「斎場御嶽」は沖縄屈指の聖地!心洗われる体験をしましょう
沖縄県南城市は、玉泉洞、ガンガラ―の谷など、琉球の祖を感じられる名所旧跡が集まる地域です。今回ご紹介するのは「斎場御嶽(せーふぁうたき)」。琉球王国最高の聖地と謳われた場所。聖地ならではの心構えや諸注意など、旅行者の目線で「斎場御嶽」をご案内します。
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この記事の目次
「斎場御嶽」とはなんでしょうか?
「御嶽(うたき)」とは、沖縄南西諸島における祭祀を執り行う「聖地」の総称です。琉球神道では神に仕えるのは女性であったので、琉球大国時代、多くは男子禁制だったそう。
その中でもこの「斎場御嶽」。「せーふぁ」は「最高位」という意味で、琉球王国の創世神「アマミキヨ」が作ったと言われ、琉球開闢伝承にも伝えられる、琉球王国最高の聖地。
15世紀から16世紀のものとされています。
古くから琉球王国の安泰と五穀豊穣を祈る祭祀が行われてきた祈りの地です。
2000年、首里城跡とともにユネスコ世界遺産にも登録されました。そう聞くだけども身が引き締まりますね…
「御嶽(うたき)」とは、沖縄南西諸島における祭祀を執り行う「聖地」の総称です。琉球神道では神に仕えるのは女性であったので、琉球大国時代、多くは男子禁制だったそう。
その中でもこの「斎場御嶽」。「せーふぁ」は「最高位」という意味で、琉球王国の創世神「アマミキヨ」が作ったと言われ、琉球開闢伝承にも伝えられる、琉球王国最高の聖地。
15世紀から16世紀のものとされています。
古くから琉球王国の安泰と五穀豊穣を祈る祭祀が行われてきた祈りの地です。
2000年、首里城跡とともにユネスコ世界遺産にも登録されました。そう聞くだけども身が引き締まりますね…
那覇市内からなら、レンタカーが便利ですが、バスもあります。筆者は公共交通機関のみで移動していたので、那覇市内からバスで行ってみました。泊まっていたホテルから近い「上泉」バス停留所から338系統に乗り、約1時間バスに揺られます。
「斎場御嶽入口」下車。そこから7、8分ほど徒歩で移動しました。
そのほか、
バスで(約1時間)
那覇空港から普天間空港線(25番)か宜野湾空港線(26番)に乗車し、「那覇バスターミナル」で下車。
「那覇バスターミナル」から東陽バス志喜屋線(38番)乗車、「斎場御嶽入口」下車
車で(約1時間30分)
那覇空港より国道332号線を進み、那覇空港入口を右折。
国道331号線を進行、明治橋交差点を右折して那覇東バイパス/国道329号線 に入る。
上間(交差点) を右折して国道329号線を直進。
与那原交差点で国道331号線を知念村向けに進む。南城市地域物産館(駐車場)
「南城市地域物産館」で入場チケットを購入しましょう。
大人(高校生以上) ¥300(税込)
小人(小・中学生) ¥150(税込)
団体 200円(※団体20名以上)
※2020年11月現在
「斎場御嶽入口」下車。そこから7、8分ほど徒歩で移動しました。
そのほか、
バスで(約1時間)
那覇空港から普天間空港線(25番)か宜野湾空港線(26番)に乗車し、「那覇バスターミナル」で下車。
「那覇バスターミナル」から東陽バス志喜屋線(38番)乗車、「斎場御嶽入口」下車
車で(約1時間30分)
那覇空港より国道332号線を進み、那覇空港入口を右折。
国道331号線を進行、明治橋交差点を右折して那覇東バイパス/国道329号線 に入る。
上間(交差点) を右折して国道329号線を直進。
与那原交差点で国道331号線を知念村向けに進む。南城市地域物産館(駐車場)
「南城市地域物産館」で入場チケットを購入しましょう。
大人(高校生以上) ¥300(税込)
小人(小・中学生) ¥150(税込)
団体 200円(※団体20名以上)
※2020年11月現在
入場の前に、まず注意事項や見どころなどを3分ほどのビデオで教えてもらえます。
・御嶽から動植物や石などを持ち出さない
・拝所を背景にした写真撮影は控えめに
・祈りをささげている人の邪魔をしない
・香炉など、神聖な石に手を触れたり、動かしたりしない
などなど…。心得ました!
