【奈良観光】女性目線で選ぶ最新穴場おすすめスポット10選

奈良県は日本古代の中心地で、奈良時代には平城京が置かれた場所だ。国宝や世界文化遺産に指定されている建造物や仏像が数多く残されている。多くの方が、小中高時代に修学旅行などで一度は訪れたのではないだろうか。大人になっても様々な魅力の虜になって何度も観光した方もいるだろう。今回は、「行くべきところは大体行き尽くしたからどこか穴場はないかな」という方にも、大人になって改めて観光したい」という方にもおすめめできるスポットを紹介したい。関西在住の、筆者が尊敬する素敵な母娘3名と共に厳選した、最新穴場おすすめスポットだ。
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この記事の目次

【奈良観光穴場×歴史】東大寺講堂跡

aumo編集部
東大寺講堂跡は、日本を代表する観光スポットである東大寺大仏殿の北側に位置する「仏堂の遺跡」を伴った芝生広場だ。

ここにあった仏堂「東大寺講堂」は、唐招提寺などに現存する「講堂」と同様、僧侶たちが集まり仏教研究・講義を行うために用いられたもので、かつて回廊を通して東大寺大仏殿と繋がる大きな仏堂だったそうだ。
講堂は天平勝宝8年(756年)ごろに完成したと言われ、本尊としては千手観音、また脇侍としては虚空菩薩、地蔵菩薩があったとされているが、3度に渡り焼失し、3度目の焼失以降は再建されることはなかった。

栄枯盛衰に思いを馳せる

aumo編集部
晴れた日の講堂跡の散策はとても気持ちが良かった。
ここにかつて大きな建築物があり、それが失われた過去があるとは思えもしなかった。
現存するものを見て、思いを馳せることは古都奈良の過ごし方の1つだ。
ただ、喪失した歴史を持つ場所に身を置き、思いを馳せることも奈良の素敵な過ごし方だと思った。

【奈良観光穴場×歴史】東大寺 猫段

aumo編集部
aumo編集部
講堂跡にほど近い、「猫段(ねこだん)」、またの名を「猫坂(ねこざか)」をご存知だろうか。
東大寺大仏殿東側に位置する階段のことだ。
ここは昔、山猫がいたらしく、それで「猫段」と呼ばれるようになったそうだ。

伝説。猫段でこけると…

aumo編集部
猫になる、という伝説があるそうだ。笑

訪問したのは6月。映える緑に清々しい気分を味わえた。
秋には紅葉がきれいな穴場スポットになるそうだ。
階段を上って進むと、大きな鐘楼もある。
東大寺大仏殿に行ったことがある方も、猫になりたい願望がある方も、一度は行ってみることをお勧めしたい場所だ。

【奈良観光穴場×癒し】奈良公園 鹿・シカ・しか

aumo編集部
aumo編集部
奈良公園といえば鹿。
多くの方は小中高いずれかの修学旅行で奈良を訪れ、そういう認識をしていると思う。
ただ、大人になって、「なんで奈良公園に鹿が溢れているのか?」と調べてみたことはあるだろうか?
筆者はなかった。そこで調べてみた。

奈良公園の鹿は公園内にある春日大社の神の使いであるとされ、春日大社創建の際、茨城県にある鹿島神宮の祭神・武甕槌命が白い神鹿に乗ってやってきたという伝承があるそうだ。
その為、奈良公園の鹿は古くから手厚く保護されてきた。
鹿達は野生の動物として生息しており、その数は約1200頭で国の天然記念物にも指定されており、奈良公園のマスコット的存在として観光客や地元住民から愛されている。

そして触れてみた…

aumo編集部
癒された…。
彼/彼女たちはせんべいが欲しかったのだろう。
でもかつて彼/彼女たちに出会った頃と違い、社会の荒波に揉まれて強さを備え、傷も負った心に染み渡る癒しをもらった気がした。

「大人になった今だから」鹿との再会を楽しむのはアリだと思う。

【奈良観光穴場×歴史】奈良公園 瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)

aumo編集部
aumo編集部
瑜伽山園地は、奈良公園の南端、高畑町に位置する広さ約1.3ヘクタールの園地だ。
高畑町は明治期から昭和初期にかけて、志賀直哉をはじめ日本を代表する文人や画家が住居やアトリエを構えた場所だそうだ。
そんな高畑町の一角にある瑜伽山園地は、明治期から大正期にかけて大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛氏の別荘があり、小見寺八山などの画家や茶人等が、庭園や茶室で交流を深めた歴史がある。
奈良県が文化的価値の高い当庭園を瑜伽山園地「旧山口氏南都別邸庭園」として復元整備し、令和2年から一般公開を始めた。

