星野リゾート『界 奥飛騨』2024年9月開業！山岳温泉と飛騨文化でくつろぎステイ

2024年9月5日（木）、岐阜県・奥飛騨温泉郷に星野リゾートの温泉旅『界 奥飛騨』が新たにオープンします（※）。

星野リゾート初となる岐阜県の施設で、温泉郷の楽しみを存分に堪能できるのが特徴。きれいな景色やゆったりくつろげる温泉はもちろん、美しい飛騨地域の文化に浸れるのもこの宿の魅力です。

※"界 奥飛騨 公式HP"参照

界 奥飛騨のコンセプトは、「山岳温泉にめざめ、飛騨デザインに寛ぐ宿」です。

施設が位置する奥飛騨温泉郷は、魅力的かつポテンシャルの高い温泉地で、コアな温泉ファンたちから長年愛されているのが特徴。

一方、全国的に見るとまだこの魅力を知らない人も多く、近年では若者の利用経験が低いという課題もあります（※）。

そこで本コンセプトを掲げ、恵まれた山あいの温泉の魅力に気づく機会と、匠の技術が光る飛騨地域の文化に触れられるひとときを、モダンな造りを織り交ぜ提供。

※"高山市 公式HP"参照

界といえば、地域らしさをいかした「ご当地部屋」が特徴的。界 奥飛騨には、天然木のやさしさや、飛騨の魅力を感じられる「飛騨MOKUの間」が用意されています。

客室の寝台部分には、飛騨の木工技術として名高い曲木のヘッドボード。曲木の優美なうねりをモチーフにした、印象的なデザインです。また、地元の家具メーカー「飛驒産業」による、曲木の技術がいかされた椅子も配しています。

ほかにも、岐阜県高山市の漆器「飛騨春慶」のウォールアート、色鮮やかな「飛騨染」のオリジナルクッションなどがあり、飛騨の匠の技が光る空間です。

全49室のうち、28室のテラスには露天風呂が併設されています。

客室の窓やテラスからは、中庭や飛騨山脈の雄大な景色が見え、新緑や紅葉など季節を感じられる要素があります。プライベートな空間で、山の絶景にも温泉にもゆっくり浸れるのは、うれしいポイントです。

旅の楽しみと言えば、その土地ならではの食材を使ったグルメ。
界 奥飛騨では、半個室の食事処で、ご当地の食文化をいかした会席料理を楽しめます。

特別会席のメインメニューは、ブランド牛である飛騨牛を使った「飛騨牛の朴葉つと焼き」。上質な肉本来の味を楽しんだら、塩、山葵、漆黒醤油、山椒などで変化をつけて味わうのもおすすめです。

ほかにも、料理の盛り付け台には囲炉裏端を思わせる古材を使用。見た目からも、奥飛騨らしさを感じられます。

界 奥飛騨には2つの宿泊棟と湯小屋、離れ棟があり、それぞれを中庭、辻空間、路地空間でつないでいます。

湯上がりテラスや中庭には、湯気が立ち上る「湯の道」を設置。下駄を履き、山の空気を感じながら、回遊できるつくりです。また、大浴場や客室露天風呂での温泉入浴以外に、足湯も楽しめます。夜には路地空間の行灯に明かりが灯り、季節のうつろいが目に留まるでしょう。

「界 奥飛騨での滞在を機に、山岳地の温泉郷が持つ心地良さに気づいてもらいたい」という開発者の想いが潜む、遊び心溢れた施設です。

客室や食事などから飛騨文化を感じ、温泉で心身ともにリフレッシュする、すてきな宿泊体験が待っています。心満たされる新たな温泉旅館、界 奥飛騨に要注目です。