【発見！珍絶景】緑に飲み込まれた"世にも美しい"廃村

蔦や苔がはびこり、"緑が無法地帯"と化している「後頭湾（ホウトウワン）村」。
その村のほとんどが緑に飲み込まれ、ノスタルジーな雰囲気が漂い、一瞬で引き込まれそうになる。

中国の主要都市上海から、約100キロほど離れた場所に存在する、「枸杞（クコ）島」。この小さき島にあるのが、一面緑に覆われた後頭湾村。
ここはかつて有名な漁村だったんだとか。しかし時代の移り変わりとともに、住民の移住が進み、そして廃村となった。

美しさの中に、ミステリアスな雰囲気を秘めているのは、廃村特有の静けさから来ているのかも知れない。

主が消えた村は、人間と入れ替わりに、草木が成長することで神秘的な村へと変貌を遂げた。
地図からも消え、人々の記憶から忘れ去られた村だったが、「美しい廃村」として再び注目を浴び、近年観光客が訪れるようになった。
廃村は自然の恵みを受け、再び息を吹き返したのであった。

廃村と聞くと、奇妙なイメージを持たれがちだが、ここは"世にも美しい"廃村だ。