A&W沖縄が3店舗でスマホ注文システムを実証実験
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
沖縄県内でチェーン展開するファストフード店「A&W沖縄」は、4月27日から、スマートフォンで事前に注文して、レジに並ばずに商品を受け取れる新サービスの実証実験を開始。まずは、名護市の名護店、うるま市のうるま安慶名(あげな)店、与那原町(よなばるちょう)のマリンタウンあがり浜店の3店舗からスタートする。
「A&W沖縄」は、日本で最も歴史のあるファストフードレストランで、国内では沖縄だけでチェーン展開をしている。沖縄県がアメリカ軍の施政下にあった1963年11月に北中城村(きたなかぐすくそん)の屋宜原(やぎばる)に1号店を開店。現在、県内に27店舗を展開する。
車に乗ったまま注文し、商品を受け取るドライブインスタイルが特徴で、一部店舗では創業当初から今も継続。約14種類のハーブエッセンスを使った炭酸飲料の「ルートビア」や、100%牛肉のパティと自家製パンで作るボリューム満点のハンバーガーは県民だけでなく、観光客からも親しまれている。
今回、そのA&W沖縄が、沖縄タイムスのスマホ注文システム「Dikitoon.com(ディキトーン・ドットコム)」と連携し、スムーズな買い物体験の実証実験を展開する。前述の3店舗からスタートし、利用客の反応を見て、店舗数を広げていくという。
利用時は、A&W沖縄のページから好きなメニューを選択。商品の受け取り方法、来店する時間、メールアドレスと氏名を入力し、クレジットカード決済(GooglePayやApplePayも利用可)をすませれば注文完了となる。あとは、指定した時間に商品を受け取りに行くだけ。
受け取りは「お持ち帰り」と「お車にお届け」の2通りで、「お持ち帰り」はテイクアウトの要領で店内にて商品を受け取り、「お車にお届け」は店舗敷地内の指定された場所に車を停めて「到着ボタン」を押すと店員が商品を車まで届けてくれる。
新型コロナウィルスの感染拡大の要因とされる“3密”を回避する手段として、注目を集めそうだ。
- シェア
- ポスト
- 保存
※掲載されている情報は、2020年11月時点の情報です。プラン内容や価格など、情報が変更される可能性がありますので、必ず事前にお調べください。