされます。彼は密室のグリーホームで住民たちと生死をかけたサバイバルに望み自らの存在価値を見出してくのでした。

見どころ
大人気のLINE漫画を原作とするsweet home。その見どころは作りこまれた舞台セットと圧巻のCG技術です。驚くべきはsweet homeの1話あたりの製作費が日本円にして約3億円であったこと。撮影スケールが他のドラマとはまるで違います。高い撮影技術から生み出されたモンスターはリアルに表現されており、より一層物語に入り込めるでしょう。個性豊かなキャラクターと彼らの過去を描写したヒューマンドラマの側面は韓国ドラマの基本に忠実。続編を見たいと思わせるラストは、シリーズもののNetflixオリジナルでしか味わえない楽しさではないでしょうか。

概要

あらすじ
老人介護のボランティアをする女子大生の仁科理佳はある日連絡の取れなくなった老女の様子を見るために担当者の代理としてしぶしぶ徳永家宅へと向かうのでした。そこにで彼女が発見したのは荒れた部屋の中で力なく倒れた1人の老婆。老婆を介助し片付けをしようとした部屋にあったのはズタズタになったベット、目張りされた窓、そしてガムテープで塞がれたふすま。襖の奥からはカリカリと奇妙な音が聞こえ、不気味に思いながらも彼女は襖を開ける。

見どころ
呪怨の特徴は一般的なホラーと比べても加耶子の登場回数が非常に多いのです。ここから幽霊が出たら怖いよねというシチュエーションで余すところなく登場します。「布団の中を覗くと目の合う伽耶子」「仏壇から出てくる伽耶子」もうどこからでも出てくる伽耶子に見ている側は気を休める暇がありません。加耶子のビジュアルはもちろん呪怨の怖さを決定づけている要素として見終わった後も脳裏に焼き付く特徴的な「音」があります。それが伽耶子が発する「あー」という不気味な声。これは監督の思い付きによって生まれた効果音らしいのですが、ビジュアルと相まって目も耳も塞ぎたくなります。

概要

あらすじ
読者の投稿を基にしてホラー小説を書く作家はある日見覚えのある手紙を目にします。その手紙は引っ越し先の部屋で畳を箒で掃くような音が聞こえる、そこを覗くと和服の帯があるというものした。作家はその手紙の内容と類似した昔もらった手紙を引っ張り出し、投稿者の部屋を調べると同じマンションであることが判明し不可解な現象を紐解いていくことに。しかしその真実は決して触れてはいけないパンドラの箱だったのです。

見どころ
この映画の見どころはストーリーが進むごとに伏線が回収されていき謎が解ける心地よさにあります。しかし同時に内容を知らなければよかったと見た者すべてに後悔が訪れるような巧妙な演出も見ごたえです。今作では幽霊や化け物みたいに分かりやすく得体の知れない物体が出てくるわけではないものの、怖いけど知りたいという人間の根底にある好奇心を見事に突いてくる一作です。謎に迫れるほど深まる恐怖、そんな体験をする覚悟がある方はぜひご覧ください。

概要

あらすじ
眼球が破裂した遺体が見つかるという異様な事件が相次いで発生。その事件で妹を失った女子大生の瑞紀は、同じく弟を失った春男と共に真実を解明するため独自に調査を始めるのでした。その過程、事件の鍵を握る一人の女に出会うが彼女は「シライサン」と言葉を残し息を引き取りました。その名前、そして怪談を知った者に連鎖する呪いであることも知らずに2人はさらなる真実に近づこうとするのですが。

見どころ
鈴の音と共に現れる不気味な登場もシライサンの怖さですが、何といっても黒い大きな目玉を持つそのビジュアルは登場人物でなくても目を伏せたくなるような恐ろしさを備えています。またシライサンと目をそらせば死ぬという設定からはSNSの承認欲求が生んだ現代の怪物という裏テーマもあるようです。そして日本ホラー映画の歴史は常に時代を反映してきたといえます。『貞子』はTV画面から登場しますし、『着信アリ』では携帯電話が呪いの伝達手段となっています。シライサンで登場するSNSはまさに時代のデバイスを反映した現代ホラー映画の特徴といえるでしょう。実はエンドロールにも映画のコンセプトに通ずる伏線があるため目を凝らしてチェックしてください。

概要

あらすじ
大学で犯罪心理学者として教鞭を取る高倉は元刑事であることをきっかけにして、6年前に起きた一家失踪事件を担当することに。唯一残った長女の早紀の記憶から事件の深奥に迫ろうとしたが確信までたどり着けずにいました。一方で高倉は生活を心機一転するべく妻の康子とともに新居に引越します。その隣に住んでいたのはどこか掴みどころのない怪しげな家族。

見どころ
「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」のキャッチコピーで話題となったクリーピー/偽りの隣人。今作で最も注目すべきは香川照之の怪演ぶりでしょう。康子役の竹内結子との掛け合いシーンにおいて、近所付き合いは悪くはないものの絶妙なほどに「ん、ちょっとおかしいな」と思わせる演技力は西野の怖さを見事に象徴しています。地雷を踏めば確実に爆発するようなキャラクターには映画を見ている間ずっと不安感をあおられますし、家の隣人が実は裏の顔を持つなんてことは日常生活でも考えられそがまた怖さを助長します。

概要

今回はNetflixで今みたいおすすめホラー映画を洋画、韓流、邦画からそれぞれ紹介しました。ホラー好きな方もチャレンジしてみたい方もNetflixならあなた好みの一本を見つけられるはずです。是非絶叫と一緒に日頃のストレスを解消してみてはいかがでしょうか？