更新日：2023年11月21日

宿泊記

伝統とモダンの融合！老舗名宿『玉峰館』のぜいたく宿泊記

今回紹介するのは、大正15年創業の老舗宿『玉峰館』。2013年にリニューアルされた『玉峰館』は洗練されたデザイン設計ながら、どこか懐かしくほっと一息つけるような空間です。奈良時代から湧き続ける温泉大浴場や、伊豆の食材を味わえる日本料理、宿自慢の庭園など魅力づくし。本記事では、aumoアンバサダーが実際に宿泊にした感想も交えて紹介します。

Information 本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

この記事の目次

大正15年創業の老舗名宿『玉峰館』とは？
『玉峰館』のウェルカムスイーツ！とろけるわらび餅と緑茶で一休み
『玉峰館』自慢の「廻遊式庭園」
歴史の面影が残る館内とこだわりあふれる客室
客室までの道のりも楽しんで
庭園を独り占めできるお部屋「大正モダンツイン」
奈良時代から湧き続ける源泉！掛け流しを心ゆくまで堪能
伊豆の美味を引き出す「新日本料理」とは？
【先付け】牡蠣岡部真丈
【前菜】彩り豊かな伊豆野菜
【お椀】くえ蕪椀
【お造り】漁港より直送鮮魚四種
【魚料理】黒ムツ雲丹焼き
【肉料理】和牛ヒレ網焼き
【お食事】鯛と唐墨御飯
【デザート】
【朝食】優しい味の和食膳
期待を裏切らない！老舗旅館『玉峰館』で叶うまったりステイ

大正15年創業の老舗名宿『玉峰館』とは？

今回ご紹介するのは、伊豆急行線河津駅より車で約5分のところにある『玉峰館』。

『玉峰館』は大正15年に創業し、2013年にリニューアルされた老舗宿。館内は洗練されたデザイン設計ながら、伝統の面影を感じるどこか懐かしい雰囲気です。（※"玉峰館公式HP"参照）

デザインを手がけたのは、国内外で数々の受賞歴を持ち、インテリアデザイナーとして初めて紫綬褒章を受章したことでも知られる内田繁氏。ぜいたくを尽くした空間『玉峰館』がもたらす深いくつろぎが、日常から宿泊者を解き放ってくれそうです。（※"玉峰館公式HP"参照）

ゆいaumoアンバサダー

黒蜜ときなこのかかったわらびもちと緑茶はこれからの旅の始まりをワクワクさせてくれます。

『玉峰館』のウェルカムスイーツ！とろけるわらび餅と緑茶で一休み

『玉峰館』ではチェックイン後に、ウエルカムスイーツとしてわらび餅と緑茶を食べられるサービスがあります。レトロな雰囲気のあるロビーでほっと一休みするのも良いかもしれません。

『玉峰館』自慢の「廻遊式庭園」

館内から窓のほうに目をやると見えるのは、『玉峰館』自慢の「廻遊式庭園」。

園内を一周しながら地形に応じて繰り広げられる、景観を観賞するようにつくられた庭園です。夜はライトアップされ、また違った顔を見せてくれるのも魅力。庭園には3本の河津桜があり、桜を独り占めしたような気分にさせてくれます。

歴史の面影が残る館内とこだわりあふれる客室

客室までの道のりも楽しんで

タイムスリップしたかのような館内は、館内まるごと"写真スポット"として楽しめそうです！

ゆいaumoアンバサダー

市松模様の高い天井と長い廊下で思わず写真を撮りたくなりますね。

今回aumoアンバサダーは蔵のような入り口が印象的な「大正モダンツイン」の客室に宿泊しました。

庭園を独り占めできるお部屋「大正モダンツイン」

今回aumoアンバサダーが宿泊した客室「大正モダンツイン」は、赤い壁、市松模様の天井が印象的な、大正モダンの雰囲気を感じられるお部屋です。

大きな窓からは宿自慢の庭園を眺められます。昼のやわらかな陽の光を、日出、日没の自然が美しく映しだされる瞬間を一望できるのは、2F客室の特典。心地よいぜいたくな空間を味わいながら過ごせそうです。

奈良時代から湧き続ける源泉！掛け流しを心ゆくまで堪能

『玉峰館』には、「峰温泉」の湧く2つの大浴場と無料で入れる3つの貸切風呂があり、湯巡りを楽しめます。

「峰温泉」は、それを飲んだり浴びたりすると、不思議なほど効き目があるという意味で"霊泉"と呼ばれているそう。奈良時代から湧き続けるというその霊泉を玉峰館は3本も保有しており、こんこんと湧き出る源泉のぜいたくな掛け流しを堪能できます。（※"玉峰館公式HP"参照）

