パスタの種類はいくつ?代表的な麺一覧と相性のいいソースや茹で方

    パスタの種類は500種類以上!今回は味も形も多種多様なパスタの中から、特に代表的な13種類を一覧でご紹介します。麺ごとの特徴や合うソース、茹で方までご紹介するので、この記事を参考にカルボナーラやペペロンチーノなどのイタリア料理を楽しんでください。

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    この記事の目次

    パスタの種類はいくつ?

    地方特有の物を含めると、500種類以上あるといわれているパスタ!パスタは日本でも人気の、小麦粉を液体でこねたイタリアの代表的な料理です。

    今回は種類豊富なパスタの中から、特に代表的な13種類をご紹介。麺の特徴や茹で方、おすすめのソースと食べ方までご紹介します。

    代表的なパスタの種類一覧はこちら!

    種類豊富なパスタを大きく分類すると、ロングパスタ、ショートパスタ、その他に分けられます。以下の表がこれから紹介するパスタの一覧です。


    【ロングパスタ】
    特徴相性のいいソース茹で時間
    スパゲティ断面が円形。太さが1.4~1.9mm。ナポリタンやペペロンチーノ5~10分(乾麺)
    カッペリーニ断面が円形。太さが0.85mm~1.3mm。冷製パスタ約2分(乾麺)
    フィットチーネ平打ち麺。幅が約7.5mm。濃厚なソース約2分(生麺)
    パッパルデッレ平打ち麺。幅が10mm~30mm。濃厚なソース約2分半(生麺)
    リングイネ断面が楕円。長径が約3mm。ジェノベーゼやペスカトーレ約5分(生麺)
    ※このテーブルは左右にスクロールできます。


    【ショートパスタ】
    特徴相性のいいソース茹で時間
    マカロニ筒状。直径2~5mm。サラダやグラタン9~10分(乾麺)
    ファルファッレ蝶々の形。濃厚なソース約13分(乾麺)
    コンキリエ貝殻の形。10~20mm。トマトパスタやサラダ約13分(乾麺)
    オレッキエッテ耳のような形。親指の4分の3程度。あっさりしたソース。約3分(生麺)
    ※このテーブルは左右にスクロールできます。


    【その他】
    特徴相性のいいソース茹で時間
    ラビオリ詰め物が入っている。四角形。スープ2~4分(生麺)
    トルテリー二詰め物が入っている。指輪型。スープ約2分(生麺)
    ラザニア平打ちの大きな麺。ミートソース約2分(生麺)
    クスクス粒状。サラダや添え物お湯で数分間戻す(乾麺)
    ※このテーブルは左右にスクロールできます。


    ここからは、各パスタごとに詳しく解説!太さや茹で方、おすすめの食べ方まで紹介するので、この一覧で気になるものがあったらぜひチェックしてみてください。

    ロングパスタの種類をご紹介

    ロングパスタは直径が25㎝前後の、棒状のパスタ。中でも「スパゲティ」は日本の食卓で馴染みのある、ロングパスタの1種です。

    ここからは種類豊富なロングパスタの中から、代表的なものを5種類ご紹介します。同じロングパスタでも形状や食感、相性のいいパスタソースが異なるのでぜひ参考にしてみてください。

    1. パスタと言ったらこれ!馴染みの深い種類「スパゲティ」

    最初にご紹介するロングパスタの種類は「スパゲティ」です。こちらはイタリアのみならず、日本でも人気なパスタ。断面が円形で、太さが1.4~1.9mm前後のものを指します。

    日本の食卓でもよく並ぶナポリタンやたらこパスタ、ペペロンチーノは、このもちっとした食感のスパゲティを使うのがおすすめ!またスパゲティの中でも、細めの麺はあっさりとしたソース、太めの麺は濃厚なソースがよく合います。

    乾麺の茹で時間は細いもので約5分、太いもので約10分。メニューや、調理時間に合わせてスパゲティの太さを選びましょう!

    2. 冷製パスタにおすすめの種類!麺が細い「カッペリーニ」

    次にご紹介するロングパスタの種類は「カッペリーニ」。スパゲティと同じ円形をしたロングパスタですが、太さが0.85mm~1.3mmととても細いのが特徴。カッペリーニはイタリア語の「髪の毛(caplli)」に由来しているといわれています。

    そうめんよりも細いこの麺は、あっさりとした冷製パスタにして食べるのがおすすめ。汁気のある冷たいソースと和えると、ツルツルっとした食感を楽しめます。

    乾麺の茹で時間は約2分!茹ですぎるとちぎれてしまうので、時間になったらすぐにお湯から出して冷水で冷やしましょう。ソースと和えた後は、なるべく早めに食べるのもポイントです。

    3. クリームパスタにぴったりな種類!平たいパスタ「フィットチーネ」

    次にご紹介するロングパスタは「フィットチーネ」です。こちらは平打ちの形状が特徴。幅が約7.5mmで薄く平らな見た目は、言葉の由来にもなった「リボン( Fettuccine)」のようです。

    もちもちな食感なこのパスタは濃厚なソースによく絡むので、クリームやチーズ、牛肉のラグーソースとの相性が抜群です!

