【一度は訪れたい絶景】純白の砂丘が魅せる「レンソイス・マラニャンセス国立公園」

ポルトガル語では「シーツ」を表す真っ白な大砂丘。ブラジルの北東部大西洋岸に広がる謎の絶景「レンソイス・マラニャンセス国立公園」の魅力に迫る。

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この記事の目次

秘境の地の絶景

日本からおよそ35時間。到底たどり着けない秘境の地に、誰もが一生に一度は見たい絶景がある。「レンソイス・マラニャンセス国立公園」。どこまでも広がる純白の砂丘は、見るものすべての心を掴む。

真っ白なシーツの正体

ブラジルの北東部大西洋岸にあるマラニャン州。そこに「レンソイス・マラニャンセス国立公園」は広がる。
レンソイスとは、ポルトガル語で「シーツ」の意味。真っ白なシーツのような姿から、その名がつけられたのだ。

この真っ白い砂丘群が出来た理由は、砂丘の砂の成分にある。ほとんどが石英という白い鉱物で構成されているため、それに太陽光が反射し白く輝いているんだとか。

変化する表情に魅せられて

雨季になると砂丘の下に眠っている地下水が水位を増し、真っ白い砂丘に無数のエメラルドグリーンの湖が現れる。純白の砂丘とのコントラストには、目を奪われる美しさだ。

これを求めて、この時期になると多くの観光客が訪れる。幻想的な湖に体を浮かべて泳ぐ体験は、日常では味わえないものであるからだ。

湖の出現と同時に魚も泳ぐようになるが、この魚たちがどのように現れ、どのように姿を消しているのかはいまだ解明されていないそうだ。
また、日没前、地平線に沈みゆく夕日も言葉に表せないほどの美しさだ。白い大地がだんだんとピンクやオレンジ色に染まっていく光景は、忘れられない思い出になるだろう。

忘れられない体験を

訪れるなら6月~9月頃がおすすめだ。雨季が終わりかけ、湖がまだ残っているとき、この絶景はさらに美しさを増すだろう。

乾季に入り水が干上がると、白砂漠とエメラルドグリーンの湖が織りなす光景には出会えない。ぜひ、雨季の間に訪れていただきたい。

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