カナダの壮大な紅葉は、日本と比べると早めの時期から始まります。
主な名所の例年の時期をまとめると下記の通り!
9月下旬~ 「バンフ国立公園」や「ジャスパー国立公園」
10月上旬~ 「メープル街道」や「ローレンシャン高原」
10月下旬~ 「アルゴンキン州立公園」
筆者がカナダに行った2018年の10月下旬には、「メープル街道」の北部の紅葉がちょうど落ちる前で、綺麗な紅葉を見ることができました♡
行くところにもよりますが、10月上旬~中旬がおすすめの時期といえるでしょう。10月中旬になると所によっては気温が0°を下回ることもあり冷え込むので、防寒着が必須ですよ!
カナダの紅葉名所の1つ、「メープル街道」はケベックシティとナイアガラとを結ぶオンタリオ湖とセントローレンス川沿いの街道です。
メープル街道沿いには「ローレシャン高原」、「モントリオール」、「ケベックシティ」、「イースタン・タウンシップス」、「アルゴンキン州立公園」などの紅葉の名所がずらり♡
また別名「ヘリテージ(史跡)街道」とも呼ばれ、メープル街道沿いには史跡が数多く見られます。フランスとイギリスによる開拓時代の史跡も併せて楽しめますよ♪
まずはメープル街道沿いの紅葉の名所をご紹介していきますね!南側からスタートです!
まずご紹介するカナダの紅葉名所は「ナイアガラの滝」。「メープル街道」の南端・オンタリオ湖に位置します。言わずと知れた世界を代表する瀑布!近くで見るナイアガラの滝は、言葉にならない大迫力です…!
世界で2番目に大きい滝である巨大なナイアガラの滝では、毎分168,000立方メートルもの水が崖の縁から滝となって流れ落ちています。(※"カナダ観光局"公式ウェブサイト参照)
秋には周囲の紅葉と、ナイアガラの滝のコラボレーションが楽しめるんです!
また、ナイアガラの滝周辺にも「Niagara on the Lake(ナイアガラオンザレイク)」で19世紀のヴィクトリア朝の街並みを散策したり、「Twenty Valley(トゥエンティバレー)」のワイナリーでおだやかな時間を過ごしたりしながら、紅葉を楽しむことができますよ♪
ナイアガラの滝へのアクセス
トロントから「ナイアガラの滝」へのアクセス方法は、カナダ側からはトロント・ピアソン空港が最寄りの空港となります。トロント・ピアソン空港からシャトルバスやタクシーなどで約1時間30分前後です。
トロントの街中を走っている、ナイアガラの滝近くのカジノへ向かう「カジノバス」を使うと、お安く行くことができるのでおすすめ!
ツアーも数多くあるので、ぜひ利用してみてください♪
続いてのカナダの紅葉名所は「アルゴンキン州立公園(Algonquin Provincial Park)」。オンタリオ州で最も古く、最も大きく、最も有名な州立公園です!(※"カナダ観光局"公式ウェブサイト参照)メープル街道を少し北上したところにあります。
東京都の約3.5倍もの面積の敷地に広がる森に点在する湖が大迫力の紅葉スポット♪湖には赤や黄色の紅葉が鏡のように映し出されます♡
紅葉の時期は例年9月下旬~11月にかけて。(※"カナダ観光局"公式ウェブサイト参照)
10月末や11月に「メープル街道」で既に落葉してしまっていても、まだ「アルゴンキン州立公園」では紅葉が楽しめるチャンスがありますよ!
水上アクティビティの名所としても有名な「アルゴンキン州立公園」。湖での水上アクティビティ、そして満点の星空やオーロラも楽しむことができるスポットです♡
アルゴンキン州立公園へのアクセス
「アルゴンキン州立公園」はカナダ・オンタリオ州にあり、トロントから約300km、オタワからは約260kmです。(※"Algonquin Provincial Park"公式ウェブサイト参照)
高速道路から行くか、観光で行くならトロントから出ている「パークバス」がおすすめです!3~4時間で行くことができますよ♪(※"PARK BUS"公式ウェブサイト参照)
続いてのカナダの紅葉名所は「ローレンシャン高原(The Laurentians)」!カナダの紅葉名所の中でも名高いスポットです。メープル街道をまた北上した、真ん中付近にあります。ローレンシャン高原は標高が高いため、紅葉の見ごろは9月中旬~10月とされています。(※"カナダ観光局"公式ウェブサイト参照)2018年は10月初旬から色づき始めています♪
ローレンシャン高原にある「Mont-Tremblant(モントランブラン)」の「モントランブランリゾート」ではリフトもあり、モントランブラン山の紅葉と街並みを満喫することができます。
モントランブランへのアクセス
オタワ・マクドナルド・カルティエ国際空港(YOW)とモントリオール・トルドー国際空港(YUL)です。モントリオールからはローカルバスが出ているので、モントランブラン村やモントランブランリゾートまで行くと、この写真のようなかわいらしい街並みと紅葉を見ることができますよ♪
続いてのカナダの紅葉名所は「Montreal(モントリオール)」!"北米のパリ"とも呼ばれる、パリのような美しい建物が並ぶ街並みと紅葉のコラボレーションが楽しめます♪旧市街の石畳やアートが溢れる街は、いるだけでおしゃれになったような気分♡生活はフランス語が母体の街なので、本当にフランスにいるような感覚になります。
こちらは紅葉の中のモントリオールを代表する観光スポット「Saint Joseph's Oratoire of Montreal(聖ジョセフ礼拝堂)」。
9月下旬~11月は紅葉の時期。筆者が訪れた2018年10月下旬は、落葉の前の紅葉真っ盛りでした!