見どころは…

aumo編集部
aumo編集部
山口吉郎兵衛氏が建てた茶室を復元した茶室「䕪庵(たくあん)」、茶室へと誘う露地、茶室から望む大滝、長大な園地など、日本庭園の様々な様式が取り入れられ、その異なる味わいを楽しむことが可能だ。
茶室は当時の形態を整え、近代の文化人がお茶を通じ交流を図った空間が感じられるものになっている。
一般利用も可能。

明治から昭和初期の文人や画家等の芸術家が愛でた奈良の眺望を、本庭園で味わってみてはどうだろうか。

【奈良観光穴場×美食】滴翠(てきすい)

aumo編集部
瑜伽山園地(ゆうがやまえんち)に面した場所にある滴翠(てきすい)。
園地内で茶の湯文化を通じた交流をしていた、大阪の山口財閥当主であった山口吉郎兵衛(やまぐち きちろべえ)は銀行家であるとともに、雅号を「滴翠」と号する茶道家だったそうだ。
山口吉郎兵衛の雅号を冠する滴翠は、後述する「ふふ 奈良」が運営する食事処で、大和野菜や和ハーブ、地産の食材を使い、ふふ 奈良でしか味わえない奈良料理をコースを宿泊客に提供している。
ランチやカフェ等での一般利用も可能だ。

カフェ:11:30~15:00(L.O 14:00)
ランチ:11:30~16:00(L.O 15:00)
ディナー:18:00~22:30 ※要予約
駐車場:有り(10台弱)

芸術家が愛した眺望と共にいただくランチ

aumo編集部
ランチメニューを一部紹介したい。
こちらは奈良の季節の野菜の天婦羅丼(¥1,800(税込))。
天婦羅は季節を味わう贅沢な料理だ。
こちらでは香り高い大和当帰や和漢の植物、新鮮な地産の大和野菜の天婦羅を提供している。
2つの海老天のうち、1つは薬草を練り込み、味わいの違いを楽しむことができる。
aumo編集部
こちらは和漢の香り焼きカレー(¥1,800(税込))。
薬草とスパイスがほどよく効いている、やみつきになる焼きカレーだ。
香りが良い大和当帰をはじめ、シャクヤク、レモングラス、コリアンダー、クミン、カルダモンなど多数の香辛料を、天然のインシュリンと言われる菊芋や季節の大和野菜に加え、コクのある味わいに仕上げている。
お米は薬用としても処方されている「山梔子(さんしし)」を使ったクチナシライス。
ここでしか味わえない、香り高い奈良カレーはオススメだ。

【奈良観光穴場×美食】空気ケーキ

aumo編集部
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滴翠から徒歩5分ほどの距離にあるのがこちらの「空気ケーキ。」だ。
古都奈良春日山のふもとで自然豊かな空気をたっぷり含んだふわふわ菓子とカフェのお店。
奈良県産の食材や季節のフルーツを使い、いつも、お客さまのそばにあり続けれるような、そんな 「空気のような存在」になるという想いを持つ「空気ケーキ。」のお菓子たちは、カタチ、食感、やさしい味が特徴だ。

可愛らしくしっかりした世界観

aumo編集部
aumo編集部
店内にはイートインスペースもあり、外観、内観、お菓子すべてに一貫した世界観が感じられた。
撮影当日も多くの方が訪れており、人気を博していた。
こだわりの味と世界観を味わいに、奈良の人気店に一度足を運んでみるのはどうだろうか。

【奈良観光穴場×美食】堀内果実園

aumo編集部
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堀内果実園は、果樹を専門に栽培に取り組む、現在6代目となる農家だ。
杉や檜などをはじめ、奈良・吉野ならではの資材を用いた土壌・農地づくりを大切にされている。
そんな土地から育ったフレッシュな果物を楽しむことができる、大変な人気店だ。

