【中央区】築地場外市場から歌舞伎座エリアを『ホテルメトロポリタン川崎』拠点に満喫！

飲食店や食料品、調理器具など約400の専門店が軒を連ねる築地場外市場。中央卸売市場が豊洲へ移動した後も、国内外の観光客が多く訪れる人気スポットとして賑わいを見せています。そんな築地場外市場のそばにあるのは、日本が誇る伝統芸能の発信地である歌舞伎座！

本記事では、築地場外市場から歌舞伎座エリアを効率よく観光できる「半日モデルコース」を紹介。半日で、日本の伝統文化を存分に満喫しましょう。

また、観光におすすめのホテルも紹介！神奈川県川崎市にある『ホテルメトロポリタン川崎』は、築地場外市場までは電車で約45分。ほかの観光地と併せての利用も便利なのがうれしいポイントです。

＼ホテルメトロポリタン川崎から築地場外市場までのアクセス（所要時間：約45分）／

• 【京急本線】京急川崎駅～東銀座駅（都営浅草線直通）

日中歌舞伎座鑑賞をする前に、グルメを堪能しておくのがおすすめ！鑑賞はもちろん、ショッピングもギャラリーも思う存分楽しみましょう。

築地といえば、海鮮グルメ！ということで、はじめに紹介するのは『海玄seagen（しーげん）』。数多くの寿司の名店がひいきにする仲卸『やま幸』の魚を使っています。上質なまぐろがお手頃価格で食べられるので、築地場外市場で人気のお店です。

撮影日にお店に到着したのは開店の15分前でしたが、すでに行列。最後尾に並び、入店したのはおよそ30分後でした。外国人観光客も多く、来店するとその人気ぶりがうかがえます。

＼おすすめメニューはこちら！／

• 究極の海玄まぐろ丼：4,000円（税込）
  3種類の部位が味わえる人気メニュー。山芋のすり流しと小鉢（この日はまぐろ大根煮）がついてきます。
• 海玄ばらちらし：3,400円（税込）
  見目麗しい華やかな丼ぶり。そのまま食べても、海苔に包んでじっくり味わってもおいしく、食べるプロセスも楽しめる1品です。

そのほか、並んでも食べられないことがあるほど人気の「ある時だけのまぐろ漬け丼」1,200円（税込）といったメニューが全5種類あります。すべてに「まぐろのコラーゲンスープ」がつくのも魅力。

海鮮と一緒に食べるごはんも粒が立っていて歯ごたえがあり、記憶に残る1皿を味わえます。行列ができているときも、並ぶ価値を感じさせてくれるおいしさです。

＼おすすめメニューはこちら！／

• まぐろ焼き 280円（税込）：十勝産小豆を使用した小倉あん
• キハダマグロ 300円（税込）：カスタードクリーム
• 中トロ 300円（税込）：小倉あん＆あんず
• クリームソーダ 600円（税込）：まぐろ焼きが入ったドリンク
• ウメスカッシュ 600円（税込）：自家製梅シロップを使用したドリンク

続いて、築地らしいスイーツがある『築地さきのや』へ向かいます。こちらは、パリッとした皮にクリームが入った「まぐろ焼き」が名物のお店。クリームソーダにも、まぐろの姿がちらり。どのメニューも“映える”スイーツです！

店先にはベンチもあります。ひと休みするのにもってこいのお店です。

築地場外市場から歌舞伎座に移動。約10分歩いただけで、街の様相ががらりと変わるのが印象的です。ここからは、歌舞伎座の「一幕見席（ひとまくみせき）」について紹介します。

「一幕見席」は、歌舞伎の好きな幕だけを選んでお手頃な値段で楽しめるシステム。通常の歌舞伎公演は昼の部、夜の部が3～4演目で構成され、通しで約4時間を要しますが、短い時間で楽しめるのが特徴です。

当日のチケット購入が可能とのことで、まずは、正面向かって左にある「一幕見席」チケット売り場で購入できます。当日券は自由席のみ、毎日10:00から販売。なお、オンラインでは前日12:00から指定席が購入可能です。自由席が20席なのに対し、指定席は70席と比較的取りやすいので、もし予定が決まっているなら、オンラインでの事前購入のほうが確実かもしれません。

