昼夜問わずにオープンしているお店が多く、老舗からおしゃれバルまで様々な居酒屋が軒を連ねるディープな街・上野。そんな街に「サウナ&カプセルホテル北欧」は店舗を構えています。上野駅から徒歩約1分、裏路地に入ったところにある赤い建物が目印です。
「サウナ&カプセルホテル北欧」は人気のサウナドラマのロケ地になったこともある場所。多くのサウナーが知っている場所かと思います。
しかし今日、ここに来た目的はサウナだけではありません。「サウナ&カプセルホテル北欧」が提唱する"北欧飲み"が何なのか、確かめるためなのです。
「サウナ&カプセルホテル北欧」のサウナで"ととのった"後は、5Fに行きましょう。そこには、"北欧飲み"の舞台となるレストランがあります。足を伸ばせるほど広々としており、くつろげる空間が広がっています。
さて、"北欧飲み"とは一体何なのでしょうか。
一言で表すなら、サウナと"サ飯(サウナの後に食べるご飯のこと。サウナ飯とも言う)"を合わせたもの。サウナとサウナ後の食事をセットで行うことを、「サウナ&カプセルホテル北欧」では"北欧飲み"と呼びます。
サウナとレストランを兼ね揃えた「サウナ&カプセルホテル北欧」なら、それが一か所でできてしまいます。これが新時代の上野飲みの形なのです。
筆者も早速、サウナ後にレストランを訪れました。
やはりまずはビールから。キンキンのビールがサウナで火照った体にひんやりと染み渡っていきます。くう~、たまらん。ととのった後に飲むビールは格別です。
ビールの他にも日本酒や焼酎、ホッピーなど幅広いお酒が揃っており、さながら居酒屋のよう。
サウナー御用達のドリンク「オロポ」もありました。オロポとは、オロナミンCをポカリスエットで割ったもので、サウナ好きの中には"これを飲まないと締まらない"という人もいるほど。
ビールでもハイボールでもオロポでもOK。お好きなドリンクで優雅な"サ飯"もとい"北欧飲み"を開幕させましょう。
「サウナ&カプセルホテル北欧」で"北欧飲み"するなら、欠かせないメニューがあります。看板メニューとも言える「北欧特製カレーライス」650円(税込)です。
甘めのルーに、ごろごろ野菜が入ったシンプルなカレー。ですが、食べたらその美味しさが分かります。
ルーには、じっくり時間をかけて煮込むことでトロトロに溶けた玉ねぎの甘さがこれでもかというほど染み出ています。そこに程よくスパイスが効いており、一口食べるごとに食べる手が止まらなくなるのです。
濃厚なのにしつこさがなく、食べやすいのも大きな特徴です。いやはや、お酒が進みます。
麺派の方には、「味噌ラーメン」770円(税込)をおすすめします。こちらも一見普通の味噌ラーメンですが、随所にオリジナリティが光っているんです。
その最たるものが具材。ひき肉、ニラ、キャベツ、ニンジン、もやしといった具材をごま油で炒めているのです。そうすることで香ばしさが生まれ、味噌スープと絡むことでより味わい深くなります。
濃厚な味噌スープと中太麺、炒めた具材が見事なコンビネーションを生み出しています。ついつい完飲してしまう美味しさでした。
"北欧飲み"の締めにもおすすめです。
ビールに合うおつまみといえば、やはり餃子ですよね。「サウナ&カプセルホテル北欧」の「鉄板餃子」450円(税込)はその名の通り、アツアツの鉄板に乗って登場します。
粗挽き肉の旨味がこれでもかというほど出ており、とってもジューシー。口に含んだ時のパリッとした食感と、肉汁が溢れ出る瞬間がたまりません。
お肉がつまみたくなったら「肉茄子味噌炒め」550円(税込)がおすすめです。たっぷりの豚肉と茄子、玉葱をオリジナルの味噌タレで炒めた一品です。
シンプルながらこのタレが濃厚で、食欲をそそります。あー、困ったことにお酒が止まらない。
そう、「サウナ&カプセルホテル北欧」にはお酒に合うメニューが豊富にあるんです。がっつりメニューが多いので、お腹が空いた時にもぴったり。胃袋を掴まれるって、こういうことを言うのでしょうか。
疲れた身体をサウナで休め、空いた腹を美味しい料理とドリンクで満たす。"北欧飲み"は、大人の欲望が詰まった究極の楽しみ方だったのです。
サウナでととのい、サ飯で腹を満たす。言葉通り、身も心も満たす"北欧飲み"が一度にできる「サウナ&カプセルホテル北欧」は、まさに大人のオアシスでした。
これから上野で飲もうと考えている方は、とりあえず「サウナ&カプセルホテル北欧」に向かいましょう。素晴らしい時間があなたを待ち受けているはずです。