くだものをひたすらに楽しむ

aumo編集部
すももミルク(¥1,080(税抜))。
すももソースとジューシーな生すもものコラボレーション。
すもも好き必見の一品。
aumo編集部
まるごとメロンジュース(¥1,200(税抜)(ハーフは¥650(税込))。
メロンを贅沢にまるごとジュースにした一品。
美味しいし、なんともいえぬ多幸感を味わえる。
aumo編集部
フルーツパフェミックス(¥1,280(税抜))。
無糖自家製バナナアイスに柿ピュレがアクセントになっている逸品だ。
パフェ好きにはたまらない一品だろう。
aumo編集部
母娘3人みんなで仲良くシェアして楽しんでいた。
翌日、フルーツサンドを持ち帰りしていたことから、かなり気に入ったと思われる。

【奈良観光穴場×美食】樫舎(かしや)

aumo編集部
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元興寺近くにあるこちらのお店、正式には、萬御菓子誂處 樫舎(よろずおんかしあつらえどころ かしや)という名前の、ご主人のこだわりに溢れたお店だ。
ご主人曰く、和菓子作りは素材と餡で決まるという。
こし餡なら腹がわれないように丹波小豆を炊き、手で皮と実をこし分け、何度も水でさらし、最良の砂糖を加えて炊き上げる。
この間丸一日で、さらに一晩ねかして、初めてお菓子が作れるようになる。
最高の素材の、一番いいところを引き出すため、このような作業に全身全霊を捧げているという。

こだわってこだわってこだわって。最後はお客様の声にじっと耳と心を傾ける

aumo編集部
樫屋の氷(¥1,320(税込) / 数量限定)。
器は奈良漆器たる井氏の合鹿椀、氷は数日かけて作った純水氷、抹茶蜜は特別に分けて頂いている抹茶を使った自家製蜜、餡は丹波大納言を使用した自家製つぶあん、白玉はこくさんの餅米を寒晒しにした白玉、寒天は国産の天草のみを山岡の寒風で乾燥させた昔ながらの極上寒天、といった一品。

抹茶蜜と、こだわりの餡のハイブリッドは深みのある甘さを味わうことができる。
おすすめの食べ方は、最後に少し餡を残して寒天と一緒にあんみつとして食すことだそうだ。
aumo編集部
みよしの(葛焼き)。
奈良吉野の極上の本葛と丹波小豆のこし餡で作ったご主人一押しの葛菓子だ。
aumo編集部
東大寺二月堂の松明などが飾られた雰囲気のある店内でのイートインは要予約だがお勧めしたい。
ご主人とスタッフが真摯にお菓子作りと向き合う姿を見ることができると思う。
イートインが予約でいっぱいだったとしても、お菓子のお持ち帰りも可能。
一度足を運んでみてはどうだろうか。

【奈良観光穴場×美酒】BAR 蓮

aumo編集部
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「蓮」は「ふふ 奈良」内にあるBARだ。
陰影が強調された艶やかなあかりが灯るカウンター席、ゆったり過ごせるプライベート空間のソファの席がある。
しっとりとした音楽、スパイスの効いたオリジナルのカクテルをはじめ、国産ウィスキー、ワイン、奈良の日本酒などで奈良の夜を愉しむことができる。

特別な夜を、大切な人達と一緒に

aumo編集部
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オリジナルカクテルは「美味しい!ヘルシー!」という感じだ。
ヘルシーさの正体はバーテンダーの方に聞いてみると良いが、奈良県は漢方にゆかりが深く、生薬の生産が豊かなことが背景にある。

また、奈良県産の日本酒「風の森」は自然な発泡感と濃厚な旨み、シャープで爽やかな味わいが特徴だ。
すべてが純米造りで無濾過、無加水の生酒。
奈良の味を堪能し尽くしたい方にはぜひお勧めしたい。

【奈良観光穴場×宿泊】ふふ 奈良

aumo編集部
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「ふふ 奈良」は、春日山のおおらかな自然と中世の寺院遺構が残る奈良公園・鷺池のほとりにある、世界でも類をみない、庭を愉しむ和のスモールラグジュアリーホテルだ。
深い杜と調和する甍や吉野杉の大和張りがつくる陰影、野趣あふれる新旧の庭園など、奈良の歴史風土に根差した数々の設えが現代の「庭屋一如」を体現し、奈良公園と宿を引き立てている。
奈良の伝統と自然がもたらす静謐で贅沢な時間に身をゆだね、ゆっくりと古都奈良を感じることができる場所だ。