演目によって価格は異なりますが、1幕につき500～1,800円で見られるので、初心者の方にもおすすめです！

鑑賞までの空き時間や鑑賞後は、地下2Fでのショッピングがおすすめです。さまざまな店舗が軒を連ね、お祭りのような風情の「木挽町広場」では歌舞伎座関連グッズや和小物、お菓子などのグッズを購入できます。

伝統芸能である歌舞伎と、古くから親しまれてきたせんべいを後世に伝えるために命名された（※）とされる「歌舞伎揚」500円（税込）～。歌舞伎座で見ると、何だか感慨深い気持ちになれます。

※"天乃屋 公式HP"参照

Z世代を中心にじわじわ人気が広がっている「ワッペン」390円（税込）は、歌舞伎座らしい和のモチーフ。封筒に入れて郵便で送れる「通信うちわ・大」660円（税込）は外国人観光客に人気の1品です。どちらも、日本らしい艶やかなデザインが目を惹きます。

ほかにも「お土産処かおみせ」では、季節の柄をあしらった「手ぬぐい」1,320円（税込）～や「歌舞伎稲荷神社の御朱印」300円（税込）～もありました。歩けば歩くほど、多種多様な商品に目移りしてしまう見ごたえあるフロアです。

いよいよ演目の時間！地下2Fからふたたび正面入り口へ戻り、向かって左手にある入口から4F「一幕見席」へ向かいます。

4F窓口（一幕見席ロビー）では、イヤホンガイド（1台500円（税込）、簡易版英語音声ガイド800円（税込）※現金のみ）のレンタルも実施。解説が入ることで、ストーリーがわかりやすくなり、ぐっと感情移入できるようになります。

写真は、4Fから舞台をのぞんだ景色。左手にある花道は一部しか見えませんが、そのほかは難なく約120分の演目を楽しみました。長唄や三味線、出囃子などの美しい音色もしっかり届き、はじめての歌舞伎を心ゆくまで堪能。この「一幕見席」は、初心者の方にもおすすめです。

歌舞伎を鑑賞したあとは、歌舞伎座タワー5Fにある「歌舞伎座ギャラリー回廊」へ行きました。無料で開放されている「屋上庭園」から「五右衛門階段」は、ぜひとも足を運んでいただきたいコースです。ビルの谷間に広がる自然を眺めながら、ホッとするひとときを過ごせます。

こちらのギャラリーの見どころの1つが、歌舞伎座の大瓦屋根を至近距離から見学できること。朱色が印象的な「五右衛門階段」で下る途中の踊り場では、ぜひ「鳳凰丸紋の瓦」に注目してみてください。

鳳凰丸紋の瓦では、右から7番目、この写真では右から2番目だけ、向きが違う「逆さ鳳凰」になっています。この丸紋をみつけられると幸せになるというジンクスもあるそうです。ぜひ注目してみてください。

「四階回廊～想い出の歌舞伎座～」では、歴代の歌舞伎座の模型や物故俳優の舞台写真が展示されています。写真は第3期（1924年～1945年）の歌舞伎座に飾られていた「国姓爺合戦」。大正から昭和初期に活躍したステンドグラス作家である小川三知氏の作品です。

こちらのフロアには、現在の第5期歌舞伎座の劇場ロビーに敷かれている、絨毯の織り見本の一部も展示。明治から今に続く歌舞伎座の歴史をさまざまな角度からなぞる、貴重な経験ができます。

ホテルメトロポリタン川崎は、銀座をはじめ東京観光の際におすすめのホテル。風情ある街並みを散歩しながら、歌舞伎座鑑賞をしたりおいしいものを食べたりと、日本の素晴らしさを実感するひとときを満喫できます。

洗練された客室に泊まり、オープンキッチンでおしゃれな朝食ビュッフェを食べれば、きっとステキな1日が始まるはず。ホテルメトロポリタン川崎を利用して、デートでも女子旅でも家族旅行でも、心ときめく旅を叶えましょう！