何度訪れてもやっぱり鎌倉が好き!のりおりくんでお得に鎌倉散策

古都・鎌倉は、関東だけでなく東海方面からもアクセス良好な、人気の観光地です。鶴岡八幡宮や鎌倉大仏をはじめ、多くの歴史スポットが点在し、桜やアジサイ、紅葉の名所も多数。古風なお食事処から最新カフェまで、グルメスポットも充実しています。ですが、いざ鎌倉観光をしようとしても、どこへ行けばいいか迷ってしまったり、毎回同じ場所を選んでしまったり、ということはありませんか?そこで今回は、鎌倉の魅力を余すところなくお伝えすべく、注目スポットに加え、季節の花々やイベント情報、グルメの人気店や、移動手段などを詳しくご紹介します。お好みのスポットを見つけて、癒やしの鎌倉旅をコーディネートしましょう!

Information本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

この記事の目次

鎌倉ってどんなところ?

明月院 悟りの窓
古都・鎌倉は、豊かな自然と深い歴史、文化に満ちあふれた、国内屈指の人気観光地です。
通常「鎌倉」として観光客が訪れるエリアは、神奈川県鎌倉市の中心部の、相模湾に面し三方を山に囲まれている地域。首都圏や東海方面からのアクセスも良く、日帰り旅にもピッタリです。
そんな鎌倉には、由緒ある寺社仏閣が数多く点在するのは周知のとおり。さらに、四季折々の自然や、おしゃれなカフェやレストラン、湘南の風が心地よいビーチなど、見どころがとにかく豊富。
インスピレーションを求めて多くの文化人が集まり、そこから新たな文化が育まれてどんどん魅力が増していく、活気に満ちた街です。

鎌倉の歴史

天然の要害・鎌倉
源頼朝が鎌倉幕府を開いた、ということは皆さまもご存じだと思います。鎌倉時代が始まる前の、奈良・平安時代の都は京都でしたが、ではなぜ源頼朝は鎌倉の地を選んだのでしょうか?
その理由は、鎌倉は敵に攻め入れられにくい地形だったことと、頼朝の先祖ゆかりの地であったこと、この2点が大きいと考えられています。
鎌倉を拠点とすることを決めた頼朝は、由比若宮に参拝しました。この由比若宮は、頼朝の6代前にあたる、源頼義が京都石清水八幡宮より勧請して由比ガ浜に創建されたものです。
参拝した一週間後には、由比若宮を現在の鶴岡八幡宮の場所に移し、鎌倉の街づくりの中心としました。
その後、頼朝はめでたく源平合戦で勝利をおさめ、1192年、鎌倉幕府が誕生したのです。武士を中心とした封建社会が発展していきました。

鎌倉の自然

鎌倉の竹林と紅葉
鎌倉観光で切っても切り離せない要素の1つに挙げられるのが、自然です。
まず、四季折々に楽しめる花々。厳格な寺社仏閣に、桜やアジサイ、紅葉をはじめとする季節の花々が彩を添え、情緒あふれる景観を作り出しています。
また、鎌倉の特徴的な地形には「谷戸」という丘陵地が海に浸食されてできた緩やかな谷状の地形があります。鎌倉にはこの谷戸を利用して建てらた寺社仏閣がいくつかあり、自然に囲まれた奥行きのある空間を体感できます。
また、海の幸や山の幸が豊富なのも、自然が豊かな証拠。野菜作りにも適している土地で、「鎌倉野菜」は味が濃く美味しいと評判です。
古都・鎌倉の魅力を五感で体感しつくしましょう!

押さえておきたい人気観光スポット

鎌倉大仏(高徳院)

鎌倉大仏

花情報

•春:桜、ツツジ
•夏:サルスベリ
•秋:キンモクセイ、ススキ、紅葉

見どころ

鎌倉歴史探訪で外せないのが「鎌倉大仏」です。江ノ電「長谷駅」から徒歩約7分の場所にある「高徳院」内に鎮座している鎌倉大仏。
造られ始めたのは1252年と言われ、2度の台風や大地震による損壊、復興を経て、現在「露座の大仏」として、国内外にその名を轟かせています。
大仏像の高さは11.3m、重さ約121t。美しく存在感のあるその姿は、多くの人々を惹きつけてやみません。高徳院の拝観料とは別に20円を支払うことで、胎内を拝観することもできます。
また、大仏像に向かって右手には、長さ1.8m、幅0.9m、重さ45㎏もの巨大な藁草履がかけられている回廊があります。
この草履は大仏像の足のサイズに合わせて作られていて、戦後1951年より3年ごとに、当時の茨城県久慈郡、現常陸太田市松栄町の子ども達によって奉納され続けています。こちらもぜひ見てみてください。

長谷寺

長谷寺

花情報

•春:桜、シャクナゲ、フジ
•夏:アジサイ、サルスベリ、オミナエシ、スイレン、ハス
•秋:ヒガンバナ、ノコンギク、紅葉
•冬:ツバキ、ボケ、ウメ

見どころ

736年に創建された、鎌倉有数の古寺「長谷寺」。境内は「上境内」と「下境内」に分かれ、上境内にある観音堂には、本尊「十一面観世音菩薩」が安置されています。
一方、下境内は回遊式庭園となっていて「妙智池」と「放生池」の2つの池を回れます。紅葉シーズンにはこの辺りの紅葉もライトアップされ、息をのむほど美しい光景が楽しめます。
長谷寺と言えばアジサイの名所としても人気です。広い境内には眺望散策路があり、シーズンには在来種をはじめ40種類以上、約2500株のアジサイが咲き乱れます。アジサイと歴史的建造物との相性は抜群!和の情緒を堪能できます。
散策路上段は、由比ガ浜や鎌倉の街並みが一望できる絶景ポイント。長谷寺を訪れたなら必見です。
他にも、境内にはお食事処「海光庵」や、おしゃれな雰囲気のお休み処「てらやカフェ」も!他にはない見どころ満載の寺院です。

小町通り

小町通り

見どころ

鎌倉のグルメ&食べ歩きを楽しみたい方は「小町通り」へ行ってみましょう。鎌倉駅東口から鶴岡八幡宮まで、北東に伸びる通りが小町通りです。若宮通りの西側にあり、昔ながらの和菓子から最新スイーツ、B級グルメや土産屋まで、さまざまなお店が立ち並びます。
とにかくお店も人通りも多く、いつも賑わっている通りです。事前に行きたいお店をリサーチしてから行くといいかもしれません。
もちろん、通りを歩いてみて直感で決めるも良し。メインの通りから少し路地に入ったところにも、おしゃれなお店が隠れていて、宝さがしをしているようなワクワク感を味わえます。小町通りで楽しくお腹を満たしましょう。