こちらは、モントリオールの「モンロワイヤル公園(Parc du Mont-Royal)」からの眺め。モントリオールと、その向こう側までカナダの大自然を一望できます!頂上の展望台からはローレンシャン高原も望めます!「モンロワイヤル公園」は、どこを見渡しても赤、黄色…という不思議な体験ができるんです♪
モントリオールへのアクセス
モントリオールへは、トロントピアソン空港から国内線、もしくはトロントからバスで行くことができます。「モンロワイヤル公園」へは、ダウンタウンからRue Peel(ルー通り)を徒歩20分ほど、またはモンロワイヤル駅からバスで公園内に行くことができます。筆者のおすすめは徒歩で下から登って行くこと♡ダウンタウン側の入り口からの登山は紅葉に包まれて感動の光景なんです!
また、ここモントリオールから、先ほどの「ローレンシャン高原」へ行くことができますよ♪
続いてご紹介するカナダの紅葉名所は「ケベックシティ」!モントリオールからさらにメープル街道を北上していきます。ケベックは本当に街がかわいい!そして、コンパクトな街なので徒歩で移動することができるのもポイントです!実際に訪れてみて、筆者お気に入りの街になりました♡
「フェアモントホテル」や「旧市街」、「要塞」など絶景と史跡、生活が交わった街です。紅葉の見ごろは9月下旬~10月。こちらも2018年は10月がちょうど見ごろでした♡
こちらは散歩途中に見つけた公園。少し散歩するだけで可愛い街並みや壮大な紅葉に出会うことができます。街の全てがフォトジェニックなのがケベックシティなんです♡
そしてここ「ケベック」、本当に寒い!筆者が訪れた10月下旬は体感温度-5°でした。乾燥もしているので、スキンケアも忘れずに♡
しかし紅葉やケベックの街並みは、寒さを吹き飛ばすかわいさと壮大さ。市街を歩き回って体感してみてくださいね♪
ケベックシティへのアクセス
ケベックシティへは、ケベックシティ国際空港が最寄の空港です。先ほどのモントリオールから電車やバスでも行くことができます。車窓から紅葉を見ながらなのであっという間に感じますよ♪
続いてご紹介するカナダの紅葉名所はカナディアンロッキーを代表する国立公園、「Banff(バンフ国立公園)」「Jasper(ジャスパー国立公園)」です!
「ジャスパー国立公園」はユネスコ世界遺産の1つ。カナダ1の長さのロープウェイもあり、紅葉を見下ろすこともできます。(※"カナダ観光局"公式ウェブサイト参照)「バンフ国立公園」の紅葉はポプラの黄色が特徴。9月下旬~10月に見頃を迎えます♪カナディアンロッキーの秋は短いので、情報をこまめに確認することをおすすめします。
カナディアンロッキー「バンフ国立公園」「ジャスパー国立公園」へのアクセス
「ジャスパー国立公園」「バンフ国立公園」へは、エドモントン空港・バンクーバー空港・カルガリー空港からバスか電車、車で行くことができます。
いかがでしたか?カナダでは、圧倒のスケールの紅葉を間近に見ることができます。雄大すぎて、まるで絵画の世界に迷い混んだかのような感覚になりますよ!紅葉が見られる秋は、ハロウィンの時期でもあります♪街の至る所でハロウィンの装飾を見ることもできますよ!
大自然の中に身を投じたい方は是非カナダへ行ってみてくださいね。かわいらしい街や、フレンドリーな地元の人々も魅力的なカナダで、忘れられない秋の旅をどうぞ♪
お土産にはメープルもお忘れなく♡
※実際に海外旅行をされる場合には、「外務省 海外安全ホームページ」のご確認をお願いいたします。