    生麺の場合、茹で時間は約3分半!フェットチーネは麺同士がくっつきやすいので、茹でている間は菜箸で小まめにほぐしましょう。お湯にオリーブオイルを入れると、ほぐれやすいのでおすすめです。

    4. 食べ応え抜群!幅広な平打ちパスタの種類「パッパルデッレ」

    次にご紹介するロングパスタの種類は「パッパルデッレ」です。こちらも平打ちパスタですが、幅が広いのが特徴。その幅10mm~30mmと、大きいものではフィットチーネの倍以上あります。イタリア語の「食いしん坊(pappare)」から来ているパッパルデッレは、名前通り1本だけでも食べ応えのあるパスタです。

    こちらもフェットチーネと同様、濃厚なソースとの相性が抜群。イタリアのトスカーナ地方では猪のミートソースや、脂肪分の多いクリームソースで食べられています。

    生麺の場合、茹で時間は約2分半。こちらも麺同士がくっつきやすいので、しっかりとほぐしながら茹でるのがポイントです。

    5. もちっとした食感のパスタ!濃厚ソースとの相性抜群の種類「リングイネ」

    次にご紹介するロングパスタの種類は「リングイネ」です。こちらは楕円形の断面が特徴で、円の短径が約1mm、長径が約3mmのパスタ。イタリア語の「舌(lingua)」が語源のリングイネは、弾力がありコシのある食感です。

    もちっとした食感と小麦の旨みを感じられるリングイネは、濃厚なソースとの相性が抜群。バジルをベースにしたジェノベーゼパスタや、ひき肉をたっぷり使ったミートソースパスタにして食べるのがおすすめです。

    乾麺のリングイネの茹で時間は約10分、生麺の場合は約5分です。太めの麺なので、茹でる時に塩を忘れずに入れてしっかりと下味をつけるのがおすすめです。

    ショートパスタの種類をご紹介

    ここからはロングパスタに対して、直径が短い「ショートパスタ」をご紹介します。ショートパスタには棒状のパスタだけでなく、貝殻型やリボン型など様々な形があります。

    サイズが小さいので、サラダに入れたりグラタンに入れたりとアレンジをしやすいのも特徴!ショートパスタを活用したおすすめの料理もご紹介するので参考にしてみてください。

    6. 家庭でも定番のパスタの種類!グラタンやサラダに「マカロニ」

    最初にご紹介するショートパスタの種類は「マカロニ」。こちらはイタリアだけでなく、アメリカや日本を含むアジアでも馴染みのあるパスタです。直径2~5mmで、筒状になっているのが特徴。

    中が空洞のため、ソースと絡みやすいマカロニ。日本ではサラダやグラタンに入れて食べるのが人気です。またひとつひとつが小さいので、ナポリタン風に味付けをしてお弁当のおかずにするのもおすすめです。

    乾麺の茹で時間は9~10分程度!冷まして食べるサラダは柔らかめに、茹でた後にもう1度オーブンで焼くグラタンは固めに茹でるのがおすすめです。

    7. 蝶々のような見た目が可愛いパスタの種類「ファルファッレ」

    次にご紹介するショートパスタの種類は「ファルファッレ」。イタリア語の「蝶々(farfalla)」が由来になっているとおり、蝶々のような形が特徴的なパスタです。生地はプレーンだけでなく、トマトやほうれん草が入った色とりどりなファルファッレがあります。

    凹凸が多いのでソースと絡みやすいのが特徴。濃厚なクリームソースとの相性がよく、また生地の薄い先端部分と、分厚い中心部分で食感の違いを楽しめます。

    乾麺の茹で時間は約13分!茹で上がっているかを確認する際は、生地の分厚い中心部までしっかり火が通っているか確認しましょう!

