北海道へは新幹線で東京から快適に。気になる時間や料金を解説

東京から北海道に家族旅行するなら、どんな移動手段を選びますか？

まず、頭に浮かぶのが飛行機ではないでしょうか。「飛行機なら北海道だってひとっ飛び！」なんて思いがちですが、小さな子どもやおじいちゃん、おばあちゃんと一緒だと心配な問題も出てきますよね。

北海道は気流の関係で機体が揺れやすく、着陸などの際に体に負担がかかりやすいデメリットがあります。家族みんなで景色を見ながら旅をするなら、2016年に開通した『北海道新幹線』利用してみるのもよいですね☆

まずは、飛行機と新幹線のメリット・デメリットについて解説します。

飛行機と新幹線を比較した場合、時間や価格面においては『飛行機にメリットあり』ということになります。なぜ、そういえるのでしょう？

東京駅から函館駅まで新幹線を使う場合、所要時間は合計で約4時間30分です。飛行機ならフライト時間が約1時間20分、そのほかの移動時間を合わせても、およそ4時間くらいになるでしょう。つまり、飛行機のほうが30分程度早く到着できることになります。

では、次に価格を比較してみましょう。新幹線の通常価格は￥23,010ですが、割引価格なら￥11,340です。飛行機の通常価格は、JAL・ANA・エアドゥの中でも最も安いエアドゥで￥30,000前後です。通常価格で比べると飛行機のほうが高いですね！

しかし、早朝割引が適用されれば、半額以下の￥10,000以下にまで抑えられることもあります。フライト料金は時期によっても大きく変動するので、料金はしっかりとチェックしてから検討するようにしましょう！

ここまでの内容を見ると「やっぱり飛行機かな…」と思うかもしれませんが、新幹線にもメリットがありますよ！

冬の北海道は積雪などの影響で、飛行機だと運行が不安定になりがちです。しかし、新幹線なら天気に左右されることが少ないため、予定通り行動ができるでしょう。

また、青函トンネルを抜けた後に広がる、北海道の雄大な自然を目の当たりにできるのは、新幹線ならではのメリットです。

新幹線は小さな子どもやお年寄りにもやさしい乗り物で、家族旅行に最適といえます。そんな新幹線を便利に使うなら以下の方法がおすすめです。　　

東京都内から函館駅までの運賃は、通常で￥23,010（税込）です。家族全員で利用するなら、お得な割引価格で購入したいですよね。それなら、JR北海道の『お先にトクだ値スペシャル』チケットの購入がおすすめです！

これはインターネット申し込み限定の割引価格なので、ネットを使って申し込みましょう。『お先にトクだ値スペシャル』なら、新幹線の運賃だけでなく、都内からの乗車券も50％オフになるのでお得ですよ。

飛行機を使って函館駅まで行くなら、東京駅から羽田空港へ移動し、そこから函館空港までフライトします。函館空港には電車が通っていないので、移動手段はバスかタクシー、レンタカーということになります。

一方、新幹線なら東京駅から函館北斗駅まで直行で行くことができます。その後も、駅からそのまま『はこだてライナー』に乗れるので、電車の乗り継ぎだけで函館駅まで行けくことが可能です☆

北海道新幹線には、東北新幹線や東海道新幹線にはない魅力があります。北海道新幹線の魅力について解説します☆　

北海道新幹線には全席に電源プラグがついています。長時間乗り物に乗っているときに困るのが、携帯電話やパソコンの充電ではないでしょうか。

これまでの新幹線には、特定の場所にしかついていなかった電源プラグが北海道新幹線には全席についているんです！これで安心して仕事やゲームができますね♪

ほかにも、ヘッドレストが可動式になっていて、好みの高さに合わせられるので好きな姿勢でくつろげるでしょう。

新函館北斗駅と函館駅には、北海道新幹線開業記念に作られたお弁当がそろっています。どれも北海道の海の幸を盛り込んだお弁当ばかりです。

中でもおすすめなのは、H5系車両を忠実に再現したお弁当箱に入れられた『北斗七星』です。見た目は海鮮丼に見えますが、ホタテは燻製・鮭はタタキ・イカは旨み焼きとどれも一手間かけて調理されています◎

ほかにも、アワビとウニを贅沢に使った『鮑雲丹めし』・ウニをたっぷりとご飯の上に広げ、中央に大玉ホタテを乗せた『大玉ほたてと大漁ウニ弁当』もおすすめです。

家族で北海道旅行に行くなら、ゆっくり景色が楽しめる新幹線でいきましょう。

北海道新幹線の終着駅、函館北斗駅や観光スポットの多い函館駅には、北海道名産の海鮮駅弁が販売されています。帰りの車内で駅弁を食べながら、思い出を振り返るのもよいでしょう。

早めにチケットを予約して、お得に家族旅行を楽しんでくださいね♪