傳通院は応永22年(1415年)、浄土宗第七祖了誉が開山したお寺です。当時は小石川極楽水の小さな草庵で、無量山寿経寺という名で開創されました。それから200年後の慶長7年(1602年)、徳川家康公の生母於大の方が伏見城で逝去。その法名を「傳通院殿蓉誉光岳智香大禅定尼」と号し、この寿経寺を菩提寺としたことから「傳通院」と呼ばれるようになりました。正保4年(1647年)には家光の次男亀松君が葬られ以来徳川幕府の外護を賜り諸堂伽藍を整えて参りました。教学教化面では、慶長18年(1613年)増上寺の学問僧300人を傳通院に移して、関東の十八檀林の上席とし年を重ねるにつれ、学寮に席をおくもの千人を下らぬという状況になったそうです。
お金をかけずに東京観光!「後楽園」の無料おでかけスポット
東京メトロ 後楽園駅周辺は「東京ドームシティー アトラクションズ」や「ラクーア」など楽しく遊べるスポットが満載ですが、どこで遊ぶにもお金がかかる...そこで今回は、こんにゃくえんまを訪れた際に見つけた、“無料”で遊べる後楽園駅周辺のおすすめスポットをご紹介していきます!
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東京メトロ 後楽園駅から徒歩10分、こんにゃくえんまから徒歩5分ほどの場所にある「傳通院(でんづういん)」。この傳通院、作家の永井荷風が随筆『伝通院』の中で、「パリにノートルダムがあるように、小石川にも傳通院がある」と、ノートルダム大聖堂と並べて称賛しました。永井荷風だけでなく、夏目漱石や菊池寛など有名作家の作品にも登場しているスポットです。
小石川一帯は第二次世界大戦時、アメリカ軍の空襲により焼け野原になりました。傳通院も例外ではなく、境内のほとんどが消失してしまいました。そのため、現在の山門と本堂は戦後に再建されたものです。
江戸幕府二代将軍・徳川秀忠の娘“千姫”の墓所もある傳通院は、徳川将軍家の菩提寺。お寺のあらゆるところに徳川家の家紋である「三つ葉葵」が掲げられています。
東京メトロ 後楽園駅から徒歩1分の「文京シビックセンター」。文京シビックセンターのほとんどの階は文京区役所が入っているのですが、25階は誰でも無料で入ることができる展望ラウンジになっています!
展望ラウンジの高さは地上約105m。円形の展望ラウンジは東・西・北側が開放されており、大パノラマを望めます。南側は展望レストランになっているので、レストラン利用者のみが南側の景色を望むことができます。
展望ラウンジの営業時間は9:00〜20:30。夜には東京の煌びやかな夜景を無料で見ることができます!
東側には東京スカイツリー、西側には都庁をはじめとする新宿の高層ビル群と富士山を望むことができます。2枚目の写真でも都庁の左側にうっすらと富士山が見えます。文京シビックセンター展望ラウンジは、2004年に「関東富士見100選」にも選定されている、絶好の富士山眺望スポットです。
大パノラマの反対側にある吹き抜けは、ゲームに登場する未来都市のような光景です。
以上、後楽園駅周辺の無料で楽しめるおでかけスポットをご紹介しました! ちょっと時間が空いた時やお金を使わずに遊びたい時に、ぜひ訪れてみてくださいね!
*関連記事 >>お寺の愛称は「こんにゃくえんま」! 後楽園の「源覚寺」にこんにゃくをお供えしてきた(ライター:かずのこ)
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