鶴岡八幡宮

鶴岡八幡宮

花情報

•春:桜、フジ、ツツジ、キショウブ
•夏:ハス
•秋:ヒガンバナ、紅葉
•冬:フユボタン、オトメツバキ、ウメ

見どころ

「鶴岡八幡宮」の起源は、1063年。京都の石清水八幡宮を由比ガ浜の浜辺に祀ったのが始まりです。その後の1180年、源頼朝が現在の場所に八幡宮を遷し、1191年に現在のような上下両宮(じょうげりょうぐう)の造りになりました。
見どころは、まず上下両宮となっている「本宮(上宮)」と「若宮(下宮)」。後方の大臣山(だいじんやま)の緑に、朱塗りの装飾が映えます。
そして大石段に向かって左手にある「ご神木」。樹齢1,000年、高さ推定30m、幹の太さ約7mの大木でしたが、2010年の強風により倒れてしまいました。現在は高さ4mに切断された樹幹部分の「親木」と、元あった場所から芽吹いた「子イチョウ」の姿が見られます。また、鶴岡八幡宮境内の「鶴岡ミュージアム」のカフェ内で、幹の中間部分が展示されています。ご神木としての神聖さと、力強い生命力が伝わってきます。
鎌倉の中心的存在である鶴岡八幡宮では、七夕祭や例大祭など、季節ごとのイベントが盛大に行われます。訪れる際には要チェックです。

銭洗弁天

銭洗弁天

花情報

•春:桜、ウツギ
•夏:アジサイ

見どころ

鎌倉駅から北西方向へ徒歩20分ほどの距離にある「銭洗弁財天宇賀福神社(ぜにあらいべんざいてん うがふくじんじゃ)」、通称「銭洗弁天(ぜにあらいべんてん)」。
ここの霊水でお金を洗うと何倍にも増えて戻ってくると信じられていて、一族繁栄、商売繁盛、金運上昇のご利益があることで人気の観光スポットです。
トンネルのような入り口から境内へ入る造りが特徴的で、秘密の場所に入っていくようで少しワクワクします。
社務所で100円を納めると、ろうそくと線香、ざるが渡されるので、本社にろうそくと線香を奉納します。それぞれに「身を清める」「智慧の光で闇を照らす」という意味があるそうなので、心を込めて火をつけましょう。
心身を清めたら、いよいよ洞窟の中にある奥宮へ。ここから湧き出る水は「銭洗水(ぜにあらいみず」と呼ばれています。ざるにお金を置き、ひしゃくで銭洗水をかけて清めます。清めたお金は役に立つことに使うと良いそうです。

円覚寺

円覚寺

花情報

•春:モモ、ウメ、桜、ボタン
•夏:アジサイ、クチナシ、キキョウ、サルスベリ
•秋:ムラサキシキブ、ヒガンバナ、紅葉
•冬:ツバキ、スイセン、ミツマタ

見どころ

鎌倉時代後期の1282年に北条時宗の命を受けて開山された「円覚寺」。国家の鎮護や、蒙古襲来による死者を平等に弔うため、また禅を広める目的もあって建てられました。谷戸という鎌倉特有の地形を生かして造られた境内はとても広く、荘厳な雰囲気を放っています。
舎利殿(しゃりでん)は年に一度、宝物風入の時にだけ一般公開されます。その際には大勢の参拝客が訪れるほどの人気ぶりです。
洪鐘(おおがね)という大きな釣り鐘は、弁天堂と一緒に見学しましょう。近くには「洪鐘弁天茶屋店」があり、お抹茶やコーヒー、おしるこなどで一服できます。高台にあるので景観も良く、眼下には北鎌倉の景色が広がります。
JR横須賀線「北鎌倉駅」から徒歩1分というアクセスの良さも魅力的な、歴史と自然を堪能できるおすすめスポットです。

建長寺

建長寺

花情報

•春:桜、ボタン
•夏:アジサイ、ヒメツルソバ
•秋:紅葉、ツワブキ
•冬:ウメ

見どころ

「建長寺」は、鎌倉にある臨済宗(りんざいしゅう)の禅寺のうち、最も格式の高い寺として知られています。この制度は「鎌倉五山(かまくらござん)」と言います。ちなみに先ほどご紹介した円覚寺は第2位です。
1253年、北条時頼によって建立された建長寺には、日本初の純粋禅道場が開かれ、数多くの僧侶が修行に訪れたそうです。今でも境内の方丈では座禅会や写経会が定期的に開催されています。
境内では例えば次のような国宝や国の重要文化財が見られます。
•三門(さんもん)
•鐘楼の梵鐘(しょうろうのぼんしょう)
•仏殿(ぶつでん)
•法堂(はっとう)
•唐門(からもん)
また、四季折々の風景が素晴らしい事でも有名な建長寺。春には桜、初夏にはアジサイ、秋には紅葉が美しい人気スポットです。日本らしさを存分に楽しみましょう。

明月院(あじさい寺)

明月院(あじさい寺)

花情報

•春:桜、モモ
•夏:アジサイ、ハナショウブ、ナツツバキ、サルスベリ
•秋:コスモス、キンモクセイ、サザンカ、紅葉
•冬:ロウバイ、ウメ、ツバキ

見どころ

「あじさい寺」の異名を持つ「明月院」には、5月下旬から7月上旬にかけて、約2,500株のアジサイが咲き誇ります。
境内に植えられているアジサイは「明月院ブルー」と呼ばれる、まじりっ気のない青さと、手毬のように丸みを帯びた形が可愛らしい品種「ヒメアジサイ」で統一されています。
爽やかな晴れの日も、かすみがかった曇りの日も、しっとりとした雨の日も、それぞれ違った表情で楽しませてくれます。
明月院の見どころはアジサイだけではありません。山門をくぐって左手にある「方丈(ほうじょう)」には、「悟りの窓」という丸い形の窓があります。窓の外には年に2回しか開放されない「本堂後庭園(ほんどううしろていえん)」の景色が広がり、それはまるで景色を切り取った一枚の絵画のようです。
「本堂後庭園」が公開される時期は、3,000株の花菖蒲が開花する6月と、紅葉が美しい12月です。女性的な優しい雰囲気漂う明月院で、北鎌倉の魅力を噛み締めてみませんか?