個人的なアドバイスとしては、御嶽内は坂道が多く、雨など降った後は道がぬかるみます。
必ずスニーカーなど歩きやすい靴で。
なお、足場が悪いところもあるので、車椅子、ベビーカーでは入場できません。
・御嶽から動植物や石などを持ち出さない
・拝所を背景にした写真撮影は控えめに
・祈りをささげている人の邪魔をしない
・香炉など、神聖な石に手を触れたり、動かしたりしない
などなど…。心得ました!
個人的なアドバイスとしては、御嶽内は坂道が多く、雨など降った後は道がぬかるみます。
必ずスニーカーなど歩きやすい靴で。
なお、足場が悪いところもあるので、車椅子、ベビーカーでは入場できません。
いよいよ斎場御嶽の内部へ。
いきなり、急で長い坂道が続きます。あたりは熱帯の植物で覆われ、下界とは違う空気感に思わず会話も忘れます。
いきなり、急で長い坂道が続きます。あたりは熱帯の植物で覆われ、下界とは違う空気感に思わず会話も忘れます。
途中、戦争中砲弾が落ちて出来た池に出会います。こんな聖地にも構わず砲弾は落とされたのですね…。
沖縄市街にはこうして出来た穴がたくさんあったそうなのですが、埋め戻されたらしいです。
こちらはあえて人類の負の遺産として留めてあるのだそう。
沖縄市街にはこうして出来た穴がたくさんあったそうなのですが、埋め戻されたらしいです。
こちらはあえて人類の負の遺産として留めてあるのだそう。
「イビ」とは拝所、神域のことをさし、斎場御嶽には6か所のイビが存在します。
こちらは「寄満(ユインチ)」と呼ばれる場所で、イビの1つです。
貿易が盛んに行われていた当時の琉球で、世界中からの交易品が供えられていた場所だそうです。
ここに農作物や装飾品が溢れていたと思うとロマンがありますね。
こちらは「寄満(ユインチ)」と呼ばれる場所で、イビの1つです。
貿易が盛んに行われていた当時の琉球で、世界中からの交易品が供えられていた場所だそうです。
ここに農作物や装飾品が溢れていたと思うとロマンがありますね。
途中、石の上に置かれた二つの壺に出会います。
こちらもイビです。
「シキヨダユルアマガヌピー」「アマダユルアシカヌピー」という名を持つこれらの壺は、真上にある二本の鍾乳石から滴る「聖なる水」を受け止めるためのもの。
祭祀に使われるそうですが、この壺に水が溜まるまで一体どれほの時間を要するのでしょうか…。
こちらもイビです。
「シキヨダユルアマガヌピー」「アマダユルアシカヌピー」という名を持つこれらの壺は、真上にある二本の鍾乳石から滴る「聖なる水」を受け止めるためのもの。
祭祀に使われるそうですが、この壺に水が溜まるまで一体どれほの時間を要するのでしょうか…。
大きな岩が三角に重なり合った神秘的な造形に心奪われます。「三庫理(サングーイ)」と呼ばれるイビのあるこちらは、一目でここが聖地だとわかる場所です。
一瞬の闇を抜け、向こう側がこの斎場御嶽のパワースポットと呼ばれる場所です。
一瞬の闇を抜け、向こう側がこの斎場御嶽のパワースポットと呼ばれる場所です。
三角岩の門を潜り抜けた先が「久高島遥拝所」。さっきまで晴れていたのに、急に曇りだしました。台風です。そのせいであまりスッキリとは見えませんが、ここからは遠く久高島が見渡せます。
久高島は、琉球大国開闢の祖「アマミキヨ」が天から降り最初に作った地とされ、神の居るところ「ニライカナイ」に一番近い島として「神の島」と呼ばれています。琉球王国の時代、その聖なる白砂を運び斎場御嶽内に敷き詰めたそうです。
遥か昔の琉球の人たちの祈りの声が聞こえるような、自然と神聖な気持ちになれる場所です。
久高島は、琉球大国開闢の祖「アマミキヨ」が天から降り最初に作った地とされ、神の居るところ「ニライカナイ」に一番近い島として「神の島」と呼ばれています。琉球王国の時代、その聖なる白砂を運び斎場御嶽内に敷き詰めたそうです。