古都奈良の景観を継承するデザイン

aumo編集部
世界的建築家・隈研吾氏が建築デザインを手掛けている。
古都奈良の景観を継承する大和張り、奈良格子、連子格子を設えた、繊細で陰影のある表情を生み出しており、奈良の自然と文化を象徴する、吉野杉の多彩な格子と軒高を抑えた切妻・寄棟・入母屋により現代数寄屋を表現している。
aumo編集部
エントランスから眺める中庭は、日本を代表するランドスケープアーキテクト・宮城俊作氏が、両ゾーンの既存樹を積極的に活かし、この場所にふさわしい庭をデザイン。
aumo編集部
庭と調和する庭屋一如のロビーラウンジ。
普段の喧騒から離れ、心穏やかな時間を過ごすことができる。

アート

aumo編集部
ロビーラウンジでは、陶芸家 安齋賢太氏が手掛けるオリジナルの花器に、奈良の華道家 生駒敦氏が花を生けた、奈良を感じさせる作品が迎えてくれる。
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スーベニアスペースに置いてある奈良の陶芸家 畑中篤氏による奈良の土を用いた香台。
吉野杉の角材にはオリジナルのアロマオイルが垂らしてある。
aumo編集部
「ふふ 奈良」では、様々なアートや伝統工芸品が各客室、エントランス等に飾られており、知るほどに面白く、学ぶほどに奥深い奈良の伝統や職人技を随所で感じることができる。

お部屋

aumo編集部
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日本古来の「座する」をテーマにデザインされた堀り込みリビングの部屋をはじめ、全30室がすべて異なるデザインでつくられている。
墨や古木など、奈良の歴史を感じさせるカラートーンを組み合わせ、洗練された重厚感のあるリッチな空間を作り出している。
aumo編集部
母娘3人が「今まで飲んだ中で一番」と絶賛していたお部屋に置いてある水出し煎茶だ。
本物をよく知る3人が「絶対に紹介してほしい」と強くお勧めしてくれた一品、もし機会があれば飲んでみて欲しい。

温泉

aumo編集部
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こちらでは旅の疲れを癒したいという想いから、奈良県内から運び湯を実現。
また、部屋に設置されている和漢植物の入った袋を温泉にいれ「和漢の香りの湯」にすれば、薬の発祥の地である奈良をより体感することができる。
一晩湯舟に入れ、香りをより感じられる翌朝の入浴がおすすめだそうだ。

大和当帰の葉をはじめ、数種類の和漢植物が入っており、あたたかい季節にはさわやかなミントとひのきの香り、寒い季節には批把葉(シナモン)の香りを楽しむことができる。

食事

aumo編集部
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「ふふ 奈良」の日本料理 滴翠(先述のおすすめランチの場所)、鉄板焼き 久璃では、大和野菜や和ハーブ、地産の食材を使い、「ふふ 奈良」でしか味わえない奈良料理をコースで楽しむことができる。
奈良県は漢方にゆかりが深く、推古天皇の時代(611年)に薬草が伝わり、聖徳太子の時代にはすでに薬草摘みが行われていたことが「日本書紀」に記されており、現在でも大和当帰をはじめ、生薬といわれる芍薬、ウイキョウなど多数の生産があり、近年再び注目されている。

また、どの席からも四季折々の庭園の木々の変化を感じることができ、プライバシーを保てるしつらえで、ゆっくりとした食事の時間を楽しむことができる。
aumo編集部
太葱真丈。
大和真菜、海老、木の芽などが入った、優しくもしっかりとした味わい。
aumo編集部
本鮪、鯛、赤貝のお造り。
逸品。
日本酒がすすむ。
aumo編集部
飛鳥鍋。
オマール海老、菊菜、まこも筍、飛鳥の蘇、生姜が入った鍋。
濃厚な味わい。
aumo編集部
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大和牛和紅茶焼。
柿の葉や当帰葉、ドクダミを燻し、和紅茶に絡めて焼いた「大和牛」をキハダの皮に盛り、大和味噌、蓮の実を使ったソースで楽しむ。
これまた絶品だ。

奈良観光の最新穴場おすすめスポットは体験価値が濃いめ

母娘3名と厳選した、奈良観光の最新穴場おすすめスポットはどうだっただろうか。
紹介してきた食べ物、サービス、体験などは、個々の背景にある歴史、知識、技術、情熱などに裏打ちされ、濃いめの体験価値を提供してくれると思う。
この記事が、「大人になったからこそ楽しめる奈良の魅力を再発見する旅」のきっかけになれたら嬉しく思う。
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※掲載されている情報は、2020年07月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。
2019年10月1日からの消費税増税に伴い、表記価格が実際と異なる場合がありますので、そちらも併せて事前にお調べください。

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