報国寺

報国寺

花情報

•春:桜
•夏:アジサイ、ハンゲショウ
•秋:紅葉
•冬:ウメ

見どころ

空に向かって一心に伸びる、青々とした美しい竹。和の心を呼び覚ます美しい竹林「竹の庭」で有名なのが「報国寺」です。
竹の庭には石畳の遊歩道があり、静かな竹林を散策できます。また、竹の庭の茶席「休耕庵」では、お抹茶をいただきながら竹林を間近に眺められ、至福のひと時を過ごせます。
竹林の他にも、報国寺には趣深い枯山水庭園(かれさんすいていえん)があります。開基は足利家時で、その後四代にわたって栄えてきたものの、終焉の時もこの地で迎えることに。そんな儚さも感じてみてください。
ミシュラン・グリーンガイドで最高ランクの三つ星評価を獲得しているのは、この報国寺と東慶寺の2か所だけです。日常生活では見られない、洗練された空間がここにはあります。

光則寺

光則寺 カイドウ

花情報

•春:桜、カイドウ、フジ
•夏:アジサイ、ハナショウブ、ハンゲショウ
•秋:ヒガンバナ
•冬:ロウバイ、ウメ、ミツマタ

見どころ

江ノ電「長谷駅」から徒歩5分、長谷寺にほど近い「光則寺」は、日蓮宗の寺院。こじんまりとしたお寺ですが、四季折々の花々が咲く「花寺」と呼ばれ親しまれています。
特に必見なのは、本堂の前に咲くカイドウの花。鎌倉氏の天然記念物とされ、樹齢200年以上と言われています。毎年4月中旬頃になると、横方向に広がった枝から見事なピンク色の花が開きます。
カイドウの花とともに多くの人が訪れるのが、境内の奥にある「土牢(つちろう)」です。ここには日蓮の高弟、日郎が幽閉されていたのだそう。山肌をくりぬいた簡素な土牢1つ取っても、そんな歴史が刻まれているのです。

瑞泉寺

瑞泉寺庭園

花情報

•春:ハクモクレン、桜、ヤマブキ、フジ
•夏:アジサイ、キキョウ、サルスベリ、フヨウ
•秋:コスモス、ムラサキシキブ、キンモクセイ、サザンカ、紅葉
•冬:スイセン、ツバキ、フクジュソウ、ウメ

見どころ

1327年に夢想疎石(むそうそせき)によって建立された「瑞泉寺(ずいせんじ)」は、鎌倉五山に次いで高い格式「関東十刹(かんとうじっさつ)」の第一位に位置づけられています。
瑞泉寺が建つ場所は「紅葉ヶ谷(もみじがやつ)」と呼ばれる谷戸で、紅葉が美しいことで有名です。また、瑞泉寺の山号は「錦屏山(きんぺいざん)」といい、周囲の山々の紅葉が錦の屏風のような美しさであることから名付けられました。古くからこの地域の紅葉が人々に称賛されてきたことが伺えます。
また、荘厳な景色が広がる「岩庭」は、書院庭園の先駆けとなった、鎌倉に現存する鎌倉時代唯一の庭園です。国の名勝に指定されている庭園美を感じてみてください。

海蔵寺

海蔵寺

花情報

•春:ユキヤナギ、モモ、ハクモクレン、桜、カイドウ
•夏:ハナショウブ、マツバギク、キキョウ
•秋:ハギ、シオン、ムラサキシキブ、コスモス、リンドウ、紅葉
•冬:スイセン、ロウバイ、ツバキ、ミツマタ、ウメ

見どころ

鎌倉幕府の六代将軍・宗近親王の命によって1253年に建立された「海蔵寺」。鎌倉幕府終焉と同時に一度は消失しましたが、1394年に再興されたと伝えられています。
そんな海蔵寺は、季節の花々が次から次に旬を迎え、いつ訪れても花が楽しめる「花の寺」として人気です。丁寧に手入れされた境内には、さまざまな花が少しずつ植えられており、カラフルで可愛らしい景色が楽しめるのがポイント。早春の枝垂れ梅や、カイドウ、山門を覆うように白い花を咲かせるハギなどは、特に目を引きます。
また、海蔵寺には60年に1度しか開扉されない、珍しい薬師如来があります。境内にある薬師堂には、鎌倉十三仏の1つとされる「薬師如来坐像(やくしにょらいざぞう)」が安置されています。この薬師如来の胎内には、なんと別の薬師如来の頭部が納められていて「啼薬師(なくやくし)」とも呼ばれまています。

長寿寺

長寿寺

花情報

•春:ボタン
•夏:アジサイ
•秋:紅葉

見どころ

「長寿寺」は1358年、建長寺の塔頭寺院として足利基氏によって建立された寺院です。
実はこの長寿寺は、春と秋の限られた期間にしか公開されていません。拝観できるチャンスは、4月から6月と、10月から11月の金土日祝日のみ。しかも雨が降ると公開中止となってしまう条件付きです。
ですが、初夏にはアジサイ、秋には紅葉が美しい穴場スポットでもある他、建物から眺める庭園がとにかく見事。
本堂から繋がっている「方丈」や、「書院」から外を眺めると、苔むす地面や樹木の緑が広がり、室内の赤い毛氈(もうせん)とのコントラストが絶妙です。紅葉の時期には外の世界も赤く染まり、まるで絵画のような美しさを堪能できます。
限定公開ですが、スケジュールを合わせて見る価値のあるお寺です。

極楽寺

極楽寺駅

花情報

•春:桜
•夏:アジサイ、サルスベリ、フヨウ
•秋:紅葉

見どころ

江ノ電「極楽寺駅」より徒歩2分ほどの場所にある「極楽寺」は、桜やサルスベリ、アジサイなどが美しいことで知られています。「あじさい寺」としても親しまれています。
極楽寺はもともとは深沢にあった寺院でしたが、1259年に北条重時によって現在の地へと遷されます。のちの1267年、忍性(にんしょう)による真言律宗の寺として開山。施薬院・療病院・薬湯寮などを備え、病気や貧困で苦しむ人々の救済も行っていたと伝えられています。しかしその後、度重なる火災や大震災の被害を受け、現在の姿に至ります。
境内には、毎年春と秋の2回、期間限定で公開される「転法輪殿(宝物館)」があります。ここでは本尊である「釈迦如来立像」をはじめ、重要文化財指定の仏像など、数多くの貴重な像を拝観できます。
また、通常非公開の本堂は、毎年4月の3日間だけ開帳。「不動明王坐像」や「薬師如来坐像」、「文殊菩薩」が安置されている姿が見られます。
境内は写真撮影やスケッチ禁止となっているため、極楽寺の魅力は訪れてみないと実感できません。貴重な歴史と、季節の花々を体感しに、ぜひ足を運んでみてください。

