大山千枚田のライトアップイベントへ行ってきた！知られざる魅力をご紹介

「大山千枚田」は千葉県鴨川市にある日本有数の棚田です。
東京から車で2時間で行けるアクセスの良さと、そのフォトジェニックな景観が人気を呼ぶ観光スポットなんです！

実際には375枚もの棚田が100メートル位ほどの高低差、東西は約600mに渡って連なっています。人々が長年にわたり、斜面で農業できないかと知恵を振り絞ってきた結果、このような綺麗な景観が生まれたと考えると、なんとも神秘的な気がします。

ちなみに豆知識ですが、田畑・棚田の数え方は「○枚」らしいですよ。

そしてここ「大山千枚田」は毎年秋〜冬にかけての約2ヶ月半、日暮れとともに姿を変えます。
LEDキャンドル10,000本が棚田の縁（ふち）に沿って並び、それは綺麗な景観が映し出されるのです。

今年は2021年10月25日（月）～2022年1月10日（月）の期間で開催。時間は17:00頃～20:00頃です。

時刻は17:30、バス停から歩くこと20分、大山千枚田に到着。
棚田の輪郭に沿ってキャンドルで作られた光のラインが走る、なんとも綺麗で幻想的な風景が目の前に現れました。
まるで異世界へ足を踏み入れてしまったような感覚に陥ります。
勾配がある棚田ならではの視界いっぱいの景色は他では見られない独特のものですね。

近くには棚田を見下ろせるレストランやカフェがあるのでそこで景観を楽しみながらゆっくりするのもいいかもしれませんね。

東京から「大山千枚田」へ行くには車・バス・電車の3通りの行き方があります。
それぞれ軽〜く紹介していきますよ♪

筆者のオススメは断然「車」！
東京湾アクアライン開通のおかげで、千葉へのドライブも楽チンになりました♪
東京駅から「大山千枚田」は道が空いていて1時間半、混んでいても2時間ほどで行けちゃいますよ。

車で行くメリットはまだまだあります！
東京湾のど真ん中に浮かぶアクアラインのSA「海ほたる」は休憩に立ち寄るだけでワクワク。
さらに大山千枚田の近くには話題沸騰中の「亀岩の洞窟」や大正義「鴨川シーワールド」があり、それぞれ車で30分で着きます。
車で行くと、簡単にプラスαできちゃうのが嬉しいですね

バスで行くなら「アクシー号」がオススメですよ。
東京駅、浜松駅から東京湾アクアライン経由で安房鴨川駅（あわかもがわえき）へ繋ぎます。
安房鴨川駅に着いた後はその足で、鴨川日東バス（かもがわにっとうばす）に乗り「釜沼」で降りましょう。
さらにそこから20分ほど歩けば目的地「大山千枚田」へたどり着くはずです。

ただしこの釜沼行きのバスは本数がとても少ないため、特に帰り便は要注意！
東京駅からは片道4時間の長旅ですが、途中時間が許せば「鴨川シーワールド」にも寄れるので、ついでに行くなら全然アリですね♪

最後紹介するのは電車で行くアクセス方法！

「JR総武線」または「JR京葉線」から「JR内房線」に乗り換え、「保田駅」（ほたえき）に降ります。
さらにそこから「鴨川日東バス」で「保田中央」から「釜沼」へ移動します。
以降はバスと同じく。
このバスも本数が少ないので要注意ですよ！
また、「保田」と「保田中央」は徒歩10分くらい離れているのでその間もちゃんと計算に入れておかないと大変なことに！

長旅は腰にこたえますが、電車で行くのにもちゃんとメリットがあります。
内房線は途中海岸線スレスレを走る場所があり、そこから窓に映る大海原の景色が素晴らしい！
特に黄昏時（たそがれどき）に通れば忘れがたい光景が目にできますよ。

ご覧のように、朝、昼、夕、夜と様々な姿を見せてくれる「大山千枚田」。
東京から車で2時間でこの光景が眺められるなんてお得ですよ。
筆者も行って大正解でした。
ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？