    8. 貝のような形のパスタ!アレンジがしやすい「コンキリエ」

    次にご紹介するショートパスタの種類は「コンキリエ」です。イタリア語の「貝(conchiglie)」が由来になっているとおり、貝殻のような形が特徴的なパスタ。10~20mmの大きさのコンキリエが一般的で、表面に凹凸があります。

    トマトパスタやサラダなど、コンキリエを活用した料理は様々!大きいものであれば、中にほうれん草やチーズなどを詰めてオーブンで焼いくと、ちょっとしたおつまみにもなります。

    乾麺の茹で時間は約13分ですが、料理に合わせて茹で時間を調整しましょう。冷やして食べるサラダは柔らかめに、茹でた後にもう1度加熱する場合は固めに茹でるのがおすすめです。

    9. 耳のような形がユニークな種類のパスタ「オレッキエッテ」

    次にご紹介するショートパスタの種類は「オレッキエッテ」。こちらはイタリア語の「耳たぶ(orecchie)」が由来になっているとおり、耳のようなユニークな形をしているパスタです。大きさは親指の4分の3程度で、中心部がくぼんでいるのが一般的。

    小さめなオレッキエッテはあっさりとした味付けで食べるのがおすすめ!本場のイタリア南部では、ブロッコリーとオイルを使ったソースを和えるのがポピュラーです。

    生麺の茹で時間は約3分、乾麺の茹で時間は約20分。アルデンテに茹でると、コシのある食感を楽しめるのでおすすめです!

    詰め物が入っているパスタの種類をご紹介

    ここからは詰め物が入っているパスタの種類をご紹介します。パスタの中には、中華料理の餃子のように中に具が入っているパスタがあります。日本ではあまり馴染みがありませんが、小麦粉を練って作られた生地が使われているので、こちらも立派なパスタ料理の1つ。

    家庭で作るのは難しいですが、最近はスーパーで冷凍のものが売られていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。

    10. ホームパーティやおもてなしにぴったりなパスタ「ラビオリ」

    最初にご紹介する詰め物が入っているパスタの種類は「ラビオリ」。ひき肉や野菜、チーズを平打ちのパスタ生地で挟んでいるのが特徴。茹でたり、スープにしたり、炒めたりして食べるパスタです。

    生地を作るのに手間がかかるため、家庭で作るのはなかなか難しいラビオリ。最近はスーパーで冷凍のものを売っているので、茹でるだけで本格イタリアンのラビオリを味わえます。特別感のあるパスタ料理はホームパーティーにもぴったり!

    冷凍食品の茹で時間はメーカーにより異なるので、パッケージを確認しましょう!

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    11. スープにぴったりな種類!指輪の形がかわいいパスタ「トルテリー二」

    次にご紹介する詰め物が入っているパスタの種類は「トルテリー二」です。豚のひき肉や生ハム、チーズをパスタ生地で挟み指輪状にしたイタリア料理!具を挟んでいる点ではラビオリと似ていますが、生地を丸めて指輪状にしているのが特徴です。

    こちらも最近は、スーパーやイタリア食材専門店で置いてあることも。冷凍のトルテリー二は茹でるだけなので調理も簡単です!コンソメスープに入れて食べるのがおすすめです。

    冷凍食品の茹で時間はメーカーによって異なるので、パッケージを確認して調理しましょう!

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    その他の少し変わったパスタをご紹介

    ここからは、その他の少し変わったパスタの種類をご紹介!パスタと聞くと、スパゲティやマカロニなどの麺を想像する方が多いかもしれませんが、実は他にも変わった形のパスタがたくさんあります。

    最後に2種類のパスタをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

    12. これも実はパスタの1種!ミートソースとの相性抜群のパスタ「ラザニア」

    最初にご紹介するその他のパスタの種類は「ラザニア」。日本の食卓でも馴染みのあるラザニアは、実はパスタの1種。平打ちで大きいパスタ生地と、ミートソースやチーズを何層にも重ねるイタリアの家庭的な料理です。

    ラザニアの生地は通常下茹でをしますが、不要なものもあります。下茹で不要のラザニアは生地に具を重ねてオーブンに入れるだけなので、手軽で初心者の方におすすめです。

    13. 野菜が主役のさっぱりサラダにぴったりなパスタ「クスクス」

    最後にご紹介するその他のパスタの種類は「クスクス」です。こちらは北アフリカ発祥のパスタ!一見、何かの実の粒のように見えますが、小麦粉を練って丸められています。

    クスクスはサラダやスープに入れて食べるのがおすすめ!そうすることで、シンプルでヘルシーな料理も腹持ちがよくなります。またクスクスには独特な味や香りがないので、どんな料理にも合わせやすいのが特徴です。

    茹でる必要がない手軽さもクスクスの魅力の1つ。乾燥した状態で売っているので、お湯で戻してオイルや塩を和えれば完成です。

    種類豊富なパスタを様々なソースで味わおう!

    今回は500種類以上あるパスタの中から、代表的な13種類を選んでご紹介しました。パスタにはスパゲティやマカロニなどの定番から、リボン型や粒状のものまで様々あります。パスタの種類ごとに、合うソースや料理が異なるので、ぜひこの記事を参考に種類豊富なパスタを楽しんでみてください!
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    ※掲載されている情報は、2022年08月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

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