御霊神社

御霊神社

花情報

•春:桜、ヒモモ
•夏:アジサイ
•秋:紅葉

見どころ

江ノ電「長谷駅」から徒歩5分ほどの場所にある「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」は、後三年の役で活躍した武将、鎌倉権五郎景政(かまくら ごんごろう かげまさ)を祀っている神社です。「鎌倉権五郎神社」とも呼ばれ、地元では「権五郎さま」の名で親しまれています。
初夏にはアジサイが楽しめる名所でもある御霊神社。特に注目のポイントは、神社のすぐ横を走る江ノ電と、アジサイが一緒に見られる場所です。線路脇には柵がないので要注意ですが、フォトジェニックな写真が撮影できます。
そして御霊神社の行事で有名なのが、県の無形文化財に指定されている「面掛行列(めんかけぎょうれつ)」です。面掛行列は、鎌倉権五郎景政の命日である9月18日に開催される、例大祭の神事のうちの1つ。鬼や烏天狗、おかめなどのお面をつけた男性が町を練り歩きます。
他の観光スポットとは一味違った魅力を感じることができます。

源氏山公園

源氏山公園

花情報

•春:桜
•夏:アジサイ
•秋:紅葉

見どころ

「源氏山公園」はJR横須賀線「鎌倉駅」と「北鎌倉駅」の中間に位置しています。公園のある源氏山は、源義家が後三年の役へと出陣する際に、白旗を立てて戦勝を祈願した場所と伝えられていて、「旗立山」や「白旗山」とも呼ばれています。
そんな源氏山公園は、春には満開の桜が楽しめる桜の名所。源頼朝像の周りにこじんまりと咲くガクアジサイや、秋には紅葉も楽しめる穴場スポットでもあります。
公園は葛原岡・大仏ハイキングコースの中間地点にあり、近くには鎌倉七切通の1つ「化粧坂切通(けわいざかきりどおし)」や「銭洗弁財天」なども。源氏山公園と一緒に観光をお楽しみください。

鎌倉文学館

鎌倉文学館 バラ園

花情報

•春:桜、ツツジ、オオムラサキ、フジ、バラ
•夏:アジサイ、ノシラン
•秋:ヤブラン、バラ

見どころ

「鎌倉文学館」は、鎌倉市に寄贈された旧前田侯爵家の別邸を、1985年から文学館として活用され今日に至ります。
国の登録有形文化財に指定されている洋館は、外からじっくり眺める価値あり。館内では、さまざまな展覧会や申込制のワークショップ、講演会などを開催しているほか、併設されているミュージアムショップにはオリジナルグッズや、鎌倉ゆかりの文学者グッズなどが並びます。
※鎌倉文学館は大規模修繕のため、令和5年度から令和8年度までの4年間休館しています。

旧華頂宮邸

旧華頂宮邸

花情報

•春:ツツジ、バラ
•夏:アジサイ
•秋:紅葉

見どころ

1929年に華頂博信侯爵(かちょう ひろのぶ こうしゃく)の邸宅として建てられたのが「旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)」です。古典的な洋風建築で、市の景観重要建築物と国の登録有形文化財に指定され、「日本の歴史公園100選」にも選ばれています。
そんな旧華頂宮邸の雰囲気を引き立たせているのが、整然としたフランス式庭園。バラやアジサイなどの季節の花々がポイントポイントで楽しめます。
この庭園は、月曜日と火曜日、年末年始を除き、年間を通して一般公開されています。一方、館内を見学できるのは春と秋の年2回、4日間のみ。ドラマなどのロケ地としても使用される館内の様子を一目見たい!という方は、年2回のタイミングを狙ってお立ち寄りください。

人気の海沿い観光スポット

稲村ヶ崎

稲村ケ崎
海岸沿いにある江ノ電「稲村ケ崎駅」周辺は、映画やドラマの舞台にもなった人気観光エリア。
「かながわの景勝50選」や「関東の富士見100選」にも選ばれている絶景スポットでもあり、晴れた日には江の島越しに富士山が望めます。夕日や夜景も美しく、カップルにもおすすめです。
稲村ケ崎には、家族で楽しめる稲村ケ崎海浜公園があるほか、鎌倉で唯一の天然温泉「稲村ケ崎温泉」があり、海を眺めながら温泉に入ることができます。13歳未満の方は入館できませんが、大人が落ち着いてくつろぎたいときにぴったりの絶景温泉です。
海岸沿いをゆっくり楽しみたい方に、ぜひ足を運んでいただきたいおすすめのエリアです。

七里ヶ浜

七里ヶ浜
若い世代を中心に人気を集める「七里ヶ浜」。パンケーキが食べられる海沿いのおしゃれなカフェや、日本一おいしいチーズケーキが味わえると評判の「ハウス オブ フレーバーズ」など、女子にはたまらないお店が点在しています。
もちろん、海岸の景観も素晴らしく、「七里ヶ浜海岸」は「日本の渚百選」に選ばれています。七里ヶ浜高校と鎌倉プリンスホテルを結ぶ「七高通り」は、海へと続く長い坂道になっていて、有名ミューシャン「ゆず」の「夏色」のPVのロケ地にもなりました。
爽やかな海風を感じられて、おしゃれなカフェ巡りもできる七里ヶ浜。デートや女子旅にもぴったりです。

鎌倉高校前

鎌倉高校前の踏切
海の目の前にある江ノ電「鎌倉高校前駅」のすぐ横には、特に外国人観光客から注目を集める踏切があります。
なぜこれほどまでに脚光を浴びているかというと、今でも根強い人気を集めるバスケットボール漫画「スラムダンク」のアニメオープニングシーンに登場した場所なのだそう。スラムダンクの聖地として、海外観光客を中心に大人気なんです。
スラムダンクを見たことがある方もそうでない方も、この踏切で青春時代に想いを馳せてみてはいかがでしょうか?

