ガパオライスとは？ナンプラーなしで簡単に作れる本格レシピも

「ガパオ」は料理名ではなく、ホーリーバジルのことを表しています。

ガパオライスはタイ料理の中でも比較的簡単に作れることで有名。まず具材を炒めて、ナンプラーやオイスターソースなどの調味料を加えます。その後ホーリーバジルを加えてサッと炒め、ご飯と盛り付けて目玉焼きを乗せれば完成です。

日本でホーリーバジルは手に入りにくく、他のバジルで代用することが多いです。そのためタイで実際に食べたとき、いつも食べている味と少し違うと感じるかもしれません。

ガパオライスは非常にポピュラーな料理として定着しており、屋台や食堂、レストランなど様々な場所で販売されています。日本でいうカレーのようなポジションに近いです。

本場での食べ方は人それぞれですが、だいたいの人は混ぜずに食べています。

それぞれの飲食店や家庭によって様々なレシピがあるため、カロリーは若干異なります。「どうしてもガパオライスが食べたいけどカロリーが気になる」という方は、鶏ひき肉が使われているものを選んだり、ご飯を少なくしたりすると比較的ヘルシーです。

参考までに、市販で販売されているガパオライスのカロリーは以下の通りです。

• セブンイレブン「ガパオ風ライス 温玉のせ」527kcal
  
• ほっともっとグリル「ガパオライスBOX」681kcal

スーパーやコンビニでは自宅で簡単にガパオライスを作れる材料が揃っています。

ガパオライスの素を使えば、炒めた鶏ひき肉に素を加えるだけで完成！料理初心者の方でも簡単に作れます。エスビー食品やハウス食品などから発売されているので、ぜひお近くのスーパーで探してみてください。

「料理するのはめんどくさいけどガパオライスが食べたい」という方にはレトルトがおすすめ。無印良品や成城石井、セブンイレブンなどで販売されています。

ガパオライスの素やレトルトを使った料理でも、お店で提供されるような本格ガパオライスに仕上げる方法があります。彩りが足りないと思ったときの参考にしてみてください。

• パプリカやピーマン、玉ねぎを一緒に炒める
• 薄切りキュウリやレタス、ライムを添える
• グリルしたかぼちゃやピーマンを添える

「ガパオライス」という言葉は、タイ語と英語が混ざっているので本場では伝わりません。タイでガパオライスが食べたいときには、次のように注文しましょう。

• 鶏肉のガパオライスが食べたいとき→「カウ パッ ガパオ ガイ」
• 豚肉のガパオライスが食べたいとき→「カウ パッ ガパオ ムー」

【単語の意味】
カウ：ご飯
パッ ガパオ：バジルを炒める料理全般
ガイ：鶏肉
ムー：豚肉

「ガパオライス」は英語で次のように表します。

• fried rice with basil
• Stir-fried minced meat with basil

どちらでも伝わりますが、2つ目の方が丁寧な言い回しになります。

今回はガパオライスの豆知識や簡単レシピなどをご紹介しました。エスニック料理の人気が高まっている影響で、現在ではガパオライスの専門店も登場しています。この記事でガパオライスに興味を持った方は、ぜひ専門店にも足を運んでみてください。