京都でイチオシのお化け屋敷。ホラー好き注目のスポット

お化け屋敷といえば、夏の風物詩の1つですね☆歴史ある建造物や四季折々の美しい自然を誇る京都ですが、実はお化け屋敷のクオリティにも定評があるとご存知でしょうか？

ファミリーやカップルが休日のレジャーとして訪れるほか、全国のホラーマニアが気合いを入れて挑みます。油断していると、あまりの怖さに腰が抜けてしまうかもしれませんよ！

みんなが涼を求める季節になると、京都では数々のホラーイベントが開催されます☆

例えば、舞鶴市の三条商店街にある『海軍ホラーハウス』では、2016年から毎年ストーリーを新たにしたお化け屋敷で人々を驚かせています。

商店街の有志や地域住民・学生たちによるホラーハウスは、手作りながらマネキンで作られたお化けがなかなかのリアルさです。「たかが商店街のお化け屋敷」と決してあなどってはいけません◎

京都駅前の『京都タワー』では、2017年夏、30年ぶりにお化け屋敷が復活しました。多くの人を動員したことから、2018年には笑いをプラスした、ファミリーでも訪れやすいお化け屋敷が開催されています。

2017年8月19日からわずか9日間だけ開催されたイベント、『たろうちゃんのわすれもの』に聞き覚えはないでしょうか？あまりの怖さにリタイアする人が続出し、TVでも話題になりました。

2017年の『たろうちゃんのわすれもの』は、取り壊しの決まった元京都市立立誠小学校を舞台にしたミッション参加型のお化け屋敷です。

2018年には、元京都市立白川小学校の校舎を舞台に『たろうちゃんのわすれもの2 ～鬼ごっこシマショ～』が開催され、再び夜の校舎に悲鳴が響き渡ったのです。

そして今年は2019年7月20日～2019年8月31日の9日間、舞台をリアル廃校から京都市街に移し『たろうちゃんのわすれものファイナル』が開催されます！

街のいたるところとコラボの予定があるそうなので、どんな仕掛けが待ち受けるのかとても楽しみですね♪

シリーズ物ということで、これまでのストーリーをざっとおさらいしておきましょう！

大切なお人形を忘れたたろうちゃんは、夜の学校に忍び込んで教室のロッカーへ急ぎます。しかし、お人形はそこになく、異音に気付いて振り返るとそこには人体模型が…！というのがこれまでの大筋です。

2017年版の『消えたたろうちゃんの代わりにお人形を探す』というミッションに加え、2018年版では、鈴の音とともに追いかけてくる鬼役から逃げなければいけないというスリルもプラスされました。

ファイナルでは、四条河原町に伝わる『都市伝説』で幕を開けます。

「廃墟の地下室付近で行方不明者が出る」噂話をする女子高生に、『たろうちゃん』を探す母親が話しかけてきます。参加者たちは、地下室から無事たろうちゃんを救い出せるのでしょうか？

関西No.1お化け屋敷との呼び声も高い、東映太秦映画村の『史上最恐のお化け屋敷』は、本格派ホラー好きにはたまらないリアルな仕上がりです◎

映画村だけあって舞台セットもクオリティーが高く、いかにも出そうな雰囲気が漂っています。実話を元にプロが演出を手がける怪談は、思わず耳をふさぎたくなるほどの怖さです。

死体造形はライフマスクから型を取っているため、本物の人間のように見えます。なんと、お化けを演じている俳優さんたちですら、怖くなってリタイアすることもあるのだとか…。

元になるのは、貴船神社が発祥といわれる『丑の刻参り』です。嫉妬に身を焦がした女性が、丑の刻（夜中1～3時頃）に行う呪術の一種で、人に見られると効果がなくなるといわれています。

史上最恐のお化け屋敷でも、白装束に身を包み、頭にロウソクを3本立てた鉄輪を頭に乗せた女性が冒頭で出てきます。女性は憎い相手に見立てた藁人形に釘を打ち付けているのです。

見られていることに気付いた女性は、「見たな！」と言い放ち、鬼の形相で参加者に襲い掛かります。ウォークスルータイプのお化け屋敷なので、逃げ切れるよう気合いを入れて挑みましょう！

交通・アクセス：JR太秦駅から徒歩約5分

蒸し暑い夏は、京都に出かけてお化け屋敷めぐりをしてみてはいかがでしょうか！年間通して行われているものもあれば、期間限定ストーリーを楽しめるものもあります。

「本気のお化け屋敷で身も凍るような恐怖を体験したい！」という強者は、京都指折りのお化け屋敷を訪れてみましょう♪