由比ガ浜

由比ガ浜海水浴場
アジサイで有名な長谷寺にもほど近い「由比ガ浜」は、明治時代から高級別荘地として栄えてきました。
「鎌倉海浜公園 由比ガ浜地区」では、芝生広場や多目的グラウンド、遊具などがあり、家族でピクニックをするには最適です。
鎌倉観光に来たけどお子様が飽きてしまった、なんていうときに立ち寄るのもいいかもしれません。
遠浅の海が広がる「由比ガ浜海岸」は、夏には多くの海水浴客でにぎわう人気のビーチ。おしゃれな海の家も数軒営業していて、設備面も充実しています。
サーフィンなどのマリンスポーツも盛んに行われていて、湘南の海らしい雰囲気を感じられるエリアです。カフェやレストランもたくさんあるので、お食事にも困りません。

江の島

江の島 仲見世通り
鎌倉観光とセットで楽しみたいのが「江の島」です。決して広くはない島の中に、見どころがたくさん詰まっています。
江の島大橋を渡るとまず最初に現れるのが、青銅の鳥居の先から続く「江の島弁財天仲見世通り」です。数多くの土産屋や、地元の海鮮料理が味わえるお食事処などが軒を連ねています。名物の釜揚げしらす丼や、サザエのつぼ焼きなど、新鮮な海の幸をいただけます。
参道を抜けると、江の島の頂上まで徒歩20分のところを約5分で行けるエスカレーター「江の島エスカー」に到着。エスカレーターは3区間に分かれていて、1区間を上った先に「江島神社」があります。「龍神と天女」の伝説が残り、縁結びスポットとしても人気です。
頂上には、江の島のシンボル「江の島シーキャンドル」がそびえ立ちます。展望台からは東京タワーや富士山を遠望できます。
また「江の島サムエル・コッキング苑」にはフレンチトースト専門店「LONCAFE(ロンカフェ)」や、植物園があります。
他にもカップルの聖地「龍恋の鐘」や、江の島最奥部には「江の島岩屋」など、とにかく盛りだくさん!海や歴史、文化、グルメを満喫しましょう。

鎌倉でおすすめのカフェ4選

イワタコーヒー店

1945年創業の老舗店「イワタコーヒー店」。ずっと変わらずここにあり、数々の著名人が足げく通う人気のお店です。店内はレトロな雰囲気を残しつつも、上品で高級感漂う内装。奥には緑の植えられた中庭があり、とても素敵です。
そしてここの人気メニューはなんと言っても、ボリューミーな「ホットケーキ」。厚みのある二段重ねのホットケーキにバターが添えられていて、お好みでシロップもかけられます。コーヒーとの相性も抜群です。
他にもフルーツサンドや、食べ応えのあるアメリカンクラブハウスサンドなど、メニュー豊富。贅沢なコーヒーブレイクを満喫できます。
【営業時間】9:30〜18:00
【定休日】火曜、第2水曜、祝日の場合は振替休日あり

ミルクホール

出典:light_fondueさん
鎌倉の大人な雰囲気にぴったりなのが、小町通りから路地に入って行くと見えてくる、シックなお店「ミルクホール」です。
1976年に創業された店には、明治・大正・昭和のアンティーク品の数々が並び、非日常的な空間を演出しています。
そんなミルクホールのメニューで1番の人気は「ハヤシライス」。シンプルな見た目ですがコクが深いので、じっくりと味わいながら召し上がっていただきたい一品です。食後のデザートには人気の自家製プリンをどうぞ。
【営業時間】
•平日:11:00〜20:30(L.O.20:00)
•土日祝:11:00〜21:30(L.O.21:00)

【定休日】不定休 ※メンテナンスなどで年に6日ほど休業

喫茶ミンカ

出典:broccoliさん
鎌倉の人気古民家カフェ「喫茶ミンカ」。昭和のかおり漂う古民家で、田舎の親戚の家に遊びに来たような心地良さを感じます。
メニューは雑穀米とひよこ豆のカレーや、昔ながらのナポリタンなど、優しい味わいが魅力。スイーツは手作りプリンが人気です。
店内に置かれた家具や本、雑貨にもご注目。レトロな中にセンスが散りばめられた、素敵なお店です。
【営業時間】
•月〜木・土・日:11:30〜17:30

【定休日】金曜日

無心庵

出典:RiiSさん
和のスイーツをお求めなら「無心庵」がおすすめです。趣ある門構えですが、その門の目の前はなんと江ノ電の線路!和田塚駅のホームを降り、線路を横断してお店に入るというユニークさも相まって、とても人気のスポットです。
そんなお店のメニューは、常時頼める「クリームあんみつ」や「黒ごまきな粉」の他、夏限定の白玉を使った甘味や、冬にはお餅の入った温かメニューなど充実しています。
【営業時間】10:00〜17:00
【定休日】木曜日(祭日は営業)、臨時休業あり

鎌倉でおすすめのランチスポット3選

キャラウェイ

出典:☕️棚ログ☕️さん
鎌倉で愛されるカレー店「キャラウェイ」は、ボリュームのある美味しいカレーがリーズナブルに食べられると評判のお店です。週末には常に行列ができ、ここのカレーを目当てに全国からファンが集まるほどの人気なのだそう。
メニューはカレーとハヤシライスで、カレーの味は数種類あります。特に人気なのは「ビーフカレー」や「チーズカレー」。じっくり煮込まれたとろみのあるソースが特徴です。
そして特筆すべきは、ライスの多さ。普通盛りで300g〜400gほどのライスが提供され、かなり満足度が高いです。食べ切るのが難しそうだと思ったら「小ライス」もあります。お値段は30円引きになります。ソースのテイクアウトもできて、カレー好きにはたまらないお店です。
【営業時間】11:30〜20:00(L.O.19:30)
【定休日】月曜日

GARDEN HOUSE Kamakura

GARDEN HOUSE
季節と手作りがテーマの、築60年のアトリエと緑豊かなガーデンのガーデンテラスからなる居心地の良いレストランです。
料理は、鎌倉で110年の歴史があるハムメーカー「鎌倉ハム富岡商会」とコラボレーションし、ここでしか食べられない手作りロースハムを使用したものや、ピザやパンケーキ、アイスクリームなどがいただけます。
また、鎌倉で有名なクラフトビール「鎌倉ビール」ともコラボレーションし、朝一番で樽に詰めて直送した出来立てのオリジナルクラフトビールも楽しめます。ベビーカーもそのまま入れるので、ファミリーにもおすすめです。
【営業時間】9:00〜21:00
【定休日】不定休

DADA

ビザ イメージ
鎌倉屈指の絶品窯焼きピザが味わえると評判の「DADA」。食べログピザ100名店にも何度も選ばれています。鎌倉駅から鶴岡八幡宮へと延びる通り沿いにあり、居心地の良さそうな雰囲気が伺える外観です。
店内のキッチンにはスチームパンクを思わせる窯があり、ここで絶品ピザが焼かれています。カリっと焼かれた表面ともっちりした食感のピザ生地は窯焼きならでは。前菜の種類も豊富で、パスタやドルチェもいただけます。
【営業時間】
•平日 ランチ 11:30〜14:00 / ディナー 18:00〜20:00
•土日祝日 ランチ 11:30〜15:00 / ディナー17:30〜20:00(土のみ21:00)

