大分のおすすめ旅館「旅籠かやうさぎ」をご紹介

大分県日田市の高瀬川沿いにある「旅籠かやうさぎ」は、田んぼが広がる田舎道を通り抜けると素敵な門がお出迎えしてくれます。タクシーなどで向かった際は、こちらの門から宿に入ります。

駐車場から宿に向かう場合は、緑豊かな気持ちのいい砂利道を通っていきます。
門は2つあり、1つ目と2つ目の間の右手には露天付きの大浴場があり、場所を確認しながら母屋まで向かうことができます。

母屋の1階にはフロントと食事処がありますが、かやうさぎは130年前の旧庄屋を改築して再利用されているそうです。（※"かやうさぎ楽天トラベル公式HP"参照）
趣を感じるものの清潔に保たれており、古臭い感じはなく、居心地の良い空間となっています。

フロントには、明治大正時代を感じる大きなソファーとテーブルがあったり、フロントと食事処の間には古民家らしい囲炉裏の間があります。

母屋はその他1階に内湯と客室が1室、2階には3室あり、客室から内湯までが行きやすい造りになっており、母屋に宿泊する場合は利便性が高いと言えるでしょう。

客室は母屋の４室の他、離れとなる7棟が建っています。
客室の造りは全て異なりますが、中でもおすすめなのが離れの和洋亭「まどろみ」です。

まどろみは2階建ての広々とした露天付きの客室となっており、1階は和室となっています。
センスの良いインテリアが揃った客室となっていますが、奥の間が特にかわいらしく、窓を開けると目の前には露天風呂がある中庭が広がっています。

また、2階はクイーンサイズのベッドが2つある絨毯が敷かれた洋室となっており、1階とガラリと雰囲気が変わります。
また、奥の部屋は1階と同様、かわいいインテリアがあったりと、女子が好む雰囲気となっています。

客室内には、源泉掛け流しの内湯と開放的な露天風呂の2つのお風呂がある贅沢な造りになっているのも魅力の1つではないでしょうか。

和洋亭まどろみは4名まで宿泊可能となっていますが、広々とした1室で、別荘に泊まりに来たような気分で快適に過ごすことができるでしょう。

かやうさぎには温泉が離れの各棟と、母屋に大浴場の内湯（ゆらぎ湯）が1つ、駐車場に向かう途中の場所に内湯と露天風呂（岩魚）が1つあり、ゆらぎ湯と岩魚は夜と朝で男女逆になるので、1泊で両方に入ることができます。
大浴場は岩魚の方が脱衣場も温泉も広く、断然岩魚の方がおすすめです。

お風呂上がりにおすすめなのがギャラリーです。
こちらは休憩所になっており、お水やコーヒーなどを飲みながらひと休みすることができます。
ただし、お風呂は朝の6時から開いていますが、ギャラリーは8時からとなっているので、朝風呂の際は注意が必要です。

ギャラリーの横にはショップも併設されています。
名産品などが取り揃えられており、お土産を買うのにもおすすめです。

かやうさぎはお料理も美味しいことで人気があります。
ディナーは、食前酒からデザートまで並ぶ懐石料理を旬の食材を使い、月替わりで提供しています。

この日のお料理は、1枚目の前菜から始まり、数品出た後に鮎の塩焼き、黒毛和牛の炙り、さらには錦雲豚の梅しゃぶとご飯、最後にデザートと続きました。
メインとなるようなメニューがたくさんあり、かなりのボリュームですが、味も美味しく、贅沢な時間を過ごすことが出来るでしょう。

朝食も品数の多い和食となっており、土鍋で炊き上げたご飯を中心に、体にやさしい朝ごはんを楽しむことができます。

食後のコーヒーは最後まで飲み干してみてください。カップのデザインに思わずほっこりしますよ。

いかがでしたか。
九州へ温泉旅行に行きたくなった際は、大分の小京都 日田まで足を運んで、かやうさぎでのんびり温泉を楽しんでみてください。