伊豆の美味を引き出す「新日本料理」とは？

食事は宿泊の楽しみの1つですが、『玉峰館』では、"新日本料理"を提供しています。

"新日本料理"とは伊豆の旬な食材を取り入れ、伝統と格式ある日本料理の味わいを継承しながら、現代的な洋の調理法を融合させた創造性豊かな料理。玉峰館らしい「伝統と革新」の味わいを堪能してみてください。

【先付け】牡蠣岡部真丈

先付けとして初めに出てきたのは、牡蠣岡部真丈。

ゆいaumoアンバサダー

蓋を開けると香るゆずの香り。フワフワの真丈の中にはこれでもかというほどぜいたくに牡蠣が入っていました。生姜と九条ネギをアクセントに夕食がスタートです。

【前菜】彩り豊かな伊豆野菜

続いて前菜として運ばれてきのは、彩り豊かな伊豆野菜。

ゆいaumoアンバサダー

前菜は思わず「わぁ〜」と声がこぼれてしまうほど美しかったです。

宿泊時のメニューは以下の通りです。

寒鰆幽庵焼き子持ち昆布西京漬け
炙り煮穴子丸大根木の芽
天使海老帆立うるい黄身酢
菜の花浸しいくら糸賀喜
雲丹鮪寿司山葵

【お椀】くえ蕪椀

くえ蕪椀は、ホクホクの海老芋と肉厚の占地、そして柚子の香りが楽しめる1品。

ゆいaumoアンバサダー

お出汁も美味しく、一滴も残したくない！ときれいに飲み干しました。

【お造り】漁港より直送鮮魚四種

続いて運ばれてきたのは、漁港直送の鮮魚四種のお造り。アレンジの効いた盛り付けで、まるで宝箱を開けた気分にさせくれます。

ゆいaumoアンバサダー

運ばれてくると想像していたお造りとは見た目も全然違う！

お刺身は、煎り酒、土佐醤油、大島オーシャンソルトの３種をつけて楽しみます。

宿泊時の鮮魚は、以下の4種類でした。

鮪
平目
縞鯵
白海老

【魚料理】黒ムツ雲丹焼き

メインの魚料理は、黒ムツ雲丹（うに）焼きです。

ゆいaumoアンバサダー

これはもう…見た目通りの美味しさでした。高級魚の黒ムツは脂も乗っていて、旨みもたっぷりです。卵黄の効いたサバイヨンソースでフランス料理のよう。

魚料理は以下の3種類の中から選べます。

稲取産金目鯛照り焼き厚焼き玉子田楽芋
黒ムツ雲丹焼きいくらサバイヨンソース
鱈白子天婦羅（てんぷら）季節の野菜

【肉料理】和牛ヒレ網焼き

メインの肉料理は、和牛ヒレ網焼きです。

ゆいaumoアンバサダー

宮崎牛の味付けは、伊豆産の山葵とカンポートペッパーと岩塩。え？カンポートペッパーとは？カンボジアの小さな町で栽培される地域限定の胡椒なのだとか。これが、野菜にもお肉にもばっちり合いました！

お肉も以下の3種類の中から選べます。

和牛ヒレ肉網焼きカンポートペッパー岩塩
京鴨ロース桑焼き栗ピューレピンクペッパー
和牛サーロイングリル香味野バルサミコ

【お食事】鯛と唐墨御飯

食事のお供として運ばれてきたのは、山形県産つや姫のお米を使用しているご飯。

ゆいaumoアンバサダー

唐墨がアクセントに効いていてとても美味しかったです！食べきれない場合はお夜食としておにぎりとお茶漬けにもできるように出汁を用意してくれます。

【デザート】

デザートは、ホワイトチョコアイスと苺の和三盆マリネ。フレンチのようなオシャレな1品です。

ゆいaumoアンバサダー

和会席だとデザートはフルーツのみということが多いですが、このサプライズはうれしいですね。さすが”新日本料理”！和三盆の優しい口溶けと控えめなホワイトチョコアイスがとても合いました。

【朝食】優しい味の和食膳

『玉峰館』の朝食では、釜で炊いた白米と箸が進む伊豆ならではのおかずとの組み合わせが楽しめます。

ゆいaumoアンバサダー

1つ1つのおかずを口に運ぶたびに顔がほころんでしまうほどの美味しさ！違う季節のお料理も楽しんでみたいなと思いました。

期待を裏切らない！老舗旅館『玉峰館』で叶うまったりステイ

本記事では、老舗旅館『玉峰館』の魅力をaumoアンバサダーの感想を交えつつ紹介しました。

懐かしさとモダンが共存する館内や、千年以上湧き続ける温泉、伊豆の美味を味わう料理などのおもてなしがあふれる『玉峰館』でなら、非日常の世界にどっぷり浸れそうです。河津桜に訪れる予定があれば『玉峰館』にもぜひ足を運んでみてください。

玉峰館

河津/旅館