※売り切れ次第終了

【定休日】不定休

失敗なしの鎌倉定番お土産

力餅家「権五郎力餅」

出典:よしよしさん
鎌倉の地で創業300年の歴史を持つ和菓子屋「力餅家」。古来より親しまれているのが名物「権五郎力餅」です。
白い餅に餡が乗った、とてもシンプルな見た目ですが、添加物不使用で弾力のある餅が絶品。連日行列のできる人気店です。
【アクセス】神奈川県鎌倉市坂の下18-18
【営業時間】9:00〜18:00
【定休日】水曜日、第3火曜日

わっふる21「ワッフル」

出典:kaoriさん
ワッフル専門店「わっふる21」は、若宮大路沿いにある人気店です。ワッフル生地にはたっぷりのクリームが挟まれていて、あずきやラムレーズン、レモンカスタードなど8種類の味が選べます。
メディアでもよく取り上げられる人気商品、一口ほおばれば誰もが笑顔になれること間違いなしです!
【アクセス】神奈川県鎌倉市雪ノ下1-9-29 シャングリラ鶴岡2F
【営業時間】11:00〜17:00
【定休日】月曜・第3火曜(7・8月は不定休)

豊島屋「鳩サブレー」

出典:teriyakiさん
「豊島屋」の「鳩サブレー」と言えば、鎌倉土産としてあまりにも有名ですよね。鳩の形を模した、素朴な可愛らしさがあり、サクッとした口当たりが楽しいサブレ。明治の時代から愛され続ける銘菓です。
【アクセス】
•本店:鎌倉市小町2-11-19
•鎌倉駅前 扉店:鎌倉市小町1-6-20
•豊島屋洋菓子舗 置石:鎌倉市小町2-15-5
•豊島屋菓寮 八十小路:鎌倉市小町2-9-20
•梶原店:鎌倉市梶原4-1-1
•長谷大仏前店:鎌倉市長谷3-1-6
•北鎌倉駅前店:鎌倉市山ノ内510-5
•御谷休憩所:鎌倉市雪ノ下2-18-1
•豊島屋 瀬戸小路:鎌倉市小町2-7-26

【営業時間・定休日】店舗によって異なるため、公式サイトをご確認ください。

鎌倉ニュージャーマン「かまくらカスター」

「鎌倉ニュージャーマン」では、1982年生まれの人気商品「かまくらカスター」が購入できます。たまご風味のスポンジ生地にカスタードがたっぷり詰まったお菓子です。
種類は定番のカスタードとチョコレートの他、季節限定味を含め年間で20種類以上のフレーバーが発売されます。ケーキのような美味しさを手軽に楽しめます。
【アクセス】
•鎌倉本店:鎌倉市小町1-5-2 JR鎌倉駅東口前

【営業時間】10:00〜18:00(土日祝日を含む)

【定休日】なし

鎌倉ハム富岡商会「ロースハム」

お菓子のお土産もいいですが、お食事として使えるお土産も喜ばれるのではないでしょうか?そこでおすすめなのが「鎌倉ハム富岡商会」のロースハム。1900年創業からのノウハウが凝縮された伝統の味が魅力です。
メディアにも多く取り上げられる人気店のハムと一緒に、ちょっとリッチな気分もおすそ分けしてみませんか?
【アクセス】
•鎌倉小町 本店:鎌倉市小町2-2-19 相模屋ビル1F
•鎌倉東急店:鎌倉市小町1-2-12 東急ストアー1F
•鎌倉工場店:鎌倉市岩瀬961番地

【営業時間・定休日】店舗によって異なるため、公式サイトをご確認ください。

鎌倉紅谷「クルミっ子」

鎌倉紅谷では、第25回神奈川県名菓展菓子コンクールにて最優秀賞を受賞したお菓子「クルミっ子」が購入できます。自家製のキャラメルとバターの生地が風味豊かで、ぎっしりと入ったクルミの食感が合わさり、贅沢な美味しさです。
こちらも鎌倉土産の超定番商品となっています。
【アクセス】
•八幡宮前本店:鎌倉市雪ノ下1-12-4
•湘南深沢店:鎌倉市常盤208-1

【営業時間定休日】店舗によって異なるため、公式サイトをご確認ください。

花の見頃ガイド

鎌倉のアジサイ

•桜:建長寺、鶴岡八幡宮、妙本寺、源氏山公園、葛原岡神社、本覚寺、光明寺、円覚寺、長谷寺、鎌倉山、高徳院など

ライトアップあり:鶴岡八幡宮の参道・段葛
•ライトアップあり:鶴岡八幡宮の参道・段葛
•カイドウ:光則寺、海蔵寺、妙本寺など
•バラ:鎌倉文学館、旧華頂宮邸など

•アジサイ:長谷寺、明月院、円覚寺、東慶寺、光則寺、御霊神社、浄智寺、長寿寺など
•ハス:鶴岡八幡宮、光明寺

•紅葉:円覚寺、東慶寺、浄智寺、明月院、建長寺、長寿寺、海蔵寺、瑞泉寺など

ライトアップあり:鶴岡八幡宮、長谷寺
•ライトアップあり:鶴岡八幡宮、長谷寺

•ロウバイ:明月院、東慶寺、長谷寺、光則寺、浄智寺、円覚寺など
•ウメ:長谷寺、光則寺、極楽寺、御霊神社、円覚寺、東慶寺、明月院、鶴岡八幡宮、報国寺、瑞泉寺など

鎌倉の年間イベント情報

1月:鶴岡八幡宮の初詣

鶴岡八幡宮
約250万人もの人々が毎年初詣に訪れる関東屈指の人気初詣スポット、鶴岡八幡宮では、12月31日 〜 1月2日の間は24時間参拝することができます。
1日には「歳旦祭」が早朝より行われ、午前7時からは神楽始式が始まり「八乙女の舞」が見られます。

2月:節分祭

心の中の鬼を払い、新年の福を願って豆をまく「節分祭」もしくは「節分会」が、鎌倉の各地で行われます。代表的な場所は、鶴岡八幡宮、鎌倉宮、大船観音寺、建長寺、長谷寺など。豆まきの前には、神事の舞が見られるところもあります。
※開催規模については場所ごとに異なります。最新の情報をご確認ください。

3月:献詠披講式(けんえいひこうしき)

毎年、鶴岡八幡宮で行われる神事です。神職が直垂に烏帽子姿で舞殿に集まり、歌を詠みます。源頼朝の歌とともに、全国から集まった献歌から厳選された歌が神前で披露され、神聖な雰囲気を感じられます。

4月:鎌倉まつり

流鏑馬
毎年4月の第2日曜日から第3日曜日にかけて「鎌倉まつり」が開催されます。鶴岡八幡宮を中心に、疾走する馬上から武者姿の射手が三つの的を射抜く「流鏑馬」や「鎌倉まつり行列巡行」など、市内でさまざまなイベントが見られます。
※2023年は「流鏑馬」のみ行われました。最新の情報をご確認ください。