遥か昔の琉球の人たちの祈りの声が聞こえるような、自然と神聖な気持ちになれる場所です。
この岩は「チョウノハナ」と呼ばれる香炉で、イビのひとつ。
神聖な石ですので、触れたり、腰を掛けたり荷物を置いたりなど決してしないようにしましょう。
他にも同じようなイビがあるので気を付けて見てみましょう。
神聖な石ですので、触れたり、腰を掛けたり荷物を置いたりなど決してしないようにしましょう。
他にも同じようなイビがあるので気を付けて見てみましょう。
身も心も清められた後は……沖縄スイーツを。
やはり誘惑には勝てません。
美味しいものはやめられないですね。
斎場御嶽の入場チケットを購入した南城市地域物産にある「三矢本舗 南城市地域物産館店」では、黒糖、紅芋、パインなど色々な味のサーターアンダギーが頂けます。
やはり誘惑には勝てません。
美味しいものはやめられないですね。
斎場御嶽の入場チケットを購入した南城市地域物産にある「三矢本舗 南城市地域物産館店」では、黒糖、紅芋、パインなど色々な味のサーターアンダギーが頂けます。
こちらは揚げたて熱々のサーターアンダギーに、アイス、黒蜜、きな粉を掛けたスイーツ。
作り立ての美味しさは格別でした!
袋に入ったものは、お土産にもぴったりです。
作り立ての美味しさは格別でした!
袋に入ったものは、お土産にもぴったりです。
筆者はレンタカーは使わずに、公共交通機関のみで移動していました。
しかし、唯一この斎場御嶽から次の目的地までの公共交通機関が見当たらず…
困っていたらこんなサービスを教えてもらいました!
「おでかけなんじい」
利用方法はカンタン。
事前に電話で、自分が待っている場所、目的地を伝えて予約を取ります。
乗り合いなので、予約状況や混み具合により利用できない場合や、時間が前後する場合もありますので、必ず事前に確認しましょう。
南城市であれば一律¥500(税込)で連れて行ってもらえますから、とても便利です!
地元の方々とのおしゃべりも乗り合いタクシーならではの魅力。
しかし、唯一この斎場御嶽から次の目的地までの公共交通機関が見当たらず…
困っていたらこんなサービスを教えてもらいました!
「おでかけなんじい」
利用方法はカンタン。
事前に電話で、自分が待っている場所、目的地を伝えて予約を取ります。
乗り合いなので、予約状況や混み具合により利用できない場合や、時間が前後する場合もありますので、必ず事前に確認しましょう。
南城市であれば一律¥500(税込)で連れて行ってもらえますから、とても便利です!
地元の方々とのおしゃべりも乗り合いタクシーならではの魅力。
斎場御嶽を参拝した後は、遥か昔の琉球の人々に想いを馳せ、知らなかった琉球の歴史を知りたくなりました。
こちらから「おでかけなんじい」を利用して、「玉泉洞」、「ガンガラ―の谷」へ移動し、さらに沖縄の原始に触れてみるのはどうでしょうか。
あと筆者の体験談ですが、この後「ガンガラ―の谷」へ移動して観光し、那覇市内へ移動して、空港行きのモノレールへ乗り込んだ瞬間、土砂降りの大雨に!
雨女の筆者がお天気に守られたのも斎場御嶽へ参拝したおかげかな?と不思議な気持ちで帰路につきました。
こちらから「おでかけなんじい」を利用して、「玉泉洞」、「ガンガラ―の谷」へ移動し、さらに沖縄の原始に触れてみるのはどうでしょうか。
あと筆者の体験談ですが、この後「ガンガラ―の谷」へ移動して観光し、那覇市内へ移動して、空港行きのモノレールへ乗り込んだ瞬間、土砂降りの大雨に!
雨女の筆者がお天気に守られたのも斎場御嶽へ参拝したおかげかな?と不思議な気持ちで帰路につきました。
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※掲載されている情報は、2020年12月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。