【福岡】お酒好き必見!久留米にある胡麻焼酎の故郷へ行ってみた!

胡麻の風味がかぐわしい焼酎、「紅乙女」。麦と米麹、そして胡麻で作られる純粋無垢な味わいは、乾杯の時間に私たち飲み手を独自の世界へ誘います。その焼酎がつくられる物語をご紹介します。お酒が好きな方は、ぜひ一度行ってみてください!

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この記事の目次

世界初の胡麻焼酎が誕生する背景とは

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まず、胡麻焼酎の歴史をたどります。原点は、福岡県久留米市の田主丸に300年続く蔵元「若竹屋酒造場」の十二代目林田博行氏のもとへ嫁いだ林田春野さん。焼酎は安酒のイメージを脱却させ、洋酒のように本当においしいお酒をつくりたいと試行錯誤を重ねたそうです。

志は「ウイスキーやブランデーにも負けない、気品高く味わい深いオリジナルの酒をつくる」こと

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高い志を懐に研究を重ねた結果、帰結した結論は麦・米麹に胡麻を加えた胡麻の焼酎、そこで誕生したのが「紅乙女」。ラベルに描かれる赤い薔薇には優しく控えめで、かつ芯の強い母の心が象徴されています。このラベルの向こう側には時代を拓いた蔵元さんのぶれない哲学が煌々と流れています。

胡麻焼酎を作る現場風景

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女性の感性、志で誕生した紅乙女が育まれるのは「耳納蒸留所(みのうじょうりゅうじょ)」。最寄りの駅はJR九州久大本線の田主丸駅。徒歩15分の距離です。上り道ですがピクニック気分で簡単にたどり着けます。蒸留所には焼酎に紐づいた多種多様案施設があり、焼酎がお好きな方には焼酎ミニパーク的な(笑)ひとときが満喫できます。
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自然環境豊かな耳納山の麓です。焼酎の味に大きく影響を与えるお水は、この山のやわらかな伏流水を使用しています。江戸時代の久留米市藩主「有馬公」も大変お気に入りだったというお墨付きです。
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蒸留所ご案内ツアーで最初に訪れるのは蒸留コーナー。「紅乙女酒造」では、現在2基の蒸留器を使用、1台は胡麻焼酎用で、もう1台はフランスから特別に取り寄せたもので、アランビックと呼ばれる伝統的な蒸留器。日常的には見ることがない蒸留の情景の一端を工場見学でじっくりとご覧になれます。

薔薇のステンドグラスのある貯蔵庫でゆっくりと独自の味わいが磨かれます

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紅乙女酒造の焼酎つくりの方針は3つ。
・良い原料を使うこと。
・手間と時間をかけて造ること。
・熟成のときを待つこと。

この熟成、貯蔵の年月を経て味に丸みが出て芳醇な風味が生まれます。
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貯蔵する場所は「長寿蔵」と呼ばれ見た目は教会のような佇まい。ステンドグラスから差し込む光は樽で眠る焼酎に命を注いでいるかのようです。光が透過するステンドグラスのデザイン、貯蔵庫の壁にも創業者の哲学思想を表現する薔薇が描かれています。
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泡盛の熟成に使用する貴重な甕で熟成させる焼酎もあります。甕には手仕事で仕上げた職人の署名と心意気が刻まれています。一杯の焼酎を口に含む口福の時間までにはたくさんの人と悠久の時間が重なりあっていることが見学を通して心にも刻まれます。

耳納蒸留所
原鶴・筑後川温泉
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実はあの果物のスタート地点でもあります

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巨峰といえば山梨県が有名ですが、この地福岡県久留米市田主丸町(たぬしまるまち)は耳納山の四季折々の豊かな自然に恵まれ、フルーツの町でもあります。実は巨峰の発祥の地は田主丸なのです。昭和32年に巨峰の苗が200本植えられ日本の巨峰の歴史がはじまりました。

この葡萄から作られるワインが飲めるワイナリーも隣接。その名も「巨峰ワイナリー」。農業あっての酒造りであり、農業の表現者とありたいという信念も伝わってきます。同施設内の森のレストランで地元の食材と巨峰ワインのマリアージュを楽しむのもおススメです。
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「耳納蒸留所」から歩いてすぐの場所に広がるのは葡萄畑。この畑も見学ができます。葡萄の畑には「紅乙女酒造」の象徴である薔薇が植えられています。
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この薔薇の役割は、葡萄の病気を防ぐためのセンサーの機能を果たします。花の鑑賞に加えて繊細な薔薇に託された葡萄を守る仕事にも創業者の想いが根付いているかのようです。
巨峰ワイナリー
原鶴・筑後川温泉
巨峰ワイナリー 1枚目
巨峰ワイナリー 2枚目
巨峰ワイナリー 3枚目
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HISバスツアーでフランス料理やワイナリーなどがある所まで行きました🇫🇷フランス料理、小さな前菜からとても美味しくてパンもふかふかで、締めのパフェも7つの果物が乗っていてボリュームがありました♪パフェは、表の顔と裏の顔が違っていました😄一緒に行った夫は、パフェのボリュームは、そんなになくてもいいからお料理がもう少しあればいいなと言っていました!巨峰ワイナリーへも行って地下の貯蔵庫に入ると写真では何とか灯りがありますが結構真っ暗で1人ではちょっと怖いな💦という感じでしたワインの試飲では、あまり飲める方ではないのですが、新酒のワインが美味しかったです🍷2023.9.23
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見学の締めは、胡麻焼酎全面展開の試飲タイム

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見学の仕上げは、「耳納蒸留場」の売店でお待ちかねの試飲タイム。「紅乙女酒造」独自の多彩な味わいが全面展開で楽しめる贅沢なひととき。看板の麦焼酎がベースの胡麻焼酎から熟成を重ねたトロトロな1本まで同じ胡麻焼酎でも表情の微妙な違いに驚きます。
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試飲は蔵の哲学を表現する薔薇の花が描かれたグラスで飲めることも嬉しい配慮です。テイスティングの時間には杜氏さん自ら解説をしてくださるのも紅乙女酒造スタイル。格別な時間に乾杯です。

胡麻焼酎で至福のひと時を♪

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「紅乙女酒造」の焼酎は「祥酎」と書きます。「祥」は、「おめでたいしるし」という意味で、創業者の林田春野さんの「ヤケ酒のようにつらいことを忘れるためではなく、嬉しい時やおめでたい時の幸せを運ぶお酒でありたい」というメッセージが名称に投影されているのです。口にすると、福がやってくる…そんな慶びで溢れる「口福の祥酎」、紅乙女。一杯を口にすれば至福の時間を導きます。この夏は観光地として田主丸の地で口福の一杯をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
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※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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更新日:2024年12月4日

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