5月:鎌倉ビーチフェスタ

フラダンス
由比ガ浜海岸で、一日のんびり過ごすことを目的としたイベントが「鎌倉ビーチフェスタ」です。
メインステージではフラダンスやライブが行われ、ウィンドサーフィン体験やアクセサリー作り、ゲームコーナー、屋台など内容盛りだくさん。家族や友人、カップルで楽しめるイベントです。

6月:葛原岡神社例祭・蛍放生祭(ほたるほうじょうさい)

葛原岡神社例祭

葛原岡神社の例祭は、宵宮祭と神前祭、墓前祭、本祭からなる神事。家内安全と商売繁盛を祈願して執り行われます。
お祭りでは、大人が担ぐ神輿と、子ども神輿や山車が由比ガ浜に向かって巡行します。模擬店も出店される、賑やかな行事です。

蛍放生祭

鶴岡八幡宮の「蛍放生祭」は、蛍の生育と、放生によって四季を感じ、命の尊さを考えること、またそれを通して神々に感謝の気持ちを伝えることを目的としたお祭りです。
当日は舞殿で巫女による舞や、神事が行われます。神池には蛍が放たれ、その後の一週間は「ほたる祭り」として、日没から20時半までホタル観賞ができます。

7月:七夕まつり・鎌倉花火大会

鎌倉花火大会

七夕まつり

こちらも鶴岡八幡宮で行われる行事の1つ。7月1日から7日にかけて、本殿と舞殿、太鼓橋が七夕の装飾で彩られます。祭り初日には、鈴懸け神事が行われ、7日には短冊形の絵馬が神前に奉納されます。

鎌倉花火大会

鎌倉の夏の風物詩「鎌倉花火大会」。花火が海上で打ち上げられ、海面を明るく照らす光景はとてもファンタスティックです。
海の花火ならではのポイントは、水面から扇形に広がる花火が見られること。上空の花火とのコラボレーションは圧巻です。
※2023年は中止となっています。最新の情報をご確認ください。

8月:ぼんぼり祭

かまくら長谷の灯かり

ぼんぼり祭(夏越祭・立秋祭・実朝祭)

毎年8月の立秋の前日から9日までの3日間(もしくは4日感)行われるお祭りです。各界の著名人や鎌倉在住の文化人によって書かれた書画約400点が、ぼんぼりとなって参道に並びます。
また、期間中には次の祭事が行われます。
•夏越祭(なごしさい):夏の邪気を払う神事のあと、参道で「茅の輪くぐり」、舞殿では「夏越の舞」が行われます。
•立秋祭:夏の無事を感謝するとともに、秋の訪れを奉告するため、神域で育った鈴虫が供えられます。
•実朝祭:源実朝の誕生日である9日に行われ、俳句会・短歌会が開催されます。
ぼんぼりのはかなげな灯かりに照らし出された、夜の鶴岡八幡宮を楽しめます。

9月:八幡宮例大祭(はちまんぐうれいたいさい)

鶴岡八幡宮の例大祭は、毎年9月14日から16日までの3日間で行われています。
800年の伝統を誇る「流鏑馬神事」や、宮司やちょうちん、太鼓などが数百メートルの行列をなして若宮大路を進む「神幸祭」など、数々の神事が盛大に執り行われます。出店も多く、華やかなお祭りです。

10月:十夜法要(光明寺)

毎年10月12日から14日にかけて、平和と安泰を願って行われる行事です。山門楼上が特別公開されたりします。特に夜店は有名で、多くの参拝客でにぎわいます。

11月:宝物風入(円覚寺)

宝物風入(ほうもつかぜいれ)とは、毎年11月3日の「文化の日」前後に、収蔵している文化財を手入れも兼ねて展示する行事です。それと同時に「国宝 舎利殿特別公開」もされ、普段は入ることのできない正続院の門の内側まで参拝することができます。

12月:歳の市(長谷寺)/大祓・古神札焼納祭・除夜祭(鶴岡八幡宮)

歳の市

年の瀬に行われる「歳の市」では、長谷寺の参道で、熊手や神棚、だるまなどの縁起物を販売する露天を中心に、さまざまな出店が並びます。鎌倉で唯一残る、年の瀬の風物詩です。

大祓・古神札焼納祭・除夜祭

大晦日の鶴岡八幡宮では、新年に向けて日ごろの罪や汚れを祓い清める「大祓」と「古神札焼納祭」、「除夜祭」が行われます。境内や流鏑馬馬場、源氏池のほとりには出店が軒を連ね、参拝客の足並みに合わせて開店していきます。

鎌倉へのアクセス

東京・品川からの行き方

•JR横須賀線(久里浜行)に乗り「鎌倉駅」で下車
•JR東海道本線(小田原行)で「戸塚駅」まで行き、JR横須賀線(久里浜行)に乗り換えて「鎌倉駅」で下車

池袋・新宿・渋谷からの行き方

•JR湘南新宿ライン(逗子行)に乗り「鎌倉駅」で下車
•JR山手線(内回り)で「品川駅」まで行き、JR横須賀線(逗子行)に乗り換えて「鎌倉駅」で下車
•東京メトロ副都心線(元町・中華街行)で「横浜駅」まで行き、JR横須賀線(久里浜行)に乗り換えてで「鎌倉駅」で下車

千葉方面からの行き方

•JR総武本線快速(逗子行)で直通で「鎌倉駅」で下車
•JR中央総武線各停(御茶ノ水行)で「秋葉原駅」に行き、JR京浜東北線・根岸線(蒲田行)に乗り換えて「品川駅」、さらにJR横須賀線(久里浜行)に乗り「鎌倉駅」で下車

成田空港からの行き方

•成田エクスプレス34号(大船行)で「武蔵小杉駅」に行き、JR湘南新宿ラインもしくはJR湘南新宿ラインに乗り換えて「鎌倉駅」で下車
•スカイライナー(京成上野行)で「日暮里駅」まで行き、JR山手線(外回り)に乗り換えて「新橋駅」、さらにJR横須賀線(久里浜行)に乗り「鎌倉駅」で下車

羽田空港からの行き方

•京急空港線急行(逗子・葉山行)で「京急蒲田駅」まで行き、京急本線快特(京急久里浜行)に乗り換えて「横浜駅」、さらにJR横須賀線(久里浜行)に乗り「鎌倉駅」で下車

鎌倉観光でお得なフリーパス

鎌倉フリー環境手形

「鎌倉フリー環境手形」は、5つの路線バスと江ノ電の指定区間が自由に利用できる便利なフリーパスです。
鎌倉フリー環境手形を使えば、協賛寺社の拝観料割引や縁起物をいただけたり、協賛店の特別サービスを受けられたりととてもお得です。

