『星のや東京』で落語を通じて秋の味覚を堪能！「ご馳走落語」

『星のや東京』は、東京駅丸の内北口から徒歩約10分、東京メトロ大手町駅A1、C2ｃ出口徒歩約2分のところにある“塔の日本旅館”。塔型の空間は、和の趣を感じさせる畳敷きの玄関や伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、高層階の温泉といった内容で構成されています。

さらに、日本の歳時記に合わせた室礼や日本文化を身近に感じられる体験など、日本旅館らしいおもてなしが魅力のホテルです。

『星のや東京』に1歩足を踏み入れると、都市のざわめきがすっと消えて畳の香りが漂います。オフィス街の真ん中にいることを忘れてしまいそうです。

『星のや東京』には、地下約1,500mから湧き出た温泉、柔らかな室内着、ふかふかの寝具が揃っており、日頃の喧騒を忘れてくつろぐのにぴったり。他にも、日本中のおいしいものを発見できる料理はもちろん、舟遊びや茶の湯体験といった日本文化に触れるアクティビティも豊富に用意されているので、非日常を贅沢に満喫できるのが魅力です。

今回は食欲の秋にふさわしい、秋の旬の味覚を落語という日本文化と共に堪能できる特別体験について紹介します。

※"星のや 東京 公式HP"参照

『星のや東京』では、2023年9月1日（金）～11月30日（木）まで、落語を通じて秋の旬の味覚を堪能する「ご馳走落語」が開催されます。

落語協会所属の真打「玉屋柳勢（りゅうせい）」による「目黒の秋刀魚」を、各階に設置された宿泊者限定のプライベートスペースにて楽しみながら、演目に出てくる秋刀魚はもちろん、鯛、馬肉など落語にちなんだコース料理で旬の味覚味わう催しです。洗練された料理と、真打の落語をプライベート空間で楽しむ非日常体験は格別です。


※このテーブルは左右にスクロールできます。

「ご馳走落語」では、特別に備えたプライベートスペースにて落語を聞いたあと、演目「目黒の秋刀魚」を表現したこだわりのコース料理を味わえます。

宿泊者専用の完全プライベートな空間で真打が目の前で披露してくれるため、表情や息遣いを間近で感じながら、迫力のある落語を味わえるのが大きな魅力です。

江戸時代、位の高いお殿様の食事によく並んでいたとされる「鯛」。しかし、食事までには毒見などで時間が経ち、お殿様が口にする頃には料理は冷めきっていたといわれています。

そんな背景を踏まえて、このコースでは冷たくともおいしく仕立てた「鯛の八寸」を提供。脂ののった鯛を味わい尽くす一品です。

「目黒の秋刀魚」は、お殿様が馬に乗って目黒に遠乗りへ出かけるシーンをイメージしてつくられた料理。鉄分をたっぷり含んだ馬肉とウニの甘味を絡め、タルタル仕立てにした一品です。

遠乗りに出掛ける道中の風景を表現した「山の幸のフラン」では、 きのこをベースにしたフランに茸のコンソメが注がれています。その上に、野山の風景をイメージした秋の恵みである銀杏や、ハナビラタケをあしらった一皿です。

コース料理のメインにはもちろん「秋刀魚」が用意され、「目黒の秋刀魚」に登場する“お殿様”の気持ちを追体験できます！スタッフが目の前で仕上げる熱々の秋刀魚で、秋の旬を堪能しましょう。

『星のや東京』の「ご馳走落語」では、ただ落語を聞いて食事をするだけではありません。落語家の噺を聞く前に、落語とその食事をより一層楽しむための落語講座を受講できる点も一推しのポイント。

落語初心者の方から上級者までが満喫できるように、気軽に落語に触れられる時間が用意されています。また、落語の成り立ちのほか、古典落語と新作落語の違いといった落語の基礎から、現代の落語業界事情やウラ話といった通な話も落語家から聞けるのだそう。扇子を使ったそばとうどんの食べ方の違いといった「江戸っ子の食べ方」を知ることで、現代にも通ずる「粋」について学べる貴重な体験ができます。

この記事では、『星のや東京』で今秋開催する「ご馳走落語」について紹介しました。都心にいながら、日本旅館のおもてなしを受けられる『星のや東京』で、落語と秋の旬の食材をふんだんに使用したご馳走を楽しめる特別な体験。

「秋の味覚を堪能したい」、「落語のような日本文化に触れたい」と思っている方におすすめです。ぜひ『星のや東京』で落語と秋の味覚を堪能してみてください。