僕もそろそろ、銀座に行きつけのBARでも。『Ginza Bar L'aurora』

洗練された大人の街である、銀座。
“銀座で飲むこと”を一種のステータスと考えていた僕も、気がつけば銀座へ足を運ぶ機会が増えてきたような気がする。
そして次なる憧れは、銀座に行きつけのBARを作ること。
僕が求めるのは、大人の街である銀座でも、『ただいま。』と言えるような場所。

そこで今回おすすめしたいのが、銀座駅より徒歩約3分の地に建つ『Ginza Bar L'aurora』。

今回ご紹介する、『Ginza Bar L'aurora』。
銀座で行きつけのBARを探すあなたにおすすめな理由が、以下の三つ。

• 駅近・朝まで営業という高い利便性
• 肩肘張らずに過ごせる心地よさ
• 本格的な美酒を嗜めながらも、気軽に通いやすい価格設定

銀座という街に憧れを感じながらも、どこか緊張感を持ってしまっていた筆者。
そんな僕が、銀座に行きつけのBARを持つまでの経緯をお伝えします。

まず銀座で行きつけのBARを探すにあたって、立ちはだかっていた大きな壁。

ーそれは、お酒があまり詳しくないということ。

もちろんお酒は好きなのですが、BARへ通うには、お酒に関してある程度の知識が必要だと思っていたのでした。
ウイスキーといっても好きな銘柄も分からないし、メニューを見てもどのお酒がどんな味なのか等のイメージが沸かない。
そんな自分には行きつけのBARなど、まだ早いのか…。なんて。

そんな僕でも銀座に行きつけのBARができたのは、ここ『Ginza Bar L'aurora』と出会ったから。

ー普段ウイスキーを飲まれるのでしたら、まずはグレンリベット・グレンフィディック・グレンモーレンジあたりからいかがでしょうか。

ウイスキー文化研究所の主宰する“ウイスキーコニサー”といった資格を持つバーテンダーが在籍する『Ginza Bar L'aurora』。確かな知識を気さくで心地良い接客に乗せて、“自分の一杯”を探す手助けをしてくれるのです。

その中でチョイスしたのは、ザ･グレンリベット 12年 1200円（税込）。普段はハイボールを飲むことが多いので、飲み方はソーダ割で。

ーバランスが取れていて、爽やか。口に残る優しい甘みとさっぱりとした余韻。

そういえば飲食店や酒屋でも見たことのあるグレンリベット、こんなに美味しいお酒だったのか。なんて新たな発見が嬉しく、酔いが心地良い。

聞くところによると、原産地であるスコットランドにおいて、現在のように国に認められ堂々とウイスキーが販売されることになった始まりのウイスキーなのだとか。
そんな洒落も少し効いた、自分のBARデビューにぴったりのセレクトに、バーテンダーのセンスを感じることができたのでした。

一杯目のグレンリベットがそろそろ飲み終わる頃。
からん、と氷の音を聞きつけたバーテンダーが、すかさず次のドリンクの話題を振ってくれたのでした。

次の一杯は、銀座のBARで挑戦してみたかった、ショートカクテル。
お酒にそこまで詳しくないことや味の好みなど、飲みながらのコミュニケーションで伝えることができたので、思い切って“おまかせ”で注文してみることにしてみました。

小気味よいテンポでシェイクする音が、店内に響きます。
BARの醍醐味は、目の前でメイクされてゆくドリンクを眺めながら、そのお酒の味わいの理由や生い立ちなどを想像してみる、この瞬間にもあります。

そしてテイクされたのは、ギムレット。
ショートカクテルの中でも王道で、飲みやすく、奥深さのあるカクテルなのだそう。

ひと口含むと、広がるのはジンのもつキレや華やかな香り、そしてまろやかさ。ジンというと、“シャープさ”を感じるイメージを持っていた自分にとって、シェイクによる味の変化に衝撃を受けた体験でした。

ー嗚呼、美味しい。

取り繕うことなく溢れ出たその言葉に、どこか嬉しさを覚えたのでした。

銀座で行きつけのBARを作っておくと、急なデートのお誘いにも一役買ってくれます。
一軒飲んで打ち解けて、大切なのは次のお店選び。

そんな時は、『Ginza Bar L'aurora』へ足を運んでみましょう。

乾杯ドリンクは、お互いの好きな物を。
僕は“いつもの”グレンリベットを、そして彼女には旬のフルーツカクテル 1400円（税込）をオーダー。

季節によって使う果物が変わるこのカクテルですが、今回は デコポン×スパークリングカクテル といった組み合わせでした。

デコポンのもつ甘みやほのかな苦味、そして爽やかさを活かした組み合わせが、彼女に好感触のよう。

一杯目のオーダーがバッチリとハマると、二杯目へ移行しやすい。

心の中で、バーテンダーに“いいね！”を贈りたくなります。

深夜に、チョコレートをつまみにお酒を嗜む。
その魅力に気が付いたのも、ここ『Ginza Bar L'aurora』に通いはじめてから。

チョコレートだけではなく、自家製のレーズンバターやスペイン産の生ハム、パスタなど、フードメニューに関しても豊富な品揃えの『Ginza Bar L'aurora』。二軒目の利用だけでは無い、無限の可能性を秘めていそうです。

ウイスキーやカクテル、オリジナルの漬け込み酒やシャンパンなど、様々な選択肢がある『Ginza Bar L'aurora』。
ここ『Ginza Bar L'aurora』にはそれぞれに対してのこだわりを持つバーテンダーが在籍しているので、基本的にどんなジャンルのオーダーをしても安心な印象。だからこそ、“その場に応じたチョイス”が、デートにおいては大切となってくるのです。

自分よりお酒があまり得意ではない彼女には、大人のアポロ 1100円（税込）をチョイス。
その名の通り、慣れ親しんだ有名なお菓子の味をブランデー・いちごのリキュール・生クリームをベースとして再現したカクテルは、彼女の味覚にジャストミート。

ーこれ、美味しいね。ひと口飲んでみる？

カクテルが生むコミュニケーションが、ふたりの時間により濃密さを与えてくれます。

“ふたりの空間”をもっと大切にしたいパーソナルな雰囲気の時には、店内奥に構えるテーブル席もおすすめ。
バーテンダーを含めてのコミュニケーションもBARの醍醐味ですが、よりお酒の味とふたりの会話に集中できるテーブル席には、時間を忘れさせてくれる魔力が潜んでいます。

ー並んだふたつの空グラスの先には、銀座の夜に消えてゆくふたりの影。

『Ginza Bar L'aurora』での一夜が、彼女との距離をより一層近づけてくれたようでした。
ひとり飲みやデート、友人とゆっくり語りたい時など、銀座に行きつけのBARを作っておくと、何かと重宝します。
都会の真ん中で、自分にとって憩いの場所があるということは、想像していたよりももっと生活にハリを与えてくれるものでした。

初めは高いハードルだと思っていた“銀座に行きつけのBARを作る”ということは、思ったよりももっと身近で、肩肘張らずにできることでした。それは、お店選びが良かったからなのかもしれません。

緊張感や背伸びしてしまう気持ちを一旦置いておいて、皆様も是非『Ginza Bar L'aurora』へ足を運んでみてはいかがでしょうか。