パーク&ライド

車で鎌倉観光に来られる方におすすめなのが「パーク&ライド」。鎌倉は狭い道も多く、バスや人の往来も多いので渋滞に巻き込まれることもしばしばあります。
そこで目的地の近くの提携駐車場に車を停め、電車に乗り換えて観光を楽しめるのがこのフリーパスです。現在、以下の駐車場で利用できます。
•七里ガ浜パーク&レールライド(1,850円/5時間)
•由比ガ浜パーク&ライド(1,700円/5時間)
•江の島パーク&レールライド(2,020円/5時間)
•稲村ガ崎パーク&レールライド(1,890円/6時間)
•大船パーク&ライド(駐車場料金が最大500円の割引)
こちらも様々な特典があります。観光スポットの集中するエリアを快適に移動して、1日を楽しみましょう。

江ノ電のりおりくん

「江ノ電のりおりくん」は、江ノ電全線で1日に何度でも電車を利用できるフリーパスです。全駅の券売機で購入できる手軽さも魅力的。その他、江ノ電沿線の施設でさまざまな特典が受けられるお得なパスです。

江の島・鎌倉フリーパス

「江の島・鎌倉フリーパス」は、江ノ電に加えて小田急線(藤沢駅〜片瀬江ノ島駅)も1日乗り放題の自由度の高いフリーパスです。スマホで購入してスマホでそのまま使えるデジタル版も利用できます。
また、新江ノ島水族館や長谷寺をはじめとする周辺施設でパスを提示すれば、優待・割引料金で利用可です。

鎌倉へのドライブアクセス

東京東部・千葉方面から

首都高速湾岸線を経由して横浜横須賀道路に入り、釜利谷JCT を横浜横須賀道路・横須賀・三浦方面に向かって進む。有料道路「朝比奈IC」で降りて鎌倉へ。

東京西部方面から

首都圏中央連絡自動車道を進み、「茅ヶ崎海岸料金所」で新湘南バイパスを出て、国道134号線で鎌倉へ。

静岡・名古屋方面から

東名高速道路に入り、「茅ヶ崎海岸料金所」で新湘南バイパスを出て、国道134号線で鎌倉へ。

鎌倉観光の移動手段

JR

JR
建長寺や円覚寺、亀ヶ谷坂切通など、歴史的スポットの多い北鎌倉方面へ行くなら、JR横須賀線を利用する方が多いかと思います。
そんなときにお得なのが「鎌倉・江ノ島パス」。JR「藤沢駅」から「鎌倉駅」までの区間に加え、江ノ電&湘南モノレールが乗り放題。北鎌倉を中心に、ディープな鎌倉を楽しみたい方におすすめです。

江ノ電

江ノ電
レトロな出で立ちが可愛らしい「江ノ電」。それもそのはず、100年以上の歴史がある電車なんです。
電車が運行しているのは「鎌倉駅」から「藤沢駅」の区間。始発駅から終着駅までの約33分間、海沿いを、時には街中を、また時には山間を走ります。
その日の季節や天気、時間によって変わる車窓からの景色は、まさに一期一会。夕焼けに染まる海や、アジサイが咲き乱れる線路脇など、ノスタルジックな瞬間に出会えます。
そんな江ノ電を利用して観光するなら、先ほどご紹介した「江ノ電のりおりくん」をはじめとするフリーパスがお得です。鎌倉のシンボル的存在の江ノ電に乗ること自体が、鎌倉観光とも言えるかもしれません。

バス

りんどう号
駅から離れた観光スポットへ行くときにはバスが便利です。こちらも先述の「鎌倉フリー環境手形」を利用すれば、バスと江ノ電の指定区間が乗り放題になるので、電車と組み合わせれば使い勝手も良いでしょう。
ただし、渋滞が発生しやすい場所があるので、短い距離の移動なら徒歩の方が早く目的地にたどり着けることもあります。その辺りは柔軟に対応しましょう。
ところでみなさん、鎌倉にはレトロ調のバスが運行していることはご存知でしょうか?京浜急行バスの「りんどう号」は、赤い車体にレトロな装飾が施されたバスです。鎌倉駅にも停車するので、見つけたらぜひ乗ってみてください。鎌倉観光がより楽しくなることうけ合いです。

タクシー・レンタカー

イメージ
鎌倉は道幅が狭く、バスや人通りも多いので、観光スポット周辺では交通渋滞が起きやすい側面があります。
そのため、タクシーやレンタカーだとスムーズに移動できずイライラ…なんていうこともしばしば。
歩く距離が少なくて楽という面もあるので、目的地が少ない方や、シニアの方などにはいいですが、「とにかくたくさんのスポットを巡りたい!」という方には不向きかもしれません。

レンタサイクル

自転車と鎌倉の海
鎌倉観光で特におすすめしたいのが「レンタサイクル」です。鎌倉市内にはレンタサイクルショップが点在しており、1時間600円前後で自転車をレンタルできます。ショップによっては、1日料金も設定されていて、2,000円前後で自転車を自由に乗り回せます。
利用する際の注意点としては、車や人の通行の妨げにならないよう気を付けることと、どこかに立ち寄る際はしっかり駐輪場に自転車を停めること。マナーを守って、気持ちよく観光を楽しみましょう。

人力車

人力車
「人力車」に揺られながら鎌倉の情緒あふれる景色を眺めるというのもとても粋な移動手段ですよね。普通に移動するだけではただの通過点だった場所も、人力車で行くと色々な発見があるものです。
鎌倉市内では、複数の人力車がいたるところで待機しています。人力車の会社によってコースや料金は異なってくるので、「ここはぜひ人力車で案内してもらいたい!」というエリアがあれば、一度乗ってみてください。車夫さんが説明してくれたり、写真を撮ってくれたりとホスピタリティも感じられます。
鎌倉観光の素敵な思い出となること間違いなしです。
オリジナルサイトで読む
  • シェア
  • ポスト
  • 保存
※掲載されている情報は、2023年12月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。

人気記事ランキング

更新日:2024年4月24日

  1. 1

    【ヘルシンキ観光の決定版】2日で満喫できるモデルコース…

    ntf_08
  2. 2

    海外キャッシングしたらすぐに返済が得?返済方法について…

    overflow
  3. 3

    JALカードの限度額はいくら?限度額の変更や越えた場合…

    overflow
  4. 4

    【2024年4月】SHEIN最新クーポンコード一覧!最…

    sora_sora
  5. 5

    【2024年4月】ミスド食べ放題の実施店舗はどこ?メニ…