【心まで撃ち抜く】ただのバーじゃない。飲めて撃てて美味しい「The Shooting Bar 今泉」で一発決めた夜

仕事終わり。待ち合わせはいつもと同じ、大画面前。
彼女とのデートもこれで4回目。
今日こそ気持ちを伝えようと、選んだ舞台は「ザ・シューティング バー 今泉」。
行きつけのお店なんだけど、きっと女性も楽しめるはず。

そう考えていると、彼女がやってきました。相変わらず可愛いな…。
他愛ない話をしながら、一緒に「ザ・シューティング バー 今泉」へと歩いて移動します。

店名：The Shooting Bar 今泉（ザ・シューティング バー）
住所：福岡市中央区今泉1-9-19 BuLaLa 4F
電話番号︓050-5268-7800
アクセス：西鉄福岡（天神）駅南口より徒歩約5分
営業時間︓17:00～翌3:00
　　　　　※土日・祝日のランチ営業は、前日までにご予約の方のみ
定休日：不定休

着いたら、まずはカウンター席を確保。
お酒がずらりと並ぶ様子に、本物だ～っ！と声が上がりました。
バーに来るのは初めてだという彼女。
目の前でシェーカーを振るバーテンダーを、目をキラキラさせながら観察しています。

「それじゃあ、乾杯」
その声が、今宵の始まりの合図。

綺麗な色のカクテルを前に彼女はずっと可愛いと言っているけど、僕はそんな彼女の方が可愛いと思う。
今日こそ伝えるんだ。そう心に強く決めた。

時計を見ると、まだ18:30を回ったところ。
1軒目から「ザ・シューティング バー 今泉」を選んだのは、料理が美味しいから。
手始めに、お酒に合いそうなおつまみをいくつか注文していきます。

程よい歯応えとお肉の旨味が楽しめる「牛タンスモーク」は、イチオシのメニュー。
これだけであっという間にグラスが空っぽに。

「チーズが食べたい！」という彼女の声に応えて、「チーズ盛り合わせ」をオーダー。
それに合わせ、どちらも2杯目はワインをセレクトしました。

どのチーズが好みか話していると、登場したのは「エビのアヒージョ」。
「これは間違いなく美味しいじゃん！」と無類のアヒージョ好きな彼女は大興奮。
もちろん、過去のデートでリサーチ済みです。

まずはそのまま、次はパンに載せて、それからパンをオリーブオイルに浸して…。
彼女の満面の笑みが眩しい。

仕事終わり、1軒目から来ているとだけあって、お腹ペコペコの我ら。
ガッツリ系のメニューも頼みます。

食欲をそそる匂いと共に運ばれてきたのは、「サーロインステーキ」。
美しい赤身のお肉とカラフルな野菜が所狭しと並んだこちらは、彼女に言わせれば"フォトジェニック"。
すかさず写真を撮っています。

「いただきっ！」
さっきまでカメラを構えていたかと思えば、あっという間にフォークに持ち替えお肉を頬張っていました。

「ん～、ジューシー♡バーって料理も美味しいんだね！」

彼女の言葉に思わずにやり。
料理も外さない「ザ・シューティング バー 今泉」、デート先に選んで正解だった。

まだ食べられるとのことなので、「オムライス」も注文。
チキンライスの上でぷるぷると揺れる卵にフォークを入れると、ふわとろの卵が顔を現しました。

デミグラスソースと生クリームをかければ、オムライス専門店さながらの見た目。
1口食べれば、その味も本物だということが分かります。
ふわとろ卵は見た目通りの舌触り。絶妙な加減で味付けされたチキンライスとよく合います。

バーなのにメニューが豊富でどれも美味しい「ザ・シューティング バー 今泉」、本当にすごいと思う。

料理の〆はデザートで。
デザートまで抜かりないのが、「ザ・シューティング バー 今泉」を選んだ理由の1つ。

「自家製ガトーショコラ」は、滑らかな口当たりと濃いチョコレートの深みが感じられる逸品。
彼女のお気に召したようで、ほとんど食べられちゃいました（笑）

料理もお酒も美味しかった、と一息つく彼女ですが、「ザ・シューティング バー 今泉」の楽しみはここからが本題。
シューティングエリアへと腕を引くと、「私、射的すらできないよ？」と不安がる彼女。
大丈夫、手取り足取り教えていきます。

ちょっと教えただけで、様になる彼女。
「よーくターゲットを見て、狙いを定めて。」
彼女に言ったはずの言葉が、なぜか自分に言われたかのように感じたのは、きっと気のせい。

全神経を集中させて、彼女がバンッ！と撃ちました。
残念、外してしまったみたい。

何度か撃っているとコツを掴んできたようで、的に当たるようになりました。
あれだけ苦手と言っていた彼女も楽しんでいる様子。
モニターで当たった箇所を確認しながら、次の狙いを定めていきます。

今更だけど、この狭い空間に2人きりってなかなかすごい状況だよね。
意識してしまったらドキドキが止まらなくなります。

その後僕も挑戦したけど、緊張が解けず結果はズタズタ。
2人で結果を確認すると、彼女の勝ち。
僕が教えていたんだけどなあ。

罰ゲームね、と渡されたのはコカボム。
ここは腹を括るしかない、と思っていたらなぜか彼女の手にも同じグラスが。
かんぱ～い！と本日何度目かわからない乾杯をして、お互いぐいっと飲みます。

「ねえ、このお酒強い～～」
そう楽しそうに笑う彼女の手は、気付けば僕の手の中。

「ザ・シューティング バー 今泉」を出て、夜風に当たりながら福岡の街を2人で歩きます。

「バーもガンシューティングも初めてだけど楽しかった！またデートで来ようね」
そう言った彼女の手が、僕の手をぎゅっと握ります。
夜風で冷めたはずの酔いが、もう1度回ってきたかのように体が熱く感じる…。

次はいつ行こうか。
来る前より話が止まらなくなったのは、酔いのせいか、それとも。