業務集中&観光三昧!東京からすぐ行ける「八丈島」でワーケーション体験してみた!

新型コロナウイルス感染症の影響で、働き方が大きく変わろうとしている昨今。リゾート地でリモートワークをする「ワーケーション」というニューノーマルな過ごし方が広まってきていますが、東京都の離島「八丈島」がぴったりの場所として注目されています。八丈島でモデルツアーの体験をレポート。「働き方改革」の今後を考えます。

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提供:株式会社日本旅行
この記事の目次

品川ナンバーの車が走る”東京のハワイ”、八丈島

aumo編集部
aumo編集部
羽田空港から飛行機で約1時間。ヤシの木やハイビスカスが出迎えてくれる八丈島は、実は東京都に区分される島。亜熱帯性の気候と大きな2つの山を中心にした自然豊かな土地で、ハワイを思わせるリゾート地です。

島1周、約1時間半。どこに拠点を置いても巡りやすいコンパクトな地形の中に、絶景や温泉といったアクティビティのが豊富なのは、八丈島の強み。「仕事の合間に観光」が実現できるため、ワーケーションにももってこいの場所と言えるでしょう。

「八丈型ワーケーション」構築のために、モニターツアーを決行!

一般社団法人八丈島観光協会
そんな八丈島では、コロナによる生活様式の変化により、課題の一つとなっている観光事業の衰退の策として、新たな生活様式に沿った滞在型コンテンツの構築に力を入れ始めました。

取り組みを進めるにあたって手を挙げたのが、株式会社日本旅行。島の観光協会と協力しながら、まず2泊3日のワーケーションのモニターツアーを開催。社員自らが島へ赴き、現地を肌で感じながら実際に仕事をしてみることで、八丈島の可能性と課題を検討するのが目的です。

ワーケーションしてみたら、就業時間を確保しながら、朝活&アフター5で充実した観光ができた!

ワーケーションは、旅行先で「仕事も両立させること」が大切。そのため今回のツアーでは、「仕事の効率化」と「八丈島の観光を満喫すること」に焦点を当て、以下のようなポイントが組み込まれました。

Wi-Fiとソーシャルディスタンスに配慮したコワーキングスペース

aumo編集部
ツアーで仕事場としたのは、島の港・底土港の船客待合所。ガラス張りのフロアからは、山と海が一望できます。休憩がてら外に目をやれば、瞬時にリフレッシュできる環境は、むしろオフィスより集中して作業できるかもしれません。

コロナ対策にも配慮し、デスクは余裕のある間隔で設置。スペースは建物の3階で階段は吹き抜け仕様なので、換気もバッチリです。また、それぞれのデスクには電源が完備され、ポケットWi-Fiも個々に支給されたため、仕事環境はオフィスさながらにセット可能でした。
aumo編集部
今回のプランでは初日と2日目それぞれ7時間を就業時間に充てましたが、参加者からは「職場を離れての作業は、自分だけの作業に集中できた」「環境さえ整っていればオフィスに限らなくてもしっかり作業できることが確認できた」といった声もあがりました。

ランチも観光!現地のグルメと景色を楽しむ

1時間の昼休憩では、現地人おすすめの人気レストランで、島のグルメをいただきました。
aumo編集部
普段なんとなく過ごしているランチタイムが、ワーケーションでは一つのイベントに。島にとっては、地産地消による観光の活性化にもつながります。また、お店への移動でさえも絶景を楽しむ時間。「仕事の合間にも非日常が楽しめることで、メリハリができる」と喜ぶ参加者もいました。

朝と終業後の時間を活用する

八丈町・東京海洋大学鯨類学研究室
バケーション先で仕事をするメリットの一つは、仕事場や宿からすぐ近いところに観光スポットが溢れているということ。つまり通勤や帰宅から解放された分の時間で、”旅行”をすることができるというわけです。

例えば今回のツアー2日目の朝は、八丈島で最近人気のホエールウォッチングへ。夜は露天風呂に行った後、地元民に人気の和食屋さんへ行きました。電車からビル街を眺める時間に鯨を見て、お風呂ではゆったり満点の星を眺める。その地で採れた新鮮な食材を食すーー。都会では絶対考えられない平日の過ごし方です。

八丈島の魅力を再発見する

一般社団法人八丈島観光協会
八丈島はダイビングや釣りをする人には有名な観光地ですが、まだまだ魅力を知らない人も多いのが現実。現にツアー参加者のほぼ全員が、八丈島のことをあまり知りませんでした。しかし、仕事以外の時間全てを観光に充てることができるワーケーションでは、合間時間を活用すれば旅行同様にしっかり観光できるため、島隅々の良さに気づくことができます。

できる限りたくさんの観光スポットに行けるよう行程を組んだ今回のツアー。参加した人の中には「こんなにいい島だったなんて。同じ東京都に住んでいるのに今まで知らずにいた」という人もいれば、「もはや住みたい」というほど感動した人もいたほど!

【結論】八丈島はワーケーションにぴったりだった!

aumo編集部
2泊3日のモニターツアーは、無事終了。観光地化され過ぎておらず、都会のような”誘惑”が少ない八丈島は、仕事に集中するのにぴったりなリゾート地! 自然豊かな島に点在する観光スポットと美味しい食事はリフレッシュ効果抜群で、仕事意欲をさらに高めます。

旅行の楽しさと仕事の効率アップ、いいとこどりのワーケーション。今回のツアーを起点に、是非実現化してほしい、新しい観光スタイルだと思いました。

体験をもとに、目指すはワーケーションの「企業制度化」

aumo編集部
実現化を目指すために、ツアーの最後には参加者全員と島の関係者が集まり、旅程を振り返りながら「八丈型ワーケーション」の可能性について模索。いい点はもちろん、ワーケーションにより多くの送客を目指すために、さらに必要なことを話し合いました。

「コロナによって今、新しい働き方、そして観光業のあり方が問われています。そのどちらのためにも、ワーケーションという新しいスタイルを確立することが目下の課題。そして実現性を高めるためにも今回モニターツアーを決行したので、この反省をもとに、より綿密に詳細を詰めていきたい」と前向きな声があがる一方、八丈型ワーケーションを進めるにあたって、内容とは別にもう一つ課題が浮き上がりました。

「ビジネスマンのほとんどは企業勤め。ですから企業がワーケーションに対して理解を深め、新しい働き方を推奨していくフレームができなければ、いくらワーケーションがいいと推し広めてもうまくいかない。企業にワーケーションが浸透し、制度として設けられる流れを作っていくことも大切だと思っています」。


いかがでしたか?
常識となるにはもう少し時間がかかるかもしれませんが、コロナ禍で観光のあり方が問われる中、ワーケーションが観光地と観光を救う答えになるといいですね!


※この記事は12月中旬に取材したものです。
※取材は新型コロナ感染症対策をした上で行いました。ワーケーションなど、外出・遠方への移動を行う際は、時期などを慎重に検討した上で、十分に感染症対策を行いましょう。

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※掲載されている情報は、2021年12月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年12月22日

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