【星野リゾート】大分観光におすすめ！由布院の原風景を感じながら憩う宿『界 由布院』

星野リゾートが2022年8月、大分県湯布院に開業させた旅館『界 由布院（かい ゆふいん）』。JR由布院駅より車で約10分の場所にあります。

旅館は農家の空間構成を取り入れたデザイン。稲作が行われる棚田（たなだ）を近くに楽しめ、どこかほっこりと懐かしさを感じられるのが魅力です。

『界 由布院』に足を踏み入れると、シックでモダンなデザインのロビーが広がります。土間のような空間で、かまどをイメージしたフロントテーブルは、ほかの旅館と差の付くポイント。おしゃれかつ落ち着いた空間はチェックインを済ませた後、少しくつろぐ際におすすめです。

＜『界 由布院』の基本情報＞

『界 由布院』には、宿の中心に広がる棚田を一望できる「棚田テラス」があります。軒下に椅子が設置された憩いのスペースです。

春の田植え前は棚田に水が張られ、水鏡のような爽やかさが。夏には成長した稲が風に揺れ、秋には豊かに実った金色の稲穂により一面が黄金色に染まります。冬には稲刈り後の円筒状の藁こづみが積まれている風景が。次の田植えまで休憩しているかのような、ほっこりさを感じられるのも印象的です。

「棚田テラス」では、そんな風に四季それぞれで移り変わる棚田の情景を、奥に広がる山々とともに満喫できます。また明るい日中や暗くなる夕暮れどきで、異なる表情を見せてくれるのも「棚田テラス」の魅力です。

『界 由布院』の客室は「地域の文化に触られるご当地部屋」がコンセプト。蛍かごの間と呼ばれ、客室全体で地域の文化を感じられます。

全室に螺旋状（らせんじょう）の形が特徴的な「蛍かご」からヒントを得た照明を配置。あたかも籠の中に蛍が生きているかのように淡い光が点灯し、室内全体をやわらかな印象にしてくれます。

また大分県で生産されたマダケ竹材を、ヘッドボードやソファの一部に採用。細やかな部分でも地域の文化を身近に感じられます。室内の大きな窓からは、まるで額縁に入った写真のような風景が望めるのも魅力。ゆったりとした特別なひとときを味わってみてください。

『界 由布院』には蛍かごの間とは別に、2種類の離れタイプの客室が存在します。

1つ目にご紹介するのが「蛍かごの間（棚田離れ）」。棚田と空の広がりを独り占めできるぜいたくな造りです。魅力の1つでもある縁側では、ゆったりと腰をかけて、のんびりとしたひとときを過ごせます。

2種類目は、くぬぎ林に面した「蛍かごの間（くぬぎ離れ）」です。くぬぎ林の中にひっそりと佇むように建ち、隠れ家のような雰囲気が漂います。

室内の畳には大分県の国東半島で栽培されている七島藺（しちとうい）を使用。先述した「蛍かごの間（棚田離れ）」も同様です。室内でも、ご当地の文化を思う存分感じられます。

なお、くぬぎ離れには湯小屋があるのも魅力！プライベートな空間で静かにお湯に浸かれるぜいたくを味わえます。

『界 由布院』には、内風呂と露天風呂2種類の大浴場タイプの温泉があります。どちらも開放感のある空を満喫しながら湯に浸かれるのが魅力。非現実的なひとときを、ゆったりと過ごせます。

大浴場を満喫した後は、湯上がり処でほっこりするのがおすすめです。湯上がりのお茶やアイスキャンディーを飲んだり食べたりしながら、湯上がりタイムを楽しめます。

『界 由布院』では、旬の食材や山の恵みをたっぷり使用した食事を食べられます。

和会食には、季節を感じる旬の食材がたっぷり。大分県特産品の竹を使った器に盛られた料理は、目でも舌でも楽しめます。

和朝食では、山で採れた食材を使用した焼き野菜が楽しめるのが魅力。ほかにも朝からたっぷりのメニューを堪能できます。

本記事では『界 由布院』の魅力についてご紹介してきました。由布院の原風景が感じられる『界 由布院』で、旅館での滞在を楽しみながらノスタルジーな世界観に浸りましょう。